【兵越峠・水梨山・朝日山・平森山・白倉山・笠松山・三又山・ドーム・中ノ尾根山・鶏冠山（南北峰）・池口岳（南北峰）・加加森山・光岳・信濃俣・大根沢山・三方峰・大無間山・朝日岳】〜県境と憧れの道で深南部デビュー〜

2023年07月15日(土) ~ 2023年07月18日(火)

• GPS: 45:22
• 距離: 61.8km
• 登り: 5,734m
• 下り: 6,390m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:35
• 休憩: 0:54
• 合計: 8:29

距離 14.8km 登り 1,589m 下り 536m

8:24 兵越峠
8:49 水梨山
10:27 10:28 朝日山（三角点）
10:39 10:56 朝日山（最高点）
12:04 12:05 平森山
12:51 12:59 白倉山
13:52 笠松山
15:11 15:19 三又山
15:24 15:26 ドーム
15:55 15:57 中ノ尾根山
16:19 16:31 ドーム
16:34 西俣沢の頭
16:39 16:42 ドーム
16:50 三又山
16:53 宿泊地

2日目

• 山行: 11:09
• 休憩: 1:40
• 合計: 12:49

距離 13.9km 登り 1,503m 下り 1,182m

4:14 宿泊地
5:56 6:13 鶏冠山（南峰）
6:49 6:55 鶏冠山北峰
7:13 7:14 笹平
8:23 池口岳南峰下の水場
9:10 鶏冠山分岐
9:12 9:14 池口岳南峰
9:20 9:21 鶏冠山分岐
9:49 9:57 池口岳
10:16 ジャンクション
10:38 10:39 鹿ノ平
11:55 12:26 加加森山
13:13 諸河内ノ頭
14:52 15:02 光石
15:23 光岳
15:43 16:06 県営光岳小屋
17:03 宿泊地

3日目

• 山行: 9:39
• 休憩: 2:17
• 合計: 11:56

距離 14.3km 登り 1,563m 下り 1,986m

4:31 宿泊地
5:19 百俣沢の頭
6:41 6:57 信濃俣ノコル
7:16 7:36 前信濃俣
8:03 8:08 信濃俣
8:26 椹沢山
9:26 西俣山
10:48 ブナ沢ノ頭
11:17 12:07 ブナ沢ノコル
13:47 14:03 大根沢山
15:04 15:34 アザミ沢ノコル
16:27 小根沢山

4日目

• 山行: 10:37
• 休憩: 1:11
• 合計: 11:48

距離 18.8km 登り 1,104m 下り 2,697m

3:50 小根沢山
4:35 4:47 三方峰
5:03 三隅峰
5:48 6:00 大無間山
6:29 三隅峰
6:51 7:03 三方峰
7:58 8:05 三方窪
9:28 お立ち台下降点
10:27 10:28 五林沢口（三等三角点）
12:15 12:29 朝日岳
13:14 13:16 御鍛冶ノ段
13:31 13:37 合地ボツ
14:47 14:48 朝日岳登山口
14:58 14:59 猿並橋
15:17 15:18 寸又峡温泉
15:22 15:24 沢口山(日向山コース)登山口
15:30 沢口山(猿並平コース・如意輪観音堂)登山口
15:38 寸又峡温泉バス停

天候

7/15（土）強風・濃霧　7/16（日）強風・濃霧のち晴れ　7/17（月）晴れ　7/18（火）晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【バイクデポ】
寸又峡駐車場
〒428-0411 静岡県榛原郡川根本町千頭
https://goo.gl/maps/VNZc33EFLNkuhWWC6

【車デポ】
兵越峠
〒432-0000 静岡県飯田市天竜区 長野県飯田市
https://goo.gl/maps/DkzaWbVXrY2PBocNA

コース状況／危険箇所等

【水場】
池口岳南峰下の水場（沢）
ジャンクション下部の水場（未確認）
光岳小屋（水量問題なし）
ブナ沢ノコル（少し遠く細い更に下降すれば水音大きい）
アザミ沢ノコル（近く水量問題なし）

【使用した適地】
三又山付近
光岳直下
小根沢山手前ピーク

その他周辺情報

【お風呂】
翠紅苑 白珠の湯
〒428-0411 静岡県榛原郡川根本町千頭
https://goo.gl/maps/NMSogKiAPtrmWSMJ9
0547593100

