入笠山・大阿原湿原で白い花を楽しむ

2023年06月17日(土) [日帰り]

• GPS: 07:25
• 距離: 11.9km
• 登り: 457m
• 下り: 456m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:41
• 休憩: 1:41
• 合計: 7:22

距離 11.9km 登り 460m 下り 460m

8:45 富士見パノラマリゾートゴンドラ山頂駅
8:46 8:47 アカノラ山
8:58 入笠湿原
9:13 9:18 山彦荘
10:01 10:06 岩場コース 迂回コース分岐
10:22 10:43 入笠山
11:02 11:03 首切登山口（仏平峠）
11:07 11:14 首切清水
11:27 11:53 大阿原湿原
12:10 テイ沢分岐
12:32 12:33 テイ沢渡渉・折り返し
12:51 12:52 テイ沢分岐
13:10 大阿原湿原入口
13:14 13:16 大阿原湿原
13:28 13:32 首切清水
13:35 首切登山口（仏平峠）
14:17 14:19 御所平峠登山口
14:22 ヒュッテ入笠（旧マナスル山荘本館）
14:34 14:38 山彦荘
14:43 14:44 入笠湿原
15:05 15:25 富士見パノラマリゾートゴンドラ山頂駅
15:51 恋人の聖地
16:06 富士見パノラマリゾートゴンドラ山頂駅
16:07 ゴール地点

天候

梅雨の合間の快晴 (18°〜26°) 　

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ゴンドラ(8:00~下山最終4:30)

コース状況／危険箇所等

テイ沢は最上流の橋が2本流されていました。下流では1本崩落しいるとのことです。最上流の橋は何とか渡渉しましたが、すぐ引き返したので下流の状況はわかりません。

その他周辺情報

・ゴンドラ往復2000円(モンベル、信州オレンジ割引マップ等で200円引き)
・ゴンドラ往復チケット購入で「次回300円引き券・山野草の苗引換券・富士見町周遊割引券300円券・散策ガイドブック」付き。
・中央道、韮崎⇔須玉で工事のため対面通行規制(5/8~12月上旬)
、

写真

6/17 7:32

八ヶ岳PA。7:30でほぼ満車の混みよう。
途中、韮崎⇔須玉で工事のため対面通行規制(5/8~12月上旬)の渋滞で通過に10分かかりました。(帰りは5:30頃で渋滞15分)

