薬師岳（折立から一泊二日でピストン）

2023年07月30日(日) ~ 2023年07月31日(月)

• GPS: 10:54
• 距離: 23.0km
• 登り: 1,793m
• 下り: 1,811m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:45
• 休憩: 0:26
• 合計: 5:11

距離 10.1km 登り 1,455m 下り 128m

8:33 折立
8:35 十三重之塔 慰霊碑
9:16 太郎坂
9:43 9:53 青淵三角点
10:02 積雪深計測ポール
10:26 ベンチ
10:59 11:07 五光岩ベンチ
11:23 太郎兵衛平
12:00 12:06 太郎平小屋
12:25 薬師峠
12:58 13:00 薬師平
13:43 薬師岳山荘
13:44 宿泊地

2日目

• 山行: 4:49
• 休憩: 0:46
• 合計: 5:35

距離 12.9km 登り 346m 下り 1,694m

4:43 宿泊地
5:07 5:11 薬師岳避難小屋跡
5:27 5:40 薬師岳
5:51 薬師岳避難小屋跡
6:28 薬師岳山荘
6:54 6:55 薬師平
7:14 薬師峠
7:38 7:43 太郎平小屋
7:59 太郎兵衛平
8:15 8:35 五光岩ベンチ
8:53 ベンチ
9:11 9:12 積雪深計測ポール
9:20 青淵三角点
9:39 太郎坂
10:06 10:07 十三重之塔 慰霊碑
10:14 10:15 折立
10:18 ゴール地点

天候

■1日目：晴れ　2日目　晴れ/曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■朝8時頃に到着時、すでに折立駐車場は満車。臨時駐車場に止めました。

