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Yamareco

記録ID: 566010
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

赤岳・横岳・硫黄岳(展望荘泊) /2014年締め括りは南八ヶ岳主稜線縦走

2014年12月27日(土) ~ 2014年12月28日(日)
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
--:--
距離
21.6km
登り
1,825m
下り
1,807m

コースタイム

1日目
山行
4:15
休憩
1:05
合計
5:20
10:30
45
美濃戸口(八ヶ岳山荘)
11:15
95
美濃戸(美濃戸山荘)
12:50
13:40
60
行者小屋
14:40
35
中岳分岐
15:15
15:30
20
赤岳
15:50
赤岳展望荘
2日目
山行
4:55
休憩
2:05
合計
7:00
7:10
35
赤岳展望荘
7:45
7:55
20
赤岳
8:15
8:30
5
赤岳展望荘
8:35
20
地蔵の頭
8:55
20
二十三夜峰
9:15
10
石尊峰
9:25
10
三叉峰
9:35
9:55
35
横岳(奥ノ院)
10:30
20
硫黄岳山荘
10:50
11:00
15
硫黄岳
11:15
11:25
35
赤岩の頭
12:00
12:40
30
赤岳鉱泉
13:10
0
堰堤広場
13:10
13:30
40
美濃戸(美濃戸山荘)
14:10
美濃戸口(八ヶ岳山荘)
GPSログ取得に失敗したため過去のログより流用し作成。
天候 27日 晴れ 風も穏やかで汗ばむような陽気
28日 晴れ 稜線部は風あり、特に地蔵の頭、大タルミで強風
過去天気図(気象庁) 2014年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
茅野〜美濃戸口間はバス /往復券1,550円
行き 9時35分茅野発、臨時便あり2台運行
帰り 14時45分美濃戸発、満席のため座れず、茅野まで立ち。30程度後に臨時便が出た様子。

美濃戸口の駐車場はほぼ満車状態。28日下山時には駐車場に入りきれず大量の自動車が路駐状態。
コース状況/
危険箇所等
1日目/12月27日
美濃戸口(八ヶ岳山荘)〜美濃戸〜行者小屋(南沢ルート)
・美濃戸までは圧雪の車道を進む。滑りやすい道だが、チェーンスパイクを使い快適に進む。
・美濃戸から行者小屋までは林間のルート、登山者に踏み均されたトレースで歩きやすい

行者小屋〜赤岳(文三郎尾根)
・行者小屋でアイゼン、ピッケル、ヘルメットを装備し山頂アタック
・スタート後しばらくは樹林帯の登り、クサリ階段はまだ見えている状態、急登だが雪が締まっていて登りやすい。
・中岳への分岐を越えると岩場の急登になるが、ルート全体に積雪があり岩が隠れて登りやすい状態なっていた

赤岳〜赤岳展望荘
・急斜の下り。雪面がしまっているのでアイゼンが良くきく

2日目/12月28日
赤岳展望荘〜赤岳(往復)
・前日に引き続き赤岳山頂へ、前日同様に雪面が締まっているのでアイゼンをきかせて進む。
・登り下りとも転倒即大怪我になるので、一歩一歩気を付けて

赤岳展望荘〜横岳
・地蔵の頭を越えて、二十三夜峰への登り。雪面のトラバース、急登があるが雪が締まっていて、トレースもしっかりついているので難なくクリア
・鉾岳、岩稜帯のトラバースは、クサリがしっかりと出ている。雪面のトラバースもトレースがしっかりとついていた
・鉾岳のトラバースを越えると、横岳までは難所はなし、三叉峰を過ぎると横岳はすぐ。

横岳〜硫黄岳
・横岳を過ぎると最後の難所の蟹のヨコばい、横岳直下のハシゴは最初の1歩が足をかけにくいので注意
・西面はクサリがでているので、クサリを使って慎重に
・東側はクサリは雪に埋まっているが、トレースがしっかりとついているので気を付けて進む。
・もう少しするとナイフリッジの先端を歩くことになるのだろう
・蟹のヨコばいを過ぎると後は難所はなし、大タルミ、硫黄岳山荘の強風地帯を越えて硫黄岳へ

