平ヶ岳
- GPS
- 14:26
- 距離
- 22.3km
- 登り
- 1,762m
- 下り
- 1,758m
コースタイム
- 山行
- 13:23
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 14:23
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
ヘッドランプ
携帯
時計
ストック
カメラ
|
---|
感想
百名山である以上、一度は行きたい、行かねばならないと思っていた平ヶ岳。去年、行こうと思っていて出かけたが、国道の通行止めの情報などよく調べもせずに出発して登山口に予定した時間までに辿り着けず、断念して以来二の足を踏んでいた平ヶ岳。(この時はこの時で、代わりに会津朝日岳に登ったが、山頂直下の雪渓が大変だった。)再び決意して、一番日の長い夏至の時期、梅雨の晴れ間を縫って挑戦することにした。
噂に違わず、その長いこと長いこと。この登山道の問題点一つ目は下台倉山までの尾根の急登。ロープがところどころにかけられた狭い尾根を一気に800mくらい登り切らねばならい。時間的にも普通ならこれで登頂終わり、「よく頑張りました。ご苦労様。」という感じだ。そこからしばらくは、1600から1700前後のアップダウンがうんざりするほど長く続き、そして最後に400mぐらいの池ノ岳への急登がこれでもかというほどに待ち構えている。また、一山越えるのかという気持ちになる。池ノ岳山頂間近ではややバテ気味になっていた。
登り切ってしまえば、池塘が点在するなだらか別天地が広がる。周りの山々は雲が多かったり、霞んでいたりで遠望良くなかったが、平ヶ岳の所々に残る残雪もいい感じだ。山頂に着いたのが11時頃だから、足の遅い自分には「まあ、こんなものか。」と思いつつせっかくここまできたのだからと玉子石を目指す。途中、大きな雪渓を歩かなければならないが、特にチェーンスパイク等を装着しなくても問題ないレベル。それより、その手前の谷に残る雪渓のの方が踏み抜きそうで怖かった。玉子石付近は、平ヶ岳もよく見えるし、その下に広がる池塘が点在する湿原がなんと言っても素晴らしい。
そこから、池ノ岳湿原に戻り下山を12時50頃に開始する。その頃には、天気は雲も少なくなり遠くの景色もはっきりと見えるようになってきた。最近は、年のせいか下山に不安を感じ、思った以上に時間がかかる。まあ、遅くとも5時頃には下山できるだろうとたかを括っていたが、登山口に着いたのは、6時30分頃になってしまった。無事下山できたのは良かったが、朝4時頃出発して都合14時間くらいの山行となる。ここまで行動時間がかかったのは最近ほとんど経験したことがない。
下山してから、一番不安だったのが車のガソリン問題。東京を満タンの状態で出発したが、登山口に着いた時には、メータは半分以下。ただ、辺りの暗くなったこの時間では近くにガソリンスタンドはない。しかも東北道までは120km近くある。100km以上はまだ十分に走れるだろうとは思ったがちょっと不安だ。この時間では、ゆっくり温泉に入って汗を流す気持ちの余裕もなくまずはガソリン。スマホで100km以上先にある一番近い24時間営業のガソリンスタンドを検索してそこを目指す。無事、ガソリンはなんとか持ったがやはりかなりギリギリの状態だった。結局、家に着いたのは12時近くになってた。
このことを含めれば、やはり最難関の百名山だと思った。
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