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Yamareco

記録ID: 5522625
全員に公開
ハイキング
近畿

馬越峠から絶景の天狗倉山、オチョボ岩

2023年05月21日(日) [日帰り]
 - 拍手
マルヒコ その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:49
距離
11.5km
登り
733m
下り
739m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:58
休憩
0:50
合計
5:48
10:57
13
11:10
11:10
3
11:13
11:14
24
11:38
11:38
4
11:42
11:42
5
11:47
11:48
39
12:27
12:31
27
12:58
13:22
6
13:28
13:28
18
13:46
13:46
15
14:01
14:02
3
14:05
14:13
2
14:15
14:21
11
14:32
14:32
20
14:52
14:52
3
14:55
14:56
8
15:04
15:04
16
15:20
15:23
50
16:13
16:14
6
16:20
16:20
17
16:37
16:37
8
16:45
ゴール地点
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
JR紀勢線尾鷲駅へ  10時45分着 南紀1号
JR相賀駅から    17時02分発 亀山行 
なおヤマレコのメニューでは電車しか入力できませんがディーゼルです。
コース状況/
危険箇所等
1 尾鷲登山口から馬越峠
石畳の良く整備された登りで特に危険箇所なし。馬越不動滝へは是非立ち寄ろう、うっそうとした参道の奥の姿かたちがきれいな滝で雰囲気がよい。
馬越公園に入ったところの道脇の展望所には展望はほとんどないが、少し登ったところの東屋の展望は抜群で尾鷲のまちが一望できる。
馬越峠にはベンチがあり、休憩の適所。
2 馬越峠から天狗倉山
少し急ではあるが良く整備された登山道を登る。山頂前に南コースと北コースの分岐があるが、どちらも山頂に行ける。南コースの途中には展望のよいところがあり、どちらかというとお薦め。我々は往路は北コース、復路は南コースを通った。
天狗倉山の山頂標は、はしごを登った大岩の上にあるが、はしごの下にも展望の良い岩場があり、小さいお子さんや高所が苦手な人は無理に岩に上らなくともと思う。
山頂からは、熊野灘や台高の山々を見渡す絶景が広がる。
3 天狗倉山からオチョボ岩往復
天狗倉山頂付近は、少し迷いやすいが、その後、道は明瞭で標識もある。
途中、NHK中継所、天狗倉山東峰(馬越山)、カンカケ山と3つのピークがあり、ロープのある急な上り下りで体力を消耗する。また、木の根が多く、踏むと滑りやすいので注意。カンカケ山を少し降りたところにオチョボ岩がある。突然、眼前に広がる熊野灘の大パノラマは感動もの。
4 天狗倉山から馬越峠
往路で山頂に行った場合、天狗倉山頂はパスすることができる。特に危険個所はない。
5 馬越峠から紀北町海山登山口
石畳の下りは滑りやすいこと極まりなく、最大の難所といってよいだろう。尾鷲のあたりは、日本一雨が多いところで、晴天でも石畳は湿っている。一部は川のように水も流れている。苔も多い。それまでの山行で疲労した足では踏ん張りがきかないので、転倒しないように慎重に降りよう。コースタイムは登りよりもむしろ多くかかることにも注意
6 海山登山口から相賀駅
銚子川沿いの舗装路歩き。途中道の駅海山にトイレ、駐車場あり
その他周辺情報 我々は、当日、松阪に宿泊し、翌日伊勢神宮を参拝させていただきました。
いかにもノスタルジックな尾鷲駅前風景です。
日本一雨のふる町と学校で教わった、尾鷲市に人生ではじめてきました。紀伊半島の南東部は非常にアクセスが悪いというのがその理由です。
いかにもノスタルジックな尾鷲駅前風景です。
日本一雨のふる町と学校で教わった、尾鷲市に人生ではじめてきました。紀伊半島の南東部は非常にアクセスが悪いというのがその理由です。
尾鷲神社
スサノオノミコトをお祀りする。この神社のお祭りである「ヤーヤ祭り」は、「日本の奇祭・天下の奇祭」として有名
尾鷲神社
スサノオノミコトをお祀りする。この神社のお祭りである「ヤーヤ祭り」は、「日本の奇祭・天下の奇祭」として有名
お馬堂の白馬像
馬は、武家社会においてとっても重要なもので、尾鷲神社にも白馬像がお祭りされている。必勝の守護神として、スポーツなどの試合の勝利や試験の合格を約束してくれる。
むむ・・白馬様がかぶっている帽子に注目!
