おNEWの冬靴の足慣しに黒戸尾根へ!!・・・冬の甲斐駒ケ岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 2,491m
- 下り
- 2,496m
コースタイム
- 山行
- 5:33
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 5:37
- 山行
- 8:02
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 8:49
(寒い中で電源入れると携帯が落ちGPSログが計測中止となるので携帯は内ポケットに入れっぱなしにしてました。なので、途中でログが計測中止になっていたのに気付きませんでした。)
・GPSログが中途半端だったので、今回のルートは適当に夏道をなぞった手書きのものです。
天候 | 1/11 晴れ→曇り(夜は雪) 1/12 曇り→晴れ(稜線上は強風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場まで路面凍結は無く(山道ではないのでww)ノーマルタイヤでもOKです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山ポストは尾白川渓谷駐車場にあります。 登山届は提出しましょう! ・トイレ、水分補給は七丈小屋でできます。(有料) ・標高が低い所は夏道ですが、所々凍っているところもあるのでスリップ注意です。 特に下山時はアイゼン等を着用して転ばないよう気をつけましょう!! (アイゼンよりチェーンスパイクのほうが歩きやすいかも。) ・標高が上がるにつれ雪道になります。 たくさんの人が入っているようで七丈小屋まではしっかりしたトレースがありました。 ・七丈小屋より上は1/11の夜に降った新雪のせいでトレースが薄く吹き溜まる箇所はラッセルしました。 ・稜線に出ると風が強くなります。 七丈小屋で防風装備を完了させておきましょう!! ・猛烈な風が吹いているときは耐風姿勢をとり耐えましょうww また体が浮きそうな風が吹いていたら登頂は諦めて下山しましょう!! ・立ち止まると急激に体が冷えていくので風の強い日は山頂でのんびりランチは控えましょう(笑) ・雪の状況は日々変化するので自己責任で情報収集して下さい。 ・雪山は『登頂できたら儲けもの♪』『途中撤退は当たり前!!』という考えで登りましょう(>_<) ・トレースが無ければラッセルとなります(-_-;) ラッセル時間を考慮した余裕のある登山計画を立てましょう! ・ホワイトアウトによる道迷い、遭難に注意しましょう(>_<) (地図やコンパスはもちろんGPSロガーも携行しましょう!) ・雪崩そうな場所は注意しながら速やかに通過しましょう! ・風雪で低体温症にならないよう防寒防風対策を確実に! ・雪山装備一式は重いですが必要なものは全て携行し安全第一で登りましょう! ■今回の核心部分は写真62、写真63の箇所の登りです。 ・雪がないときは普通の岩場の登りで問題ないのですが、雪が積もっていると谷間を登り下りする感じです・・・ 雪の状態にもよりますが無理しないようにして下さい。 (最悪、ここでの撤退も有りです。) \稱れに注意が必要です。 (私が登った時は新雪でふわふわした雪を踏み込むと一緒に谷へ落ちていきそうな感覚でした。) 登るときは直登になります。 キックステップでアイゼンの前刃を有効に使いピッケルはタガーポジションでピックをしっかり雪に突き刺し三点支持で一歩一歩確実に登りましょう! 2爾襪箸は斜面に対して正対の姿勢になり、キックステップでアイゼンの前刃を有効に使いピッケルはタガーポジションでピックをしっかり雪に突き刺し三点支持で一歩一歩確実に下りましょう! (この箇所のトップには懸垂下降用の支店があるので体力に余裕があればザイルを携行したほうが良いでしょう。) だ莵埃圈後続者との距離を十分にとって登り下りするようにし、滑落事故が起きた時に巻き込まれないよう注意しましょう! |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
今回はおNEWの冬靴の足慣らしに日本三大急登の黒戸尾根に行くことに!!
冬なので1泊2日の小屋泊まり山行計画とし、のんびり雪山を楽しむ予定でした。
天気予報は晴れでいい感じでしたが思わぬ敵が・・・
厳冬期の甲斐駒ヶ岳に登頂なるか?
