白馬岳・雪倉岳・朝日岳の楽園ルートへ♪（蓮華温泉起点）

2023年07月17日(月) ~ 2023年07月18日(火)

• GPS: 17:20
• 距離: 32.8km
• 登り: 2,852m
• 下り: 2,863m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:34
• 休憩: 0:45
• 合計: 6:19

距離 10.6km 登り 1,611m 下り 253m

4:18 蓮華温泉バス停
4:25 4:26 黄金湯
5:41 5:54 天狗ノ庭
6:53 6:57 白馬大池山荘
7:50 7:51 船越ノ頭
8:41 8:48 小蓮華山
9:29 三国境
10:09 10:28 白馬岳
10:37 白馬山荘

2日目

• 山行: 10:01
• 休憩: 0:58
• 合計: 10:59

距離 22.2km 登り 1,258m 下り 2,620m

3:59 白馬山荘
4:13 4:46 白馬岳
5:07 5:10 三国境
5:34 鉱山道分岐
6:14 6:17 雪倉岳避難小屋
6:52 6:56 雪倉岳
8:24 小桜ヶ原
8:44 水平道分岐
9:45 9:51 朝日岳
10:10 吹上のコル
11:50 五輪高原
11:54 花園三角点
12:45 12:48 白高地沢橋
12:51 ヒョウタン池
13:33 13:37 瀬戸川橋
14:16 兵馬の平
14:41 14:42 蓮華の森分岐
14:45 蓮華温泉キャンプ場
14:55 14:56 蓮華温泉ロッジ
14:58 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

自家用車

上信越自動車道　長野ICから約94�辧∀＿擴浩�駐車場（無料）

※最奥の駐車場の手前に何ヶ所か駐車スペースあり
※駐車場にトイレあり（ペーパーあり）
※携帯の電波（au）は届いていない
※林道走行中に猿の大群や熊に遭遇

コース状況／危険箇所等

●総じて危険個所は見受けられないが、すれ違いが困難な場所では状況を見て譲り合って気持ちよく登ることを願ってやまない
●朝日岳からの下山時、ちょっとした雪渓を2か所トラバースするが、滑り止めは不要であった
●稜線上は日差しからの逃げ場がないので、熱中症に注意が必要と感じる