1
お馬堂の白馬像
馬は、武家社会においてとっても重要なもので、尾鷲神社にも白馬像がお祭りされている。必勝の守護神として、スポーツなどの試合の勝利や試験の合格を約束してくれる。
むむ・・白馬様がかぶっている帽子に注目!
尾鷲神社
正面に樹齢1000年以上と言われる大クスが見える。
尾鷲神社
正面に樹齢1000年以上と言われる大クスが見える。
熊野古道は最初、馬越墓地を通っていく。
道端のヒメヒオウギ
アヤメやフリージアの仲間 大正時代に観賞用として日本に入ってきたが、生命力が強く道端に自生するようになった。
2023年05月21日 11:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/21 11:15
熊野古道は最初、馬越墓地を通っていく。
道端のヒメヒオウギ
アヤメやフリージアの仲間 大正時代に観賞用として日本に入ってきたが、生命力が強く道端に自生するようになった。
おなじみのドクダミ

2023年05月21日 11:20撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/21 11:20
おなじみのドクダミ

おなじみののイワニガナ
牧野先生は言った。雑草という名の雑草はない。
2023年05月21日 11:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/21 11:21
おなじみののイワニガナ
牧野先生は言った。雑草という名の雑草はない。
馬越峠登山口の標識
2023年05月21日 11:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/21 11:25
馬越峠登山口の標識
ヘビイチゴ
ヘビイチゴは人間が食べても体に害はないが味がなく、ぼそぼそで食用に向かない。
2023年05月21日 11:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/21 11:27
ヘビイチゴ
ヘビイチゴは人間が食べても体に害はないが味がなく、ぼそぼそで食用に向かない。
ママコノシリヌグイ 茎に棘があり、まま子のおしりをこの植物で拭く鬼母の様子から転じた名前
今なら児童虐待だとされて非難殺到の名前だが、誰が名付けたの?
答えは、牧野富太郎が標準和名としたといわれている。
2023年05月21日 11:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
5/21 11:27
ママコノシリヌグイ 茎に棘があり、まま子のおしりをこの植物で拭く鬼母の様子から転じた名前
今なら児童虐待だとされて非難殺到の名前だが、誰が名付けたの?
答えは、牧野富太郎が標準和名としたといわれている。
トキワツユクサ
昭和の初期に渡来した。繁殖力が強く外来生物法により要注意外来生物
2023年05月21日 11:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
5/21 11:29
トキワツユクサ
昭和の初期に渡来した。繁殖力が強く外来生物法により要注意外来生物
ナギの木
針葉樹の仲間であるが、葉は幅広く広葉樹のように見える。
横にベンチがあり休憩できる。
本州の南、紀伊半島でみられる木 地元六甲ではみない木
2023年05月21日 11:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/21 11:30
ナギの木
針葉樹の仲間であるが、葉は幅広く広葉樹のように見える。
横にベンチがあり休憩できる。
本州の南、紀伊半島でみられる木 地元六甲ではみない木
馬越公園までは、新緑のなか、緩やかな道を登っていく。
2023年05月21日 11:32撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/21 11:32
馬越公園までは、新緑のなか、緩やかな道を登っていく。
コシダ
今回の山行では、はじめてシダ類の観察に取り組むこととした。
2023年05月21日 11:32撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/21 11:32
コシダ
今回の山行では、はじめてシダ類の観察に取り組むこととした。
タチシノブ
非常に細かく葉が裂けており、ネットなどで調べるとタチシノブらしい。
2023年05月21日 11:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
5/21 11:34
タチシノブ
非常に細かく葉が裂けており、ネットなどで調べるとタチシノブらしい。
ベニシダ
若葉が赤いのでベニシダかな?
