御嶽山・継子岳周回【68.6】絶景たくさん、でもクラシックルートは長かった、の巻。

2023年07月22日(土) ~ 2023年07月23日(日)

• GPS: 15:27
• 距離: 28.3km
• 登り: 2,687m
• 下り: 2,683m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:50
• 休憩: 0:07
• 合計: 1:57

距離 4.8km 登り 735m 下り 106m

22:02 油木美林遊歩道駐車場
22:08 22:15 こもれびの滝
23:38 百間滝展望台
23:42 百間滝小屋
23:59 宿泊地

2日目

• 山行: 10:36
• 休憩: 1:46
• 合計: 12:22

距離 23.5km 登り 1,932m 下り 2,586m

1:05 1:30 黒沢口七合目・行場山荘
2:16 2:28 女人堂
2:28 黒沢口八合目
3:24 3:44 石室山荘
3:49 覚明堂休泊所
3:54 二ノ池・頂上・黒沢口分岐
3:58 黒沢十字路
4:14 4:17 御嶽頂上避難シェルター
4:47 4:49 御嶽山
5:05 5:06 黒沢十字路
5:13 二ノ池山荘
5:20 二の池ヒュッテ
5:29 賽ノ河原
6:21 6:22 白竜避難小屋
6:23 三ノ池乗越分岐
6:33 摩利支天乗越展望台
6:46 6:47 摩利支天山
6:57 6:58 摩利支天乗越展望台
6:59 7:00 摩利支天乗越
7:07 巻道の三ノ池分岐
7:12 五ノ池
7:39 継子岳
7:47 7:53 継子岳２峰
8:09 四ノ池渡渉点
8:22 三・四・五ノ池分岐
8:31 8:36 三ノ池
8:47 8:48 巻道の三ノ池分岐
9:03 三ノ池乗越分岐
9:04 9:05 白竜避難小屋
9:11 9:12 賽ノ河原
9:25 9:26 二ノ池山荘
9:34 9:35 二ノ池・頂上・黒沢口分岐
9:38 覚明堂休泊所
9:45 9:55 石室山荘
10:26 10:34 女人堂
11:05 11:06 黒沢口七合目・行場山荘
12:05 百間滝小屋
12:10 百間滝展望台
13:14 13:18 こもれびの滝
13:23 油木美林遊歩道駐車場
13:27 ゴール地点

天候

晴れ。
山頂あたりではガスに包まれる(+_+)

アクセス

利用交通機関：

自家用車

油木美林遊歩道駐車場を利用。広々としていました。
遊歩道利用者さんが少々間停めていた程度のようです。

コース状況／危険箇所等

【登山口〜七合目】
道標もありルートミスのリスクは少なそうですが、通る人も少なく荒れ気味です。スタート直後の階段が長くてけっこう疲れる…。その後は笹が元気で服が濡れました。遊歩道等整備されているところも多いりますが、壊れかけていたり、滑りやすくなっていたりするので、要注意。乾いていればそれほど難儀しないと思います（ただし長いです…）。
【七合目〜御嶽山・剣ヶ峰】
森林限界を超えるとガレ・ザレが目立って滑りやすい場所が多発します。ルートは分かりやすいです。日が昇ると人が多くなってくるので、そういう意味での難しさは出てくるかと思います。
【継子岳・周回ルート・他】
摩利支天山への道は、少し高所感のある岩場。難易度は高くありませんがお気をつけて。継子岳の周回ルートは少々急なアップダウンもあり疲れた足には大変ですが、眺めの良いところも多いので、時間と体力に余裕のある方はぜひ歩かれるとよいと思います。

写真

7/22 22:00

油木美林遊歩道駐車場は利用者ゼロ。トイレ・ポストあります。トイレ脇に水もジャブジャブ出ていますが、これは飲めるのかしら？（←心配性）。ともかく、行ってきます！

7/22 22:01

駐車場のすぐ脇から遊歩道へ。ナイトハイクは久しぶり。

7/22 22:11

こんばんは。今夜も暑いですね。

7/22 22:15

落石跡などもあり、けっこう滑りやすくて危ない感じ。

7/22 23:16

暗くて分かりにくいですが、苔むした上に朽ちかけた木橋。ポールすらズルっと滑った危ない箇所。

7/22 23:55

なんだろう、フクロウかなぁ。

7/23 2:27

暗いので特に見どころもないまま八合目。だいぶ疲れましたが、ここからが本番…。

7/23 2:33

7/23 3:24

石室山荘。扉にこう書いてあったので、通らせていただきました。

7/23 3:39

壁があるって、暖かい♪少し荷物整理などさせてもらっていると、白装束のグループが準備をし始めました。日の出に合わせてかな？

7/23 3:55

この時まではまだ、星空が見えていたのですが…

7/23 4:19

山頂に着くとこんな感じ。あ〜、真っ白だ…。

7/23 4:47

信仰の山ということで、白装束を纏った方々がチラホラといらっしゃいました。

7/23 4:58

ガスが切れた瞬間を狙って…

7/23 5:02

なんとか（？）日の出だけはゲット。

7/23 5:09

山頂は諦めて、二ノ池へ。…池？

7/23 5:29

賽の河原を抜けて…

7/23 5:33

白竜避難小屋。朝ごはんを食べようとしたのだけれど、中で「行」？をやっているそうで、入れてもらえませんでした。仕方ないので外で食事。風が弱まっていてよかった。

7/23 5:41

三ノ池を見下ろしながらカップ麺をすすります。本来なら文句も言いたいところですが（こっちも徹夜でフラフラなのですよ）、信仰の山なのである意味仕方がない面もありそうですね。