硫黄岳〜赤岳鉱泉
・硫黄岳から赤松の頭までは稜線の下り
・赤松の頭直下は急斜の下り、樹林帯に入ると残りは林間のルート

赤岳鉱泉〜美濃戸口(北沢ルート)
・赤岳鉱泉でアイゼンからチェーンスパイクに交換
・北沢ルートは林間の緩やかな下り。しまったトレースを快適に下っていく


12月26日・27日は天気も良くたくさんの入山者があったせいか、トレースも締まっていて、コース全体を通じて歩きやすい状態になっていた。
難所の鉾岳の岩稜帯のトラバースや、横岳の蟹のヨコばいも難なくクリア、緊張を強いられるような場面も殆どなかった。
冬期の主稜線縦走は始めてだったが、終わってみれば夏道よりも歩きやすく、1.5倍くらいを見込んでいたコースタイムも、急いだつもりもなく80%くらいで所要時間になった。

今回はコースコンディションが良すぎたので、あまり参考にならないと思う。
転倒即滑落、大怪我という可能性のあるルートなので実際にはもっとシビアな状況での登山になるケースの方が多いと思う。
10時30分美濃戸口、八ヶ岳山荘をスタート。
冬休みに入り、天気も良いこともあり沢山の登山者。
2014年12月27日 10:31撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
12/27 10:31
10時30分美濃戸口、八ヶ岳山荘をスタート。
冬休みに入り、天気も良いこともあり沢山の登山者。
美濃戸までは車道を進む。
圧雪された雪道、途中スタックした車が立ち往生し、通行止め状態に
2014年12月27日 10:54撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
12/27 10:54
美濃戸までは車道を進む。
圧雪された雪道、途中スタックした車が立ち往生し、通行止め状態に
チェーンスパイクを使いサクサクと進み、45分程度で美濃戸山荘へ
2014年12月27日 11:17撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
12/27 11:17
チェーンスパイクを使いサクサクと進み、45分程度で美濃戸山荘へ
行きは南沢ルート
2014年12月27日 11:16撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
12/27 11:16
行きは南沢ルート
雪道はたくさんの登山者にトレースが踏みしめられていてとても歩きやすい
2014年12月27日 11:29撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
12/27 11:29
雪道はたくさんの登山者にトレースが踏みしめられていてとても歩きやすい
途中、青空に硫黄岳
2014年12月27日 11:34撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
12/27 11:34
途中、青空に硫黄岳
快調に先を進む
2014年12月27日 11:49撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
12/27 11:49
快調に先を進む
岩が隠れ均されていて、夏道よりも快適
2014年12月27日 11:55撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
12/27 11:55
岩が隠れ均されていて、夏道よりも快適
雪化粧された木々が目を楽しませてくれる。
2014年12月27日 12:21撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
1
12/27 12:21
雪化粧された木々が目を楽しませてくれる。
涸れ沢に出ると正面に赤岳
2014年12月27日 12:39撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
1
12/27 12:39
涸れ沢に出ると正面に赤岳
一度樹林帯に戻り、
2014年12月27日 12:43撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
2
12/27 12:43
一度樹林帯に戻り、
再び涸れ沢に、
ここまで来ると行者小屋はもうすぐ
2014年12月27日 12:47撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
2
12/27 12:47
再び涸れ沢に、
ここまで来ると行者小屋はもうすぐ
2時間半程度で行者小屋に到着。
2014年12月27日 12:56撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
2
12/27 12:56
2時間半程度で行者小屋に到着。
13時行者小屋で、アイゼン、ピッケル、ヘルメットを装備し、赤岳山頂へスタート
2014年12月27日 12:56撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
1
12/27 12:56
13時行者小屋で、アイゼン、ピッケル、ヘルメットを装備し、赤岳山頂へスタート
硫黄岳への分岐
2014年12月27日 13:47撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
1
12/27 13:47
硫黄岳への分岐
しばらくは樹林帯を進む
2014年12月27日 13:55撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
12/27 13:55
