小金沢連嶺トレラン(石丸峠入口in/天目山温泉out) ※本年41回目
- GPS
- 04:41
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 850m
- 下り
- 1,432m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路は、天目山温泉からバス(※300円)で甲斐大和駅へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<石丸峠入口〜石丸峠> 急坂多し。途中で一度林道に出る。 <石丸峠〜小金沢山〜牛奥ノ雁ヶ腹摺山〜黒岳〜白谷ノ丸> アップダウンのある稜線。晴れていれば富士山を右斜め前に見ながらの稜線歩き。 <白谷ノ丸〜湯ノ沢峠〜湯ノ沢峠登山口> 湯ノ沢峠以降は、鬱蒼とした沢沿いを何度も渡渉しながら下っていく。トレランシューズでも濡れないレベルの石跳び渡渉。 <湯ノ沢峠登山口〜天目山温泉> 下りの舗装路。 |
その他周辺情報 | やまと天目山温泉(520円)で、日帰り入浴。 |
写真
感想
来週の山の日から10連休!二百名山の残13座を中心に大縦走を行う予定で、本日はその足慣らしで比較的近場の未踏峰を検索。今年4月に滝子山を縦走した際、富士山を正面に見ながら南下縦走できる小金沢連嶺を知り、いつか晴天を狙って行こうと思っていた山域に照準を合わせ、始発電車で向かいます。
予報では午前中は晴れ、13時から雨。上日川峠へは、東京を始発で出ても9時頃にしか着かないため、今日は大菩薩嶺はスルーし、石丸峠を縦走の起点として小金沢連嶺を南下し、雨が降る前に下山するトレランで計画を立てました。
が、朝8時前、甲斐大和駅に着くと、予報に反し、富士山方面は分厚い雲に覆われ、眺望が危ぶまれますが、何時間か縦走する中で雲も掃けてくるだろう、と信じて、まずは上日川峠行きのマイクロバスへ乗車。終点、上日川峠から歩き出す予定でしたが、1つ手前の「小屋平(石丸峠入口)」で下車できるとわかり、そこで下りました。これで30分弱、時間を節約できました〜♪。
いきなりの急登に面食らいますが、急登好きなので大歓迎!ただ、暑くて息が上がります。でも首掛け扇風機があるおかげで、涼が取れるのが現代登山ですねー。道中、コウリンカやイヨフウロなど、多数の花々が咲いてて癒やされます。石丸峠までの標高差480mを40分ほどで登りきり、ちょい上の天狗棚山からが、小金沢連嶺のスタートです。
が、上空は一応青空が広がり、直射日光が当たっているので、気象学的には「晴れ」なんでしょうが、周囲は雲だらけで全然遠望が利きません(涙)。本来、天狗棚山から富士山を右手に、小金沢連嶺の山並みや奥多摩・丹沢方面の山並みがドーンと見えるはずなんですが、富士は片鱗すら見えずじまい。そのうち上空も雲が覆ってきて、あからさまな曇りに変わっていきます。ま、見方を変えれば、直射日光が当たらず、夏の縦走には最適な気候なんですが・・・。
入山から1時間20分、小金沢連嶺の最高峰・小金沢山(2014m)へ初登頂!南へ続く小金沢連嶺はよく見通せますが、富士山は見えません。奥に端正な三角錐がくっきり見えましたが、どうやら御正体山のようです。なので、澄んでいれば丹沢山地とか見えるんでしょうね、本当は。ここで小休止し、ランチ第一弾とします。
再び歩き出すと、20分ほどで、日本一長い山名たる牛奥ノ雁ヶ腹摺山へ到着!4月に滝子山とセットで笹子雁ヶ腹摺山へ登ったので、雁ヶ腹摺山トリオで未踏峰は(ただの)雁ヶ腹摺山のみとなりました。その雁ヶ腹摺山は、対岸によく見えました!笹子〜と牛奥〜の2座は、いずれも遠望が利きにくい陽気の時に登っているため、トリオのシンガリ、雁ヶ腹摺山は遠望が利く佳き日に登りたいですねー。。。ちなみに、小金沢山の直下、及び牛奥ノ雁ヶ腹摺山直下には、マルバダケブキの大群落がありました〜!
そこから45分、アップダウンを繰り返しながら連嶺を縦走していくと黒岳です!道中、開けた緑地が多数あり、そういった所は大体お花畑になっていて癒やしの場所です。黒岳で二度目の小休止、ランチ第二弾とします。そこから7〜8分で本日の小金沢連嶺最後のピーク、白谷ノ丸です。今日踏破したピークの中では、白谷ノ丸が一番開けていて、眺望がよいです。今日は雲が多く、全体的にはいまいちですが。ここから富士をドーンと見てみたかったですねー。
白谷ノ丸からは下り一辺倒。湯ノ沢峠を過ぎると、焼山沢に沿って、ジメジメした鬱蒼とした林道を渡渉を繰り返しながら標高を下げていきます。結構分かりにくくて、ピンクテープを探しながら、ルートファインディングしていく形となります。道中もやはり花は多めで、癒やされます。白谷ノ丸から小一時間で湯ノ沢峠登山口まで下り切ると、そこから天目山温泉までは下り一辺倒の舗装路となります。
晴れの予報は当たらなかったくせに、13時から雨、という予報はドンピシャで当たります(涙)。まさに湯ノ沢峠登山口到着が13時ちょうどで、この辺からポツポツ来始めます。小走りで下り続けましたが、神社(竜王宮)辺りから本降りになり、レインウェアを羽織り、黙々と駆け下ります。ちょうど雷鳴が轟き始めた頃、登山口から40分ほどで天目山温泉へ達し、本日のトレランが終わりました。あと15〜20分早ければ、濡れずに済んだのですが、まぁ上日川峠でなく小屋平発で時短し、十分に走った結果なので、仕方ないです♪。
天目山温泉は、源泉を加温した浴槽、無加温の浴槽、それぞれあり、後者は生ぬるい水風呂といった感じで、普通の水風呂と違い、長く入れるいい湯です♪。入浴後は缶ビールを頂き、再びマイクロバスで甲斐大和駅へ向かい、帰京と相成りました。
楽しみにしていた「富士を常時正面に見据えながら小金沢連嶺を歩く」が果たせず残念でしたが、百花繚乱の花を愛でることができ、下山地が温泉なので下山後即スッキリでき、まぁよきトレラン縦走となりました!
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