その他周辺情報

《日帰り温泉》
●白馬岳蓮華温泉ロッジ
　https://rengeonsen.main.jp/

写真

7/16 18:00

前日現地入り

三連休なので最奥の駐車場の駐車は難しいであろうと覚悟していたのだが、ちょうど一台分空いていて駐車でき一安心

折角なので露天風呂（今回は仙気の湯）を満喫しよう♪

7/17 4:19

翌朝、5時出発を予定していたが、多くの岳人が早出されておられたので、自分もつられて4時過ぎに出発っ！

7/17 4:11

蓮華温泉ロッジを回り込むようにして向かうと登山口がある

7/17 4:16

黄金の湯との分岐を右手に向かう

7/17 5:02

隣の尾根から日の出が！

7/17 5:37

歩きやすいトレイルを黙々と上っていくと開けた場所に出た！

天狗の庭に到着〜

7/17 5:50

天狗の庭の辺りの木々はどれも見事な枝っぷり！

7/17 5:45

この木はもはや芸術だ！

7/17 5:51

そして何と言っても雪倉岳と朝日岳の景観が見事で、ワクワク感しかない！

7/17 5:56

エンレイソウは、既に花が終わり身になっている

7/17 6:05

ちょっとゴロゴロしてきた…

7/17 6:06

この手作り感が素敵すぎる♪

7/17 6:53

少しずつ光が差し込んできたなと思ったら突如開け、開放感が半端ない！

ただただヤバいの連呼💦

7/17 6:55

白馬大池山荘とテン場だ！

最高のロケーションだな！！

7/17 6:53

チングルマなどのお花畑が見事すぎる！！

7/17 7:08

今度は栂池から入山し、ここでテン泊しよう！

7/17 7:12

分かってはいたが、素敵なトレイルにニンマリ♪

でも辛い（ボソッ）

7/17 7:17

雪倉岳は、南アルプスのようなどっしりとした山容だ！

7/17 7:28

ひゃ〜、白馬大池の奥には雲海が広がっていて、これまた絶景を織りなす♪

7/17 7:40

船越ノ頭を通過〜

7/17 7:41

うほっ、道のど真ん中でつがいの雷鳥が砂浴びしている♪

ここは雷鳥専用の露天風呂かいな！

近づいても砂浴びを止めることなく、陣取られているので先に進めない💦

7/17 7:41

雄は絶景を望む露天風呂で砂浴びしている（うらやま）

7/17 7:52

全ての景観にもう言葉は要らない

7/17 7:53

アルプス感があるね〜♪って、ここもアルプスか💦

7/17 8:25

これこれ、お花畑と峰々のコラボ写真が撮りたかった！

7/17 8:37

絶景を堪能しながら小蓮華山に登頂〜

多くの岳人が休憩されていたのですぐに出発っ〜

7/17 8:51

明日向かう雪倉岳方面

ここまで来ると高く感じていた雪倉岳も見下ろす感じになる

7/17 8:56

雲が上がってきたな…

まっ、良いアクセントになっていいけどね〜

7/17 9:19

三国境を通過〜

明日はここを雪倉岳方面に向かうのだね〜

7/17 9:18

かっちょいい！…けど、山頂がなかなか近づかない💦

7/17 9:45

二重稜線も撮っておくか…

7/17 10:00

無事白馬岳に登頂〜

7/17 10:13

はい、絶景の一丁上がり〜♪

今日は白馬山荘に宿泊するため、まずは受付と思ったのだが11時からということで、外でまったりのんびり景観を堪能することにする💦

山荘のベンチに腰掛けて雷鳥を探してみたところ、登山道から少し離れたところにヒナ2羽を連れた親鳥を発見！

7/17 15:19

白馬大雪渓が望めるところで、下山する岳人を心の中で応援する♪

7/17 16:52

ヤマテンの天気予報で、午後からあわよくばブロッケンが見えるかもとのことだったので2時間近く粘った結果、薄っすらとだが1枚だけ撮ることができた！

7/17 19:15

ブロッケンの撮影に疲れ、ちょっと昼寝をしたら寝坊してしまいアーベントロートを逃す（泣）

まぁ、日の入りは見えたから良しとするか…

7/17 19:16

はぁ、うっとり♪

明日はガスが多い天気予報だけど天気が持つといいな…

おやすみなさい〜

7/18 4:38

翌朝、白馬大雪渓に流れ込む滝雲から一日が始まる♪

7/18 4:35

焼けてきた、焼けてきた♪

7/18 4:42

キターー！！

7/18 4:45

モルゲンロートと滝雲のコラボが最高！

剱立山連峰も焼けているのが分かる♪

7/18 4:44

勝手ながら下で撮影されていた岳人にも被写体になってもらおう♪

まだまだ堪能していたいが、今日は先が長いので泣く泣く出発

7/18 4:58

昨日は気付かなかったコマクサ♪

7/18 4:59

三国境に到着〜

ここで雪倉岳方面に向かう

7/18 5:06

優しい朝日が稜線を包み込んでくれる♪

ここも歩きやすいトレイルだ！

7/18 5:20

振り返って小蓮華山に続く稜線

7/18 5:23

そして白馬岳方面

7/18 5:29

ミヤマムラサキ

7/18 5:37

あー、とうとう雪倉岳はガスの中（泣）

7/18 5:38

大好きなハクサンコザクラ

このルートは、ハクサンコザクラの大群落が至る所にあり山肌を彩ってくれていてめっちゃ嬉しい♪

7/18 5:41

白馬岳の全容を望むのはこれが最後に（泣）

でも撮っておいてよかった💦

7/18 5:45

テンション上がるぅぅぅ〜

7/18 5:47

ハクサンイチゲとシナノキンバイ、ハクサンコザクラのコラボ♪

7/18 5:50

また雷鳥さんだ！

7/18 5:54

どこもかしこもお花畑♪

7/18 5:57

タカネバラも色映えする〜

7/18 6:04

雪倉岳避難小屋に到着〜

ここで小休憩〜

7/18 6:09

なんかガスの中に突入するのはドキドキする💦

7/18 6:06

ガスが一瞬晴れて小蓮華山や、

7/18 6:31

白馬岳方面を望むことができた♪

7/18 6:47

ガスの中だと不安からか長く感じる💦

7/18 6:43