しばらくは樹林帯を進む
クサリ、階段はでている。
雪もしまっていて登りやすい
2014年12月27日 14:08撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
1
12/27 14:08
クサリ、階段はでている。
雪もしまっていて登りやすい
稜線出ても風は穏やか、気持ちイイ登りが続く
2014年12月27日 14:14撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
3
12/27 14:14
稜線出ても風は穏やか、気持ちイイ登りが続く
横岳、硫黄岳方面へは明日チャレンジ
2014年12月27日 14:15撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
1
12/27 14:15
横岳、硫黄岳方面へは明日チャレンジ
中岳、硫黄岳
少し陽が低くなってきた
2014年12月27日 14:15撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
1
12/27 14:15
中岳、硫黄岳
少し陽が低くなってきた
登ってきたルート
ここまでは快調
2014年12月27日 14:25撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
12/27 14:25
登ってきたルート
ここまでは快調
中岳への分岐が見えてくる
2014年12月27日 14:33撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
1
12/27 14:33
中岳への分岐が見えてくる
中岳への分岐から赤岳
2014年12月27日 14:45撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
1
12/27 14:45
中岳への分岐から赤岳
同じく中岳、阿弥陀岳
阿弥陀岳は今回はパス、いつか積雪期に登ってみたい
2014年12月27日 14:41撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
3
12/27 14:41
同じく中岳、阿弥陀岳
阿弥陀岳は今回はパス、いつか積雪期に登ってみたい
同じく横岳、硫黄岳方面
2014年12月27日 14:41撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
2
12/27 14:41
同じく横岳、硫黄岳方面
キレットへの分岐
キレット方面へはトレースなし
2014年12月27日 14:52撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
2
12/27 14:52
キレットへの分岐
キレット方面へはトレースなし
岩場が埋まっていて登りやすい
2014年12月27日 14:56撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
1
12/27 14:56
岩場が埋まっていて登りやすい
まだ、クサリもしっかりと出ている
2014年12月27日 14:59撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
1
12/27 14:59
まだ、クサリもしっかりと出ている
時間が遅いせいか行者小屋以降見かけた登山者は一人のみ
2014年12月27日 15:05撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
2
12/27 15:05
時間が遅いせいか行者小屋以降見かけた登山者は一人のみ
振り返って登ってきたルート
しっかりと雪がついていて12月として多い積雪量
2014年12月27日 15:09撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
2
12/27 15:09
振り返って登ってきたルート
しっかりと雪がついていて12月として多い積雪量
竜頭峰、キレットへの分岐
赤岳へは左、もうすぐ山頂
2014年12月27日 15:10撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
12/27 15:10
竜頭峰、キレットへの分岐
赤岳へは左、もうすぐ山頂
15時15分、赤岳山頂
青空を背景に、いつもの標識
2014年12月27日 15:16撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
4
12/27 15:16
15時15分、赤岳山頂
青空を背景に、いつもの標識
権現と南アルプス
2014年12月27日 15:16撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
2
12/27 15:16
権現と南アルプス
富士山
2014年12月27日 15:20撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
2
12/27 15:20
富士山
北峰から山頂
陽が低くなってきている
2014年12月27日 15:29撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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12/27 15:29
北峰から山頂
陽が低くなってきている
本日の宿泊地、赤岳展望荘へ最後の下り
