憧れの南プス小屋泊で(北岳、小太郎山)
- GPS
- 16:00
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 2,855m
- 下り
- 2,875m
コースタイム
- 山行
- 6:54
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 8:14
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 7:32
天候 | 山の上では晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
芦安から広河原までバス (片道1160円 + 300円(利用者協力金) )× 2 |
コース状況/ 危険箇所等 |
1日目 北岳 歩行距離 9.1KM 累積標高(上り) 1860m 8時間10分 2日目 小太郎山 歩行距離 10.1KM 累積標高(上り) 1020m 7時間30分 白根御池小屋から八本歯のコル・・・大樺沢合流点から谷間に沿った道を上がって行きます。私は途中沢を渡る手前箇所で間違えた方向に登って行きましたが途中でGPS確認で間違いに気づき元の場所まで引き返しました。30分のロス^^; 沢から離れ上部岩場地帯は梯子が多くなります。 八本歯のコルから北岳山頂・・・八本歯のコル三叉路地点から先も梯子のアップダウン、その後の岩々地帯では目印を確認しながら歩きます。北岳小屋、間ノ岳方面への分岐まで上がるとあと20分と標識にはありました。上り全体を通してそれほど危険な箇所は無いかと思います。がこちらから周りは体力が必要です。 北岳山頂から小太郎山分岐・・・下りでザレザレ箇所はスリップ注意です。こちらもそれほど危険な箇所は無いかと思います。 小太郎山分岐から白根御池小屋・・・ザレザレ箇所も多いのでスリップに注意です。急な下りで一気に白根御池小屋まで下って行きます。草すべりも結構急です。 小太郎山分岐から小太郎山・・・行きは下り基調になりますが、上り返しもあり行き帰りとも同じぐらい時間がかかります。ルートは割とはっきりしていますが藪漕ぎ、ルートがわかりにくい箇所あります。 白根御池小屋から広河原・・・下りは結構急に感じます。ザレザレ箇所ではスリップ注意、すれ違いも多いので途中ヤセオネ箇所では端に寄りすぎて滑落しないよう注意です。最後まで気を抜かずに歩きましょう。 |
写真
感想
7月29日、30日の週末は、南アルプスにある富士山の次に高いお山に初めて登って来ました。南プスリザーブで2か月ほど前、来ただけにはならないよう梅雨が明けるであろう7月終わり1つだけ空いてた小屋を予約し当日を迎えました。土曜日に日が変わった12時半起床で雁坂トンネル経由で芦安の駐車場に着いたのは4時半、既に1から3の近い駐車場は一杯で第4駐車場に車を停めバス乗り場まで歩いて向かいました。バスに乗って登山口まで向かうのが結構たいへんそうなイメージがあり中々足の向かなかった南アルプスでしたがようやく今回北岳に登ります。
バスにも無事乗れて揺られること1時間、広河原に到着しました。きれいなインフォメーションセンターで準備してから出発です。まずつり橋を渡って登山道に入ると最初は富士山に負けないくらいの蟻の行列でしたが上がって行くとそこそこばらけて来ました。2時間弱で白根御池小屋に到着、今日は北岳に登頂してここにまた戻って宿泊します。ここまでは調子よく来れたので登りは八本歯のコルルートで行くことにしましたが、途中まさかのミスコースで30分以上時間ロス ^^;、その後はミスコース無く上がって行ったのですが暑さで休み休みでペースは上がりませんでした。途中途中から見上げる岩々の北岳山頂は迫力があってかっこいいなあと思いました。八本歯のコルからの稜線歩き、お花も結構色々咲いていて楽しませてくれました。そうして何とかNo2の北岳山頂に上がることができました。山頂から一番見たかったNo1は残念ながら雲の中でしたが展望はとてもよかったです。下りは、思っていたよりは時間がかからず15時前には白根御池小屋に着くことが出来ました。受付を済ませてあとは小屋の中と外でのんびり過ごすことができました。2200mの標高で久々の冷房無しで過ごせました。17時50分から待望の夕ご飯美味しくいただき、後は部屋でゆっくりして20時半には就寝しました。