Climbing‼
ヾ響
・思っていたよりもたくさんの人入っていて七丈小屋までのトレースはしっかりありました。
(初日、七丈小屋まではノーアイゼン、ノーピッケル、ノーストックで登れました♫)
・七丈小屋には計画していた時間よりも早く着きましたが、2組の夫婦と山談議しらがら酒を飲めたので時間を持て余すことがなく助かりました(^_^)
・今回は家で下準備している暇がなかったので簡単な鍋キューブに頼ってしまいましたww
(準備は具材を買ってきて野菜をザックリ切って終わり(^_^;))
簡単な鍋料理は手間がかからずいいです♫
・2日目は体力勝負と考えていたので朝からたくさん食べました!!
(荷物を軽くする意味もありますがww)
メニューは残った鍋の具材を使ったうどん&家で作ってきた弁当(初日か2日目のお昼と考えていたもの)でした(^_^)v
弁当の鮭は塩味だと思っていましたが全く味がなくビックリしましたww
(多分、ムニエル用の鮭だったのかも??)
・七丈小屋のテント場より上は新雪と風でノートレース状態でした。
何処を登ろうかしばらくウロウロしてタイムロスしてしまいました(-_-;)
(正規ルートをトラバースしてたら途中で腰まで潜る箇所があり、ルート外した??と勘違いして戻って違うところから登ったりで疲れました・・・)
・稜線上は風が強く冷たかったです(>_<)
何度か耐風姿勢をとりながら登りました。
・撤退地点より上に行こうと少し歩きましたが空気の壁があるような感じで前に進めませんでしたww
その時の状況下では撤退は正解だったと思います。
(30分後には風が弱まり再アタックが可能になりましたが。)
・『てんきとくらす』の予報は6時〜9時までの風が27m/sで登山指数はC、9時〜12時までの風は17m/sで登山指数Bでした。
9時過ぎから良くなるという予報は当たってました!!
(撤退を決めた時刻は9時10分ぐらい、再アタックを決めた時刻は9時30分ぐらいでした。)
・写真62、写真63の箇所は雪が柔らかく新雪とそのまま谷底へ落ちそうで嫌な感じがしました(-_-;)
(間違いなく今回の核心部分です・・・滑落しないよう気をつけましょう!!)
・今回の山パウンドはいつもの材料の量の半分で小さい型で作りましたが、焼き上がりが上手くいってなかったように感じました(-_-)
七丈小屋で同宿した2組の夫婦にお裾分けしましたが、失敗作を笑顔で食べて頂きありがとうございました(^_^;)
次回どこかでお会いすることがあったら今回より美味しいものお裾分けできるよう今後も頑張りますww
反省
・アイフォンは寒さに弱いので直近の過去3回の山行の失敗をもとに肌身にハードシェルの内ポケットに入れて体温で温まるようにしてました。
そして、途中で電源を入れることなく歩きました。
(一度死んだふりされると、なかなか復活しなくて困るので・・・)
結果、寒さによる電源落ちはありませんでしたが、歩き始めて30分後ぐらいにGPSが計測中止になっていたことに気づかずGPSログが30分しか記録されていませんでした(-_-)
ザックの中のペットボトルの水が凍る環境においては肌身に近いハードシェルの内ポケットやズボンのポケットに入れて体温で温まるようにしたところで対して効果がないことは今回の山行でわかりました。
次回はザックに中で衣類に包んでどうなるか検証し、それで駄目ならガーミン購入を検討したいと思います。
(高いから買いたくないけどww)
羨ましいー!たしかに、携帯ダメですよね!俺もアクティブ5に変えたんですが、西堀行ったときだめでした、全然アクティブじゃねかったです,
厳冬期じゃなければ携帯のGPSも普通に使えて便利ですが、雪山のルーファイ等で力を発揮して欲しいこの時期に携帯のGPSが使えないんじゃ困りますよね
かといって、ガーミンは高いし購入は躊躇します(-_-;)
何か良いのないですかねー??
yama_poundさん こんにちは
粘り勝ちといった所でお見事です、さっそく良い事ありましたね
今年くらいなのか今年もかはわかりませんがきっとこれからも良い事ありそうじゃないですか ガーミン買ったらもっといいことあるかもしれませんよ(笑)
お疲れ様でした
天候が回復して登頂できた事は良い事でした(ある意味、念が通じた?)が、もっと良い事があるようにお祈りしてたので、これぐらいで終わりじゃ困りますww
登山道具って、どれも高くて困りますね(-_-;)
ヤマパンさん、お疲れ様でした!
