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Yamareco

記録ID: 5748475 全員に公開 無雪期ピークハント/縦走 中央アルプス

空木岳〜木曽駒ヶ岳縦走

情報量の目安: A
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日程 2023年07月22日(土) ~ 2023年07月23日(日)
メンバー
アクセス
利用交通機関

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GPS
20:58
距離
24.4 km
登り
3,450 m
下り
1,734 m

地図/標高グラフ


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歩くペース 0.8~0.9(速い)
※ヤマプラ掲載の「山と高原地図」標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率(全コースのうち75%の区間で比較) [注意事項]
表示切替:

コースタイム [注]

1日目
山行
12時間8分
休憩
1時間49分
合計
13時間57分
S空木岳登山口駐車スペース03:3104:12空木岳登山道取付地点04:19空木岳登山道入口04:2004:39林道終点04:4705:11タカウチ場05:51池山05:5706:10池山小屋06:2606:28池山尾根水場06:3006:57尻無07:08マセナギ08:02大地獄08:0308:06小地獄08:0708:28ヨナ沢ノ頭08:3109:38空木平カール分岐点10:15駒石10:2110:52空木駒峰ヒュッテ11:0911:18空木岳11:3513:04木曽殿山荘13:0513:35東川岳15:13熊沢岳15:1416:20大滝山16:45檜尾岳16:5117:00檜尾小屋17:2317:28檜尾岳
2日目
山行
5時間40分
休憩
1時間6分
合計
6時間46分
檜尾岳07:0908:20濁沢大峰08:2609:27島田娘09:2809:36極楽平09:3709:44サギダルの頭09:4509:49三ノ沢分岐10:0810:40宝剣岳11:0811:18宝剣山荘11:34中岳11:42木曽駒ヶ岳 頂上山荘11:4312:32木曽駒ヶ岳12:3712:47木曽駒ヶ岳 頂上山荘12:57中岳12:5913:06天狗荘13:13乗越浄土13:1413:53ホテル千畳敷13:5413:55千畳敷駅G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
その他周辺情報駒ケ根駅前の割烹料亭 水車のソースカツ丼がおいしかった
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図

写真

真っ暗の樹林帯をヘッデンを着けてしばらく登ります
2023年07月22日 03:31撮影 by iPhone SE (3rd generation)Apple
真っ暗の樹林帯をヘッデンを着けてしばらく登ります
1
ようやく樹林帯を抜けてヘッデンを外せます。
2023年07月22日 04:40撮影 by iPhone SE (3rd generation)Apple
ようやく樹林帯を抜けてヘッデンを外せます。
池山から遠くに千畳敷がうっすらと見えます。
あそこまで行くと思うと気が遠くなる。
2023年07月22日 05:55撮影 by iPhone SE (3rd generation)Apple
池山から遠くに千畳敷がうっすらと見えます。
あそこまで行くと思うと気が遠くなる。
1
池山小屋の水場は枯れています。
もう少し先にある分岐の水場は生きてます。
2023年07月22日 06:26撮影 by iPhone SE (3rd generation)Apple
池山小屋の水場は枯れています。
もう少し先にある分岐の水場は生きてます。
ようやく空木岳が見えてきました。
2023年07月22日 09:47撮影 by iPhone SE (3rd generation)Apple
ようやく空木岳が見えてきました。
1
駒石
2023年07月22日 10:16撮影 by iPhone SE (3rd generation)Apple
駒石
1
駒峰ヒュッテ
幽霊が出るという噂・・・
2023年07月22日 11:08撮影 by iPhone SE (3rd generation)Apple
駒峰ヒュッテ
幽霊が出るという噂・・・
空木山頂はガスでほとんど何も見えません。
2023年07月22日 11:23撮影 by iPhone SE (3rd generation)Apple
空木山頂はガスでほとんど何も見えません。
1
空木岳から先の稜線はいきなりハードな岩場の連続。
舐めてました。
2023年07月22日 11:37撮影 by iPhone SE (3rd generation)Apple
空木岳から先の稜線はいきなりハードな岩場の連続。
舐めてました。
1
木曽殿山荘からの登り返し。
うんざりします。
2023年07月22日 12:45撮影 by iPhone SE (3rd generation)Apple
木曽殿山荘からの登り返し。
うんざりします。
下界は青空が広がっているようです。
2023年07月22日 16:14撮影 by iPhone SE (3rd generation)Apple
下界は青空が広がっているようです。
1
本日の幕営地、去年オープンした檜尾小屋のテン場
2023年07月22日 16:50撮影 by iPhone SE (3rd generation)Apple
本日の幕営地、去年オープンした檜尾小屋のテン場
2
早朝のテン場から。
ガスが立ち込めてます。
2023年07月23日 05:29撮影 by iPhone SE (3rd generation)Apple
早朝のテン場から。
ガスが立ち込めてます。
しばらくするとガスが晴れて朝日がきれいに見えました。
2023年07月23日 05:38撮影 by iPhone SE (3rd generation)Apple
しばらくするとガスが晴れて朝日がきれいに見えました。
2
昨日越えてきた空木岳
2023年07月23日 05:39撮影 by iPhone SE (3rd generation)Apple
昨日越えてきた空木岳
1
檜尾小屋
2023年07月23日 05:45撮影 by iPhone SE (3rd generation)Apple
檜尾小屋
1
空木岳から檜尾岳の稜線
2023年07月23日 06:00撮影 by iPhone SE (3rd generation)Apple
空木岳から檜尾岳の稜線
1
遠くに見えるのが木曽駒ケ岳?
2023年07月23日 08:25撮影 by iPhone SE (3rd generation)Apple
遠くに見えるのが木曽駒ケ岳?
1
宝剣岳、ガスが立ち込めています。
2023年07月23日 09:50撮影 by iPhone SE (3rd generation)Apple
宝剣岳、ガスが立ち込めています。
宝剣岳アタック中、ガスが一瞬晴れて木曽駒ケ岳、中岳が見えます。
2023年07月23日 10:14撮影 by iPhone SE (3rd generation)Apple
宝剣岳アタック中、ガスが一瞬晴れて木曽駒ケ岳、中岳が見えます。
時折ガスが晴れると千畳敷が見えます。
2023年07月23日 10:30撮影 by iPhone SE (3rd generation)Apple
時折ガスが晴れると千畳敷が見えます。
2
トロールの舌
2023年07月23日 10:41撮影 by iPhone SE (3rd generation)Apple
トロールの舌
宝剣山荘
2023年07月23日 11:16撮影 by iPhone SE (3rd generation)Apple
宝剣山荘
木曽駒山頂の社
2023年07月23日 12:37撮影 by iPhone SE (3rd generation)Apple
木曽駒山頂の社
乗越浄土からの下りは大渋滞
2023年07月23日 13:20撮影 by iPhone SE (3rd generation)Apple
乗越浄土からの下りは大渋滞
宝剣岳の登りはあの稜線を越えました。
2023年07月23日 13:34撮影 by iPhone SE (3rd generation)Apple
宝剣岳の登りはあの稜線を越えました。