6/17 7:58

7:55でチケット売り場に列ができていました。
ゴンドラは8:20で相席が復活していました。相席した方は「沢入駐車場が満車でゴンドラに切り替えた」そうです。

6/17 8:43

少し値上がりしたけれど、コロナ禍にはいろんなキャンペーンでお世話になりました。

6/17 8:40

ゴンドラから下りると、みごとな八ヶ岳。
梅雨の合間の快晴です。

6/17 8:41

ドイツスズランは終盤。

6/17 8:44

今日は山野草公園は最後にして、入笠湿原に向かいます。

6/17 8:52

いつ来ても、何回見ても、ウットリしてしまう景色です。

6/17 8:53

ニホンスズランはちょうど見頃です。

6/17 8:55

ウマノアシガタは朝の光を集めています。

6/17 8:57

アヤメ。

6/17 9:01

楽しみにしていたズミは終盤。残念。

6/17 9:05

入笠湿原は、新緑の中にレンゲツツジ・ウマノアシガタ・アヤメが彩りを添えています。

6/17 9:08

クリンソウ。

6/17 9:11

湿原から早稲田中学高校の施設方面に抜けます。
ワスレナグサかな。

6/17 9:15

山彦荘のキバナアツモリソウ。

6/17 9:19

ハルゼミの大合唱が心地よいです。
カゴメの森方向に進みます。

6/17 9:22

オオカメノキの実。

6/17 9:22

ズダヤクシュ。

6/17 9:24

サンリンソウ。

6/17 9:25

沢沿いにはサンリンソウが群生。

6/17 9:28

今年は例年より1週間遅れで来ました。かつてないほどのクリンソウの群生。1週間でピークの花が次々変わるのですね。

6/17 9:30

御所平のお花畑。続々と登っていきます。

6/17 9:31

シロバナノヘビイチゴ。

6/17 9:37

朝露のツマトリソウ。

6/17 9:39

御所平のニホンスズランも見頃です。

6/17 9:43

レンゲツツジも見頃です。

6/17 9:52

入笠山への登山道。
ツマトリソウやマイヅルソウがあちこちに咲いています。

6/17 9:53

入笠牧場の向こうに木曽駒ヶ岳。

6/17 9:59

山頂近くのズミは満開でした。
満開のズミが見れて嬉しい。

6/17 10:14

ミヤマハンショウヅル。

6/17 10:14

よく見るけど何だろう。イネ科っぽい。

6/17 10:16

山頂直下のレンゲツツジ。
ここのはオレンジ色。

6/17 10:19

オオヤマフスマ。別名ヒメタガソデソウ。
あちこちに咲いていました。

6/17 10:21

入笠山山頂は多くの人で賑わっています。
手持ち山名板が新たに設置されたようです。

6/17 10:20

南アルプス方面。富士山、鳳凰山、甲斐駒ヶ岳、鋸岳。間ノ岳は木に隠れて右端に仙丈ヶ岳。

6/17 10:22

北アルプス方面から中央アルプス。今日は劔岳、立山も見えます。

6/17 10:22

穂高、槍もクッキリハッキリ。6月にこれだけ見えるのは幸運。

6/17 10:23

木曽駒ヶ岳まだ雪があるんだ。行きたいけど滅茶混みだろうな。

6/17 10:32

360°の大展望を見ながら休憩。
冷えたジュースと八ヶ岳PAで買ったかりんとう饅頭。

6/17 10:43

さあ、大阿原湿原に向かいます。

6/17 11:12

首切清水の分岐。

6/17 11:20

足元はズミの花びらカーペット。

6/17 11:21

満開のズミ。
「入笠湿原のズミは終盤でも大阿原湿原のズミは大丈夫だろう」の予想的中です。

6/17 11:28

大阿原湿原に着きました。
これはエゾノコリンゴかな?

6/17 11:34

昼食は八ヶ岳PAで買ったおにぎり弁当。
花の蜜を求めてきたアブがこっちにも寄ってきます。

6/17 11:56

入笠山や入笠湿原に比べ、人も少なく静かな大阿原湿原。
快晴の青空に純白のズミやエゾノコリンゴ。贅沢な時間が流れています。

6/17 11:57

ズミの花吹雪の舞う中を進みます。

6/17 12:09

今日は1番目の橋まで行こうと思い、テイ沢分岐をまっすぐ進みます。

6/17 12:12

調子がよいので入笠牧場周回もいいかな、と思ってサルオガセが垂れる針葉樹を見ながら笹原を進んでいきます。

6/17 12:21

こんな倒木あったかな、と思っていると、

6/17 12:34

橋がありません！
渡渉できるかが第一だったので写真を撮ることを忘れていました。この写真は帰りに振り返って撮ったものです。

昨年10月1日の写真。
ここに橋があったようです。
現地ではどこにあったかはわかりませんでした。

6/17 12:32

なんとか渡渉しましたがかなり危うかったです。
居合わせた自然保護レンジャーの方が上流で橋2本、下流で1本流されたと教えてくれました。

6/17 12:33

渡渉したところで、この先進もうか戻ろうかと、サンリンソウを見ながら迷いましたが、この先で引き返して時間を使い、最終ゴンドラの時間のために山野草公園を散策する時間がなくなるのがいやだったので、予定どおり引き返すことにしました。数人の方が迷っていましたが、進む人も引き返す人もいました。

6/17 12:48

ここにも大きなズミの木がありました。

6/17 12:52

テイ沢分岐に戻ってきました。反時計回りに湿原を周回します。

6/17 12:53

赤いズミの蕾。
今年は無理かな、と諦めていましたが見ることができました。

6/17 12:55

ハリブキ。
花が咲いているのを見るのは初めてかな?

