初級VR 連行峰 鎌沢尾根&草木尾根 そのあとに奥高尾縦走
- GPS
- 08:58
- 距離
- 21.7km
- 登り
- 1,693m
- 下り
- 1,830m
コースタイム
- 山行
- 8:15
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 8:55
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
神奈中バス 藤野駅BS 8:00-8:12 鎌沢入口BS 復路: 京王線高尾山口駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★道中其処此処に積雪はありますが、滑り止めは使いませんでした(使った方が良いという場所はありますよ^^;)。 ★連行峰鎌沢尾根は登りで道迷いをするような事は無いと思います。基本的に白杭を追いかけて行けば主稜線に導かれます。結構な急登ですのでお覚悟を。 ★連行峰鎌沢尾根の取り付きですが、本レコのように末端に取り付くのは大変なので、別の道で尾根に上がるのが良いと思います。 ★連行峰草木尾根の下りは、要所要所で地図により進行方向を確認した方が良いでしょう。 ★連行峰のVRですが、季節柄ハンターが入っている事もあるようですので、熊鈴を鳴らした方が良いでしょう。 |
その他周辺情報 | ★高尾山口、日帰り温泉建設中。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地形図(スマホアプリ)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ガイド地図(山と高原地図2013"高尾・陣馬")
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
レインポンチョ
軽アイゼン
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感想
個人の山行は今年初めてです。
どこにしようかと多少は考えましたが、やはり普段のエリアで、年末年始で鈍った足のトレーニングから始める事にしました。何度か図書館で借りた新ハイキング社の『静かなる尾根歩き』に紹介されている、連行峰の二つのバリルート尾根を歩き、陣馬に登り返して高尾までというコース設定をしました。プランのCTは9h50mで、高尾山口に到着時は真っ暗になる時間ですが、完歩&1時間短縮を目標に歩いてみました。
鎌沢入口BSでは私を含めて2人が降りました。一服してGPSログを入れ、スタート。バス停から見える茶畑の上から鎌沢尾根に取り付く事にします。ここから尾根末端のピークに出るまでが、とにかくメチャクチャ急登でした。帰って調べたら、直線距離200mちょいで標高差100m…斜度50°に迫る斜面でした。踏み出した足はズルズル滑り落ちるし、余計なエネルギーを消費してしまいました。斜面の途中ではキツツキが木を穿る音が間近に聞こえ、休みがてらに姿を探しましたが見つけられず。私はホントに鳥を見つけるのが下手です。
両手両足を使って這い登って、ようやく尾根上に出ました。そこからは結構はっきりした道が笹尾根の主稜線まで続いており、尾根の形状もシンプルなので問題はありませんでした。着雪も滑り止めが必要というほどではありませんでした。全面植林という区間は少なく比較的自然林が多いので、また登ってもいいかなぁと感じました。但し、平均斜度は30°弱で標高差は600m以上ありますから、低山にしてはタフな尾根です。
笹尾根の主稜線にも着雪があり、一部の日陰では凍結していましたが、避けられましたので滑り止めは必要ありませんでした。連行峰まで登って折り返し、草木尾根の下降点を探しながら歩いていると、下の方が何やら騒がしい。最初は猿が大騒ぎしているのかと思ってましたが、暫く聞いていると犬の吠え声です。里で吠えている割には良く響くな〜と感じてました。