感想/記録

初の単独テン泊縦走、駒ケ根高原スキー場駐車場スタートの空木岳〜木曽駒ケ岳縦走に行ってきました。
昨年クラウドファンディングでオープンした檜尾小屋のテン場に泊まってみたくて、昨年雨で流れた山行のリベンジです。
逆の木曽駒ケ岳〜空木岳のルートも考えたのですが、ほとんど下りで物足りなかったので、登りのルートでチャレンジしました。

1日目
駒ケ根高原スキー場駐車場(無料)で車中泊して早朝3:30に空木岳登山口からスタート。
しばらくは真っ暗の樹林帯をヘッデンの明かりを頼りに登る。
いきなりかなりの急登、早朝にもかかわらず汗が噴き出る。
日の出とほぼ時を同じくして樹林帯を抜け、ようやくヘッデンを外せる。
ここからだいぶ傾斜が緩やかになるが、すぐまたタカウチ場のあたりから急登。
空木岳の山頂まで2000mほどの標高差、たまに傾斜が緩やかになる箇所もあるが、基本延々と登りが続く。
おかげで高度はぐんぐん上がっていくが、15kgほどのテン泊装備を背負っているので、ばてないようにゆっくりゆっくり登っていく。
マセナギから空木平の稜線に出るまでの間は「迷い尾根」「大地獄」「小地獄」などと物々しい地名が付けられているが、実際やせ尾根や梯子や鎖場が所々にあり、重荷を背負っての歩行はかなり気を遣う。
11:20に空木岳登頂。
ガスが立ち込めていてほとんど何も見えない。
ほぼ予定通り登頂できたので後は稜線歩き、余裕だと思っていたが空木岳からの稜線を舐めていた。
ここから更なる過酷な行程がはじまる。
空木岳からいきなり木曽殿まで300mほど下るのだが、ここが気軽に歩いて下れる代物ではなく、岩場のクライムダウンの連続。
ようやく木曽殿に着いたと思ったらそこからまた急登を登り返し。
その後も小さなピークをいくつも越えていくが、その間槍の穂先くらいの難易度はあろうかという難所がいくつもある。
逆ルートですれ違う登山者には何人も会ったが、同じ方向に向かう登山客には一人も会わなかった。
池山・空木を超えて檜尾まで行こうという奇特な登山者は自分だけなのだろう。
17:00に檜尾小屋に到着。
テン場は新しいだけあってきれいに整備されている。
ただ、受付や売店のある小屋へは歩いて5分ほど、更に水場はそこから5分ほど結構な急坂を下ったところにある。
山での水のありがたみを改めて思い知らされた。
ビールとウィスキーで疲れを癒して19:00頃いつの間にか就寝。

2日目
5:00起床。
前日に引き続きガスが立ち込めていて何も見えないが、日の出からしばらくしてガスが引いていき、前日は見えなかった空木岳や越えてきた稜線をきれいに見渡すことが出来た。
7:00にテン場を出発。
まずは檜尾岳から200mほど一気に下り、そこから濁沢大峰を越えて島田娘まで300mほどの登り。
前日の稜線歩きに引き続き大小のピークをいくつも越えていくが、宝剣岳の手前、三ノ沢分岐までは難所らしい難所はない。
日は差しているが所々ガスがかかっており、展望はあまりよくはない。
三ノ沢分岐から宝剣岳までの稜線が今回の山行一番の難所。
前の週に前穂北尾根に行ってきたこともあり、特に苦労することもなく宝剣岳登頂。
4年前に登った時には立ち上がれなかった宝剣岳の頂きで、今回は悠々立ち上がることが出来た。
宝剣岳を下ってそこからはハイキングコース、老若男女様々の登山客が一気に増える。
中岳を越えて12:00に木曽駒ケ岳登頂。
前回来たときは360度アルプスの山々がきれいに見渡せたが、今回はガスで何も見えない。
山頂で昼食後、乗越浄土経由で千畳敷まで下りロープウェーで下山。
菅の台のこまくさの湯で汗を流し、駒ヶ根駅前の「水車」でソースかつ丼とそばのセットを食べて帰路に就く。
ソースかつ丼おいしかった。

今回はガスに覆われていて稜線の景色をあまり満喫できなかったので再挑戦してみたいと思いますが、その時は逆コースあるいは小屋泊まりにしてもう少し楽しようと思います。
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