焼岳(北峰);上高地基点で往復
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- GPS
- 09:48
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 971m
- 下り
- 1,036m
コースタイム
- 山行
- 7:39
- 休憩
- 2:25
- 合計
- 10:04
天候 | [天候情報] 降雨量0 風速3m/s 気温19℃ 雲量10% 視界21km 湿度66% |
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過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
一般:3時間59分・179km(20:00出発) 高速:2時間55分・196km [交通] ,△んだな駐車場 https://www.kamikochi.or.jp/enjoy/public_facilities/2511/ 駐車料金:1日600円(普通車駐車料金) ※入庫した日の24時までが1日の料金 △△んだな-上高地バス https://www.nouhibus.co.jp/route_bus/kamikochi-line/#timetable あかんだなー帝国ホテル前4:50-5:16・5:20-5:46・5:50-6:16 ※帝国ホテル前で下車・帰路はバスターミナルからがベター (満車状態だと途中乗車不可) 大人片道1,110円・往復2,090円(上高地往復・途中停留所往復料金設定はなし) |
コース状況/ 危険箇所等 |
[登山道情報] ‐綛眞蓮曽導拇仍蓋 舗装路と砂地の平坦な散策路 ⊂導拇仍蓋〜峠沢 石と土の道。徐々に傾斜が増していく。危険個所は無い F渋堯曽導拆屋 85度傾斜梯子、少々の鎖場、大きな岩がある。 傾斜も急になり日射を遮るものも無くなる。 危険箇所多数。 ぞ導拆屋〜中尾峠 焼岳展望まで登り峠へ下る。 熊笹に囲まれた道を進む。沢山の花がある。 中尾峠では展望が臨まれる。蒸気が噴出している穴があるので注意。 危険箇所なし ッ翦峠〜焼岳 急傾斜の岩道。硫黄臭を伴う蒸気噴出箇所があるので立ち止まらないこと。 強風時の通行は要注意。 参考情報 https://www.japanesealps.net/north/yakedake/kamikouchi.html |
その他周辺情報 | [他] .肇ぅ譟┥綛眞呂半導拆屋(100円/回) ⊃緇譟┥導拇仍蓋と峠沢梯子場の間に渓流が2か所(美味しい) J殕水量;3.1L(消費水量2.6L) |
写真
感想
焼岳登山は2015秋季と2017残雪期の2回。どちらも中ノ湯登山口から。
今回は6年ぶりで初めての上高地からの往復ルート。
中ノ湯ルートよりも傾斜も厳しくアップダウンも多い。
登山行程をのんびり進めたいためと少しでも気圧差に慣れるために
深夜遅くににあかんだな駐車場に到着。
駐車場には多くの車が停まっていた。仮眠を試みるも蒸し暑い。
ドアを開けると涼しい風が入ってきて暫くはウトウトできた。
夜中3時頃目覚めると星空が見れた。
結局あまり寝れていない。
3時半過ぎに準備を始めバス発着所へ向かう。
既にバス待ちで数名待機していた。
4:50の始発バスで出発し5:21定刻に帝国ホテル前に到着。
10数名の登山者が下車した。
森の中の散策路の両脇にはお花も見られ早速撮影する。
田代橋手前の渓流側で数人が渓流の中を覘いていた。
見てみるとカルガモ親子が浅瀬を泳いでいた。
と思ったらぴょんとジャンプして散策路へ上がってきて
再びジャンプして渓流の中へダイブ。
親鳥は1羽で雛が10羽。
蛇行しながら下流へ泳いでいった。
日本猿も多いので捕まらないように大きく育っていってほしい。
梓川は水量も多く流れも速い。早朝の山藍にはうっすらと雲も出ていて心地よい雰囲気。
前方に西穂高への登山口。
雲の合間に対面の霞沢岳方面の山々が見え隠れする。
ほぼ平坦な散策路を15分程進み焼岳登山口へ到着。
徐々に傾斜を増していく石と土の登山道を上っていく。
少し行くと渓流がある。
体調15僂曚匹梁腓な蛙🐸に遭遇。警戒しているのかじっとして動かない。
ドンって足を踏ん張るとぴょんと跳ねて草むらへ姿を隠した。
深い森の中を進んで行く。傾斜は段々急になって大きな岩も出てくる。
標高2000m辺りではこの登山道で有名な85度のほぼ垂直梯子。
安全のためヘルメットを被って上る。22段。高度感も無いが
降雨時には滑りやすいだろう。
その先にも鉄製の梯子、鎖、鉄線など安全装備が設置されていて
なかなかに面白い(^^)/
劔岳、槍穂高に比べればそうでもないが要注意箇所。
斜面に切られた狭い登山道を進む。傍らには大きな崩落地域。
落ちたら戻ってこれないだろう。
ジグザグに登山道を上り切ると焼岳小屋に到着。
先行の登山者数名が休憩中。お腹も少し空いていたので僕もここでしばしの休憩。
焼岳山頂へ出発。
展望地まで緩やかな傾斜を登りきると
絶景が拡がる。
絶好の凄くいい天気で視界も良く遠くまで見える。
蒸気が出ている穴もあって近づくと熱く感じる。
一旦、峠まで下る。
見上げると焼岳の岩稜帯が壁のように立ちふさがっている。
ここまでとは全く様相が異なる。
少しずつ高度を上げて行く。
風があったので日射の影響をあまり感じず、むしろ寒いくらい。
時には直登、時にはジグザグで進む。
登山道がはっきりしない箇所もあるので
自分で方向を決めて進む。
硫黄の臭いのする箇所もあるので少し迂回することもあった。
活火山らしい雰囲気が随所で見られる。
山頂直下に到着。中の湯から登った人も含めて
人の数が一気に増えた。
暫く休んでから山頂へ。
固定されていない岩もあった。
落石があったらしく大きな叫び声が聞こえた。
幸い事故にはならなかったようだ。
山頂からは遮るものもなく
近くの槍穂高連峰,笠岳のみならず遠くまで絶景が臨めた。
多くの人が集い賑わっていた。
欧州系の外国人も目立った。
下山開始。岩の多い道を慎重に進む。
登ってくる人たちにも沢山すれ違った。
14時頃にポツポツ降り出す予報もあったので
少し早めに進んだ。
下山時は風が少なくなって日射の影響を強く受け暑く感じた。
脱水症状にならないように適度な水分補給しながら歩く。
結果的に3.1L持って行って飲料は2.6L。
85度階段は更に慎重に下りた。
ちと休憩や撮影に時間をかけすぎたので
その後は更に速度を上げて進んだ。
が、これが不味かった😓
左膝を岩にぶつけてしまった。
一瞬は痛みを感じたが歩ける状態だったので
そのまま治療しないで進んで登山口へ到着。
この後上高地を少し散策した。
久しぶりの飛騨山脈の一角。
天候も上々で山域らしさの様相も
味わえる登山ができた。
気を緩めた訳ではなかったが
アクシデントは何であっても不味い。
帰宅翌日は階段上りで少々痛みがある。
今日もありがとうございましたm(__)m
[]
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