【コンビニ】
ファミリーマート 榛原川根本町店
〒428-0314 静岡県榛原郡川根本町 榛原郡川根本町下長尾453−3
https://goo.gl/maps/7SHmZ83Kw9BeDYQT6

写真

7/15 8:21

〜兵越峠〜
ここまでが遠かった…

7/15 8:26

朝日山までは道があるのかな？笑

7/15 8:49

〜水梨山P〜
永野さんの本では白倉尾根は「密藪」私はだいぶ楽してるよう

7/15 10:28

〜朝日山三角点〜
まだ元気なので寄ってみる

7/15 10:56

〜朝日山P〜
ここで首元にネックレスのような「ヒル発見！」汗
「戦闘開始！」

7/15 12:04

〜平森山P〜

7/15 12:49

〜白倉山P〜
長野・静岡県境は「水窪100山街道」

7/15 13:10

雰囲気良く歩く

7/15 13:53

〜笠松山P〜
危うく通り過ぎそだった…

7/15 14:38

こういう所を通ると
「ずぶ濡れ」

7/15 15:10

〜三又山P〜
ちょっとここから「寄り道」

7/15 15:25

〜ドーム（西俣沢の頭）P〜

7/15 15:27

写真では伝わらないけど
「とんでもない強風」

7/15 15:53

風さえなければ
「きっと落ち着く場所」

7/15 15:56

〜中ノ尾根山P〜
気温は12°（温度計おいてある）

7/15 16:25

水がないか試しに降りてみたが
「空振り…」

7/15 16:52

三又山まで戻ってきた
初日はこの辺りで「終了」

7/16 4:00

〜2日目〜
外も中「もびちょびちょ」
かなり装備もやられた…

7/16 4:39

まったく逃げようとしない
雨宿りのように見えるが木の下方が濡れる
「この日の天気」回復が遅れている…

7/16 5:10

こうしてみると「結構降ってる」
この後スマホのGPSが壊れてる事に気づく…

7/16 5:56

〜鶏冠山南峰P〜
登りは簡単だったが…

7/16 6:14

「問題は南峰の下り」
濡れてるし…
視界はないし…
荷は重いし…
現在地も答え合わせできないし…笑

7/16 6:19

振り返っても「何が何だか…」

7/16 6:49

〜鶏冠山北峰P〜
予定よりゆっくり…
「時間をかけた」

7/16 7:10

どの辺り通していくか
「読図中…」

7/16 7:53

下に沢が見える
「やっと水補給」
本当は初日でここまで来れると「色々楽」

7/16 7:53

〜池口岳南峰下の水場〜
ちゃんとした「沢」
もう少し上流に降りれば良かったかな？

7/16 9:08

〜池口岳南峰分岐〜
せっかくなので荷物を置いて池口南峰へ「寄り道」

7/16 9:13

〜池口岳（南峰）〜
この先も踏み跡があるが再訪する事があるかな…

7/16 9:49

〜池口岳（北峰）〜
鶏冠のあとのせいなのか「しっとり」

7/16 9:48

ここはピークの割に
「結構張れる」

7/16 10:12

〜ジャンクション〜
「装備はびちょびちょ」
「スマホも水害」
ここでエスケープすれば車は回収できる…
一通り状況確認してから「再スタート」笑

7/16 10:23