2014年12月27日 15:29撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
1
12/27 15:29
本日の宿泊地、赤岳展望荘へ最後の下り
16時前に展望荘に到着
本日は、快晴、微風で最高のコンディションだった。
2014年12月27日 15:49撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
3
12/27 15:49
16時前に展望荘に到着
本日は、快晴、微風で最高のコンディションだった。
日没前の富士山と赤岳
2014年12月27日 16:33撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
3
12/27 16:33
日没前の富士山と赤岳
夕食前に夕陽を鑑賞
2014年12月27日 16:32撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
3
12/27 16:32
夕食前に夕陽を鑑賞
日没後、赤岳と月
2014年12月27日 16:46撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
1
12/27 16:46
日没後、赤岳と月
赤岳展望荘、秘密基地っぽい客室への通路
2014年12月27日 20:23撮影 by  iPhone 6, Apple
1
12/27 20:23
赤岳展望荘、秘密基地っぽい客室への通路
1階、個室前の廊下
宿泊客は基本個室泊まり、この日は空室もあり
2014年12月27日 20:23撮影 by  iPhone 6, Apple
1
12/27 20:23
1階、個室前の廊下
宿泊客は基本個室泊まり、この日は空室もあり
3人部屋の個室
2段ベット+シングルベット、山小屋としては広々快適に就寝。
2014年12月28日 07:01撮影 by  iPhone 6, Apple
1
12/28 7:01
3人部屋の個室
2段ベット+シングルベット、山小屋としては広々快適に就寝。
翌朝、朝食後のご来光を鑑賞
今朝は風が強い、日の出を待っている時間が少々ツラい
2014年12月28日 06:57撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
5
12/28 6:57
翌朝、朝食後のご来光を鑑賞
今朝は風が強い、日の出を待っている時間が少々ツラい
薄らと赤く染まる赤岳
2014年12月28日 06:57撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
8
12/28 6:57
薄らと赤く染まる赤岳
二十三夜峰方面も朝日に染まっている
2014年12月28日 06:57撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
4
12/28 6:57
二十三夜峰方面も朝日に染まっている
7時過ぎ、昨日に続き、再び赤岳山頂を目指す
2014年12月28日 08:07撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
1
12/28 8:07
7時過ぎ、昨日に続き、再び赤岳山頂を目指す
青空に赤岳の標識
風はあるものの本日も快晴、青空が広がる
2014年12月28日 07:47撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
1
12/28 7:47
青空に赤岳の標識
風はあるものの本日も快晴、青空が広がる
富士山もはっきりと見える
2014年12月28日 07:50撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
1
12/28 7:50
富士山もはっきりと見える
権現とその向こうの南アルプスも
2014年12月28日 07:51撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
3
12/28 7:51
権現とその向こうの南アルプスも
山頂の景色を楽しんで、小休憩の後、8時30分展望荘をスタート
2014年12月28日 08:30撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
1
12/28 8:30
山頂の景色を楽しんで、小休憩の後、8時30分展望荘をスタート
地蔵尾根から横岳、硫黄岳への主稜線方面
積雪期の主稜線縦走は初めて、天気、コースコンディションは最高の状態でテンションが上がる
2014年12月28日 08:34撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
2
12/28 8:34
地蔵尾根から横岳、硫黄岳への主稜線方面
積雪期の主稜線縦走は初めて、天気、コースコンディションは最高の状態でテンションが上がる
最初の難所、二十三夜訪の登りルート
急斜面だがトレースはっきり、雪もしまっている
2014年12月28日 08:38撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
2
12/28 8:38
最初の難所、二十三夜訪の登りルート
急斜面だがトレースはっきり、雪もしまっている
トラバース、急登もサクサクと進んでいける
夏道より歩きやすいかも
2014年12月28日 08:51撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
1
12/28 8:51
トラバース、急登もサクサクと進んでいける