2023年05月21日 11:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
5/21 11:35
ベニシダ
若葉が赤いのでベニシダかな?
馬越公園に到着
鳥居をくぐり、不動滝に向かう。
2023年05月21日 11:36撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/21 11:36
馬越公園に到着
鳥居をくぐり、不動滝に向かう。
馬越不動滝
ここに至る参道がとっても雰囲気が良い。
昨日の雨で水量も多い。
2023年05月21日 11:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/21 11:38
馬越不動滝
ここに至る参道がとっても雰囲気が良い。
昨日の雨で水量も多い。
美しい滝が流れる岩肌をくりぬいた場所に、不動明王と役行者が祀られている。
2023年05月21日 11:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/21 11:39
美しい滝が流れる岩肌をくりぬいた場所に、不動明王と役行者が祀られている。
キジノオシダ
なめらかで切れ込みのない葉のシダ
これは、キジノオシダというやつかな
2023年05月21日 11:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
5/21 11:38
キジノオシダ
なめらかで切れ込みのない葉のシダ
これは、キジノオシダというやつかな
カナワラビ
これも葉の形が特徴的だ。ネットなどでみるとカナワラビというシダのようだ。
本当にシダにはいろんな種類がある。
2023年05月21日 11:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/21 11:41
カナワラビ
これも葉の形が特徴的だ。ネットなどでみるとカナワラビというシダのようだ。
本当にシダにはいろんな種類がある。
馬越公園の入口
画像奥に展望所と書かれた標識があり、左に入るとすぐ東屋があるが、木が茂っていてほとんど展望なし。
2023年05月21日 11:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/21 11:45
馬越公園の入口
画像奥に展望所と書かれた標識があり、左に入るとすぐ東屋があるが、木が茂っていてほとんど展望なし。
ヘラシダ
湿ったところに群生する、細長い単葉のシダ
苔とヘラシダの取り合わせは、わびさびの世界だ。
2023年05月21日 11:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/21 11:47
ヘラシダ
湿ったところに群生する、細長い単葉のシダ
苔とヘラシダの取り合わせは、わびさびの世界だ。
ウラジロ
もっとも普通にみられるシダ 正月の飾りに使われるシダ
2023年05月21日 11:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/21 11:50
ウラジロ
もっとも普通にみられるシダ 正月の飾りに使われるシダ
少し脇道に寄り道。赤い実がなっている。
2023年05月21日 11:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/21 11:50
少し脇道に寄り道。赤い実がなっている。
アオガネシダ
この葉のかたちはアオガネシダか
シダの同定は本当に難しい。
2023年05月21日 11:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/21 11:52
アオガネシダ
この葉のかたちはアオガネシダか
シダの同定は本当に難しい。
石畳を登っていく。
馬越峠道は、古道の中でも、美しい石畳が残っていることで有名なコース
2023年05月21日 11:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/21 11:52
石畳を登っていく。
馬越峠道は、古道の中でも、美しい石畳が残っていることで有名なコース
展望東屋
馬越公園入口の東屋と異なり、こちらの展望所は展望抜群
2023年05月21日 11:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/21 11:56
展望東屋
馬越公園入口の東屋と異なり、こちらの展望所は展望抜群
今日は、少し、雲が多いが尾鷲のまちを一望できる。
2023年05月21日 11:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/21 11:56
今日は、少し、雲が多いが尾鷲のまちを一望できる。
ハナミョウガ
今が花盛り、ピンクの花が登山道の脇に、よく咲いていた。
2023年05月21日 12:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
5/21 12:00
ハナミョウガ
今が花盛り、ピンクの花が登山道の脇に、よく咲いていた。
熊野古道が今日まで1000年以上残ってきたのは、石畳によって道の流出が防がれたためと言われる。