コース状況／危険箇所等

■特に危険箇所はなし。
■太郎坂が急登だが、あとは歩きやすい道が続く。

写真

7/30 5:43

7/29に滑川のホテルに前泊。朝ホテルの窓から日本海が見えた。

7/30 8:22

8時頃に折立に着いた。臨時駐車場の空きスペースに駐車できたがここも満車に近い状態。

7/30 8:32

折立のトイレ。奥がバスの発着所になっている。

7/30 8:33

折立キャンプ場。ここに前泊したかったのだが、有料道路が夜間通行止めで時間ギリギリなのでホテル泊にした。

7/30 8:33

薬師岳登山口。

7/30 9:52

最初の太郎坂の急登をこなすと、視界が開け薬師岳が見えてくる。

7/30 9:53

剱が見えた。

7/30 9:57

ところどころ木道。適度に風が吹き抜けさほど暑くはない。

7/30 10:43

登山道は良く整備されて歩きやすい。夏空が広がる。

7/30 10:56

五光岩ベンチ。ここで休憩。

7/30 10:56

キンコウカが咲いている。

階段状で上りやすい登山道を行く。後ろは有峰湖。

7/30 11:10

遠くに太郎平小屋が見えた。

7/30 11:42

太郎兵衛平を行く。

7/30 11:47

太郎平小屋。ここに宿泊したかったが予約の時点で既に満員で、もう一つ上の小屋まで。

7/30 12:01

水場もある。

7/30 12:13

休憩して薬師小屋を目指す。正面の奥に薬師岳がある。

7/30 12:19

少し下ったところにテント場。

7/30 12:24

まだテン場は空きがあった。このテン場は予約ではなく到着順らしい。テントで来ればよかったか・・・

7/30 12:34

沢沿いを急登。

7/30 13:00

薬師平から槍ヶ岳が見えた。

7/30 13:00

槍にズーム。

7/30 13:07

小屋に向けてもう一登り。

7/30 13:43

ようやく今夜の宿に到着。

7/30 16:49

小屋で受付。売店に缶ビールがあった。

7/30 14:53

ビールで喉を潤し日本酒へ。

7/30 16:45

夕方快晴になり山頂方面がクッキリ見えた。

7/31 4:40

翌朝小屋前から槍方面。朝焼け。

7/31 5:03

少し明るくなってから薬師岳に向かう。

海と空と山。雄大な景色が広がる。赤い屋根の薬師岳小屋。

7/31 5:11

山頂に見えた所は偽ピーク。煙突上の構造物は避難小屋らしい。

7/31 5:17

山頂はトラバースして奥にある。

7/31 5:19

山頂付近から黒部五郎岳。左奥に笠ヶ岳、その背後に乗鞍と御岳。

7/31 5:19

こっちは槍穂。

7/31 5:28

薬師岳山頂。本当に絶景の山頂だ。

山頂の祠。

7/31 5:29

白山。いつか行こうと思っているが、今年もそのチャンスはなさそう。

7/31 5:29

有峰湖を俯瞰。雲が浮かんでいる。

7/31 5:44

絶景を堪能して小屋に下る。

7/31 5:52

薬師からの景色は本当にすごい。周囲は北アの百名山だらけ。

7/31 6:11

小屋で荷物を回収してパッキング。気温は12度くらいか。

7/31 6:24

水平線。雲は秋っぽい。

7/31 6:33

小さく見える太郎小屋に向かって下山。

7/31 6:44

イチゲやキンバイがまだ咲いていた。

7/31 6:46

チングルマの綿毛。朝の光を受けてキラキラ輝く。

7/31 6:48

コバイケイソウが残っていた。

7/31 6:49

ハクサンフウロ

7/31 6:49

オンタデ

7/31 6:50

ヤマハハコ

7/31 7:27

池塘が散在する太郎兵衛平まで下ってきた。

7/31 7:35

太郎平小屋で一休み。

7/31 7:44

さて後は下るだけ。

7/31 8:35

五光岩。

7/31 8:48

有峰湖目指し下る下る。

7/31 10:07

太郎坂の急坂を一気に下り登山口に到着。

帰路、有峰有料道路沿いで黒い塊二つ、動くのを見た。

熊だった。子連れのツキノワグマだ。1分間くらいこのまま様子を見ていたが、声をかけるとゆっくり森の中に消えていった。

撮影機器：

PENTAX K-30 PENTAX

感想

TONO

　今年の夏休みは梅雨明けすぐとお盆の2回に分けて取ることに。最近お盆の頃は天気が悪いことが多いので、梅雨明け7日の好天を期待ということで。さて年に1座は未踏の百名山を踏もうと思っているのだが、今年は北アルプスの薬師岳に登ることにした。何年か前に折立を起点に黒部五郎〜雲の平の周回を計画したことがあって、結局天候不良で中止した記憶があるが、どこから見ても大きくどっしりとした山容の薬師岳はいつかは登らねばと狙っていたのだ。今回は時間もないし周回はできないので、折立から薬師のみをピストンすることに。
　最初の太郎坂の急登をこなせば、あとは歩きやすい景色の良い登山道となり、太郎平小屋までは楽に歩ける。テン場を過ぎて沢沿いの石がゴロゴロした急坂は脚に堪えるが、稜線〜山頂方面が見えてくればあとひと頑張りで薬師岳小屋だ。再建して10年ちょっとでまだ綺麗な山小屋だった。薬師岳は北アルプスの貴婦人と呼ばれているらしいが、東側には大規模な氷河地形を有し、本当に絶景の山頂で北アの名だたる名峰をマルっと見ることができる。素晴らしいの一言。
　そして帰路おまけが付いていた。道路の傍らに黒い塊が2つ。車を急停止してバックで戻ると子連れの熊だった。人気の山の登山道では出会うことはないのかも知れないが、ここは確実に熊のテリトリーなのだ。これで熊を見たのは4回目になった。今回も熊鈴2個+熊スプレーを携行したが、入山するときは熊対策は万全に。バッタリ出会ってからでは遅いのだ。
　それにしても久しぶりに姫と同行したが、この人は本当に健脚だ。これでもまだセーブして登っているようだから一人ならどんだけ早いの・・・（TONO）