聖岳赤石岳周回
- GPS
- 22:28
- 距離
- 61.6km
- 登り
- 5,652m
- 下り
- 5,663m
コースタイム
- 山行
- 6:32
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 6:39
- 山行
- 11:31
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 12:19
天候 | 1日目ガス時々小雨 2日目ガス 3日目晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に問題なし |
写真
感想
南アルプスの主稜線でまだ未踏の赤石聖間に行ってきました。
三連休の予報では初日の風が強くガスだという事で、初日は稜線に出ないよう聖平小屋、二日目に稜線を歩き赤石小屋まで、三日目に下山という計画を立てました。
テント泊なので東俣林道をどうするか悩みましたが、この為に折り畳み自転車を買うくらいなら歩くかという事で沼平ゲートから歩く事にしました。
前日に沼平ゲート前駐車場に入り車中泊。
久しぶりに来たら、ドコモの電波はばっちり入るようになっていました。
4時に起床し準備して4時40分頃出発。
聖岳の登山口までとぼとぼと歩きます。
時折未舗装の部分はありますが概ね舗装路で、自転車に追い抜かれていきます。
登山口まで約2時間半で到着し、そのまま登山開始。
天気予報ではガス強風でしたが小雨も降りだして、帰りたい欲求を抑えながらひたすら登ります。
昼前には聖平小屋に到着しました。
聖平小屋は営業開始前日ですが、事前にテント泊は可能と井川観光協会に確認済み。本来三連休初日から営業する予定だったようで、準備が整っており、料金は掛かりませんでしたが通常の受付を行いました。
聖平小屋の前は風が通るので強風で難儀しましたが、何とかテントを張って酒を飲んでいると、小屋番の方から「小屋を開放しますので、中で泊まって貰ってもOKです」と声を掛けて頂く。
こんな機会は中々無いと、即テントを畳んでお世話になる事にしました。
ひょんなことからめちゃくちゃ久しぶりに小屋泊しましたが、最近は感染対策の為スペース広めのようで快適でした。
二日目3時起床。
菓子パンを1個齧り、早々に準備して出発。
小屋泊だけあってめちゃくちゃ準備が楽でした。
天気は数日前の予報では良さそうな感じでしたが、直前に悪くなり、その通りの天気に・・・・
真っ暗で霧の中ひたすら聖岳を目指し登ります。
流石百名山だけあって、そんな状況でも道を間違えそうな場所はあまりなく山頂へ。
相変わらずのガス強風でこのまま縦走するか逡巡しましたが、段々と良くなるという予報を信じて進みます。
が、残念ながら赤石岳山頂に着くまでに天気が良くなる事はありませんでした。
赤石への登り返し時に一瞬だけ雲が晴れそうになりましたが、直ぐにまたガスガスになりました。
中盛丸山から下った後、百間洞への巻き道と大沢岳への分岐がありますが、ここはもちろん百高山でもある大沢岳に登る以外の選択肢はないだろうと進みました。そちらは余り人が通らないのかやや道が悪く、すれ違う人も1人だけでした。
大沢岳から下ると百間洞のテント場に着きます。
山の家に寄ってカツ丼食べたかったのですが、時間もまだ早く、今シーズンはワンオペらしくランチ営業やっているか不明だったのでスルーしてしまいました。
百間洞から赤石岳に登り返します。
その標高差600m以上、疲れた体にキツイ登りです。
途中の百間平なんかは天気が良ければさぞ眺めも素晴らしいだろうなと思いつつ進みます。
赤石岳登頂前に直下の避難小屋に寄って休憩しました。
榎田さんは去年で引退されたと聞いていましたがやはり居られず、少し若めの男性が休憩していって下さいと声を掛けて下さいました。
中で話をしていると、前日千枚小屋で停滞していた人が今日赤石小屋に来るみたいなのでテント場は一杯かもという情報を得、時間もまだあるので赤石小屋には泊まらず一気に椹島まで下る事にしました。
少し休憩後出発。
赤石岳山頂も相変わらず真っ白の強風で、写真を撮るとさっさと下り始めます。
大倉尾根を下り始めると段々ガスが抜けてきて、西風も当たらないので途端に暑くなりました。
そして富士見平で振り返ると、山頂だけ雲がかかっている状態。
もう少し粘っていれば雲が抜けたかもしれませんが、椹島まで降りると決めたので、足早に下ります。
赤石小屋では13時の時点で既にそこそこのテントが張られており、下山中に追い抜いた人や、赤石小屋から下ですれ違った人たちがまだ張る事を考えると、確かにすぐに一杯になりそうだったので、椹島まで降りる選択肢は正解だったと思います。
赤石岳から椹島までの標高差は約2000mあるので、最後はもう足が大変な事になりながら椹島に到着。
そこから沼平まで約17km歩く気力も無く、以前の薬師岳の時に折立から歩き足がボロボロになって回復に時間掛かった前例もあるので、ここは素直に椹島にテントを張りました。
椹島は水も豊富でトイレも綺麗で電波もあって、生ビールも飲めてとても快適でした。
テント泊でも風呂を使えるらしいですが、これを想定していなかったので着替えを持ってきておらず、水場で頭と顔を洗うだけに留めました。
最終日は朝から快晴。
沼平まで歩くだけなので4時起き5時出発。
3時間半かけて沼平まで歩き下山完了。
天気は想定と違ってダメでしたが、稜線を涼しく楽しく?歩けたのでまずまず満足。
なお、白樺荘が10時からだった為に風呂に入れず、川根温泉まで車を走らせ入る羽目になりました。
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