〜ジャンクション下部の水場〜
ここはキャンセル（未確認）
この天気で唯一感謝すること
「水持ちが良い」

7/16 10:29

石楠花街道はこの辺りくらいだった

7/16 10:40

まずは「加加森山へ」
この界隈何処でも張れる

7/16 11:34

キノコとゴゼンタチバナのコラボ

7/16 11:56

〜加加森山分岐〜
荷物をデポするついでに小休憩

7/16 12:08

〜加加森山P〜
山頂付近の踏み跡はどこかに繋がってるのだろうか…

7/16 12:37

「加加森山直下」
ここは「花園っぽくて」
張ってみたかった

7/16 13:43

おお！「光岳補足」
青空？
デル？

7/16 14:21

「デタ！」歩いて来た稜線
この何処かに「加加森山」

7/16 14:47

〜光石分岐〜
ここの登りは「無になった」笑

7/16 14:51

〜光石〜
15年ぶり…

7/16 14:55

この辺りは花が多い事を先行者に教えて頂いた
「確かに」

7/16 14:57

その方に写真まで撮っていただいた
「ご親切にありがとうございました」

7/16 15:01

光岳を見上げる

7/16 15:17

すっかり晴れた！

7/16 15:19

双耳峰の池口岳で
「今日歩いてきた道のりを…」

7/16 15:20

センター右に三方峰が3連のポコポコに見える
稜線を左に追うと「テーブルトップ大根沢」
「明日歩く道のり」

7/16 15:22

〜光岳P〜
そういえば前回は天気悪かった…
「今日は最高」

7/16 15:22

南アのお団子の背後は
「南ア主稜線？」

7/16 15:29

登山道はゴゼンタチバナか銀龍草だったが
ここへ来て「フウロ」

7/16 15:43

〜光小屋〜
テントも大賑わい
「テントも予約制でしたかね」

7/16 15:48

右の高いのが「信濃俣」
中央の一番高いのが「大無間」
大無間と一体化している手前の山が「大根沢」
歩くとよくわかる

7/16 15:51

水は 「じゃーじゃー」

7/16 16:10

「水補給完了」
分岐のお地蔵様に
「無事を祈願」

7/16 16:16

信濃俣が「存在感があり」
稜線が左（東）に屈曲するのが良くわかる

7/16 16:16

右に大根沢山と大無間が線上に並ぶ
左の大きく尖ったやつは小無間？

7/16 17:01

今日はこの辺りで「終了」
先ほどまでいた「光石がよく分かる」
結構降りてたんだね

7/16 18:34

テント場としては眼の前の2542Pと迷う…
あえてここの方が沢から吹き上げる風でとにかく濡れた装備を少しでも乾かしたくて…
「夜中吹き荒れたらその時は諦める」笑
「おかげで結構乾いた！」汚くてくて失礼しました…

7/16 18:56

紅い気配でファスナー開けたら
「焼けてた」

7/16 19:02

再び「光岳登場」
光岩からフラッシュがたかれてた
こっちも見えてるのかな？

7/17 3:23

〜3日目〜
夜景にプラスして「本当は満点の星空！」
風も出し切った感があり「静かな夜」
鹿や鳥も泣いてなく「この景色と静寂だけ」
この寝床この日は「悪くなかった」