夏道より歩きやすいかも
振り返って
赤岳、中岳、阿弥陀岳の雪景色がキレイ
2014年12月28日 08:54撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
2
12/28 8:54
振り返って
赤岳、中岳、阿弥陀岳の雪景色がキレイ
急登でも要所のクサリはまだ出ている
2014年12月28日 09:03撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
2
12/28 9:03
急登でも要所のクサリはまだ出ている
次の難所は鉾岳、岩場のトラバース
2014年12月28日 09:00撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
3
12/28 9:00
次の難所は鉾岳、岩場のトラバース
ここもまだクサリが出ているので、感覚的には夏場と変わらない
岩場にアイゼンを引っ掛けないよう注意しながら下っていく
2014年12月28日 09:04撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
2
12/28 9:04
ここもまだクサリが出ているので、感覚的には夏場と変わらない
岩場にアイゼンを引っ掛けないよう注意しながら下っていく
雪面のトラバース、
雪が締まっているので特に危険は感じなかった
2014年12月28日 09:06撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
4
12/28 9:06
雪面のトラバース、
雪が締まっているので特に危険は感じなかった
とは言え、落ちたら洒落にならないので、ピッケルを使いながら気を付けて進む。
2014年12月28日 09:10撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
4
12/28 9:10
とは言え、落ちたら洒落にならないので、ピッケルを使いながら気を付けて進む。
難所のトラバースを過ぎて、少々景色を楽しむ
2014年12月28日 09:15撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
3
12/28 9:15
難所のトラバースを過ぎて、少々景色を楽しむ
少々風はあるものの、雪山としては快適すぎるくらいのコンディション
2014年12月28日 09:17撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
2
12/28 9:17
少々風はあるものの、雪山としては快適すぎるくらいのコンディション
三叉峰
杣添尾根への分岐、杣添尾根からははっきりとしたトレースがついている
2014年12月28日 09:24撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
12/28 9:24
三叉峰
杣添尾根への分岐、杣添尾根からははっきりとしたトレースがついている
横岳への最後のアプローチ
気持ちいのいい稜線
2014年12月28日 09:27撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
3
12/28 9:27
横岳への最後のアプローチ
気持ちいのいい稜線
横岳直前のハシゴ
2014年12月28日 09:36撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
1
12/28 9:36
横岳直前のハシゴ
横岳に到着
横岳山頂は風がなく、暖かだったのでしばらくのんびりと休憩
2014年12月28日 09:53撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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12/28 9:53
横岳に到着
横岳山頂は風がなく、暖かだったのでしばらくのんびりと休憩
赤岳から横岳への稜線
2014年12月28日 09:54撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
1
12/28 9:54
赤岳から横岳への稜線
最後の目的地の硫黄岳
2014年12月28日 10:01撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
1
12/28 10:01
最後の目的地の硫黄岳
最後の難所、横岳直下、蟹のヨコばい
西側斜面のクサリはしっかりと出ている
2014年12月28日 10:06撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
3
12/28 10:06
最後の難所、横岳直下、蟹のヨコばい
西側斜面のクサリはしっかりと出ている
東側のクサリは雪に隠れているがトレースがしっかりとあるので、トレース伝いに進む
2014年12月28日 10:10撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
3
12/28 10:10
東側のクサリは雪に隠れているがトレースがしっかりとあるので、トレース伝いに進む
横岳の難所を過ぎるとあとは硫黄岳を目指すのみ
2014年12月28日 10:20撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
1
12/28 10:20
横岳の難所を過ぎるとあとは硫黄岳を目指すのみ
大タルミ、硫黄岳山荘の近辺は風の通り道
強風注意!
