ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5475525
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

道志山塊縦走 大川原よりムギチロ・赤鞍ヶ岳・菜畑山・道坂峠・御正体山を経て大野へ

2023年05月04日(木) ~ 2023年05月06日(土)
 - 拍手
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
48:56
距離
36.3km
登り
3,303m
下り
3,047m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:45
休憩
1:12
合計
7:57
8:26
8:30
43
9:13
9:19
35
9:54
10:05
10
10:15
10:18
7
10:25
41
11:06
30
11:36
11:51
31
12:38
11
12:49
12:50
20
13:10
13:25
20
13:45
50
14:35
14:36
15
14:51
15:04
6
15:10
15:13
36
15:49
2日目
山行
6:26
休憩
1:30
合計
7:56
5:47
8
5:55
11
6:06
29
6:35
22
6:57
7:04
9
7:13
7:22
10
7:32
11
7:43
7:58
38
8:36
8:42
58
9:40
54
10:34
20
10:54
11:47
36
12:23
28
12:51
52
13:43
3日目
山行
3:31
休憩
0:10
合計
3:41
4:55
7
5:02
16
5:18
5
5:23
28
5:51
5:57
48
6:45
17
7:02
33
7:35
7:37
32
8:33
8:35
1
8:36
ゴール地点
7:50 大川原公衆トイレ
8:27 天神峠
9:13 綱子峠
9:54 入道丸
10:18 平野峠
10:25 平野山
11:06 ムギチロ
11:49 巌道峠
12:21 池ノ上・阿夫利山分岐点
12:37 御牧戸山
12:49 大ダル
13:10 長尾
13:45 細茅ノ頭
14:36 厳道峠・道志村分岐
14:51 赤鞍ヶ岳
15:10 ウバガ岩
5:47 秋山峠
5:54 朝日山
6:06 岩殿山
6:35 岩戸ノ峰
7:00 本坂峠
7:13 ブドウ岩ノ頭
7:32 アミハリ
7:43 網場峠
8:36 菜畑山
9:40 水喰ノ頭
10:34 平沢ノ頭
11:47 今倉山
12:23 道坂峠
12:51 ガンギ沢ノ頭
4:55 岩下ノ丸
5:02 ぶどう沢峠
5:18 牧ノ沢山
5:23 マエダレノ頭
5:57 白井平分岐
6:45 御正体山
7:02 峰宮跡
7:37 菅野林道終点
8:09 菅野林道ゲート
8:35 三輪神社
8:35 御正体入口バス停
天候
過去天気図(気象庁) 2023年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
・全体を通じて迷うようなところはありませんでした。但し一般登山道にしては道標は少なく、赤テープも疎らです。
・ウバガ岩周辺は悪天候時は要注意です。
・岩殿山から菜畑山の間は頂で頻繁に方向転換します。コース外の道もあるので都度方向を確認する必要があります。
・特にムギチロ周辺や道坂峠周辺は車の騒音が酷いです。
その他周辺情報 谷村町駅前に銭湯があり、9時から営業しています。
橋本から三ヶ木行のバスは超満員。月夜野行も混んでいたが大半が焼山登山口と東野で降りた。大川原入口で降りて大川原橋を越えた。大川原橋の記念碑。
2023年05月04日 07:52撮影 by  SHG07, SHARP
5/4 7:52
橋本から三ヶ木行のバスは超満員。月夜野行も混んでいたが大半が焼山登山口と東野で降りた。大川原入口で降りて大川原橋を越えた。大川原橋の記念碑。
大川原橋。
2023年05月04日 07:52撮影 by  SHG07, SHARP
5/4 7:52
大川原橋。
大川原橋からしつこく行き止まりの警告があったが、途中でゲートが現れた。徒歩は問題無さそうなので通過。
2023年05月04日 08:01撮影 by  SHG07, SHARP
1