7/17 4:06

対面には見たことある
「シルエット」

7/17 4:38

出ますね♪

7/17 4:45

南嶺の布引きあたりから上がってる？
左の大きくカッコいいシルエットは「聖かね」

7/17 4:45

「紅い世界」と名付けてる

7/17 4:46

富士山の右下のちっちゃい愛鷹山「可愛い」

7/17 4:48

焼けるハイマツの背後に昨日歩いた稜線と
「光岳がどっしり」
奥の山並みは恵那？中アまで見えてる？

7/17 4:49

ここにとどまった自分を褒めて上げたい

7/17 4:56

〜2542P〜
少し上がったら良い適地
「ここはおすすめかも」

7/17 5:06

まだ伐採して「日が浅い」
整備されてる事に驚き「ありがとうございます」

7/17 5:22

〜百俣沢の頭分岐〜
信濃俣の標識にはスポットライト
「ウエルカムムード満点！」

7/17 5:34

富士山に励まされながら

7/17 5:43

まずは信濃俣を目指す
「大きい！」

7/17 6:37

〜信濃俣のコル〜
やっぱり「大きい！！」

7/17 7:30

その前の「前信濃俣」でひと悶着…笑

7/17 7:40

富士山が雲に縁取られる

7/17 8:04

「振り返ると光岳方面」
寸又峡から登りでこれ見えたら
「嬉しいだろうなぁ…」

7/17 8:08

〜信濃俣P〜
意外と本体はしっとりしていた

7/17 8:15

鶏冠南北峰と池口南北峰にフォーカス

7/17 8:16

右手前が「池口岳から伸びる先が千頭山の稜線？
中央から左が「中ノ尾根山から伸びる先が黒沢山の稜線？

7/17 8:16

深南部でも深い場所になるのかな
最後まで残りそ…

7/17 8:19

中ノ尾根山を探してる…

7/17 8:26

寝心地良さそうな場所ばかり

7/17 9:02

ちょくちょく登場する
「痩せヤブ尾根」

7/17 10:08

近くなった「大根沢山」
日向にでる直前に「大休憩」

7/17 10:08

斜面に寝転び「少し昼寝」
太陽って「素晴らしい」

7/17 10:15

日向に出たら
「眼の前に大根沢山と孤高のブナ？」
崩壊地のフチでギリギリで生きてます

7/17 10:35

〜敵地〜

7/17 11:20

〜ブナ沢のコル〜
その前に水くみ

7/17 11:35

下の方で水音がしているが面倒なので上部で
「無理やり取水」

7/17 12:26

荷物が重くなったら「これ」汗
難易度は高くない

7/17 12:30

まあぁ…
「わちゃわちゃしてます」

7/17 13:03

おそらく直登に耐えられなくなってきて…
「途方に暮れてる」笑

7/17 13:06

大岩のおかげで「トラバースタイム」

7/17 13:16

でもすぐに「直登タイム」汗

7/17 13:41

〜大根沢山P〜
だからテーブルマウンテンは
「酷い事になる」
せっかく汲んだ水と脚が「売り切れた」笑

7/17 13:56

一等のような眼差しでみた
「三等三角点」笑

7/17 14:02

それでも山頂台地は
「気持ち良い空間」

7/17 14:22

大根沢を振り返る

7/17 14:41

これから歩く「三方峰方面」
ポコポコと無名峰が…

7/17 14:56

〜アザミ沢のコル〜
売り切れた水を補給しに
「本日2度目の取水」

7/17 15:10

ここで今夜から寸又峡までの水
「最後のエイドステーション」

7/17 15:39

「時刻は15：39」
コルから上がってすぐに「敵地」
ちょっと早すぎだな…笑

7/17 16:11

きっと水満タン歩行で
「天を仰いでる」

7/17 18:20

「時刻は16：27」
三方峰までと思ったが無理はしない
「したくても出来ない」笑
「3日目終了」

7/18 3:52

〜4日目〜
朝から藪活…
昨日あそこで止めといて本当良かった

7/18 4:25

朝から崩壊地

7/18 4:26

でも崩壊地は気をつければ
「良い展望台」

7/18 4:34

前半戦で歩いた県境稜線があんなに遠くに…

7/18 4:26

黒法師岳〜黒沢山辺りの稜線かな？

7/18 4:35

この旅歩いて来た道
スタートから池口まで

7/18 4:36

この方が馴染みのある光岳
ほんのり焼けてる

7/18 4:36

〜三方峰P〜
ここも良いテント場
東面以外開けていて「良い所」

7/18 4:41

左から「鶏冠南北峰」「池口南北峰」
信濃俣の奥に光岳
右のテーブルマウンテンは「大根沢山」
「個人的に好きな写真」

7/18 4:41

「大根沢山をソロで」

7/18 4:47

ちょっと「寄り道」
近くまで来たので「大無間へ！」
すると進行方向に朝日が差し込み
「レッドカーペット」

7/18 5:01

朝日岳に朝日が…
なんて言っているおじさんは
数時間後「あのトンガリで散る…」