6/17 13:03

大きな浸食された岩のあたりまで少し登ります。

6/17 13:12

今は梅雨だということを忘れてしまいます。
気持ちの良い風の吹き渡る快晴の大阿原湿原。

6/17 13:35

首切清水から林道を行き、八ヶ岳ビューポイントに向かう登山道に入ります。登山道の両側はクリンソウのお花畑でした。

6/17 13:46

八ヶ岳ビューポイント。
BGMはハルゼミの大合唱です。

6/17 13:49

冷凍ゼリーも解凍されて食べごろ。

6/17 13:55

NHKの「ホットスポット最後の楽園」で偶然見た、サルオガセを食べる雲南省のキンシコウの姿が忘れられない・・・

6/17 14:01

鹿柵の向こうは御所平のお花畑。

6/17 14:05

ミツバツチグリ。

6/17 14:09

青空とニホンスズラン。

6/17 14:12

5時間前に撮った花(No.24/103)がグレードアップして完璧なツマトリソウになっていました。

6/17 14:17

何だろう。ソバみたいだけど…

6/17 14:18

クルマムグラ。

6/17 14:21

キバナノヤマオダマキ。
蕾はいっぱい見ましたが咲いているものは見つけられず…

6/17 14:21

ミヤマセンキュウ。

6/17 14:22

ヤマハタザオかな。

6/17 14:34

山彦荘の前から入笠湿原に入ります。

6/17 14:36

エゾムラサキ。

6/17 14:38

水芭蕉の花後。

6/17 14:39

かろうじて花びらの残っていたムラサキエンレイソウ。

6/17 14:40

ミヤマバイケイソウ。
これは蕾が付いていますが蕾のないものが目立ちました。

6/17 14:41

アヤメも見頃。

6/17 14:43

振り返って、入笠山。

6/17 14:43

入笠湿原の真ん中にあるエゾノコリンゴ。
かわいい実ができていました。

6/17 14:47

ササバギンラン。

6/17 14:47

オオアマドコロ。

6/17 14:50

入笠湿原を出て山野草公園に向かいます。

6/17 14:59

あちらこちらにマイヅルソウ。

6/17 15:00

ベニバナイチヤクソウ。

6/17 15:03

ベニドウダン。

6/17 15:15

山頂カフェは3:30まで。
楽しみにしていたルバーブソフト。
食べたら山野草公園に行きます。

6/17 15:23

富士見町周遊割引券300円券は富士見パノラマの売店では使えませんが、ゆーとろんや山彦荘マナスル山荘などで使えます。
山彦荘でお土産にそばドラを買いました。

6/17 15:27

ドイツスズラン。
奇跡的に見つけた純白品。

6/17 15:28

ノアザミ。

6/17 15:31

ニッコウキスゲの向こうに富士山・地蔵ヶ岳・観音岳。
3:30過ぎてもくっきり見えています。

6/17 15:33

グンナイフウロ。

6/17 15:44

イチヨウラン群生。

6/17 15:45

昨年整備された観賞路です。

6/17 15:48

カモメラン。

6/17 15:50

カタクリの種。

6/17 15:51

一葉蘭コーナーをずっと進んでいくと八ヶ岳展望台に出ました。

6/17 15:57

ウスバサイシン。

6/17 15:58

ヤマシャクヤク。みごとな種。

6/17 16:03

釜無ホテイアツモリソウ。

6/17 16:18

下りのゴンドラ最終は4:30。
下りのゴンドラではおしぼりサービスが復活していました。

6/17 16:49

本日のお土産。売店で買ったルバーブとスズランまつりでもらったイワカガミダマシ。
翌日ルバーブはジャムに、イワカガミダマシは植木鉢に。
隣は昨年もらったケイビランと5年前にもらったマツモトセンノウ。マツモトセンノウはずいぶん伸びたけれど、自然に生えてくるトレニアに毎年侵略されています。

撮影機器：

NIKON D7500 NIKON CORPORATION

iPhone 14 Pro Apple

iPhone 13 Apple

感想

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天気予報を見て、梅雨の晴れ間のこの週末はどこかに行こうということで、花と山の展望を期待して入笠山に行ってきました。
毎年入笠山に期待するのは「ズミ」と「富士見町の赤いルバーブ」です。
昨年より1週間おそかったので、入笠湿原のズミは終盤。でも大阿原湿原では満開のズミを見れて大満足。また予想以上のレンゲツツジやクリンソウやアヤメを楽しむことができました。
僅か1週間で花の最盛期が違うようですね。毎週でも来てみたい場所です。
テイ沢も大好きな場所ですが、先日の大雨で橋が落ちていて、現地では状況がわからなかったので、ちょっとだけ行って引き返しました。ちゃんと調べておかなければダメですね。