7/23 5:41

剣ヶ峰はまだガスに包まれていますが、少し下がったところは景色が開けてきました。よかった〜。

7/23 5:50

空が映ってキレイ。あとでアチラも回ることになります。

7/23 6:17

ほんのわずかの標高差ですが、雲のかかり方がかなり違うようです。

7/23 6:21

摩利支天山へ行くかどうか悩みましたが、せっかくなので立ち寄ってみることに。

7/23 6:21

賽の河原も、青空の下だと爽やかな雰囲気。

7/23 6:29

この周辺は、この子がたくさん咲いていました。

7/23 6:43

あっという間に摩利支天山。

7/23 6:43

岐阜、高山方面かなぁ。素晴らしい眺めです。

7/23 6:43

うっすらとしたシルエットは、方角的に乗鞍岳かな？

7/23 6:56

継子岳へ向かいます。ここは四ノ池をぐるっと回る、周回ルートになりますね。時計回りで行きます。

7/23 6:57

7/23 7:07

まだ雪の残っているところもあるのですねぇ。

7/23 7:07

7/23 7:10

三ノ池はお水たっぷり。

7/23 7:11

五ノ池は干上がってしまいそう。

7/23 7:12

五ノ池小屋に到着。オシャレな雰囲気でした。

7/23 7:13

テラスからこの眺めを楽しむことができるようです。優雅ですね。

7/23 7:15

7/23 7:16

この辺りはコマクサの大群生地のようです。可愛いです。

7/23 7:22

7/23 7:23

四ノ池は湿地帯のようになっていました。

7/23 7:28

7/23 7:33

ちょっとしたガレ場。

7/23 7:34

霧の中や、暗い時間帯だったら、おどろおどろしい雰囲気になってしまったかもしれません…。

7/23 7:37

ハイマツの中にライチョウの親子がいたのですが、カメラの準備をする前に隠れてしまいました、残念。

7/23 7:38

もう一息な気がします。

7/23 7:39

継子岳の山頂に到着。今日はここが折り返しになります。

7/23 7:39

時々雲が立ち上がりますが、まだ大丈夫。今日は時間が経つほど雨の確立が上がるようなので、早めの下山を心掛けたいところです。

7/23 7:41

日陰になると気持ちが焦ってしまいます。平常心、平常心。

7/23 7:44

写真だとみにくいと思いますが、そこかしこにコマクサが。

7/23 7:55

四ノ池。シーズンによっても表情が変わりそうですね。

7/23 7:55

このフチを歩いてきました。巨大な火口ですね。

7/23 8:00

おや、その後ろ姿は…

7/23 8:01

ライチョウさんではありませんか。こんにちは〜。

7/23 8:02

少し遠くに、ヒナもいました。皆の人気者です。

7/23 8:03

7/23 8:04

7/23 8:06

四ノ池の底から。

7/23 8:06

また登らなければならないのがツラいところ。

7/23 8:08

池から川が流れていました。キレイな水でした。

7/23 8:11

7/23 8:11

7/23 8:19

四ノ池にはサヨナラして…

7/23 8:21

次は三ノ池を回ります。この標高にこの景色、実に不思議です。

7/23 8:30

少し風が出てしまったかな。水鏡とはならず。

7/23 8:30

7/23 8:33

三ノ池避難小屋。

7/23 8:33

横になるのは難しそうですが、緊急時にはありがたいですね。

7/23 8:34

そしてなんと、離れにトイレもありました。

7/23 8:37

ここからまた登り。

7/23 8:40

ココがなかなかキツかったです。

7/23 8:53

崩れ個所にロープがありましたが、ちょっと掴みにくい感じでした（設置してくださった方、ゴメンナサイ）。

7/23 9:01

もう一息…。

7/23 9:02

白竜避難小屋に戻ってきました。剣ヶ峰のあたりの雲も無くなっていて、絶景を望めます。……あれ？雨予報は？

7/23 9:02

7/23 9:04

「行」も終わっているようなので、白竜避難小屋の確認。

7/23 9:05

奇麗ですね。「3日連続での行の場合は連絡を…」的なことが書いてあるので、やはり「行」をすることそのものは禁止ではないようです。

7/23 9:10

賽の河原を抜けて…

7/23 9:24

二ノ池も抜けて…

7/23 9:26

二ノ池山荘には立ち寄らず…

7/23 9:26

剣ヶ峰との分岐まで戻って下山です。かなり人が増えてきました。ロープウェー利用の人達ってことでしょうかね。

7/23 9:36

暗くて怖かったのでスルーしてましたが、道中はこういったものがたくさん建てれらています。

