ー落石で死ぬところだった剱岳💢ー
- GPS
- 17:34
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 1,971m
- 下り
- 1,964m
コースタイム
- 山行
- 6:18
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 6:52
- 山行
- 8:04
- 休憩
- 2:36
- 合計
- 10:40
天候 | 初日晴れ 2日目晴れ→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス | |
予約できる山小屋 |
剣山荘
|
写真
感想
🅾️ガイドツアー客が起こした落石事故で死ぬ思いをした。カニのタテバイでの出来事だが、当たったら即死の岩が次から次へと落ちてきて、これが連鎖して収まらない。そこにいた自分を含めた4人は咄嗟に岩陰に身体を潜めて奇跡的に難を逃れたが、精神に大きなダメージを食らった。足の震えが止まらないまま、何とか山頂へ。
山頂にいた当該ツアーガイドに会ったが素知らぬ振り。"さっきの落石はあなた達のグループが起こしたのか?こちらは死ぬかと思った"と伝えたが、"あぁ"とだけ返事して不貞腐れたような態度…もう1人のガイドが一言だけ“すいません"と言ったので、山頂に居た皆んなの気持ちを考えて収めたが腹立ちは治らない。30年山に通ってるがこんなに怖く、また腹立たしい思いをしたのは初めてだ。
・体力も経験もない人が剱岳に登りたいという気分だけでガイドツアーに申し込む。それが金儲けになるからとどんな人でも連れて行くツアー会社…10年前のトムラウシの事故を思い出した。帰って来て5日にガイドツアーで遭難が2件ありヘリが出動したとのニュースを知った。
2度とこんなツアーガイドのグループの後ろは歩きたくない。
自分が剱岳に登るなんて現実にはあり得ないと思っていましたが、大先輩の激励をいただき実現することができました。
本当にありがとうございました。
そして、落石に遭遇したこと。
小石がぱらぱらと落ちてくるのを確認した瞬間でした。レンガブロック大の石が降ってきていました。石が流れ落ちてくる音に恐怖を感じ、体を岩陰に埋めること以外なす術がありませんでした。
登山が単なるレジャーでは済まされない、命に関わること、被害者にも加害者にもなる危険性をはらんでいる行為なのだと身をもって体感した山行となりました。
お怪我がなかったとのことで安心です、これを肝に銘じて改めて自分が加害者にならないように慎重にしなくてはと思いました。
大変な思いをされたと思いますがお疲れ様でした。
あの場所での落石は絶対起こしてはならないと思いますが、人はミスをするもの…わたし自身もこれまで以上に注意して山に向かわないとと思いました。
まさかその掛け声も知らない人が登っていたわけではないですよね?
昔、滝谷のC沢下降中に巨大な落石をまともに受けて、落石事ごと落ちていった人を見たことありますが、その際は落とした人が「ラーク」と知らせなかったので、それに気づかずまともに正面から落石を食らっていました。
かなり不安を感じる団体で、悪い予感もあったので、間を空けて待機していて良かったです。カニのタテバイに取り付いていたら、直撃→滑落→死亡でした(-。-;
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