2014年12月28日 10:32撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
12/28 10:32
大タルミ、硫黄岳山荘の近辺は風の通り道
強風注意!
硫黄岳の広い山頂
天狗に北横、蓼科と北八ヶ岳の山々
2014年12月28日 10:53撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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12/28 10:53
硫黄岳の広い山頂
天狗に北横、蓼科と北八ヶ岳の山々
赤岳から横岳を経て歩いてきた稜線
風が強く雪が舞いあがる
2014年12月28日 10:58撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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12/28 10:58
赤岳から横岳を経て歩いてきた稜線
風が強く雪が舞いあがる
迫力の爆裂火口
2014年12月28日 10:59撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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12/28 10:59
迫力の爆裂火口
赤岩の頭から硫黄岳を振り返る
2014年12月28日 11:16撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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12/28 11:16
赤岩の頭から硫黄岳を振り返る
赤岩の頭から南八ヶ岳主稜線の山々
冬期は初めての縦走、コンディションに恵まれ、冬山とは思えない快適さ
2014年12月28日 11:13撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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12/28 11:13
赤岩の頭から南八ヶ岳主稜線の山々
冬期は初めての縦走、コンディションに恵まれ、冬山とは思えない快適さ
赤岩の頭から雪面を下る
樹氷越しに赤岳
2014年12月28日 11:21撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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12/28 11:21
赤岩の頭から雪面を下る
樹氷越しに赤岳
赤岳鉱泉への下りルート
樹林帯を下っていく
2014年12月28日 11:24撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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12/28 11:24
赤岳鉱泉への下りルート
樹林帯を下っていく
12時、予定時間よりだいぶ早く赤岳鉱泉に到着
2014年12月28日 11:55撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
12/28 11:55
12時、予定時間よりだいぶ早く赤岳鉱泉に到着
赤岳鉱泉にはたくさんの登山者
なんとなく落ち着かなかったので簡単に昼食をすませ帰路に就く
2014年12月28日 12:39撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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12/28 12:39
赤岳鉱泉にはたくさんの登山者
なんとなく落ち着かなかったので簡単に昼食をすませ帰路に就く
北沢ルートを雪景色を楽しみながら下っていく
2014年12月28日 12:52撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
12/28 12:52
北沢ルートを雪景色を楽しみながら下っていく
あっという間に堰堤広場
2014年12月28日 13:08撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
12/28 13:08
あっという間に堰堤広場
堰堤広場から先も均された雪道
2014年12月28日 13:12撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
12/28 13:12
堰堤広場から先も均された雪道
美濃戸山荘
ここまで1時間、たぶん過去最短時間で下山
2014年12月28日 13:33撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
12/28 13:33
美濃戸山荘
ここまで1時間、たぶん過去最短時間で下山
14時10分、予定よりだいぶ早く美濃戸口に到着
八ヶ岳山荘で少し慌ただしく風呂に入り、14時45分のバスで茅野へ
2014年12月28日 14:12撮影 by  NIKON D70s, NIKON CORPORATION
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12/28 14:12
14時10分、予定よりだいぶ早く美濃戸口に到着
八ヶ岳山荘で少し慌ただしく風呂に入り、14時45分のバスで茅野へ