5/4 8:01
大川原橋からしつこく行き止まりの警告があったが、途中でゲートが現れた。徒歩は問題無さそうなので通過。
1時間程で綱子峠登山口。登山口の標識は無いが、古い石柱と東電の鉄塔標識があった。石柱は「みぎ秋山へ」と読める。
2023年05月04日 08:49撮影 by  SHG07, SHARP
5/4 8:49
1時間程で綱子峠登山口。登山口の標識は無いが、古い石柱と東電の鉄塔標識があった。石柱は「みぎ秋山へ」と読める。
綱子峠へ到着。尾根へ上がったので登りはあまり無いと思ったけど甘かった。
2023年05月04日 09:14撮影 by  SHG07, SHARP
5/4 9:14
綱子峠へ到着。尾根へ上がったので登りはあまり無いと思ったけど甘かった。
入道丸。
2023年05月04日 09:54撮影 by  SHG07, SHARP
5/4 9:54
入道丸。
平野峠。月夜野からここへ登る道は荒れているそうで、選ばなかった。
2023年05月04日 10:15撮影 by  SHG07, SHARP
5/4 10:15
平野峠。月夜野からここへ登る道は荒れているそうで、選ばなかった。
ムギチロ。蠅がうるさい。珍走車の蠅もうるさい。
2023年05月04日 11:06撮影 by  SHG07, SHARP
5/4 11:06
ムギチロ。蠅がうるさい。珍走車の蠅もうるさい。
あれが丹沢山かな。あちらは人が多そう。
2023年05月04日 11:12撮影 by  SHG07, SHARP
5/4 11:12
あれが丹沢山かな。あちらは人が多そう。
厳道峠への下り坂。
2023年05月04日 11:27撮影 by  SHG07, SHARP
5/4 11:27
厳道峠への下り坂。
厳道峠。
2023年05月04日 11:36撮影 by  SHG07, SHARP
5/4 11:36
厳道峠。
静かな天泊適地だ。
2023年05月04日 11:42撮影 by  SHG07, SHARP
5/4 11:42
静かな天泊適地だ。
厳道峠より丹沢山地を臨む。
2023年05月04日 11:53撮影 by  SHG07, SHARP
5/4 11:53
厳道峠より丹沢山地を臨む。
急坂をなんとかこなして御牧戸山へ。
2023年05月04日 12:36撮影 by  SHG07, SHARP
5/4 12:36
急坂をなんとかこなして御牧戸山へ。
長尾山。
2023年05月04日 13:09撮影 by  SHG07, SHARP
5/4 13:09
長尾山。
林道造成で登山道は分断されている。
2023年05月04日 13:32撮影 by  SHG07, SHARP
5/4 13:32
林道造成で登山道は分断されている。
細茅ノ頭付近。新緑が美しい。車の騒音さえ無ければ穏やかで楽しい登山道だ。
2023年05月04日 13:42撮影 by  SHG07, SHARP
5/4 13:42
細茅ノ頭付近。新緑が美しい。車の騒音さえ無ければ穏やかで楽しい登山道だ。
樹間から次の山が見える。赤鞍ヶ岳かな。
2023年05月04日 14:00撮影 by  SHG07, SHARP
5/4 14:00
樹間から次の山が見える。赤鞍ヶ岳かな。
1193mの無名峰手前の急坂。
2023年05月04日 14:12撮影 by  SHG07, SHARP
5/4 14:12
1193mの無名峰手前の急坂。
人は少ない。朝日山までは二人に会っただけだった。そのうちの一人の手ぶらの方は遠くからこちらを凝視、「ここで人に会うとは」と驚かれた。
2023年05月04日 14:24撮影 by  SHG07, SHARP
5/4 14:24
人は少ない。朝日山までは二人に会っただけだった。そのうちの一人の手ぶらの方は遠くからこちらを凝視、「ここで人に会うとは」と驚かれた。
やっと赤鞍ヶ岳山頂。次の朝日山(こちらも赤鞍ヶ岳)で一泊する計画だった。今のところ予定より30分早い。
2023年05月04日 14:52撮影 by  SHG07, SHARP
5/4 14:52
やっと赤鞍ヶ岳山頂。次の朝日山(こちらも赤鞍ヶ岳)で一泊する計画だった。今のところ予定より30分早い。
この山名標も可愛い。
2023年05月04日 14:52撮影 by  SHG07, SHARP
5/4 14:52
この山名標も可愛い。
ウバガ岩からの眺め。