翌朝は、他の方も皆早くて4時前ぐらいから準備の音が聞こえます。私も4時20分に起き出して準備、5時から朝ごはんを食べて6時前には小屋を出発しました。今日は小太郎山を往復します。昨日下った小太郎山分岐までの700mをお花畑を見ながらまた登り返します。昨日下ってきて急登なのはわかっていましたのでまたここを上がって行くのは大変です。でも2200mからなので下からよりは楽ですね。7時20分過ぎには小太郎山分岐へ、今日はNo1、No2が揃ってきれいに見えて大満足、更には中ア、北ア、仙丈ケ岳に甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山よりどりみどりです。この後は小太郎山までの稜線歩き、藪漕ぎっぽい箇所もありましたがそれほど苦労せず行けました。小太郎山からの眺めも良くて一休みしながら見て、また同じ稜線を戻りました。最後雲がでてきてましたが、まだこの時北岳はきれいに見えました。分岐から2度目の下山で白根御池小屋に11時30分に到着、ベンチに座って小屋で作ってくれたおむすびのお弁当を美味しくいただきました。ご飯のあとは広河原までそれほど急がずに下りましたがそれでも13時半には下山できました。バス待ちの行列に並びながら自販機で買った炭酸飲料を一気に飲み干しました。バスは14時出発で座席にも座ることが出来無事駐車場まで戻って来ることができました。
南アルプスは、何年か前に三伏峠から小河内岳に行った以来2回目となります。お天気も心配でしたがちょうど梅雨明け後の晴天期間に当たって最高のお天気で行ってこられました。北岳山頂からの富士山も見たかったですが翌日きれいな富士山に北岳がみれたのでよかったです。よい眺めの中小太郎山への稜線歩きもよかったです。終始きれいに見えてた仙丈ケ岳に鳳凰三山、次はあちらにも行ってみたいなと思いました。という訳で小屋泊で無事北岳だけでなく小太郎山も行ってこられて満足の山行でした。
日本第二の高峰「北岳」に登られましたか。
無事な登頂、お疲れ様でした。
写真からは夏空の下に素晴らしい風景が展開されていますね。
今年は強い夏型の気圧配置、10年に1度の夏山当たり年かも知れません。
また短い夏に高嶺の花達の共演は見事としか言いようがありません。
こんな空間に身を置けて羨ましいです。
さて、大樺沢二股の先で迷われましたか?
たぶんバットレス沢かC沢に入り込んだと思われます。
今の私の範疇ではありませんが、北岳バットレスのアプローチになります。
今でもかなり強い踏み跡があるのですね?
(四尾根主稜の取り付きをを目指して下部岩壁への踏み跡でしょうね・・たぶん)
さておき無事のルート回帰は流石です。
南アルプスは暫く登っていないので、行きたくなる気持ちが強く湧いてきました。
おねぎらいありがとうございます。(笑) 北岳、本当は昨年も山小屋予約していましたが仕事の関係でキャンセルしたので2年越しの山行となりました。梅雨明け10日の晴天にも恵まれ、夏の陽射しは強かったですがNo2の稜線からの眺めを堪能できました。途中の沢沿いも、高山にも広がるお花畑、色とりどりのお花達を堪能できました。まさに夏山を謳歌できました。そう私も登りではそう迷うことは無いかなと思っていましたが、ちょっと急でさみしい道でGPSで確認してよかったです。ヤマレコアプリをいれていればコース外れ警報がもっと早くなったと思います。途中でルート変更していたのでここで滑落遭難したら典型的な失敗例となるところでしたので慎重に下りました。^^; まあバットレスを真下より眺められたのはよかったですが。今回の南アルプスもまだ入口あたり、奥深い南プスの3000m級の山々を縦走で歩ける日は来るのか来ないのか、まあでも南アルプスに行きたくなる気持ちは分かりますね。
北岳、初登頂お疲れさまでした。特に2日目、草すべりを登り返して小太郎山へ…自分だと行けないかも!と思います。自分も今月中に白根三山縦走を計画していますが、ちょっと心配です。
道迷いもしましたが初めての北岳楽しめました。南プスリザーブで予約を取ったのですがほんとは北岳山荘泊で間ノ岳まで行きたかったのですが白根御池小屋しか空いてなかったのでこうなりました。草すべりを登り返して小太郎山へ…白峰三山を計画しているchiiさんなら全然問題ないでしょう。
南アルプスのお山は北岳でした。白根御池小屋の先あたり一面にマルバタケブキがきれいに咲いている場所がありましたが、ここなんかは鹿にやられてしまったんでしょうね。上のほうも鹿避けネットが張り巡らされているなかお花が咲いていました。さすがに3000m超えの稜線では高山のお花が花盛りでした。シコタン草も今回初めて見ることができよかったです。他にもよく探せばいろいろと咲いていたと思うのですが上りはそこまでの余裕がありませんでした。(^^;
北岳山荘が取れれば間ノ岳まで行ったかもですが、白根御池なので今回のプランとしました。肩の小屋なら取れたかもですがネット予約が出来ないようなので。。。山小屋もコロナで大きく変わってしまいましたね。3年ぶりぐらいで山に昔の賑わいが戻って来ましたが宿泊枠が減った分予約も大変だし料金も上がりました。でも南プスのほうが北アよりリーズナブルなきはします。そうそう日本人以外ののかたも結構上っていました。
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