最高の天気!日本一美しい大朝日連峰の稜線を堪能(鳳登山口〜以東岳〜西朝日山〜大朝日山〜小朝日山〜鳥原山)
- GPS
- 17:50
- 距離
- 30.9km
- 登り
- 2,789m
- 下り
- 2,313m
コースタイム
- 山行
- 7:14
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 8:13
- 山行
- 10:26
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 11:11
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
鶴岡からタクシーで大鳥登山口へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
良好 |
写真
感想
最高の天気!日本一美しい大朝日連峰の稜線を堪能(鳳登山口〜以東岳〜西朝日山〜大朝日山〜小朝日山〜鳥原山)
雑誌の写真を見て一度は登ってみたかった大朝日連峰の稜線!
今回、ついに行ってきました。この縦走ルートを辿るのに必須なのは大鳥登山口から以東岳を登って行くこと。
ということで、大鳥登山口のある泡滝ダムに向かいます。初日から少しでも歩行の時間を確保したかったので、まずは深夜バスで東京から鶴岡へ。事前にタクシーを予約しておいて、鶴岡から泡滝ダムまで。17000円なり。痛い…。
バスも出てるようなのですが、バスを使うと登山開始がかなり遅くなってしまうので、今回は時間をお金で買います。
泡滝ダムについて準備をしたら7:30。登山開始です。最初は標高もあまり上がらず長い距離をひたすら大鳥池まで進みます。ここは伝説の巨大魚タキタロウがいるといわれている釣り好きの聖地のような場所のようです。
タキタロウ小屋の管理人さんに、二日前に熱中症でヘリで搬送された人がいるという話にビビりながら、灼熱の直登コースへ。冷たい水もここで補給。
オツボ峰を回るルートだと、のぼりが緩やかになるそうですが、時間が惜しいのでハードでも直答を攻めます。
しばらく、大鳥池の淵を回ってから直登に入ります。この池の周りですが、ミスると池に落ちそうで何気に気を使いました。
直登ですが、まあ…直登です。気温も上がってきてかなり地獄でした。ある程度登ると上から大鳥池を見渡せたり、以東小屋が近づいてくると、一気に森林限界になり景色が良くなります。
直射日光を浴びながら以東小屋へ。ここまで来れば、あとは絶景の稜線巡りです。
以東小屋で、のんびりカップラーメンでエネルギーチャージしたら、二百名山の以東岳に登ります。山頂は小屋からすぐなのでなんなく登頂。
以東岳…ここから大朝日に連なる稜線の景色がすごかった…。今まで登ってきた山の中で一番美しい稜線かもしれません。これは、すごいなあ。若干雲は出てきていましたが、絶景でした。
あとは、優雅に稜線を歩いて…というわけにはいかず、見た目の美しさとは異なるアップダウンの苦労を味わいながら今日の宿泊地、狐穴小屋へ。ここで、気がついたのですが、このルートコースタイム厳しくないですか?
今回、避難小屋泊ということで、シュラフとマット、食料を持っていって重量が増しているのと、暑さもあって、確かにペースは遅くなりそう。だが、それにしてもぺーすが遅い。これは山と高原地図やYAMAPのコースタイムがかなり厳し目になっていると感じました。狐穴小屋到着は15:30前。できれば、その先の竜門小屋まで行きたかったけど、18:00くらいになってしまいそうなので、今回は狐穴小屋にお世話になります。実は始めての避難小屋です。
今回、小屋を利用している人は4組だけ。悠々スペースが使えます。小屋は綺麗な上に、トイレは水洗。小屋前には水がじゃぶじゃぶ!ちょっと快適すぎますね、この小屋。
朝日連峰縦走路にある山小屋では、水が目の前に出ているのは、ここ狐穴と竜門だけになります。他の小屋は、少し歩いて水場に行く必要があり、快適さは抜きん出ています。
小屋では一緒になった方と、山談義などしながら楽しく時間を過ごせました。明日も早いので早めに就寝。
朝、十分に明るくなった5時前に出発です。狐穴小屋から北寒江山を越えて、龍門小屋へ向かいます。この辺りは稜線の絶景と、高山植物の嵐で全然飽きません。この日は、稜線では風が吹いていて暑さも幾分マシでした。
昨日の目標だった竜門小屋を越えて龍門山へ。竜門小屋も水がじゃぶじゃぶです。そこから西朝日岳へ。なかなかきつい登りが続きます。
だんだん、大朝日岳も近づいてました。三角の山頂がスマートで綺麗です。
この山域で一番混雑する、大朝日岳直下の大朝日小屋に到着。ここでリュックをデポして、山頂をピストンします。
この日も天気に恵まれたので、山頂からは!ぐるりと素晴らしい展望が。月山、鳥海山もよく見えます。一通り景色を堪能したら、大朝日小屋へ戻って、ランチタイム。モンベルのリゾッタをいただきます。悪くないんだけど味気ない…。
このころには陽が登ってかなり暑くなってきます。熱中症注意です。
本格的なくだりに入る前に、小朝日岳に登ります。小朝日岳の前に、この一帯で一番美味しいと評判の銀玉水を補給。とにかく暑いので、冷たい水は本当にありがたい!ハイドレーションの水も全部入れ替えて小朝日岳へ。
おまけで登るつもりだったこの山の登りが非常にキツかったです。かなりの登り返しです…。私は今回、小朝日と鳥原山にも寄ってみたかったので小朝日と鳥原山を回るルートを取ったのですが、結構大変なので、基本は最短の中ヅル尾根を使うのが良いかと思います。
小朝日で景色を堪能したら、あとはひたすら降りです。
途中の鳥原山は、山頂近くに展望スポットがあって眺望良しです。そこからも登り返しが感度もあって、かなり体力を奪われました。
何より、下でスピード出ていそうなのにコースタイムが全然縮まらない!これは、精神的にかなりきましたね。
自分の体力やコンディションのせいなのがコースタイム設定のせいなのか謎で気になりますが、16:00過ぎにようやく宿泊予定の朝日鉱泉へ。
最初は14:30のバスにのって帰れるかなーと思っていたのですが、とても無理でしたね。朝日鉱泉予約しておいてよかったです。
ということで、大朝日連峰は今まで見たことみないような美しい稜線にであえた素敵な二日間でしたが、一泊二日で今回の縦走は、ちょっとハードだったなあと反省です。
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