7/18 5:04

ついつい「飲めないかなぁ…」
浄水器はあるけど結構時間がかかる

7/18 5:07

大無間補足！

7/18 5:09

朝日岳の右奥は「沢口山？」

7/18 5:46

〜一等三角点〜
大きさですぐ気づく

7/18 6:01

〜大無間P〜
迷ったけど来てよかった

7/18 6:01

〜貼りたい放題〜
さすが知名度のある山

7/18 6:06

〜大無間の森〜
勝手に名付けた

7/18 6:34

これから歩く尖った朝日岳
左のとても存在感のある山は…
もしかしてあれが「風イラズ？」

7/18 7:01

三方峰に戻ってきた
いよいよ寸又峡へ下山開始！

7/18 7:15

標識も「大井川鉄道」

7/18 7:55

意外とわちゃわちゃしていて
「ペースが上がらない」汗

7/18 7:59

倒木が煩わしいので
倒木の上を歩いて「楽する」
視野も開け藪も回避できて「一石二鳥」
落ちたら助けに来るのはいつになるやら…

7/18 9:15

「何の小屋」

7/18 9:33

地味に立ちはだかる…汗

7/18 10:19

朝日岳が近くなるが…
ペースは上がらない

7/18 12:16

〜朝日岳P〜
この旅「ラストピーク」
ラスボス感あって「ヘロヘロ」

7/18 12:28

ここからは「登山道だった！」
いざ寸又峡温泉へ「4日ぶりの風呂！！」

7/18 13:27

〜合地ボツ〜
休憩中…寝っ転がってます

7/18 14:17

寸又川が見えた！

7/18 14:43

久しぶりの「倒木」笑
こんなの何十回も越えてきたなぁ…笑

7/18 14:47

〜朝日岳登山口〜
これで終わりではない
川があるということは渡らないといけない
吊り橋まで「再下降」

7/18 14:57

あら？
この山通行止めでした…
「失礼しました」

7/18 14:59

あと少しで「水！」
怖いなんて言ってられない

7/18 15:11

沢も俺と同じで
「干からびてる…」

7/18 15:20

夢の吊り橋サイダー「最高！」
グビグビ飲んでたらお茶までだしてくれた
このあとピッチャーまで…全部飲み干す
「ごちそうさまでした！」

7/18 15:36

〜寸又峡駐車場〜
お待ちどおさま
「4日ぶりですね」笑
今回の第二ラウンドは130キロあるので
「チャリ→バイク！」
3時間もかかるこれも「核心部」

7/18 16:56

その前にキレイになる！

7/18 17:21

〜千頭駅〜
懐かしい…
南ア歩いた後にSL乗り継いだなぁ…
15年前か…

バイク乗せて「任務完了」
深南部らしく歩け
山の位置関係も知れて「楽しかった」
〜おしまい〜

撮影機器：

SC-51B samsung

感想

RaVieEnRose

【タイトル・テーマ】
【兵越峠・水梨山・朝日山・平森山・白倉山・笠松山・三又山・ドーム・中ノ尾根山・鶏冠山（南北峰）・池口岳（南北峰）・加加森山・光岳・信濃俣・大根沢山・三方峰・大無間山・朝日岳】
〜県境と憧れの道で深南部デビュー〜

―――――――――『最初に』―――――――――
今から15年前くらい…
まだヤマレコもGPSも知らない時代
南アを甲斐駒〜光岳まで9日間で歩いた
東海パルプのバスに乗るため「茶臼小屋宿泊」
夕食のマグロの刺身にも驚いたが
単独の私は相席で通された先には消防の方々
そこには「TJARの望月将悟さん」
私は無知で周囲の方々から教えてもらう

そのせいもあってかその夜の山談義は盛り上がり
周りの人達にも甲斐駒〜光岳まで歩いて来た私を
「面白がってもらい」
南アは光岳からの先がまだあるんだよと…
「…加加森山〜池口〜鶏冠」
「…信濃俣〜大根沢〜寸又峡」

帰宅後に早速調べると私には縁のない世界
「深南部」というワードもその頃知ったような
いったん守備範囲から外れるが…
その後も雑誌などで目にする度に
「もし経験を積むことができたら…」

15年後…
そんな自分がいよいよ静岡エリアに着手
避けては通れない「南ア深南部」
デビュー戦にして少々盛り込み気味
自分が何処まで楽しめるのか試してみる

――――――――――『感想』―――――――――
予報の回復が遅れ
濡れながら歩く時間が長引く
水窪100山街道の兵越峠〜三又山までは
「雨が案外似合う」

1つ目の長年の眠らせていたルート
鶏冠南峰はコンディションの悪さは
GPSが機能しなくなるおまけ付きで
「滞在時間が長くなる」
山の神に試されてる感を味わいながら
「淡々とこなす」

ジャンクションから光岳は
「ほぼ一般道」
素敵な敵地も多くゆっくりしたくなるが…
意外と数多くの人が往復しているのに驚いた

その間に天候が「大回復」
15年前に訪れた光岳とは別人で
光石からは歩いてきた稜線の姿に「大満足」
随分ゆっくりしてしまう…
水も取れたのであとは「平場探し」
一段降りて「終了」
濡れた装備を少しでも「乾燥祭り」
不思議なものでスマホも「大回復」

