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Yamareco

記録ID: 577168
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

初級VR 連行峰 鎌沢尾根&草木尾根 そのあとに奥高尾縦走

2015年01月18日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:58
距離
21.7km
登り
1,693m
下り
1,830m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:15
休憩
0:40
合計
8:55
距離 21.7km 登り 1,693m 下り 1,835m
8:21
108
10:09
98
12:59
13:21
13
13:34
9
13:43
13:44
7
13:51
6
13:57
50
14:47
24
15:11
18
15:29
15:40
13
15:53
23
16:16
16:17
7
16:24
16:25
31
16:56
12
17:08
17:12
4
過去天気図(気象庁) 2015年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路:
神奈中バス 藤野駅BS 8:00-8:12 鎌沢入口BS
復路:
京王線高尾山口駅
コース状況/
危険箇所等
★道中其処此処に積雪はありますが、滑り止めは使いませんでした(使った方が良いという場所はありますよ^^;)。
★連行峰鎌沢尾根は登りで道迷いをするような事は無いと思います。基本的に白杭を追いかけて行けば主稜線に導かれます。結構な急登ですのでお覚悟を。
★連行峰鎌沢尾根の取り付きですが、本レコのように末端に取り付くのは大変なので、別の道で尾根に上がるのが良いと思います。
★連行峰草木尾根の下りは、要所要所で地図により進行方向を確認した方が良いでしょう。
★連行峰のVRですが、季節柄ハンターが入っている事もあるようですので、熊鈴を鳴らした方が良いでしょう。
その他周辺情報 ★高尾山口、日帰り温泉建設中。
藤野駅朝イチの和田行バスに乗って、鎌沢入口まで来ました。本日は連行峰のVR尾根2つを歩いてみようと思います。目の前に見えているのが鎌沢尾根の末端部です。
(^-^)

もう一人ここで降りた方も、どうやら鎌沢尾根を登ったようです。
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藤野駅朝イチの和田行バスに乗って、鎌沢入口まで来ました。本日は連行峰のVR尾根2つを歩いてみようと思います。目の前に見えているのが鎌沢尾根の末端部です。
(^-^)

もう一人ここで降りた方も、どうやら鎌沢尾根を登ったようです。
茶畑の上から取り付こうと思います。茶畑の縁を通って、まずは上に見えている道路に上がります。写真の橋は五法木橋です。
茶畑の上から取り付こうと思います。茶畑の縁を通って、まずは上に見えている道路に上がります。写真の橋は五法木橋です。
道路に上がって、上の段の茶畑の縁を登って林縁に達します。
道路に上がって、上の段の茶畑の縁を登って林縁に達します。
テープがありますが、ここはどこから入っても同じような感じ。踏み跡は見当たりません。
テープがありますが、ここはどこから入っても同じような感じ。踏み跡は見当たりません。
のっけからスゴイ急斜面…
(´Д`)

こんな感じで開けてるのはホンの一瞬です。
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のっけからスゴイ急斜面…
(´Д`)

こんな感じで開けてるのはホンの一瞬です。
急斜面が続いてます (TДT)

この白杭が打ってありますので、笹尾根の主稜線まではこれを追って行けば良いです。
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急斜面が続いてます (TДT)

この白杭が打ってありますので、笹尾根の主稜線まではこれを追って行けば良いです。
ゲロゲロな急斜面がようやく終了!(T∇T)

大きなモミの木がありました。
1
ゲロゲロな急斜面がようやく終了!(T∇T)