2023年05月04日 06:11撮影 by  SHG07, SHARP
5/4 6:11
ウバガ岩からの眺め。
ウバガ岩の孤高な松。
2023年05月04日 15:13撮影 by  SHG07, SHARP
5/4 15:13
ウバガ岩の孤高な松。
ウバガ岩からの眺め。三日間で一番の眺めだった。
2023年05月04日 15:14撮影 by  SHG07, SHARP
5/4 15:14
ウバガ岩からの眺め。三日間で一番の眺めだった。
朝日山の手前に天泊適地があったのでここで一泊する。二本の樹を借りてツェルトをうまく張れた。
2023年05月04日 16:19撮影 by  SHG07, SHARP
5/4 16:19
朝日山の手前に天泊適地があったのでここで一泊する。二本の樹を借りてツェルトをうまく張れた。
朝日山山頂は目前。
2023年05月04日 16:22撮影 by  SHG07, SHARP
5/4 16:22
朝日山山頂は目前。
夕食は豪勢に大地を守る会のシャモ肉と長葱で焼き鳥。塩と山椒で味付け。
2023年05月04日 16:45撮影 by  SHG07, SHARP
5/4 16:45
夕食は豪勢に大地を守る会のシャモ肉と長葱で焼き鳥。塩と山椒で味付け。
だらだら新緑を眺めつつ呑んでは焼き鳥をつまむ。シャモ肉は流石に絶品だった。酒は重量比酒酔度を重視してスピリタスのレモンチェロ。
2023年05月04日 17:51撮影 by  SHG07, SHARP
5/4 17:51
だらだら新緑を眺めつつ呑んでは焼き鳥をつまむ。シャモ肉は流石に絶品だった。酒は重量比酒酔度を重視してスピリタスのレモンチェロ。
若い鹿に邪魔だとしつこく鳴かれながら早々に就寝。4時に起きて朝食。親子丼に昨日残しておいた焼き鳥。
2023年05月05日 04:19撮影 by  SHG07, SHARP
5/5 4:19
若い鹿に邪魔だとしつこく鳴かれながら早々に就寝。4時に起きて朝食。親子丼に昨日残しておいた焼き鳥。
全然旨そうに見えないが満足した。この親子丼は優しい味で朝食に合った。
2023年05月05日 05:17撮影 by  SHG07, SHARP
5/5 5:17
全然旨そうに見えないが満足した。この親子丼は優しい味で朝食に合った。
今日は道坂峠の先まで行く予定。登り始めてすぐ朝日山の朝日。
2023年05月05日 05:52撮影 by  SHG07, SHARP
5/5 5:52
今日は道坂峠の先まで行く予定。登り始めてすぐ朝日山の朝日。
朝日山山頂。
2023年05月05日 05:53撮影 by  SHG07, SHARP
5/5 5:53
朝日山山頂。
岩戸ノ峰。朝からアップダウンがしんどい。
2023年05月05日 06:34撮影 by  SHG07, SHARP
5/5 6:34
岩戸ノ峰。朝からアップダウンがしんどい。
本坂峠。古くから使われてきた峠かもしれない。
2023年05月05日 06:57撮影 by  SHG07, SHARP
5/5 6:57
本坂峠。古くから使われてきた峠かもしれない。
道志村へは明白な道があったが、こちらの都留市側には地形図に記載にあるものの道跡はごく薄かった。谷の真ん中を目指すつづら折れがあるようだ。
2023年05月05日 06:58撮影 by  SHG07, SHARP
5/5 6:58
道志村へは明白な道があったが、こちらの都留市側には地形図に記載にあるものの道跡はごく薄かった。谷の真ん中を目指すつづら折れがあるようだ。
葡萄岩の頭。
2023年05月05日 07:16撮影 by  SHG07, SHARP
5/5 7:16
葡萄岩の頭。
葡萄岩の頭の古い山名標。
2023年05月05日 07:16撮影 by  SHG07, SHARP
5/5 7:16
葡萄岩の頭の古い山名標。
山名標の裏から撮ったもの。左側の矢印(本坂峠)から山頂を鋭角に曲がって右側の矢印(菜畑山)へ進む。この写真の背後にも薄い踏み跡が続いており、間違いやすい。
山名標の裏から撮ったもの。左側の矢印(本坂峠)から山頂を鋭角に曲がって右側の矢印(菜畑山)へ進む。この写真の背後にも薄い踏み跡が続いており、間違いやすい。
菜畑山が見えてきた。ここまではアップダウンと方向転換があってしんどかったが、あそこまで登れば少なくなりそうだ。
2023年05月05日 07:22撮影 by  SHG07, SHARP