草木尾根は鎌沢尾根と谷一つ挟んだ隣の尾根なので、下降点は割とあっさり解りました。木にテープも貼ってあります。周囲が深い谷なので、ここを降りるの??って感じの場所ですが、目の前に植林が見えているので不安感はありません。降り初めは急斜面です。すぐに植林になり、暫くの間は尾根の分岐はありませんので快調に歩けます。このあたりまで来て、犬が吠えてるのは里ではなくすぐ右手、鎌沢尾根との間の山の中だという事がわかりました。熊鈴の音も聞こえはじめて、ようやく猟をやってるんだという事を悟りました。
それで、こっちも熊鈴を鳴らさないとマズイかなと思い、ザックから取り出して鳴らしながら歩きます。暫く歩いていると、背後から熊鈴の音が近づいて来ました。ちょうど尾根が分岐する手前で、地図を確認するために停まって振り向くと、ワンちゃんがじ〜〜〜っとこちらを見てました。もしかして…追われてた (@∇@;)? ワンちゃんは”ウォン!”と一声吠えて踵を返しどこかへ行ってしまいました。紛らわしいとこ歩いてゴメンね〜〜。
その後、二人のハンターと相次いで遭遇し、二人目の方からは「ここは一般のハイキングコースじゃないよね?」と確認されました。「降りる場所は解りにくかったでしょ?」と。その方はすぐ東側の和田へ降りるルートは勿論一般ルートと認識されていました。けれども、特に驚いた様子でもありませんでした。こちらといえば、山の中でハンターに会ったのは初めてで、ちょっとオドオドしてしまいました (^^;)
猟の邪魔になっちゃったかな〜と思いつつ、尾根の分岐ごとに地図を確認して、和田の八坂神社の上から降りて、道中の安全に感謝しお参り。バリルート探索は終了しました。草木尾根の方は植林が多かったけど、鎌沢尾根はそこそこ自然林もあり、もう一度歩いてもいいかな〜と思える尾根でした。でも、次回登る時には別の場所から取り付きます。
そして、和田第二尾根登山口(第一はどこ?)から陣馬へ登り返しましたが、初っ端の急斜面の登りが堪えたようで、陣馬がこんなにきつく感じられたのは初めて。足取りも重くようやく山頂に着いて、楽しみにしていた信玄茶屋のコーヒーを飲もうと行ってみたら…何とお休み!ショックでした。コーヒーの無い寂しいランチパックの昼食でしたが、天気は最高でした。見渡す限り雲一つ無く、日光白根山あたりも見えていたんじゃないかな。かなり遠いはずですけど。今日ここから見える山に登った方々は、皆さん最高の一日だったに違いありません (^∇^)♪
陣馬を出発したのが1時半近くだったので、暗くなる前に高尾山口に着けるかどうか、少し微妙な時間でした。城山まではノンストップで飛ばして、3時半に到着。閉店の準備を始めていた城山茶屋でコーヒーにありつくことが出来て、嬉しかったです!(^∇^*) 高尾山に到着したのが4時半。夕暮れが迫っており、どの道で降りるか悩みどころでした。ベストは街灯のある表参道だったのでしょうが、あのコンクリート道を降りる気にはなれず却下。稲荷山と琵琶滝は殆んど同じ距離なのでどちらでも良かったのですが、歩き慣れた琵琶滝ルートで下山しました。さすがにもう登って来る人はおらず、下山している人もほとんどいない中急ぎ足で降りて、何とか残照の残るうちに清滝駅に着けました。陣馬〜高尾がこんなにキツく感じられたのは初めてでした。おつかれやまでした^^ あ〜銭湯行きたい!
尾根の形状がシンプルな今回のバリルートは初級だと思います。今後も少し積極的にバリルートに挑戦していこうと思います。
tokumuraさん
こんにちは(*^^*)
なんとお近くだったとは、お会いしたかったです。
猟師さん、一軒家でお会いしまして、
今日は逃げられちゃったんだよ〜と仰っていました。同じ方なんでしょうね。
一度発砲音がした時はびっくりして、
私も鈴を出しました^^;
VRのあとで高尾山まで行けるなんて
凄い体力ですね(゚Д゚)
お疲れ様でした。
con
こんにちは、conroyさん^^
レコ拝見しましたよ
ニアミスでしたね〜。こちらもお会いしたかったです^^
当日は最高の天気で、着雪も苦痛にならないレベル。お子さん連れには最高のコンディションでしたね^^ 里道の凍結の方がむしろ厄介でした。
猟の事は全く頭に無くって…お邪魔だったかな〜なんて、少し申し訳なく思いましたよ。
意識してトレーニングして、ようやく体力を維持できる齢なので (^^;)
がんばってます^^
そのうちどこかでバッタリとお会いできる日を楽しみにしてます
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