大きなモミの木がありました。
道ははっきりしています。
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道ははっきりしています。
スギの植林が後退し、ナラやサクラの自然林になります♡
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スギの植林が後退し、ナラやサクラの自然林になります♡
左後方には富士山が見えてきました。
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左後方には富士山が見えてきました。
崩れた祠があります。
崩れた祠があります。
十字路がありました。左(西)が鎌沢集落からの登路で『静かなる尾根歩き』で紹介されている道だと思います。右(東)の道は、下の沢にある大きな堰堤の近くに出るのかなと思います。それぞれにテープがあります。
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十字路がありました。左(西)が鎌沢集落からの登路で『静かなる尾根歩き』で紹介されている道だと思います。右(東)の道は、下の沢にある大きな堰堤の近くに出るのかなと思います。それぞれにテープがあります。
自然林は神奈川県の水源林なんですね。この杭は水源林の境界の印なのか…
自然林は神奈川県の水源林なんですね。この杭は水源林の境界の印なのか…
景色が開けるのと同時に雪が出て来ました。生藤山の登山道になっている尾根が良く見えます。
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景色が開けるのと同時に雪が出て来ました。生藤山の登山道になっている尾根が良く見えます。
一段上にあがって一休み。アウターを脱ぎました。結構汗をかいてしまった。もう少し早めに脱ぐべきだったかなぁ。

後方には富士山。今日はホントにいい天気だ♪
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一段上にあがって一休み。アウターを脱ぎました。結構汗をかいてしまった。もう少し早めに脱ぐべきだったかなぁ。

後方には富士山。今日はホントにいい天気だ♪
目指す連行峰は…まだ結構あるな〜
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目指す連行峰は…まだ結構あるな〜
主稜線から熊鈴の音が聞こえる。あともうすぐなんですが、最後に30m程のトドメの激斜面…(`Д´)
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主稜線から熊鈴の音が聞こえる。あともうすぐなんですが、最後に30m程のトドメの激斜面…(`Д´)
ゼェゼェ…主稜線に出た…
\(T∇T)/

生藤山1.7Km、醍醐丸1.7Kmの道標のすぐ近くに出てきました。
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ゼェゼェ…主稜線に出た…
\(T∇T)/

生藤山1.7Km、醍醐丸1.7Kmの道標のすぐ近くに出てきました。
さぁ、連行峰を踏んで行こう!

主稜線には多少の積雪があります。日陰では凍結しているところも…気を付けて歩きました。
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さぁ、連行峰を踏んで行こう!

主稜線には多少の積雪があります。日陰では凍結しているところも…気を付けて歩きました。
雪の連行峰でした。隣の茅丸と共にこのあたりでは一番高いピークですが、周囲の木で見晴らしは限定的。この近辺は自然林でとても気持ちが良い場所なので、このままがいいですね。
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雪の連行峰でした。隣の茅丸と共にこのあたりでは一番高いピークですが、周囲の木で見晴らしは限定的。この近辺は自然林でとても気持ちが良い場所なので、このままがいいですね。
さて…草木尾根の下降点まで来ました。さっきから犬がワンワン吠えています。結構近くから聞こえるような…
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さて…草木尾根の下降点まで来ました。さっきから犬がワンワン吠えています。結構近くから聞こえるような…
マーキングがあります。ここ降りるの??って感じの場所ですが、目の前に植林が見えているので不安はありません。
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マーキングがあります。ここ降りるの??って感じの場所ですが、目の前に植林が見えているので不安はありません。
植林の端からは、隣の鎌沢尾根が良く見えます。
植林の端からは、隣の鎌沢尾根が良く見えます。
で、また植林の中へ。犬の吠え声と一緒に熊鈴の音も聞こえるようになりました。

あぁ…猟をやってるんだ!とここで気付き、自分も熊鈴を着けました。
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で、また植林の中へ。犬の吠え声と一緒に熊鈴の音も聞こえるようになりました。

あぁ…猟をやってるんだ!とここで気付き、自分も熊鈴を着けました。
後ろから熊鈴の音が迫ってきます!振り返るとワンちゃんがこちらをじ〜〜っと見てましたが、ウォン!と一声吠えて、どこかへ行っちゃいました。

ここのすぐ下では尾根が分岐していて、地図をチェックしました。斜面の下にはハンターが一人。ターゲットはイノシシと鹿だそうです。
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後ろから熊鈴の音が迫ってきます!振り返るとワンちゃんがこちらをじ〜〜っと見てましたが、ウォン!と一声吠えて、どこかへ行っちゃいました。