5/5 7:22
菜畑山が見えてきた。ここまではアップダウンと方向転換があってしんどかったが、あそこまで登れば少なくなりそうだ。
菜畑山山頂。
2023年05月05日 08:35撮影 by  SHG07, SHARP
5/5 8:35
菜畑山山頂。
西に富士山が見える。
2023年05月05日 08:36撮影 by  SHG07, SHARP
5/5 8:36
西に富士山が見える。
菜畑山山頂はのどかな風景。蠅は多い。今倉山まで二組しか出会わなかったが、人の数に比例はしないのかな。
2023年05月05日 08:38撮影 by  SHG07, SHARP
5/5 8:38
菜畑山山頂はのどかな風景。蠅は多い。今倉山まで二組しか出会わなかったが、人の数に比例はしないのかな。
都留市側にアンテナ施設があった。
2023年05月05日 08:41撮影 by  SHG07, SHARP
5/5 8:41
都留市側にアンテナ施設があった。
水喰ノ頭。
2023年05月05日 09:37撮影 by  SHG07, SHARP
5/5 9:37
水喰ノ頭。
絶景の富士山。上の枝は桜なので、咲いていれば良い写真になりそうだ。
2023年05月05日 09:45撮影 by  SHG07, SHARP
1
5/5 9:45
絶景の富士山。上の枝は桜なので、咲いていれば良い写真になりそうだ。
岩に咲くミツバツツジ。
2023年05月05日 10:05撮影 by  SHG07, SHARP
5/5 10:05
岩に咲くミツバツツジ。
なんとか登って今倉山。二日目の最高峰。
2023年05月05日 10:55撮影 by  SHG07, SHARP
5/5 10:55
なんとか登って今倉山。二日目の最高峰。
今倉山山頂。いきなり人が増えた。道坂峠と二十六夜山のコースが人気のようだった。
2023年05月05日 10:55撮影 by  SHG07, SHARP
5/5 10:55
今倉山山頂。いきなり人が増えた。道坂峠と二十六夜山のコースが人気のようだった。
昼飯は期限の切れたドライカレーを水で戻して。夏の日帰りだとチーズやトマト等の生野菜を混ぜて食べると中々いける。
2023年05月05日 11:00撮影 by  SHG07, SHARP
5/5 11:00
昼飯は期限の切れたドライカレーを水で戻して。夏の日帰りだとチーズやトマト等の生野菜を混ぜて食べると中々いける。
道坂峠へ降りる。新緑が陽に照らされて美しい。
2023年05月05日 11:55撮影 by  SHG07, SHARP
5/5 11:55
道坂峠へ降りる。新緑が陽に照らされて美しい。
ナラ枯れにかかった樹。このコースはよく手入れされているようだ。
2023年05月05日 12:10撮影 by  SHG07, SHARP
5/5 12:10
ナラ枯れにかかった樹。このコースはよく手入れされているようだ。
カシナガの掘った穴が痛々しい…
2023年05月05日 12:10撮影 by  SHG07, SHARP
5/5 12:10
カシナガの掘った穴が痛々しい…
漸く最終目的峰の御正体山が見えた。まだまだ遠い。麓からは珍走の蠅がうるさい。憂鬱になる。
2023年05月05日 12:15撮影 by  SHG07, SHARP
5/5 12:15
漸く最終目的峰の御正体山が見えた。まだまだ遠い。麓からは珍走の蠅がうるさい。憂鬱になる。
道坂峠をとっとと越えて登り返し。二日目最後の登りだ。
2023年05月05日 12:47撮影 by  SHG07, SHARP
5/5 12:47
道坂峠をとっとと越えて登り返し。二日目最後の登りだ。
岩下ノ丸手前の二重山稜に到着。そこのウッドサークルのミズナラ。立派だがもう枯れたようだ。足元にはヌタ場があった。
2023年05月05日 13:26撮影 by  SHG07, SHARP
5/5 13:26
岩下ノ丸手前の二重山稜に到着。そこのウッドサークルのミズナラ。立派だがもう枯れたようだ。足元にはヌタ場があった。
今日の宿泊は岩下ノ丸の予定だったが、まだ13時半なので先に進んで明日を楽にしようか。先に進めば車の騒音も回避できそうだが、登山地図には岩場の表記もあるし、尾根は痩せてそうで、ツェルトと言えど快適に過せるか分からない。この二重山稜はなだらかでとても快適そうだった。足もそろそろ限界だ。

