【南アルプス・聖岳〜赤石岳】南ア南部の大迫力縦走路をツェルト泊で巡る

2023年07月25日(火) ~ 2023年07月27日(木)

• GPS: 26:35
• 距離: 39.5km
• 登り: 4,181m
• 下り: 4,234m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:06
• 休憩: 1:16
• 合計: 7:22

距離 14.6km 登り 1,886m 下り 745m

3:56 スタート地点
4:03 4:05 赤石岳東尾根コース登山口
4:09 4:12 牛首峠
4:25 聖岳東尾根入山口
4:39 4:53 聖沢登山口
6:11 6:31 聖沢吊橋
7:19 7:43 造林小屋跡
8:24 8:29 乗越
9:39 9:47 滝見台
11:18 聖平小屋

2日目

• 山行: 7:31
• 休憩: 2:26
• 合計: 9:57

距離 11.0km 登り 1,379m 下り 1,191m

3:04 聖平小屋
3:07 3:08 聖平小屋分岐
3:29 3:38 薊畑分岐
4:29 4:38 小聖岳
5:55 6:04 聖岳
6:21 6:35 奥聖岳
6:51 7:09 聖岳
8:07 8:18 聖兎のコル
9:08 9:21 兎岳避難小屋
9:33 10:02 兎岳
10:41 10:57 小兎岳
11:48 11:58 中盛丸山
12:11 12:16 中盛丸山・大沢岳間分岐
12:59 13:01 百間洞山の家
13:01 宿泊地

3日目

• 山行: 7:52
• 休憩: 1:20
• 合計: 9:12

距離 13.9km 登り 932m 下り 2,308m

2:33 宿泊地
3:43 3:46 百間平
6:00 6:01 赤石岳避難小屋
6:02 6:27 赤石岳
6:38 6:47 赤石岳・小赤石岳間分岐
7:21 7:33 北沢源頭
8:17 8:23 富士見平
8:48 8:59 赤石小屋
10:11 10:12 休憩ポイント
10:32 10:35 カンバ段
11:35 11:44 赤石岳東尾根コース登山口
11:45 ゴール地点

天候

晴れ（夕方は雷雨）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

畑薙第一ダム 夏季臨時駐車場：非舗装の広大な敷地、無料（トイレ・水場あり）

コース状況／危険箇所等

聖岳登山口〜聖沢吊橋：崩落箇所あり（但し迂回のトレースがつけられている）
それ以外は、よく整備された登山路

その他周辺情報

白樺荘：５１０円（施設綺麗、露天風呂あり）
https://ikawa-shinko.wixsite.com/shirakabasou

写真

7/24 13:37

畑薙第一ダムの駐車場、結構ガラガラです

7/25 3:42

椹島ロッジに前泊、どこかに泊まらないとバスに乗れないシステムです・・

7/25 4:43

椹島から林道を歩いて聖岳登山口に到着、殺伐とした雰囲気です

7/25 5:22

登山路崩落してますが、薄くトレース付いてます

7/25 5:44

日がさしてきました、天気良さそうです

7/25 6:15

聖沢吊橋、こんな山奥にしっかりとした橋で助かります

7/25 8:29

聖岳見えてきました

7/25 11:04

聖沢にイワナいますね・・・

7/25 11:42

お昼前に聖平小屋に着いてしまいました、でツェルトを設営

7/25 12:16

外にマットを出して、とりあえずアサヒ (600円也) で乾杯

7/25 16:01

変わり映えしないUL仕様の夕食です

7/25 16:51

腹ごなしに気持ちの良い小屋周辺の木道を散歩

7/25 18:11

有人の聖平小屋は初めてです

7/25 18:19

可愛い幕営許可証・・・

7/26 4:39

AM3時に出発し、小聖岳付近でトワイライト富士山

7/26 5:09

相変わらずエグい聖岳の急登

7/26 6:01

聖岳着きました、昨秋よりは天気いいかな？

7/26 6:01

山頂標識の後ろ、後光指してます・・・

7/26 6:23

今回は奥聖岳まで寄り道しました

7/26 6:30

ケルンの裏に隠れていた旧標識

7/26 6:38

聖岳への帰り道、スカッと晴れて来ました

7/26 7:37

これから本日のメイン・イベント、兎岳から中盛丸山までの縦走路へ・・・

7/26 7:49

兎岳方面のコル、結構下りるのね・・・

7/26 9:09

兎岳避難小屋、看板ひっくり返っています・・・

7/26 9:23

兎岳以降も結構アップダウンあります

7/26 9:32

念願のうさぎ年に兎岳、今年の目標にしており結構感動しました

7/26 10:51

あまりマークしていなかった中盛丸山、この後痛めつけられます・・・

7/26 11:49

結構辛い思いした割にはそっけない山頂標識です

7/26 15:46

百間洞山の家の段々畑のようなテント場、このサイトは本日完ソロです

7/26 14:47

2日目のご褒美はエビスをセレクト、3週間禁酒してましたがこの山行で呆気なく破棄・・・

7/26 17:52

豪雨と雷にやられています、床下浸水して来ましたのでシュラフカバーで完全防備・・・

7/27 3:45

3日目、ガスの中を百間平に到着

7/27 4:21

やっと空が白んで来ました

7/27 4:31

赤石岳登山路のハイライト、馬の背に雲が流れて気分が上がります

7/27 4:38

今回の山行で楽しみにしてた赤石岳のトラバースが見えて来ました

7/27 4:42

中央アルプスを望む峡谷が幻想的です

7/27 4:49

赤石岳のトラバース、気分が上がります

7/27 4:55

通った時には闇＆ガスだった百間平が見えて来ました

7/27 5:07

聖岳、やっぱりカッコイイですね

7/27 5:07

ここまでの縦走路を振り返る、結構長かったな・・・

7/27 5:38

最終日に取っておいたラスボス攻略中・・・

7/27 6:04

赤石岳に到着、コロナ禍を挟んで4年ぶりですね！

7/27 6:10

これまでの長い縦走路を振り返る

7/27 6:10

4年前に巡った荒川三山もバッチリ見えます

7/27 6:29

では2000メートル下って帰りますか・・・

7/27 6:42

ありがとう快晴の赤石岳、やっぱり南ア南部が好きです！

7/27 8:17

朝8時なのにもうガスかかって来ました・・・、以降黙々と下る

7/27 14:00

長旅を終え無事駐車場に戻って来ました、お疲れ様でした

撮影機器：

iPhone 12 mini Apple

感想

keysaku

ウチで飼っているウサギ、平均寿命7〜8年とのことなので、兎年までは生きていないだろうなと思ってましたが、現在9歳でまだピンピンしております。ということで兎年記念で兎岳に行くことを今年の目標にして来ました。

この兎岳、南ア南部のどの登山口からも到達しにくく、かつ宿に最低一泊しなければバスに乗せてくれないという幕営派にはなかなかきついシステムのため、結構悩みましたが、椹島ロッジの夕食付き前泊で豪華に決めることにしました。

一般的に南ア南部の椹島を起点とする周回路は荒川三山〜赤石岳ですが、今回は兎年記念ということで、幾分マイナーな聖〜兎〜赤石の周回としました。このコース、距離、高低差ともに中々タフネスでした。その代わり、梅雨明けの夏山シーズンの割に登山者はまばらで、かつ圧巻の景色を満喫できる、かなりオススメのコースでした。

2日目の百間洞のツェルト泊で豪雨と雷に会い、床下浸水してしまうという困難もありましたが、予め準備していたシュラフカバーと防水バックのお陰で何とか凌ぐことができました。シングルウォールのテントですと、一旦中に溜まった水はそのままプール状態となりますが、ツェルトはそもそも底が空いているので、水が引けば自動的に排水されるため、意外と豪雨耐性もあるとの感想です。

取り敢えず、今年の目標は無事達成できました。でもウチのウサギにせっかく苦労して撮った兎岳の写真を見せても、一瞥をくれたのみでした。まあそうか・・・