2023年05月21日 12:02撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/21 12:02
熊野古道が今日まで1000年以上残ってきたのは、石畳によって道の流出が防がれたためと言われる。
ハナミョウガ
熊野古道には花が少ない。今回のハイキングでみた木の花を除く野草の花はこれくらい
2023年05月21日 12:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/21 12:03
ハナミョウガ
熊野古道には花が少ない。今回のハイキングでみた木の花を除く野草の花はこれくらい
桜地蔵
かつて、このお地蔵さんの回りは、尾鷲の桜の名所だったことからこう呼ばれているそうだ。
2023年05月21日 12:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/21 12:05
桜地蔵
かつて、このお地蔵さんの回りは、尾鷲の桜の名所だったことからこう呼ばれているそうだ。
「シダの茂る石畳の道」がまさに、伊勢路のイメージ
2023年05月21日 12:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
5/21 12:06
「シダの茂る石畳の道」がまさに、伊勢路のイメージ
ベニヤマタケであれば可食
だけど・・・・キノコの自己判断はだめです。食用と間違えて毒きのこを採取する人もいて、毎年、日本各地で毒きのこによる食中毒事故が発生しています。
2023年05月21日 12:09撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/21 12:09
ベニヤマタケであれば可食
だけど・・・・キノコの自己判断はだめです。食用と間違えて毒きのこを採取する人もいて、毎年、日本各地で毒きのこによる食中毒事故が発生しています。
「発砲危険」「近くにハイキング道路あり危険」
おいおい、近くではなくここがハイキング道なのですが・・・
2023年05月21日 12:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/21 12:14
「発砲危険」「近くにハイキング道路あり危険」
おいおい、近くではなくここがハイキング道なのですが・・・
あと少しで馬越峠に到着
標高は325mに過ぎないが、石畳の登りがずっと続く、たいへんなアルバイトだった。
2023年05月21日 12:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/21 12:24
あと少しで馬越峠に到着
標高は325mに過ぎないが、石畳の登りがずっと続く、たいへんなアルバイトだった。
馬越峠にはベンチが多く置かれ、少しだけ景色を見ることができる。
2023年05月21日 12:26撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/21 12:26
馬越峠にはベンチが多く置かれ、少しだけ景色を見ることができる。
天狗倉山への登り
急な登りが続くが、道はよく整備されている。ハイカーも多い。
2023年05月21日 12:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/21 12:40
天狗倉山への登り
急な登りが続くが、道はよく整備されている。ハイカーも多い。
イワガネゼンマイかな
2023年05月21日 12:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/21 12:43
イワガネゼンマイかな
天狗倉山山頂手前の南北コースの分岐
往路は北コースを通ることにする。
2023年05月21日 12:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/21 12:50
天狗倉山山頂手前の南北コースの分岐
往路は北コースを通ることにする。
北コースから天狗倉山山頂の大岩を仰ぎ見る。
あんな大岩の上まで行くのかと思うと少し不安になる。
2023年05月21日 12:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
5/21 12:52
北コースから天狗倉山山頂の大岩を仰ぎ見る。
あんな大岩の上まで行くのかと思うと少し不安になる。
山頂直下の岩場で南コースと合流
ここも風景がよい。山頂標のある山頂へは、はしごを登って大岩(天狗岩というらしい。)の上にいかなければならず、高所恐怖症ならここを山頂と言ってよいだろう。
しかし、あの岩の先にある方位板怖くないですか・・・・
2023年05月21日 12:58撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
5/21 12:58
山頂直下の岩場で南コースと合流
ここも風景がよい。山頂標のある山頂へは、はしごを登って大岩(天狗岩というらしい。)の上にいかなければならず、高所恐怖症ならここを山頂と言ってよいだろう。
しかし、あの岩の先にある方位板怖くないですか・・・・
天狗倉山山頂522m
山頂標識ははしごを登った岩の上にある。
山頂は、岩の上だが結構広い。
2023年05月21日 13:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/21 13:01