装備

個人装備
ザック
1
ストック
1
ピッケル
1
アイゼン
1
チェーンスパイク
1
ヘッドランプ
1
ストーブ
1
カートリッジ
1
ライター
1
コッヘル
1
カトラリー
1
水筒
1
食糧
2
携行食
1
ニット帽
1
バラクラバ
1
アウター
1
ミドルウェア
1
パンツ
1
フリース上下
1
アンダー
2
靴下
2
グローブ
1
タオル
2
サングラス
1
ゴーグル
1
ヘルメット
1
カメラ
1
地図
1
コンパス
1
GPS
1
予備電池
1
エマージェンシーシート
1
ファーストエイドキット
携帯電話
健康保険証/運転免許証

感想

2014年締め括りは、積雪期初めての南八ヶ岳主稜線縦走。

出発前の天候チェックから27日、28日は好天予報で期待は高まる。
27日は電車とバスを乗り継いで美濃戸口まで、
バスは臨時便が出て2台、八ヶ岳山荘前の駐車場も見たことがないほど多くの車が停まっている。

27日は美濃戸から南沢ルートで行者小屋、そこから文三郎尾根で赤岳山頂、赤岳展望荘まで下りて小屋泊の予定。

賑わっている八ヶ岳山荘を10時30分スタート。
行者小屋まではチェーンスパイクを利用、踏みしめられた雪道を快調に進んでいく。美濃戸からの雪道も踏みしめられたトレースで夏道より歩きやすく、気付けば2時間半程度で行者小屋に到着。
行者小屋で軽く昼食、アイゼン、ピッケル、ヘルメットを装着して山頂へ向かう。
今回は16時までに展望荘到着のつもりで比較的ゆっくり、それでも夏場のザレた岩場や、だらだらと長い階段より、適度にしまって雪道のほうが登りやすく、ほぼコースタイム通りで山頂到着。
山頂直下の岩場もところどころ足場が狭く注意したほうがいいかな...と思う所もあったが、いつもより気楽に登れてしまった。
時間が遅かったせいもあり山頂に人は少なく、晴天の中、山頂からの景色を楽しむ。

山頂の景色を堪能した後は、宿泊地の赤岳展望荘へ。
27日は聞いたところによると6〜70名程度の宿泊客で、冬休みにも関わらずそれ程の混雑はしていなかった。
泊まりも3人部屋個室でゆったり、食事もバイキング形式でたっぷり、セルフサービスでコーヒーとお汁粉と至れり尽せり。
山小屋にはあまり良い印象がなく、泊まりはテントメインだったが少し考えが変わった。

28日は今回の山行のメイン、初めての積雪期主稜線縦走。
暖かい布団でゆっくりと眠り、朝食をしっかりと取った後、まずはご来光鑑賞。
昨日より風は強いものの、引き続きの晴天。朝陽に富士山、薄らと赤く染まる赤岳の姿を堪能。
ご来光の後は主稜線縦走に出発する前に、ザックを展望荘に置いて、空身での赤岳山頂ピストン。
昨日に引き続き山頂までの登りは雪面は締まっていてサクサクと登れ、30分程度で山頂へ、
山頂には他の人影はなし、しばらく360度の大パノラマを独り占め。
権現岳と南アルプス、阿弥陀岳、この後歩いていく横岳、硫黄岳への主稜線、その向こうに北八ヶ岳の山々。
何度も見ている景色だが、いつみても素晴らしい絶景。

山頂で景色を堪能した後は、展望荘でコーヒーを飲みながら所休止、
8時30分に展望荘をスタートし、いよいよ主稜線の縦走へ

主稜線へのルートも歩いている人が多く、踏みしめられたトレースで歩きやすい。
最初の二十三夜峰の急登も難なくクリア、続く鉾岳の岩稜帯のトラバースもクサリがしっかりと出ていて、夏道と比べ特に難易度が上がっているということはなく、順調に足が進んでいく。
横岳でのんびり休憩した後は、難所の蟹のヨコばいへ、
下り階段の取付きが少し注意が必要なくらいで、西側はクサリがしっかりと出ていて、東側はトレースがしかっりあり、ここもあっさりと通過。

横岳を過ぎると最後の目的地の硫黄岳、途中大タルミの強風は予想通りだったが、天気が良いとそれ程苦にもならない。
硫黄岳の広々とした山頂で景色を堪能し、赤岩の頭で主稜線は終了。
赤岩の頭から見渡せる赤岳から中岳、硫黄岳への稜線の展望は、歩いてきたルートがすべて見渡せるので、キレイというだけでなく印象深いものだった。

主稜線を下った後も、赤岳鉱泉への樹林帯のルート、沢沿いを歩く、北沢ルートと最後まで雪景色を楽しむことができた。

気に入った景色や、後々の参考になりそうなところを写真におさめつつ、晴天と夏場より歩きやすいと思うくらいのコースコンディションの中、夏場より快適な山行となった。
恐らく今回の山行ほど天気、コンディションに恵まれることは滅多にないと思うので、今後の参考にはならないだろう...

2014年の締め括りとしては最高!
26回の山行のうち好天は16回、特に今回は2014年のなかでもベストと言っていいくらいの山行で終えることができた。

2015年もいろいろな山、いろいろな景色と出会えることを期待したい。

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