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Yamareco

記録ID: 5774405
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

富士山 プリンス〜お鉢巡り〜御殿場

2023年07月29日(土) ~ 2023年07月30日(日)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
12:02
距離
17.9km
登り
1,519m
下り
2,483m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:44
休憩
0:11
合計
2:55
12:45
15
13:08
13:08
4
13:12
13:13
11
13:25
13:25
10
13:35
13:35
51
14:26
14:36
8
14:44
14:44
7
15:05
15:06
35
15:41
15:41
10
2日目
山行
6:13
休憩
2:14
合計
8:27
6:44
6:52
64
7:56
7:59
1
8:00
8:06
1
8:07
8:14
5
8:19
8:19
21
8:40
8:49
5
8:53
8:54
12
9:06
9:06
13
9:18
9:20
3
9:40
9:40
5
9:45
9:46
4
9:50
9:51
6
9:57
10:00
6
10:06
10:12
6
10:18
10:20
44
11:05
11:06
13
12:17
12:18
12
12:59
13:00
33
13:32
13:56
8
14:04
14:04
2
14:06
ゴール地点
天候 初日、2日目とも晴れ。昼前ごろから中腹以下に雲が湧く
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行きは富士宮駅、帰りは御殿場駅まで路線バス
その他は電車
コース状況/
危険箇所等
宝永火口からの登りは深い礫の急斜面で一歩ごとに滑り、疲労しやすい
七合目から上はややましだが依然ザレ石が多く落石を起こさないよう注意
下山路は大砂走り、乾いていたため砂塵が凄まじい
予約できる山小屋
御殿場口七合四勺・わらじ館
富士宮の登山バスは湧玉の池で浅間大社お参りのための休憩がある
2023年07月29日 10:45撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/29 10:45
富士宮の登山バスは湧玉の池で浅間大社お参りのための休憩がある
富士宮五合目。ゆっくり休息を取りつつ上の登山道を見る
2023年07月29日 12:09撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/29 12:09
富士宮五合目。ゆっくり休息を取りつつ上の登山道を見る
六合目雲海荘&宝永山荘
2023年07月29日 13:12撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/29 13:12
六合目雲海荘&宝永山荘
宝永火口から。スケール感が大きすぎて距離感覚がおかしくなる
2023年07月29日 13:33撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/29 13:33
宝永火口から。スケール感が大きすぎて距離感覚がおかしくなる
宝永山頂から
2023年07月29日 14:31撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/29 14:31
宝永山頂から
七合目日の出館跡
2023年07月29日 15:41撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/29 15:41
七合目日の出館跡
この日の宿、わらじ館に到着。意識していなかったが砂埃がすごいことに
2023年07月29日 15:53撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/29 15:53
この日の宿、わらじ館に到着。意識していなかったが砂埃がすごいことに
わらじ館から上を見上げる
2023年07月29日 16:20撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/29 16:20
わらじ館から上を見上げる
ブロッケン現象
2023年07月29日 16:47撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/29 16:47
ブロッケン現象
夕刻には見事な影富士
2023年07月29日 17:36撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/29 17:36
夕刻には見事な影富士
日没直前、夕映えの中にちょこんと浮かぶ山頂の影
2023年07月29日 18:45撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/29 18:45
日没直前、夕映えの中にちょこんと浮かぶ山頂の影
夜明け前、山中湖の向こう側から光が湧き立つ
2023年07月30日 04:27撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/30 4:27
夜明け前、山中湖の向こう側から光が湧き立つ
2023年07月30日 04:43撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/30 4:43
2023年07月30日 04:46撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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ご来光!
2023年07月30日 04:50撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/30 4:50
ご来光!
赤岩八合館
2023年07月30日 06:21撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/30 6:21
赤岩八合館
ここが真の八合目、見晴館跡。七合九勺と離れすぎてないか?
2023年07月30日 06:42撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/30 6:42
ここが真の八合目、見晴館跡。七合九勺と離れすぎてないか?
ここからがひたすらしんどい
2023年07月30日 06:48撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/30 6:48
ここからがひたすらしんどい
山頂、浅間大社奥宮
2023年07月30日 08:12撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/30 8:12
山頂、浅間大社奥宮
剣ヶ峰を望む。直下の直登が地味にえげつない
2023年07月30日 08:16撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/30 8:16
剣ヶ峰を望む。直下の直登が地味にえげつない
剣ヶ峰写真の順番待ちをしながらお鉢を眺める
2023年07月30日 08:30撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/30 8:30
剣ヶ峰写真の順番待ちをしながらお鉢を眺める
日本最高点!
2023年07月30日 08:40撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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日本最高点!
手前の岩の赤いマークが岩の一番高いところ
2023年07月30日 08:41撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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手前の岩の赤いマークが岩の一番高いところ
大沢崩れ上部からアルプス一望。三アルプスに御嶽、右手に見切れたが八ヶ岳も
2023年07月30日 08:56撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/30 8:56
大沢崩れ上部からアルプス一望。三アルプスに御嶽、右手に見切れたが八ヶ岳も
大沢崩れ。実に荒々しい
2023年07月30日 08:58撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/30 8:58
大沢崩れ。実に荒々しい
久須志岳
2023年07月30日 09:18撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/30 9:18
久須志岳
いかにもな溶岩塊
2023年07月30日 09:42撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/30 9:42
いかにもな溶岩塊
2023年07月30日 09:48撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/30 9:48
2023年07月30日 09:54撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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下山路も七合までがまた長い
2023年07月30日 11:20撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/30 11:20
下山路も七合までがまた長い
ようようわらじ館まで。ここでお昼に牛丼を頂く
2023年07月30日 11:57撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/30 11:57
ようようわらじ館まで。ここでお昼に牛丼を頂く
大砂走りへ
2023年07月30日 12:19撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/30 12:19
大砂走りへ
砂を蹴立てて遥か下にちらりと見える大石茶屋と駐車場を目指す人々
2023年07月30日 12:38撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/30 12:38
砂を蹴立てて遥か下にちらりと見える大石茶屋と駐車場を目指す人々
一面に広がる火山礫の大地、絶景
2023年07月30日 12:43撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/30 12:43
一面に広がる火山礫の大地、絶景
2023年07月30日 12:46撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/30 12:46
左手を見れば火山礫しかない斜面を延々登る人々
2023年07月30日 12:48撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/30 12:48
左手を見れば火山礫しかない斜面を延々登る人々
振り返ると下山者の立てる砂煙がものすごいことになっている
2023年07月30日 13:03撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/30 13:03
振り返ると下山者の立てる砂煙がものすごいことになっている
なんとか大石茶屋に到着
2023年07月30日 13:21撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/30 13:21
なんとか大石茶屋に到着