厳冬期の3000m峰...( ̄Д ̄;)アングリ
相変わらず向かうところが凄い場所ばっかですねぇ(笑!
おニュー靴の試し履きも出来たようでナイスピークハントでしたね!
で、アイポンよりもアンドロイドの方が寒さに強いんでしょうか??
当面はそんな寒い所に行く予定はないのですが...( ´艸` )
次回はチョイワルそうな自撮りも期待しております♪お疲れ様でした!!!
焼き鮭、本当に味がしなくて思わず醤油を探しましたww
この日に甲斐駒ヶ岳山頂に登頂した人は小屋泊のソロ3人(私を含みます。)と鋸岳から縦走してきたペア1組だけだと思います。
(下山時に七丈小屋の少し上でソロの男性とすれ違いましたが、その方は登頂したかどうか・・・)
厳冬期の3000m峰は強風が吹き荒れていてなかなか厳しいですね
携帯ですがカイロで温める作戦を次回決行しようと思ってますww
甲斐駒ヶ岳、お疲れさまです!
青空と真っ白な雪山が美しいです 靴慣らしとのことでしたが、強風にも襲われて大変でしたね
中ノ岳では「菊水」、仙丈ヶ岳では「越乃寒梅」、そして今回はあのフルーティーな「〆張鶴」ですか う〜ん、しぶい…
yamaさんは日本酒党なんですね(^^)
日本酒党です
少しの量で酔える日本酒は最高でしょww
さすがに一升瓶は持っていけないのでペットボトルに詰めて持っていきます
(頂き物の日本酒は一升瓶が多くて )
個人的には雪中梅が好きです
某SNSのつぶやきがない=どこかに登ってるのでは?なんて思いながらロープウェーを泣く泣く乗ってましたけどやはりね(笑)
そのほぼ反対側の駿河湾の方向からまたもや指を加えて南アルプス&富士山を眺めてた時に登ってるとはなんということでしょう
一緒にいたかたが「この前一緒に山登った人はどうしてるんでしょうね?」と言ってたので『多分、どこかに登ってると思いますよ!』…と答えましたが、まさか前方の山とは・・・さすがです
それにしてもこの時期の黒戸をサクッと登れるあたりさすがですね、お疲れ様でした〜
・・・いつかパウンドケーキ食べたいなあ
黒戸尾根、雪の状況にもよりますが、この時期でも日帰りできそうですよー
・・・疲れるので私は遠慮しますがねww
(今年の私のテーマは『まったり登山 』なのでww)
パウンドケーキ、そのうち食べれると思いますよ(笑)
ヤマパンさん
こんばんは。(^-^)/
風速25m以上あったらムリですよね!
でも、あそこまで行って撤退かと思いきや粘り勝ち。
スゴすぎます。。。
きっと、これからも良いこと沢山ありますよー。
パウンドケーキだけじゃなく
鍋もお弁当も美味しそう。
厳冬の黒戸尾根、大変お疲れさまでした!\(^o^)/
あ、因みにカイロも氷点下だと効きません。(笑)
もう少しで頂上なのに意外にもあっさりと『この風じゃ撤退も仕方ないなー』って決断できましたよ!!
それぐらい猛烈な風でした(^_^;)
でも、9合目の剣が2本刺さった岩まで下りてきた時に雲がとれて青空が広がってきたので、しばらく待機後に再アタックしました!!
(上の風の状況は見た目だけでは判断できなかったのですが、『行って強風なら下ればいい、行けるところまで行ってみよう!』と登りました。)
何回か耐風姿勢をとる風も吹きましたが何とか登頂することができました
鍋は簡単でいいですよねww
野菜を切って入れて煮るだけですからww
カイロ、ダメですか・・・
やはり、できるだけ体に密着させて体温で温めるのが一番いいのでしょうが、私が着ている衣類はファイントラックのフラッドラッシュスキンメッシュ(ロングスリーブ)とミズノのブレスサーモ(中厚)、それにテヌルアのハードシェル、合わせて3枚しか着てないので体に近いポケットはハードシェルの内ポケットになるんですが体に密着してるわけじゃないので体温の効果が薄いんですよねー
腹巻きでもしてその中に入れようかな?(笑)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する