天狗倉山山頂522m
山頂標識ははしごを登った岩の上にある。
山頂は、岩の上だが結構広い。
天狗倉山山頂からの展望
少し曇っているが、尾鷲のまちや熊野灘、台高山脈が見える。
登ってきたかいがある。
2023年05月21日 13:02撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/21 13:02
天狗倉山山頂からの展望
少し曇っているが、尾鷲のまちや熊野灘、台高山脈が見える。
登ってきたかいがある。
慎重にはしごをおりる。
登るときより、降りるときの方が緊張する。
特に岩の上から、はしごへのとりかかりは慎重に
2023年05月21日 13:16撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
5/21 13:16
慎重にはしごをおりる。
登るときより、降りるときの方が緊張する。
特に岩の上から、はしごへのとりかかりは慎重に
天狗岩の下には役行者がお祀りされている。
2023年05月21日 13:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/21 13:18
天狗岩の下には役行者がお祀りされている。
山頂から岩の間を通り、尾張トレイルに出る。
なお、この岩の間は正式なハイキング道ではない。
山頂近辺は、少し道に迷いやすい。
2023年05月21日 13:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/21 13:23
山頂から岩の間を通り、尾張トレイルに出る。
なお、この岩の間は正式なハイキング道ではない。
山頂近辺は、少し道に迷いやすい。
ヒトツバ
山頂付近の岩の上にはヒトツバというシダが群生していた。
2023年05月21日 13:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
5/21 13:23
ヒトツバ
山頂付近の岩の上にはヒトツバというシダが群生していた。
NHK受信施設 標高522m
天狗倉山を過ぎると、まったくハイカーはいない。
2023年05月21日 13:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/21 13:28
NHK受信施設 標高522m
天狗倉山を過ぎると、まったくハイカーはいない。
天狗倉山東峰(馬越山)標高520m
道標がなければ気づかないような地味な山頂

2023年05月21日 13:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/21 13:44
天狗倉山東峰(馬越山)標高520m
道標がなければ気づかないような地味な山頂

カンカケ山山頂 標高494.1m
カンカケ山の登りは急で手を使わないといけない岩登りの箇所もある。
2023年05月21日 13:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/21 13:59
カンカケ山山頂 標高494.1m
カンカケ山の登りは急で手を使わないといけない岩登りの箇所もある。
カンカケ山頂を過ぎ、少し降りて、この木橋を渡ったところがオチョボ岩
2023年05月21日 14:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/21 14:04
カンカケ山頂を過ぎ、少し降りて、この木橋を渡ったところがオチョボ岩
天狗倉山から約50分、展望のない林の中を登ったり、下ったりしたあと、突然眼前に広がる熊野灘の大パノラマは感動
2023年05月21日 14:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
5/21 14:04
天狗倉山から約50分、展望のない林の中を登ったり、下ったりしたあと、突然眼前に広がる熊野灘の大パノラマは感動
熊野灘の絶景
せっかくなのでパノラマ写真にしました。
熊野灘は荒ぶる神が住まう海で、その先には常世の国があるという。
2023年05月21日 14:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/21 14:05
熊野灘の絶景
せっかくなのでパノラマ写真にしました。
熊野灘は荒ぶる神が住まう海で、その先には常世の国があるという。
カンカケ山からの岩場の下り
2023年05月21日 14:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/21 14:18
カンカケ山からの岩場の下り
イボタノキ
モクセイの仲間
先端を垂らした筒状の白い花は銀木犀のような香りだ。
2023年05月21日 14:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/21 14:50
イボタノキ
モクセイの仲間
先端を垂らした筒状の白い花は銀木犀のような香りだ。
ガマズミ
白い花がきれいだ。くもりの日の方がカンカンに晴れた日よりも植物観察に適している。
2023年05月21日 14:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/21 14:51
ガマズミ
白い花がきれいだ。くもりの日の方がカンカンに晴れた日よりも植物観察に適している。
ウツギ
こちらも花盛り
今日は、いっぱいウツギの花を見ました。
2023年05月21日 14:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/21 14:51
ウツギ
こちらも花盛り
今日は、いっぱいウツギの花を見ました。
さきほどのウツギの木にはスイカズラのつるも巻き付いていました。イボタノキ、ガマズミ、ウツギ、スイカズラと初夏の白い花がいっぱいです。
2023年05月21日 14:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/21 14:52
さきほどのウツギの木にはスイカズラのつるも巻き付いていました。イボタノキ、ガマズミ、ウツギ、スイカズラと初夏の白い花がいっぱいです。
オチョボ岩からの帰路は、見晴らしのよいところがある南コースを選択
尾鷲の入り江がよく見えます。
2023年05月21日 14:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/21 14:59
オチョボ岩からの帰路は、見晴らしのよいところがある南コースを選択
尾鷲の入り江がよく見えます。
南コースから大岩を見上げる。
帰路は天狗倉山山頂には寄らず。
2023年05月21日 15:02撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/21 15:02
南コースから大岩を見上げる。
帰路は天狗倉山山頂には寄らず。
馬越峠に戻り、しばらくはヒノキの美林の平たんな道を歩く。
土の道は、石畳より100倍歩きやすい。
2023年05月21日 15:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/21 15:22
馬越峠に戻り、しばらくはヒノキの美林の平たんな道を歩く。
土の道は、石畳より100倍歩きやすい。
シシガシラ
真ん中に赤い胞子葉がある。
2023年05月21日 15:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/21 15:24
シシガシラ
真ん中に赤い胞子葉がある。
洗い越し
山側の水を谷側に排水する、道を流出さないための古人の知恵
2023年05月21日 15:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/21 15:28
洗い越し
山側の水を谷側に排水する、道を流出さないための古人の知恵
平たんな道はわずかの距離で、すぐ石畳の下り道となる。
濡れて、こけのついた石畳はすべりまくる。
思わず腰が引けた歩き方となる。
2023年05月21日 15:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/21 15:30
平たんな道はわずかの距離で、すぐ石畳の下り道となる。
濡れて、こけのついた石畳はすべりまくる。
思わず腰が引けた歩き方となる。
林道との交差箇所はベンチが置かれ、展望ポイントになっている。少し雲があり、残念ながら大台ケ原日出ヶ岳は見えない。
2023年05月21日 15:33撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/21 15:33
林道との交差箇所はベンチが置かれ、展望ポイントになっている。少し雲があり、残念ながら大台ケ原日出ヶ岳は見えない。
昨日までの雨の影響かハイキングコースにも水が流れているところがある。
2023年05月21日 15:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/21 15:45
昨日までの雨の影響かハイキングコースにも水が流れているところがある。
地獄の石畳
帰りの列車の時刻が気になる。足もオチョボ岩への往復で疲労しふんばりがきかない。滑りまくりながら石畳を降りる。
2023年05月21日 15:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/21 15:48
地獄の石畳
帰りの列車の時刻が気になる。足もオチョボ岩への往復で疲労しふんばりがきかない。滑りまくりながら石畳を降りる。
立派な一枚岩の石橋
2023年05月21日 15:55撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/21 15:55
立派な一枚岩の石橋
夜泣き地蔵
もともと道中の安全を祈って建立されたようですが、昨今では子どもの夜泣き疳の虫封じにも霊験あらたかな石仏として信じられている。哺乳瓶が備えられている。
2023年05月21日 15:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/21 15:56
夜泣き地蔵
もともと道中の安全を祈って建立されたようですが、昨今では子どもの夜泣き疳の虫封じにも霊験あらたかな石仏として信じられている。哺乳瓶が備えられている。
なんとか、紀北町側の登山口に下山
列車にも間に合いそうでホットする。
2023年05月21日 16:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/21 16:11
なんとか、紀北町側の登山口に下山