ここのすぐ下では尾根が分岐していて、地図をチェックしました。斜面の下にはハンターが一人。ターゲットはイノシシと鹿だそうです。
ここも尾根の分岐点で、地図をチェックしました。右下の方から2人目のハンターが登って来て、少しおしゃべり。ここは一般のハイキングコースではないよね?と。

…その通りです (^^;)
ここも尾根の分岐点で、地図をチェックしました。右下の方から2人目のハンターが登って来て、少しおしゃべり。ここは一般のハイキングコースではないよね?と。

…その通りです (^^;)
大きなモミの木があり、その先でまたまた尾根の分岐。地図をチェックしました。
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大きなモミの木があり、その先でまたまた尾根の分岐。地図をチェックしました。
進行方向左にこのマーキング。『静かなる尾根歩き』で紹介されている、”和田の小沢酒店正面の木橋”に向かうにはこの方向だと思います。
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進行方向左にこのマーキング。『静かなる尾根歩き』で紹介されている、”和田の小沢酒店正面の木橋”に向かうにはこの方向だと思います。
私は尾根のもう一つの末端部、八坂神社へ向かう事にしました。植林との境界が尾根になっており、そこを降りて行きます。このブルーのテープの方です。
私は尾根のもう一つの末端部、八坂神社へ向かう事にしました。植林との境界が尾根になっており、そこを降りて行きます。このブルーのテープの方です。
暫く降りると祠がありました。
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暫く降りると祠がありました。
祠の下ですが、右側に道らしい?のが見えたので行ってみましたがすぐに消滅…。

戻ってこのテープの方に進みますが…ほぼ踏み跡なしの急斜面。
祠の下ですが、右側に道らしい?のが見えたので行ってみましたがすぐに消滅…。

戻ってこのテープの方に進みますが…ほぼ踏み跡なしの急斜面。
木に掴まらないと滑り落ちそうな斜度ですが、掴むとヤバい木もあります〜〜!

(;;OдO;lll)
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木に掴まらないと滑り落ちそうな斜度ですが、掴むとヤバい木もあります〜〜!

(;;OдO;lll)
最後は凄く強引でしたが、こちらの裏手に降りられました。安全にVR探索を終えられた事に感謝、お参りさせて頂きました♪
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最後は凄く強引でしたが、こちらの裏手に降りられました。安全にVR探索を終えられた事に感謝、お参りさせて頂きました♪
神社の階段沿いには咲きたてのフユシラズが。

花の無い季節だけに、嬉しいですね!
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神社の階段沿いには咲きたてのフユシラズが。

花の無い季節だけに、嬉しいですね!
さて…VRチャレンジは終わり。後半スタートです^^
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さて…VRチャレンジは終わり。後半スタートです^^
わ!

これはマズイね。凄く苦戦した跡がある。私は手すりの外側を歩かせて頂きました。この先の折り返しカーブが全面氷結。斜面をショートカットして登りました。
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わ!

これはマズイね。凄く苦戦した跡がある。私は手すりの外側を歩かせて頂きました。この先の折り返しカーブが全面氷結。斜面をショートカットして登りました。
登ってきた連行峰を見上げながら陣馬へ!
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登ってきた連行峰を見上げながら陣馬へ!
この先で一ノ尾根に合流。何だか、きつい。。
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この先で一ノ尾根に合流。何だか、きつい。。
ようやく一ノ尾根に合流・・・

キツいので一休みします。ここでキツいって…高尾まで歩き通せるのかしらねぇ。。
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ようやく一ノ尾根に合流・・・

キツいので一休みします。ここでキツいって…高尾まで歩き通せるのかしらねぇ。。
せっかく行動食のブドウ糖を持ってきたのに、脱いだアウターのポケットに入れていたので、食べなかった。ここで食べる!