2つ目の長年の眠らせていたルート
寸又峡から光岳は下り使用となったが
これが大根沢山・朝日岳の存在感を更に高め
下山している感覚はあまりない
最後まで流して歩く事はなく退屈しない道で
「お腹いっぱい」

―――――――――『最後に』―――――――――
「南ア深南部」
この言葉のもつ意味を歩きながら知ってみたい

人工物の少ないルートの中
「大井川源流部原生自然環境保全地域」
この区域の外周を歩き標識も多く見た
本州唯一の原生自然環境保全地域で貴重なエリア
「リニアの影響でどのようになっていくのか…」

知名度のあるルートから歩いたので
手つかずの自然感はそこまでではないが
寸又川を取り囲む山々を歩き
吸い込まれそうな急峻な谷が何処までも続く

南アの最南の光岳
深南部では主役
名称に「岳」が付く事が良く分かった

光岳と寸又川を基準とした場合
今回使用した
信濃俣↔大根沢↔朝日岳の「東主稜」

次回は
黒法師岳↔黒沢山↔中ノ尾根山の「西主稜」
そんな風に歩いていて思える山並みだった

この二つが深南部の主稜線…??

時間や条件が許すなら
東主稜と西主稜で寸又峡から光岳を周回
これも贅沢な行程で「ありかな…っと」
黒沢山付近や鎌ナギ付近が少し気になるが…

―――――――――接続した赤線――――――――
（過去山行）〜南アルプス主稜線縦断〜甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、北岳、間ノ岳、塩見岳、赤石岳、聖岳、上河内岳、茶臼岳、光岳
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-962988.html

―――次回歩いてみたいと思ったルート―――
深南部や県境を絡めながら
「静岡県の山(分県登山ガイド)」
「静岡の百山」
「水窪100山」
これらで土地勘を養いたいな

コメント

hirok

RaVieEnRoseさん、こんばんは

またまた夢中になって読んでしまうレコ、ありがとうございます。
登山者も少なく難易度高いエリアだと思いますが、
むしろ楽しんでいらっしゃる様子が伝わってきます。
ヒル、水没、130kmの車回収、どれ一つとっても大変そうですが、
RaVieさんにとっては日常なんでしょうか。

スマホのGPS水没にも動じず、引き返せる分岐点から突き進む決断は勇気いったと思います。
読図を必要とするエリアでのGPSが使用できな状況は、個人的にはかなり致命的だと感じますが、
バリルートを歩き慣れているからでしょうか、さすがとしか言いようがありません。

深南部デビュー戦がこの素晴らしいレコなので、続編に期待してしまいます。
展望の素晴らしい稜線も魅力的ですが、しっとりとした美しい森もいいですね。

RaVieEnRose

hirokさん

こんばんは、いつも需要の少ない記録にお付き合いいただき
「ありがとうございます」
そしてありがたい「お言葉まで」笑

実はこの計画「深南部ファイナル」にする予定でした！笑
もっと言えば深南部自体、秋以降を予定してました…汗
普通に考えて深南部としてはオフシーズンかと…笑
ヒルもいますしね♪担ぐ水も増えます♪

すべて承知の上でオープニングにしたのは
ちょっと自分を「試しました」
そしたら山の神にまで「試されました」笑

鶏冠の西峰が簡単ではない情報はもっていて
当然スマホを見たくもなりますが…
見たら「あなたここで壊れるかね？」と
「スマホに話しかけてました」
本当に今思い返しても「試されたと思います」
タイミング良すぎますもん！
深南部歩くなら「自分の力で歩け！」って

hirokさんにあらためて言われると
確かによく行きましたね…笑
相変わらず得意の「出たとこ勝負です」
その日の夜にはスマホは復活するんですけど
なんでしょう、上手く言えないですが
本気で何とかしようと思うとスイッチが入るみたいです

静岡ステージは概算ですが「全て計画済みです」
残念ながら続編はこれを超えるものは微妙です…笑
ほぼ同時に両毛国境も始動しましたので
「数打てば当たると思います」

「しっとりとした美しい森」
そのような感性をこの深南部から教われる事を
「自分でも期待しています！」

ちなみに山には「非日常」を求めていると思います

RaVie