列車にも間に合いそうでホットする。
登山口からは、国道42号線(熊野街道)の歩道を歩く。
路側のアジサイが咲き始めている。
2023年05月21日 16:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/21 16:14
登山口からは、国道42号線(熊野街道)の歩道を歩く。
路側のアジサイが咲き始めている。
道の駅海山
トイレを借り、飲み物を購入する。
駐車場もあり、マイカー登山の場合の登山基地だ
2023年05月21日 16:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/21 16:21
道の駅海山
トイレを借り、飲み物を購入する。
駐車場もあり、マイカー登山の場合の登山基地だ
ごんべ洞門
「権兵衛が種まきゃカラスがほじくる」 の権兵衛の壁画の横を歩く。実は私たちの歩いている歩道は旧紀勢本線の廃線であり、トンネルの一部に壁画がある。
2023年05月21日 16:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/21 16:24
ごんべ洞門
「権兵衛が種まきゃカラスがほじくる」 の権兵衛の壁画の横を歩く。実は私たちの歩いている歩道は旧紀勢本線の廃線であり、トンネルの一部に壁画がある。
銚子川
大台ケ原を源流とし熊野灘へと注ぐ三重県南部の紀北町を流れる二級河川。清流
2023年05月21日 16:32撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/21 16:32
銚子川
大台ケ原を源流とし熊野灘へと注ぐ三重県南部の紀北町を流れる二級河川。清流
シラン 紫紅色の花で、もっとも一般的なシラン
相賀神社の国道沿いの土手に咲いていた。観賞用には、花の色が白色のものなどいろいろある。
2023年05月21日 16:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/21 16:38
シラン 紫紅色の花で、もっとも一般的なシラン
相賀神社の国道沿いの土手に咲いていた。観賞用には、花の色が白色のものなどいろいろある。
ダイモンジソウ
同じく相賀神社で咲いていた、白くて小さい原種系のダイモンジソウ
2023年05月21日 16:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/21 16:38
ダイモンジソウ
同じく相賀神社で咲いていた、白くて小さい原種系のダイモンジソウ
相賀駅 無人駅
JRの駅を50音順に並べたとき、「アイガ」は2番目の駅、もちろん1番目は、兵庫県の相生「アイオイ」 
2023年05月21日 16:55撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/21 16:55
相賀駅 無人駅
JRの駅を50音順に並べたとき、「アイガ」は2番目の駅、もちろん1番目は、兵庫県の相生「アイオイ」 

感想

今回は、熊野古道シリーズ第三弾 伊勢路の馬越峠(まごせとうげ)を訪れました。なお、第1弾は2020年8月の滝尻〜本宮大社、第2弾は2021年7月の小雲取越・大雲取越です。
伊勢路の馬越峠は、美しい石畳が峠道の大部分で残っており、ヒノキの美林とシダの茂る石畳が、とっても情緒があるとされ伊勢路の中でも一番人気のコースとのこと。
また、ネット情報などを調べ、ヤマレコ向きに、絶景の天狗倉山やオチョボ岩を組み合わせたコースとしました。
1 熊野古道の感想
石畳がとっても綺麗。日曜日なのにほとんどハイカーがおらず、静かな山あるきで、癒されました。熊野古道の伊勢路には、熊野三大社のような、有名観光地はありません。しかし、いにしえの熊野古道の情緒を味わうことができるのが、馬越峠の魅力であり、観光地化してほしくないと思います。(けれども、石畳は、登りだけで十分で、下りは、滑りやすく地獄でした。)
2 天狗倉山、オチョボ岩の感想
「馬越峠の延長だろう、道も同じような感じだろう」と思っていたら間違い。大きな岩が増えてくるので、手を使う道が少しあります。また、ピークをいくつも超えていくので体力を使います。天狗倉山の最後の最後では岩にかけられている梯子を登りますが、スリルがあります。けれども、そんな苦労の代償に見ることができる絶景は、疲れを吹き飛ばす価値がありました。特にオチョボ岩まで足を延ばすハイカーは少ないのですが、突然眼前に広がる熊野灘の大パノラマに感動しました。
3 植物観察の感想
馬越峠道では、ちょうどハナミョウガの花が見ごろを迎えていました。このほかナギの木など地元の六甲山では見ないいろいろな植物があったように思います。
また、天狗倉山からオチョボ岩への道中では、イボタノキ、ガマズミ、ウツギ、スイカズラなど初夏の白い花に出会うことができました。
そして、今回、特に、シダ類の観察に初挑戦したことを報告したいと思います。
シダは花が咲かない植物で人気がありませんが、本当にいろいろ種類があり奥が深いなあと思いました。ウラジロ、コシダ、ベニシダ、タチシノブ、キジノオシダ、カナワラビ、アオガネシダ、ヘラシダ、イワガネゼンマイ、ヒトツバ、シシガシラなどを見たのではないかと思いますが、何分、シダ初心者なので、間違いがあれば教えてください。

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