美味い!貪り食いました (^^;)

これ、固いので、歯に不安がある人は齧らない方が良いですよ。
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せっかく行動食のブドウ糖を持ってきたのに、脱いだアウターのポケットに入れていたので、食べなかった。ここで食べる!

美味い!貪り食いました (^^;)

これ、固いので、歯に不安がある人は齧らない方が良いですよ。
凍ってない場所を歩きます。下山して来る人たちの多くは滑り止めを着けてました。
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凍ってない場所を歩きます。下山して来る人たちの多くは滑り止めを着けてました。
ヘロヘロになりながら最後の階段を登り、雪景色の陣馬山に着きました。

山頂は後回し。まずは信玄茶屋でコーヒー頼んで昼ごはんだ〜〜 (≧∇≦)
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ヘロヘロになりながら最後の階段を登り、雪景色の陣馬山に着きました。

山頂は後回し。まずは信玄茶屋でコーヒー頼んで昼ごはんだ〜〜 (≧∇≦)
お休み…
コーヒー … (;Д;)
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お休み…
コーヒー … (;Д;)
コーヒー無しか。
さみしい。。

でも、周りを見ると…
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コーヒー無しか。
さみしい。。

でも、周りを見ると…
今日は素晴らしい天気です♪
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今日は素晴らしい天気です♪
奥多摩の方も雲一つないね♡
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奥多摩の方も雲一つないね♡
で、連行峰。歩いた尾根は3本見えるうちの手前2本です。
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で、連行峰。歩いた尾根は3本見えるうちの手前2本です。
風も無く暖かで、しかも雲一つない好天です。

今日ここから見渡せる山に行った方々は、皆最高の一日だったでしょうね〜(*≧∇≦*)
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風も無く暖かで、しかも雲一つない好天です。

今日ここから見渡せる山に行った方々は、皆最高の一日だったでしょうね〜(*≧∇≦*)
腹ごしらえも済み、高尾へ出発だ!城山まではノンストップで行きます。

大勢のハイカーでにぎわってました。
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腹ごしらえも済み、高尾へ出発だ!城山まではノンストップで行きます。

大勢のハイカーでにぎわってました。
ここが一番の危険個所でした。
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ここが一番の危険個所でした。
明王峠を越え
景信山のミツマタ。まだまだ。
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景信山のミツマタ。まだまだ。
景信山下の伐採地より。都心もくっきりの好天でした。
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景信山下の伐採地より。都心もくっきりの好天でした。
道端の霜柱。輝いてました。
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道端の霜柱。輝いてました。
たぬきーズ、今年もよろしく〜
(´∇`*)♡
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たぬきーズ、今年もよろしく〜
(´∇`*)♡
撤収直前の城山茶屋でいつものコーヒーとドーナツ♡ あまり余裕はありませんが、とにかく一休み。こちらのコーヒーは素通り出来ぬのです^^
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撤収直前の城山茶屋でいつものコーヒーとドーナツ♡ あまり余裕はありませんが、とにかく一休み。こちらのコーヒーは素通り出来ぬのです^^
ツバキがきれいに咲いてました。ここのは八重なんですね。
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ツバキがきれいに咲いてました。ここのは八重なんですね。
天狗様、今年もよろしく〜
(´∇`*)♡
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天狗様、今年もよろしく〜
(´∇`*)♡
一丁平のトイレに寄りました。

カップラーメンの食べ残しを捨てた輩が。
詰まってました。
何でこんな事するんだろ。

私は、これまでも、そしてこれからもこのような事をしない人間であり続けます。
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一丁平のトイレに寄りました。

カップラーメンの食べ残しを捨てた輩が。
詰まってました。
何でこんな事するんだろ。

私は、これまでも、そしてこれからもこのような事をしない人間であり続けます。
もうあと少しだし、もみじ台は巻かずに登るか!
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もうあと少しだし、もみじ台は巻かずに登るか!
最後の階段を登る。
夕陽に照らされて、何だか荘厳に見えます^^
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最後の階段を登る。
夕陽に照らされて、何だか荘厳に見えます^^
何とか高尾山頂も踏むことが出来ました (≧∇≦)!新しい銅版の山頂標が夕陽に輝いてました。