ザックを降ろして岩下ノ丸手前まで登り、ツェルトを張れるか偵察してみた。重しの取れた足はまだまだ元気だったし、平地もあったが、またザックを背負って登る気にはなれず、今日は終了する事にした。コルなので日没が早そうなのでまずツェルトを張り、酒を呑みながらだらだらと過した。
2023年05月05日 14:33撮影 by  SHG07, SHARP
5/5 14:33
今日の宿泊は岩下ノ丸の予定だったが、まだ13時半なので先に進んで明日を楽にしようか。先に進めば車の騒音も回避できそうだが、登山地図には岩場の表記もあるし、尾根は痩せてそうで、ツェルトと言えど快適に過せるか分からない。この二重山稜はなだらかでとても快適そうだった。足もそろそろ限界だ。

ザックを降ろして岩下ノ丸手前まで登り、ツェルトを張れるか偵察してみた。重しの取れた足はまだまだ元気だったし、平地もあったが、またザックを背負って登る気にはなれず、今日は終了する事にした。コルなので日没が早そうなのでまずツェルトを張り、酒を呑みながらだらだらと過した。
夕飯は水で戻した白飯と中村屋の麻婆春雨とソーセージ。風が強く、アルコールストーブの炎が散ってなかなか水が沸かないうちに燃料が切れた。諦めて適当に作ったら美味しくできた。軽いし腹持ちも良い。麻婆春雨は登山食に適当だ。ただ風が強い時のアルコールストーブは見た目では威勢が良いのに結果が伴わず、要注意だ。
2023年05月05日 14:44撮影 by  SHG07, SHARP
5/5 14:44
夕飯は水で戻した白飯と中村屋の麻婆春雨とソーセージ。風が強く、アルコールストーブの炎が散ってなかなか水が沸かないうちに燃料が切れた。諦めて適当に作ったら美味しくできた。軽いし腹持ちも良い。麻婆春雨は登山食に適当だ。ただ風が強い時のアルコールストーブは見た目では威勢が良いのに結果が伴わず、要注意だ。
快適だと思ったが頂の間なので風の通り道だ。夜まで強風が続いた。登り一名、下り一名が通過した。
2023年05月05日 14:51撮影 by  SHG07, SHARP
1
5/5 14:51
快適だと思ったが頂の間なので風の通り道だ。夜まで強風が続いた。登り一名、下り一名が通過した。
都留市側から車の騒音が響く。19時頃になって雷鳴のようなものが聞こえたが、音が移動しないので花火だったかもしれない。結局熟睡できたようで、4時に起きて行動開始。辿ってきた山稜から朝日が昇った。
2023年05月06日 04:49撮影 by  SHG07, SHARP
5/6 4:49
都留市側から車の騒音が響く。19時頃になって雷鳴のようなものが聞こえたが、音が移動しないので花火だったかもしれない。結局熟睡できたようで、4時に起きて行動開始。辿ってきた山稜から朝日が昇った。
岩下ノ丸。ブレブレだ。
2023年05月06日 04:55撮影 by  SHG07, SHARP
5/6 4:55
岩下ノ丸。ブレブレだ。
御正体山が近づいてきた。
2023年05月06日 05:01撮影 by  SHG07, SHARP
5/6 5:01
御正体山が近づいてきた。
牧ノ沢山。枯れた下草は笹のようだった。
2023年05月06日 05:18撮影 by  SHG07, SHARP
5/6 5:18
牧ノ沢山。枯れた下草は笹のようだった。
愈々最終目的峰の御正体山が近い。
2023年05月06日 05:26撮影 by  SHG07, SHARP
5/6 5:26
愈々最終目的峰の御正体山が近い。
ここならツェルトも張れそうだが、早朝の爽やかな空気の中、ここまでの草原のような尾根道を歩けたのはとても良かった。車の騒音も少ない。
2023年05月06日 05:32撮影 by  SHG07, SHARP
5/6 5:32
ここならツェルトも張れそうだが、早朝の爽やかな空気の中、ここまでの草原のような尾根道を歩けたのはとても良かった。車の騒音も少ない。
登山地図にあった露岩。殆ど手を使わず登れた。
2023年05月06日 05:39撮影 by  SHG07, SHARP
5/6 5:39
登山地図にあった露岩。殆ど手を使わず登れた。
実に快適な道だ。
2023年05月06日 05:47撮影 by  SHG07, SHARP
5/6 5:47
実に快適な道だ。
白井平分岐。