ガスの中を黙々と上っていくと雪倉岳に登頂〜

7/18 6:56

ガスが晴れないか少しだけ待ってみると、わずかに小蓮華山が！

これを最後にまだガスの中に（泣）

7/18 7:06

このトレイルも景観が素晴らしい、、、ガスが晴れていればだけど💦

7/18 7:14

振り返って雪倉岳を望む

7/18 7:14

ミネウスユキソウ

7/18 7:16

滝雲が見れて嬉しいのだが、またガスの中へ…

7/18 7:26

まだハクサンシャクナゲが咲いていた♪

7/18 7:32

ウサギギク

7/18 7:45

このルートは水場が多くてありがたい

7/18 7:53

うほ！　いきなりガレガレしてきた

7/18 7:58

トレイルのバリエーションが面白い♪

7/18 8:09

ここから木道が始まる

暑かったのでこの水場でジャブジャブ

7/18 8:15

ガスっていても素晴らしいのが分かる！

7/18 8:20

水芭蕉とハクサンコザクラが同居しているのに驚き！

7/18 8:22

大好きなのにピンボケコザクラ💦

7/18 8:27

コイワカガミもピンボケだ💦

7/18 8:34

朝日小屋との分岐に到着〜

ここで右折し、朝日岳を目指す

7/18 8:51

ここにきての急坂はきつく、山頂が遠く感じる…

7/18 9:03

キヌガサソウ

7/18 9:26

整備されているのはいいのだけど山頂はまだかな〜

7/18 9:30

どうにか登頂〜

風が強くて体が冷えるし、ガスで眺望もないので小休憩して下山開始（泣）

7/18 9:41

この分岐で熊と遭遇

一目散に逃げてしまったので、取り残された自分はポカン

まぁ、無事で良かった💦

7/18 9:46

シラネアオイは終わりかけ？

7/18 9:51

この辺りもガスが無ければ素敵な景観を望めそう

7/18 10:00

吹上のコルを通過〜

7/18 10:02

五輪尾根の山麓を下っていく感じにルートが取られているのが分かる

7/18 10:02

むむっ、雷鳥の鳴き声が聞こえ、辺りを見回してみると、いたー！！

まるで気付いてくれと言わんばかりに鳴かれ、こちらを凝視されたら惚れてまうだろ〜♪

7/18 10:03

2か所、雪渓をトラバースする（下った後を撮影）

7/18 10:03

ガサガサと聞こえ、また熊か！と思い、恐る恐る音のする方を見ると、、、鹿だった！

7/18 10:08

振り返って下ってきたトレイルを望む

7/18 10:19

うーん、ミヤマダイコンソウのような葉だけど、花の形が違うのだよね…

7/18 10:20

ハートの花弁が可愛いオオサクラソウかな〜

7/18 10:29

おっ、休憩スペースが！

暑さでバテてきたので小休憩〜

7/18 10:42

朝日岳がカッコいい！

7/18 10:39

ミヤマキンポウゲの群落〜

7/18 11:06

五輪の森の標柱辺りで突如左膝痛が…

7/18 11:09

ヤバい、これまでウキウキだった木段の段差が苦痛になってきた（泣）

7/18 11:24

が、またもや突如開けて絶景が！

なんなんだこのルートは！！（逆切れ）

7/18 11:25

ガスが無ければ雪倉岳-朝日岳の稜線を望める絶景ポイントなんだろうね！

7/18 11:26

トレイルがずっと続く景観は、お気に入りに登録♪

7/18 11:37

おっ、水場だ！

これは立ち寄るしかない！

7/18 11:43

めっちゃ冷たくて生き返る〜

7/18 11:43

水場の辺りには、そよ風に揺られるワタスゲが可愛い♪

7/18 11:40

下ってきたトレイル

五輪の森の標柱辺りから尾根沿いにルートが取られているんだね

7/18 11:42

五輪の森三角点を通過〜

7/18 12:34

左膝痛と暑さに耐えながらちんたら下っていくと橋が！

7/18 12:35

白高地沢かな？

7/18 12:35

渡り終えた後に写真を撮っていなかったことに気付きパシャリ💦

7/18 13:06

立派な木が！

7/18 13:25

おっ、また橋が！

7/18 13:26

瀬戸川かな？

7/18 13:40

左膝痛と暑さにノックアウト寸前のところで水場が！

ジャブジャブタイム〜

7/18 14:00

うほっ、ショウキランって群生するの？？？

7/18 14:04

瀬戸川を渡った先からの急登が今回のルートで唯一の地獄と感じる💦

や、やっとこさ兵馬ノ平に到着〜

7/18 14:07

兵馬ノ平湿原の入り口にある標柱

7/18 14:12

久しぶりにクワガタを見たなぁ〜

7/18 14:31

ここまで来たらゴールも近し？

7/18 14:36

キャンプ場を通過すると、

7/18 14:45

無事、下山！

充実感と達成感が半端ないが、それ以上にキンキンに冷えた炭酸が飲みたい！！

撮影機器：

TG-870 OLYMPUS CORPORATION

感想

やまハチ

今回は、念願の楽園ルート、蓮華温泉起点の白馬岳・雪倉岳・朝日岳の周回を計画。
前日に蓮華温泉に向かい、早速露天風呂を満喫♪
今回は4つある露天風呂のうち仙気の湯だけ入浴したが、丸見えの開放感と景観、泉質に心身ともにとてもリラックスできた♪

さて、今回のルートは、日本庭園を思わせる天狗の庭に始まり、静かに佇む大池や天空に繋がるかのような稜線、多種の花が咲き乱れるお花畑、山麓に広がる広大な湿原などとのコラボが絶妙♪
さらにモルゲンロートやブロッケン、滝雲、雲海といった自然現象や、雷鳥を始め、鹿や熊といった野生動物にも出会え、これを楽園と言わずしてなんというべきか！
見所しかないと言っても過言ではなく、何度も来訪したくなるそんなルートであった。

今度は秋に逆ルートで廻ってみようかな…


《今回の遠征》
●前回山頂を踏めていなかったので再度三方岩岳へ！　2023/7/16
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5730311.html