疲れてたのかな、構図が歪んでる。
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何とか高尾山頂も踏むことが出来ました (≧∇≦)!新しい銅版の山頂標が夕陽に輝いてました。

疲れてたのかな、構図が歪んでる。
人のいない琵琶滝コースをハイペースで降りて、想定通り残照が残っているうちに降りられました。

今日は疲れたな〜〜銭湯行きたい…今日もおつかれやまでした
(^∇^)/
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人のいない琵琶滝コースをハイペースで降りて、想定通り残照が残っているうちに降りられました。

今日は疲れたな〜〜銭湯行きたい…今日もおつかれやまでした
(^∇^)/

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地形図(スマホアプリ) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ガイド地図(山と高原地図2013"高尾・陣馬") ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ レインポンチョ 軽アイゼン

感想

個人の山行は今年初めてです。

どこにしようかと多少は考えましたが、やはり普段のエリアで、年末年始で鈍った足のトレーニングから始める事にしました。何度か図書館で借りた新ハイキング社の『静かなる尾根歩き』に紹介されている、連行峰の二つのバリルート尾根を歩き、陣馬に登り返して高尾までというコース設定をしました。プランのCTは9h50mで、高尾山口に到着時は真っ暗になる時間ですが、完歩&1時間短縮を目標に歩いてみました。

鎌沢入口BSでは私を含めて2人が降りました。一服してGPSログを入れ、スタート。バス停から見える茶畑の上から鎌沢尾根に取り付く事にします。ここから尾根末端のピークに出るまでが、とにかくメチャクチャ急登でした。帰って調べたら、直線距離200mちょいで標高差100m…斜度50°に迫る斜面でした。踏み出した足はズルズル滑り落ちるし、余計なエネルギーを消費してしまいました。斜面の途中ではキツツキが木を穿る音が間近に聞こえ、休みがてらに姿を探しましたが見つけられず。私はホントに鳥を見つけるのが下手です。

両手両足を使って這い登って、ようやく尾根上に出ました。そこからは結構はっきりした道が笹尾根の主稜線まで続いており、尾根の形状もシンプルなので問題はありませんでした。着雪も滑り止めが必要というほどではありませんでした。全面植林という区間は少なく比較的自然林が多いので、また登ってもいいかなぁと感じました。但し、平均斜度は30°弱で標高差は600m以上ありますから、低山にしてはタフな尾根です。

笹尾根の主稜線にも着雪があり、一部の日陰では凍結していましたが、避けられましたので滑り止めは必要ありませんでした。連行峰まで登って折り返し、草木尾根の下降点を探しながら歩いていると、下の方が何やら騒がしい。最初は猿が大騒ぎしているのかと思ってましたが、暫く聞いていると犬の吠え声です。里で吠えている割には良く響くな〜と感じてました。

草木尾根は鎌沢尾根と谷一つ挟んだ隣の尾根なので、下降点は割とあっさり解りました。木にテープも貼ってあります。周囲が深い谷なので、ここを降りるの??って感じの場所ですが、目の前に植林が見えているので不安感はありません。降り初めは急斜面です。すぐに植林になり、暫くの間は尾根の分岐はありませんので快調に歩けます。このあたりまで来て、犬が吠えてるのは里ではなくすぐ右手、鎌沢尾根との間の山の中だという事がわかりました。熊鈴の音も聞こえはじめて、ようやく猟をやってるんだという事を悟りました。

それで、こっちも熊鈴を鳴らさないとマズイかなと思い、ザックから取り出して鳴らしながら歩きます。暫く歩いていると、背後から熊鈴の音が近づいて来ました。ちょうど尾根が分岐する手前で、地図を確認するために停まって振り向くと、ワンちゃんがじ〜〜〜っとこちらを見てました。もしかして…追われてた (@∇@;)? ワンちゃんは”ウォン!”と一声吠えて踵を返しどこかへ行ってしまいました。紛らわしいとこ歩いてゴメンね〜〜。