2023年05月06日 05:51撮影 by  SHG07, SHARP
5/6 5:51
白井平分岐。
最後の急登が始まる。300mの標高差。正面から撮ったもの。
2023年05月06日 06:12撮影 by  SHG07, SHARP
5/6 6:12
最後の急登が始まる。300mの標高差。正面から撮ったもの。
八合目。一合目は何処だろう。
2023年05月06日 06:14撮影 by  SHG07, SHARP
5/6 6:14
八合目。一合目は何処だろう。
九合目。
2023年05月06日 06:32撮影 by  SHG07, SHARP
5/6 6:32
九合目。
山頂に着いた!やり切った。後は降りるだけだ。
2023年05月06日 06:44撮影 by  SHG07, SHARP
5/6 6:44
山頂に着いた!やり切った。後は降りるだけだ。
素敵なベンチもある。
2023年05月06日 06:44撮影 by  SHG07, SHARP
5/6 6:44
素敵なベンチもある。
コバイケイソウだそうです。
2023年05月06日 06:46撮影 by  SHG07, SHARP
5/6 6:46
コバイケイソウだそうです。
峰宮跡。急げば8:57の御正体入口発のバスに間に合いそうなので走って降りる。もう騒音から逃れたい。
2023年05月06日 07:01撮影 by  SHG07, SHARP
5/6 7:01
峰宮跡。急げば8:57の御正体入口発のバスに間に合いそうなので走って降りる。もう騒音から逃れたい。
右手の峰が菜畑山から今倉山の稜線かもしれない。
2023年05月06日 07:34撮影 by  SHG07, SHARP
5/6 7:34
右手の峰が菜畑山から今倉山の稜線かもしれない。
登山口。この林道は地理院地図には無い。
2023年05月06日 07:36撮影 by  SHG07, SHARP
5/6 7:36
登山口。この林道は地理院地図には無い。
2020年の昭文社登山地図には舗装道をショートカットする旧登山道が案内されているが、入口が不明瞭。これかな…
2023年05月06日 07:39撮影 by  SHG07, SHARP
5/6 7:39
2020年の昭文社登山地図には舗装道をショートカットする旧登山道が案内されているが、入口が不明瞭。これかな…
少し入ってみるが、踏み跡は薄い。迷ってバスを逃しても馬鹿馬鹿しいので舗装道に戻る。年喰ったかな。
2023年05月06日 07:39撮影 by  SHG07, SHARP
5/6 7:39
少し入ってみるが、踏み跡は薄い。迷ってバスを逃しても馬鹿馬鹿しいので舗装道に戻る。年喰ったかな。
舗装道もそれ程遠回りではない。路肩に踏み跡が。便乗して降りた。
2023年05月06日 07:48撮影 by  SHG07, SHARP
5/6 7:48
舗装道もそれ程遠回りではない。路肩に踏み跡が。便乗して降りた。
登山地図にあった今回唯一の水場。登山口にあってもなあ。
2023年05月06日 07:51撮影 by  SHG07, SHARP
5/6 7:51
登山地図にあった今回唯一の水場。登山口にあってもなあ。
旧登山道の入口は水場である沢の右手。
2023年05月06日 07:53撮影 by  SHG07, SHARP
5/6 7:53
旧登山道の入口は水場である沢の右手。
バス停傍の案内図。
2023年05月06日 08:34撮影 by  SHG07, SHARP
5/6 8:34
バス停傍の案内図。
バス停傍の案内図。解説部分拡大。
2023年05月06日 08:34撮影 by  SHG07, SHARP
5/6 8:34
バス停傍の案内図。解説部分拡大。
無事バスの時間に間に合った。36kmの道志山塊を踏破できた。感無量だ。谷村町駅前の銭湯で三回身体を洗った。地元の方に何処を歩いてきたかを聞かれたものの、ムギチロはおろか、奥相模湖も大川原も道志村の地名は通じなかった。
2023年05月06日 08:50撮影 by  SHG07, SHARP
5/6 8:50
無事バスの時間に間に合った。36kmの道志山塊を踏破できた。感無量だ。谷村町駅前の銭湯で三回身体を洗った。地元の方に何処を歩いてきたかを聞かれたものの、ムギチロはおろか、奥相模湖も大川原も道志村の地名は通じなかった。

