穂高バスターミナル〜鏡平〜双六岳〜鷲羽岳〜水晶岳〜野口五郎岳〜烏帽子岳
- GPS
- 27:17
- 距離
- 46.7km
- 登り
- 3,497m
- 下り
- 3,600m
コースタイム
- 山行
- 8:12
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 8:34
- 山行
- 9:50
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 11:27
- 山行
- 7:13
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 7:29
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
感想
(※最初の穂高バスターミナル近くのログが途絶えているのは、ヤマレコくんが勝手に記録を止めて、再開しているためです。なので初日は1分程度誤差が生じています、それと高瀬ダムから先は記録切り忘れて、タクシーで移動しておりますのでお許し下さい😥)
今回は前回唐沢岳から見えていた裏銀座の縦走を行いました。
初日は夜行バスによる睡眠不足デバフにより案の定弓折乗越でへばってしまい、ザックがやけに重く感じてしまった。そのことから双六小屋で明日の双六岳登頂時のコンディションで撤退を視野に計画を練り直していました。
鏡平の池に映り込む穂高連峰と槍ヶ岳を見れただけで正直満足ではあったんですけどね…(汗)
二日目、昨日とは打って変わりコンディションが改善し、ザックの重みも感じない程度に回復。
念のため当初の計画よりも1時間早く出発をしていたがこれが運良く噛み合い、水晶岳登頂し水晶小屋へ戻るまで天候は保ってくれた。
だが、この後ひどい雷雨に見舞われ、ダメ押しに4、5mmの氷が降ってくる始末。
正直、レインウェア着ていても中は濡れているのと、身を隠せる所がなかったため、岩に正面を向けて、ザックで氷をまともに喰らうハメに…
氷は止んだが雷鳴がおっかなく鳴り響き続けてこの嵐に巻き込まれた他の方々と話して雨宿りしている中、前まで居たピークに雷が落ちた所を見たせいでまともに動けなくなり、嵐が過ぎるのを数十分待つことに。ただ、前者で述べた氷を食らっていたこともあり、体温が著しく低下し、長期戦は低温症のリスクがチラついておりかなり焦り、体を動かして熱を作っていた。
この間に次の宿泊地である野口五郎小屋へ2時間遅れる旨を連絡し、槍ヶ岳を見ながら嵐が去るのを待っていました。
雷雲は黒部の方に一旦流れ、次に燕岳方面から新たな雷雲が来はじめていたので隙を見て必死に走り抜き、本来の予定時刻より30分遅れで到着することができました。…だうなってんだ私のフィジカル💦
野口五郎小屋の方々にも心配をかけてしまい申し訳なかったですが優しく対応してくださり、本当に感謝の一言でした!
最終日は昨日登れなかった野口五郎岳に向かい、ご来光を眺め、次に三ツ岳、烏帽子岳順に、攻略していきました。本日も昨日の天気同様と聞いていたため昼前後には必ず丸太橋まで下ることと意識していた。
烏帽子岳は思った以上に山頂付近が難しくなり、鎖が無いと通るのが難しい状態で今回の山行で一番難しかったです。
ただ、景色はとても良く、唐沢岳が高瀬ダムの水面に写り、去年苦労して登った山なだけあり嬉しくなりました。
ブナ立尾根はかなりの急登で終始階段地獄になっており、蝶ヶ岳ヒュッテから三俣登山口への階段地獄が霞むほど険しいものでした。
階段等の段差はダイトレで嫌でも身に着けたトレポ捌き輝く、私の得意分野なためそこそこ楽ではありましたが登りで登りでは絶対使いたくないと思いました。
しかし餓鬼岳小屋〜白沢登山口の方がこれより1時間以上かかり、熊笹のほぼ藪漕ぎやザレ場、鎖場、トラロープ、渡渉、ハシゴ等アクション要素増し増しの展望なしだった点を考慮すればまだこのルートはよく整備され、休憩ポイントも明確だったのでまだ優しくはあります。
槍ヶ岳を見ながらの縦走最高でしょうね。私も3度ほど三俣蓮華岳をコースを変えて登りましたが、悪天候により景色を楽しむことができなかったので、羨しく思います。
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