奥穂高岳(涸沢〜奥穂高〜前穂高〜岳沢)
- GPS
- 15:13
- 距離
- 26.0km
- 登り
- 2,157m
- 下り
- 2,112m
コースタイム
- 山行
- 6:48
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 7:41
- 山行
- 6:12
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 7:43
天候 | 晴時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地〜涸沢→危険箇所、急登なし 涸沢〜穂高岳山荘→落ち着いて登れば危険箇所等はなし。ザイテングラードも急登だが怖さはない。でもきつい。 穂高岳山荘〜奥穂高〜前穂高→吊尾根は足場は概ね確保されているので、慎重に下れば問題なかった。ただ高所感があり結構怖い。 前穂高〜岳沢〜上高地→鎖場が意外と滑るので注意が必要。登山道自体は慎重に下れば問題なし。 |
その他周辺情報 | 梓湖畔の湯(750円) |
写真
感想
今年の目標の1つ奥穂高岳に登りました。
天気が不安定との予報でしたが、天候にも恵まれ、良い山行となりました。
駐車場は沢渡の梓第一駐車場を利用。ここから乗り合いタクシーを利用するつもりでしたが、ハイシーズンの土日は予約車で一杯。結局さわんど大橋から始発バスを利用することに。さわんど大橋から始発バスに乗れるのか心配でしたが、係員の方が利用者の人数を無線連絡で調整してくれており、無事乗車できました。さすがアルピコ交通。
コースは、涸沢と前穂高を経由する周回で決めていましたが、どちら周りで登るのか天気予報を見ながら直前まで迷いました。結局初日の午後は雷雨の可能性もあり早く登れる涸沢ルートから登ることに。
結果的にはこれが大正解でした。
奥穂高岳の情報はたくさんあるので、あくまで初級者に毛が生えた程度の登山者レベルからみた感想です。
涸沢〜穂高岳山荘は、慎重に登れば危険箇所はありません。山場はザイテングラードだと思いますが、きついですが高所感はそれほどないので、転ばないように気をつければ大丈夫です。
私的には1番の山場は奥穂高〜前穂高の吊尾根です。前穂高までやや下り気味にトラバースしていく感じでしたが、高所感満載で踏み外したら即終了という箇所が続きます。ただここはやばいな、という箇所も多いですが基本的には足場は確保されているので慎重に進めば大丈夫だと思います。
重太郎新道は鎖場、梯子が多い急登です。滑る箇所もありましたが、丁寧に下ればそれほど恐怖感はないかと。
吊尾根、重太郎新道は登りが良いという記事を読んだことがあります。下りでも慎重にいけば問題ないと思いますが、登りの方が安全なことは確かです。
奥穂高岳の360度の大展望は素晴らしかった。特に槍ヶ岳に続く急峻な稜線の素晴らしさは息を呑みます。いつか縦走してみたい!と思わせてくれる。
意外と良かったのが、涸沢岳。奥穂高岳からジャンダルム、前穂高岳と一望でき絶景。日の出を見るなら奥穂高岳まで行かなくても、涸沢岳から見る奥穂高越しの日の出もすごく良いと登山者の方に教えてもらいました。涸沢岳は、穂高岳山荘から往復30分程度で登れます。
前穂高岳も素晴らしかった。360度の大展望はもちろんですが、奥穂高岳から涸沢カールまで、逆側はジャンダルム、西穂高までの急峻な稜線が一望。奥穂高岳山頂で出会った方は、槍ヶ岳から西穂高までの縦走途中でした。私もいつか行けるのかな…行ってみたいなと夢が膨らみます。
実は人の少ない時に奥穂高岳山頂でこけて左膝を強打。昨年の槍ヶ岳でも山頂で1人の時にこけて左膝を強打。もう左膝強打がソロで登った時のジンクスのようになっている…痛いし我ながら情けない。
人気の山だけに奥穂高岳は素晴らしく、ますます山が好きになりました。また来たいと思わせてくれるそんな山です。こんな素晴らしい景色があるのに見ないなんてもったいない。この景色を見れば登山に興味がない人も山好きになるような気がします。
やっぱりいつか安曇野に別荘を手に入れ、何も考えず好きなだけ北アルプスに登りたいな…
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