その後、二人のハンターと相次いで遭遇し、二人目の方からは「ここは一般のハイキングコースじゃないよね?」と確認されました。「降りる場所は解りにくかったでしょ?」と。その方はすぐ東側の和田へ降りるルートは勿論一般ルートと認識されていました。けれども、特に驚いた様子でもありませんでした。こちらといえば、山の中でハンターに会ったのは初めてで、ちょっとオドオドしてしまいました (^^;)

猟の邪魔になっちゃったかな〜と思いつつ、尾根の分岐ごとに地図を確認して、和田の八坂神社の上から降りて、道中の安全に感謝しお参り。バリルート探索は終了しました。草木尾根の方は植林が多かったけど、鎌沢尾根はそこそこ自然林もあり、もう一度歩いてもいいかな〜と思える尾根でした。でも、次回登る時には別の場所から取り付きます。

そして、和田第二尾根登山口(第一はどこ?)から陣馬へ登り返しましたが、初っ端の急斜面の登りが堪えたようで、陣馬がこんなにきつく感じられたのは初めて。足取りも重くようやく山頂に着いて、楽しみにしていた信玄茶屋のコーヒーを飲もうと行ってみたら…何とお休み!ショックでした。コーヒーの無い寂しいランチパックの昼食でしたが、天気は最高でした。見渡す限り雲一つ無く、日光白根山あたりも見えていたんじゃないかな。かなり遠いはずですけど。今日ここから見える山に登った方々は、皆さん最高の一日だったに違いありません (^∇^)♪

陣馬を出発したのが1時半近くだったので、暗くなる前に高尾山口に着けるかどうか、少し微妙な時間でした。城山まではノンストップで飛ばして、3時半に到着。閉店の準備を始めていた城山茶屋でコーヒーにありつくことが出来て、嬉しかったです!(^∇^*) 高尾山に到着したのが4時半。夕暮れが迫っており、どの道で降りるか悩みどころでした。ベストは街灯のある表参道だったのでしょうが、あのコンクリート道を降りる気にはなれず却下。稲荷山と琵琶滝は殆んど同じ距離なのでどちらでも良かったのですが、歩き慣れた琵琶滝ルートで下山しました。さすがにもう登って来る人はおらず、下山している人もほとんどいない中急ぎ足で降りて、何とか残照の残るうちに清滝駅に着けました。陣馬〜高尾がこんなにキツく感じられたのは初めてでした。おつかれやまでした^^ あ〜銭湯行きたい!

尾根の形状がシンプルな今回のバリルートは初級だと思います。今後も少し積極的にバリルートに挑戦していこうと思います。

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コメント

お近くだったのですね!
tokumuraさん

こんにちは(*^^*)
なんとお近くだったとは、お会いしたかったです。

猟師さん、一軒家でお会いしまして、
今日は逃げられちゃったんだよ〜と仰っていました。同じ方なんでしょうね。
一度発砲音がした時はびっくりして、
私も鈴を出しました^^;

VRのあとで高尾山まで行けるなんて
凄い体力ですね(゚Д゚)
お疲れ様でした。

con
2015/1/20 12:50
Re: お近くだったのですね!
こんにちは、conroyさん^^

レコ拝見しましたよ
ニアミスでしたね〜。こちらもお会いしたかったです^^
当日は最高の天気で、着雪も苦痛にならないレベル。お子さん連れには最高のコンディションでしたね^^ 里道の凍結の方がむしろ厄介でした。

猟の事は全く頭に無くって…お邪魔だったかな〜なんて、少し申し訳なく思いましたよ。

意識してトレーニングして、ようやく体力を維持できる齢なので (^^;)
がんばってます^^

そのうちどこかでバッタリとお会いできる日を楽しみにしてます
2015/1/20 15:45
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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