7/23 9:41

こうして見るとなかなか険しそう。

7/23 9:41

下りは滑りやすかったです。雲も増えてきたな〜。

7/23 11:04

人が多くて歩きにくかったですが、この分岐（左はロープウェー）を右に入れば、おそらく人はいなくなるハズ。

7/23 11:05

う〜む、解読の難しい看板ですね…。まぁきっと、増水時は気を付けて的な内容でしょう。

7/23 11:24

こんな枯沢を渡るところが数か所ありますが、対岸の入り口が分かりにくい場所があったので、暗い時にはご用心を。テープはほとんど見かけませんでした。

7/23 11:30

壊れかけたところも。夜は濡れていて怖かったです。

7/23 11:40

7/23 11:41

7/23 11:57

けもの道のような場所も。

7/23 12:04

百間滝小屋。廃屋のようになっています。

7/23 12:04

中もこんな感じで、かなり埃っぽく、休んだりできる感じではありませんでした。扉も無く壁も一部壊れています。（夜は怖かった）

7/23 12:06

百間滝。

7/23 12:07

ご立派な滝です。ちなみにこの近くに、崩落個所がありましたのでお気をつけて。

7/23 12:33

このあたりの木は根元に空間のあるものが多かったです。下に岩盤でもあって値が張れないのかな？

7/23 12:38

7/23 13:17

夜は真っ暗な中に音だけが響いて怖かった滝も、明るい時間帯にはこんなに清々しい感じ。

7/23 13:19

こもれびの滝。浴びていきたい。ここまでくれば駐車場はすぐそこです。

7/23 13:28

トイレ横の水で手を冷やして、濡らしたタオルで体を拭いてサッパリ。今日も無事に下りてくることができました。お疲れさまでした。

撮影機器：

moto g31(w) motorola

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ 食器 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック ナイフ カメラ 携帯トイレ アイゼン（4本爪） 傘 ツェルト

感想

pumi3

こんにちは。張り切って計画を立てるものだから、実際の山行後には疲れ果てて「こんな道、二度と歩くものか」と八つ当たり気味になることもある（←でも懲りずにまたやる） pumi3 です。

今週は単発の休みだったので泊りにはできず、日帰りです。で、どこへ行こうかなと悩んでいたのですが、ちょっと遠いけど気になっていた御嶽山にチャレンジすることに。前日土曜は半日勤務だったので、午後から献血に行って、その後移動。車中で仮眠をしてからスタートするつもりだったのですが、山頂付近は昼過ぎから雨が降りそうだったので、それならばとナイトハイクにすることに。予定のペースで歩けば、山頂でちょうど日の出の時間かも…。ということで、こんな山行となりました。日の出はイマイチだったけど…その後は青空も広がり、絶景の中を楽しんで歩くことができました（かなりハードでしたが）。

御岳山は信仰の山ということで、独特の雰囲気でしたが、私としては数年前の噴火、それに伴う悲しいニュースのイメージの方が強いですね。それらについても少し触れようと思ったのですが…ちょっと長くなってしまいそうだったのでまたの機会としましょう。亡くなった方々のご冥福をお祈りいたします。

さて、帰りの道中ではタイヤがパンクしてしまい、とりあえずスペアタイヤに替えて山梨まで戻ってきましたが…なぜにあんな所に側溝のフタが置かれていたのか…まぁ考ええても仕方がありません。山行だけでなく、行き帰りの道中も気を付けなければいけませんね。出費がイタイです(>_<)。皆さんもお気をつけて。

コメント

Snufkin

pumiさん、こんばんは😊
去年歩いたばかりなので懐かしく拝見させていただきました☺️
信仰の山だけに、独特の雰囲気がありますよね。
私もせっかく行くからには全部回りたいと思ったのですが、とてもpumiさんほどの元気はなく、こうしてレコを拝見すると、全部回りたかった（体力的にムリ）と悔やんでしまいます😆
雷鳥さんにも会えて、素敵な山行でしたね🥰
（タイヤは泣ける〜😭）

pumi3

Snufkinさん、コメントありがとうございます(^^)
明るい時間帯だとそうでもないのですが、夜間に歩くにはちょっと向かないエリアでしたf(-_-;)。（←カメラに何か写ってしまいそう…）
昨年のSnufkinさんのレコも拝見させていただいていていて、この絶景はぜひ見ておかねば…との思いで歩いてきました。剣ヶ峰まででだいぶ疲弊していたのですが、その後は何となく歩けてしまうのが名峰・絶景の不思議さですね。