感想

期間半ばになってから天気予報が好転した2023年5月の連休は、いくつかの縦走計画から道志山塊を選んだ。夏の目標に向けて身体を作らなければならないのだ。二泊三日で36kmとそこまでの距離ではないが、水場が皆無なので荷物が重くなる。コロナ禍で帰省できなかった2020年の年末に挑戦したものの、運動不足と荒天で二日目で敗退していた。

水は4.5Lを用意し、代わりに他の荷物は絞り込んで、全体で11.5kgとなった。御正体山到達を優先して前回は伏馬田から登ったコースを短縮し、大川原からとした。計画はヤマプラで作成、荷物を考慮して標準コースタイムの1.3倍とし、朝日山と岩下ノ丸でそれぞれ一泊する事にした。

行程中の感想は上記写真のキャプションに書いたので、ここでは全般的な総括を書きたい。

11.5kgというのは縦走時の荷物としては重くはないのかもしれない。それでも100〜200m程度の登りでもこたえた。後半は左肩が痛くなる事があり、普段上りでは取らない休みを何度も入れた。その度にザックを背負い直すと楽になった。パッキングの方法に問題があるかもしれない。

4.5L(うち1Lはスポドリ)と見積った水の量は適当だったようで、三日目まで不自由せず、寧ろ最後は清拭まで楽しめた。一方で燃料用アルコールは二日目夜に強風に煽られてかなり無駄にした。こちらの見積はまだまだだ。一食70-100mLは必要かもしれない。自分が呑むアルコールは更に足らなかったが、これは諦めるしかない。

コースは全体として穏やかで、岩場があってもそれ程棘々しく感じない女性的な山だと感じた。松が目立って多いのが印象に残った。特にウバガ岩に屹立する姿には惚れた。花はミツバツツジが少し残る程度だった。

登山者はとても少なかった。大川原から朝日山までは二組、今倉山までは三組。今倉山廻りは人気のようで10人近くは会った。御正体山では誰にも会わなかったが、早朝だったからだろう。

従って本来ならとても静かな山行を楽しめる筈なのだが、三日間に渡って麓から頻繁に車の騒音が響いた。仕事や生活の上での車なら許容できるが、明らかに排気音の煩い車をわざわざ山中で吹かしているのは我慢ならない。明白な環境破壊の一つであり、地元の方々も大いに迷惑されている事だろう。それもあって最終日は走って山を降りた。

荷量と行動量がトレードオフにある事を実感した山行だった。二日目の行動終了は13時半で、空身ならまだ身体は動いたので、訓練次第では二日の行程でいけるかもしれない。

いや、前言撤回。泊地に早着した後のあのだらだらとした時間の贅沢さは、やはり守りたい。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:291人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら