剣山-三嶺縦走
- GPS
- 09:46
- 距離
- 21.3km
- 登り
- 1,696m
- 下り
- 2,186m
コースタイム
- 山行
- 8:54
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 9:42
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
【名頃駐車場】ここには停めていませんが、舗装された駐車場で、4-50台停められそうです。きれいなお手洗いもあります。ここでは確認していませんが、すぐ近くの名頃バス停では電波はよく入ります。 【R438】酷道の名高いR438ですが、最も過酷らしい見ノ越から東側はまだ通ったことがありません。今回は貞光からの往復を走りました。まあ、登山口へのアプローチでよくある程度の道ですし、完全に舗装されているぶん、ましとも言えます。落石はほどほどですが、気にせずスピードを上げている車もいました。問題は、よくある山道では対向車はまずまず来ないが、この道は国道を名乗っていて、通行量も結構多いことです。行きは、夜だったら通行量も少ないだろうと思って、20時過ぎから登っていったら、途中ですれ違いは2回だけでした。帰りは、先行車がいてくれたので気が楽でした(出会い頭を気にしなくていいので)し、すれ違いも10回以下でした。ただ、これから剣山に行く車が走る時間帯だったらかなり大変だったかも知れません。 【R439】今回はタクシーで通っただけですが、かなり対向に苦労していました(タクシーは慣れているのでしょうから、平気なようでしたが)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【剣山】百名山ですし、何も問題なし。一部道が川になってたのはお愛嬌か。 【次郎笈-丸石】多少ガレていて歩きにくいので、足元注意。 【高ノ瀬】ここまで、ずっと丈の低い笹の中を歩いてきましたが、一転樹林帯に入ったり出たりします。丸石もそうでしたが、笹の中を歩く間は、踏み跡はとても明瞭です。樹林帯に入ると、やや不明瞭になりますが、それでもしっかり見えました。危険箇所はありません。 【カヤハゲ-三嶺】道の具合はこれまでと大差ないですが、傾斜が急になります。三嶺の頂上手前は鎖場がありますが、個人的には縋るべき鎖は一番下のだけだと思いました。道は明瞭ですが、白髪避難小屋のあたりで少し踏み跡が錯綜していて、正規の道と違うところを歩いてしまいました。 【名頃登山道】これまでの道にはテープは(多分)なかったし、それで道がわからないことはなかったのですが、この部分に関しては笹っぱらに踏み跡が着いているわけではないので、マーキングが多数登場しました。ただ、様々な種類のテープが貼られていて、どうも統一性がありません。固まっていたり、欲しいところになかったり。間違った方向に誘導するようなものもありました。一方、写真を撮ってありますが、木の杭にロープを通したようなものが打ち込んでありました。これの正体は登山口近くで判明するのですが、こっちは結構優秀で、途中これを頼りに歩いていました。ただ、途中から一切見られなくなったりするので、できれば今後充実させて欲しいなと感じました。道の多くはガレていて、下りでは歩きにくかったです。 |
写真
感想
妻が土曜日にいないので、仕事後自宅に帰らずそのままどこかに行ってしまおうか、そう言えば日曜日の剣山、えらく天気良さそうだし---で、剣山-三嶺の縦走計画をまた引っ張り出して再検討。ところが、台風2号の影響で近畿も大雨ですが、徳島のR482が通行止め。解除されるのを期待して途中まで向かい、駄目なら蒜山にしようと。15時前に担当部署に電話したら、「15時から解除」とのことでした。ただ、「土砂とか路肩によけたままなので、気をつけてください」とのことでした。
阿波市でお風呂に入り、酷道438を北上。幸いというか、わざと夜に走ったせいか、対向は2回だけで、特に問題なし。見ノ越第一駐車場に2130に到着。なんとなく仮眠して、カップ麺やらプリンやらを食べて2時半にスタート。
剣山頂上ヒュッテに着いた頃もまだ暗いものの、東の空がほのかに明るい。月齢14.5で、星はあまり見えない。風がびゅーびゅー吹いて寒い。夜明けをどこで迎えるか迷ってましたが、また別の時に頂上ヒュッテ泊もいいよねと思い、帰りのバスは極力逃したくないので、そのまま次郎笈へ。月明かりで足元かなり明るい。カメラの自動補正もありながら、幻想的な写真が何枚か。次郎笈頂上で日の出。ここは朝日を浴びる次郎笈の方がよかったか? まあそれは仕方ない。
さて、ここから縦走に。ただやはり長い。最初の間は調子良かったのですが、高ノ瀬あたりからダメージが積もってきて、登りが辛くなってきました。何か食べておくべきだろうと思う一方、なんだか胃にものが残っているようで、固形物を摂る気がしない。やはり獲得標高1600あたりが問題か。特に、三嶺の直前が全く足が出ない。しんどかったです。三嶺頂上はたくさんの人がおられ、しばらく情報交換。この日は徳島の高校登山大会があって、この後たくさん競技で通るのだとか。下山も長くて疲れました。
そして最後にとどめが。三好市営バスの時刻表は確認し、今日が運休でないことも押さえてあったのに、バスが来ない。問い合わせたら、土砂崩れで運休だって。1時間半待つ前に知りたかった。結局、さらに20分待ってタクシーに来て貰いました。まあ、災害はバス会社の責任でも何でもないのは頭ではわかっているのですが、早くわかっていたら、歩いた、さっさとタクシーを呼んだ、山頂で会った人に頼み込んだ、などの選択肢もあったので、ちょっともやもやします。ごめんなさい、愚痴です。ただそのこともあってか、帰りのR438も適当な先行車がいてスムーズに走れました。淡路自動車道では、制限以下で追い越し車線を走り続ける車に疲れました。
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