感想

直前の木曜日に思い立って、幸運にも小屋が取れたので決行。夜行バスで静岡に向かい、昼頃に富士宮五合目へ。ミーハーなので一番でかい金剛杖を買い、宝永山へと道をとる。
宝永火口への道で、バードウォッチングをしている方に行き合いカメラを覗かせてもらう。カヤクグリ、ウソが見えるとのこと。
宝永火口の眺めは圧巻ながら、それ以上に登りのキツさでめげそうになる。深い礫に足を取られて、二歩進んでは一歩滑り降りているような感覚。
宝永山頂まで這い上がると、少し登った六合目からは比較的歩きやすい道に。七合四勺、この日の宿であるわらじ館までなんとか登り切った。夕食のカレーライスを腹一杯頂き、夕焼けから夜景をたっぷり眺めて就寝。
朝は小屋前でご来光を楽しみ、朝ご飯を頂く。素朴なおかずにおかわり自由のご飯とお茶が嬉しい。
準備を整えたら登り始める。八合目、見晴館跡までは目標が割と目に見えているだけ楽だが、そこから山頂までがとにかくキツい。足場も次第に悪くなる中、じりじりと標高を上げていく。
西穂高の時から思ってはいたが、自分は高所にあまり強くないようだ。順化時間はしっかり取り前夜も十分に寝たはずだが、それでも少しペースを上げると頭痛が酸素不足をアピールしてくる。今後も高所の行動時間はゆったり目にとらざるを得ないだろう。
やっとの思いで山頂、すぐそばの浅間大社奥宮まで移動。あまりに多い人に辟易して早々にお鉢巡りに向かった。剣ヶ峰直下に厳しい傾斜で足場の悪い登りがあり苦戦。近くにいた子供など滑り落ちそうな状態だった。
剣ヶ峰で順番待ちして写真を撮ってもらい、すぐに北へ。大沢崩れ上部からは中央山岳が一望のもとに見渡せた。そのまま久須志岳、久須志神社と回り戻ってくる。
下山路は御殿場ルート。山頂から七合までがひたすらに長い。わらじ館で昼食後、すぐに大砂走りへ。遥か下に小さく見える大石茶屋を見て、あそこまでこの道をまっすぐ下るのかと戦慄。しかし降ってみれば、ものの40分程度で1000m以上標高を下げる異様なスピード下山であった。一面火山礫が広がる光景は異様にして圧巻。ここを下るためにもう一度来たいな、と思えるほど。
下り切った大石茶屋で砂をはたき、かき氷を頂く。帰りは五合目から御殿場駅までバス、そこからJRであったが、どうやら沼津あたりで祭りがあるらしく、満員電車の御殿場線にて若者の群れに押し込まれて辟易した。

さて、記念ついでに買った金剛杖だが、富士宮五合目(購入 1,500円)、雲海荘(300円)、わらじ館(500円)、赤岩八合館(500円)、山頂浅間大社奥宮(300円)、久須志神社(300円)、砂走館(500円)、大石茶屋(500円)の焼印を加えて4,400円の杖として完成した。御殿場ルートは小屋が少なく廃館もあるからか、高めのお値段で沢山印を押してくれるところが多いようだ。

総じて、苦しいところはとことん苦しく試練の山行となるが、それに見合うだけの眺めを楽しめる良い山だった。下山も楽しく、再訪を考えてしまうほど。

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