親子でリベンジ!雪の日光白根山
- GPS
- 06:05
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 656m
- 下り
- 647m
コースタイム
天候 | 曇り⇒晴れ⇒曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
きれいに除雪されていますが、沼田IC〜丸沼高原スキー場の間に雪が残っているので、スタッドレス必須です。なお、2WDのスタッドレスで十分でした。 ロープウェイは1回分1400円+ICカードのデポジット1000円です。支払い時に登山届の提出が必要です。安全確認のために下山時に下山の報告が必要で、その際にICカードを返却すればデポジット1000円を返してもらえます。なお、ロープウェイの下りはICカードでのチェック不要で、つまり費用は発生せず、実質的に往復で1400円という扱いのようです。なお、ロープウェイの営業時間は8:15〜15:30でした。 ちなみに、12/25から丸沼高原スキー場〜奥日光の間は冬季通行止めです。この時期は菅沼登山口へは車でアクセスできません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■全般 晴れの週末の日曜ということもあり、おそらく前日から当日にかけての多くのトレースがありました。歩いていても、10〜15人程度とすれ違いました。 道中にトイレはないと思います。七色平の避難小屋も雪に埋まっていて、使用できないように見えました。 ■ロープウェイ山頂駅〜森林限界 トレースをたどらなければ、膝〜太ももあたりまで埋もれる積雪量です。トレース上でも、おそらく前日夜の積雪により、ツボ足では10〜20cm程度沈んでしまう状態ですので、ワカンやスノーシューがある方が歩きやすいと思います。私たち親子はツボ足でしたが、みなさんほぼワカンやスノーシューかスキーを履いています。 ■森林限界〜山頂 岩と雪のミックスです。山頂直下は岩稜帯なので、スノーシューやワカンは外す必要があります。また、アイゼンはあったほうがよいと思います。私たち親子は12本爪アイゼンを履きました。それほど急な登りではないですし、当日は風も非常に弱かったので、ピッケル不要でポールで十分でした。強風の際にはピッケルがあったほうが安心かもしれません。 |
その他周辺情報 | 丸沼高原スキー場にも温泉がありますし、スキー場から沼田ICの間の道路沿いにも温泉多数です。 少し寄り道になりますが、近隣では一番評価がよさそうな、南郷温泉しゃくなげの湯に行きました。 http://onsen.nifty.com/numata-onsen/onsen005770/ 温泉の看板によると源泉かけ流しのようです。わずかな硫黄臭と少しぬるぬるの湯です。広々とした露天風呂、畳の休憩スペースなど、なかなかいい温泉でした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
笛
ヘッドランプ
予備電池
サングラス
ポール
|
---|---|
共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
ツェルト
ナイフ
カメラ
|
備考 | 当日の天気なら樹林帯では大丈夫かと思ってハイドレーションを使用しましたが、途中で外気に触れている管のところが凍ってきてしまいました。やはり冬山ではダメですね。 |
感想
先週子供と登山しようとしていたのですが、子供が足をねん挫したので1週間延期。さぁ、今週はどこに行こう? この週末は1月におそらく1回か2回かの晴天微風の休日のようです。12/6に登ろうとして途中撤退した日光白根山にリベンジしよう!
ということで朝5時に起きて日光白根山へ。8:15の始発に乗りたかったのですが、関越道が事故渋滞で、到着は8:30頃。準備をしてロープウェイに乗り、山頂駅から出発しようとすると、すでに9:20頃。往復6km程度だから今日は登頂できるだろう、と出発です。
最初はもふもふ雪の樹林歩き。すれちがった何組かは、みなさん、わかんやバックカントリースキーやスノーシューをつけています。子供に聞くとあまり沈まないと言うので、ツボ足で歩いていきます。スノーモンスターとまでは言えませんが、たっぷり雪のついた木々を見ながら、歩いていきます。そのうち、曇っていた空が晴れてきて、また木々も霧氷に変わり、素晴らしい景色が広がります。これほどきれいで多くの霧氷を見たのは初めてでした。
ゆっくり歩いていくのですが、今日も子供は疲れやすい。少し歩いては休憩、少し歩いては休憩、の繰り返しです。段々と15:30のロープウェイの最終時間が気になってきます。
どう考えても14:00には折り返さないと間に合わないので、樹林帯を抜けるあたりで子供に14:00には折り返そうと言うと、「絶対に山頂に行く。スキー場を4km歩いて帰ってもいい」とのこと。ですが、子供の体力を考えると、そういう訳にもいきません。ここからは、ゆっくり休まず歩くように強制させ、何とか13:30に山頂到着! 子供は山頂の標識に抱き着き、一言「会いたかったぁ」。ほぼ無風状態で、360度の景色を楽しみます。あと1〜2時間早ければ、もっと晴れていたのでしょうが、少し雲がかかってしまっています。ただ、雪に覆われた岩稜帯の山頂から見渡す景色は最高でした。ゆっくりとラーメンでも食べたい気分ですが、時間がありません。そそくさと下山へ。
さすが子供は下山が早いです。無事に15:30のロープウェイに間に合うことがわかってきたので、途中で七色平に寄ったりして山頂駅まで到着。アイゼンを外して荷物をまとめて、15:28頃のロープウェに乗りました。
いま思い返してみると、私が最近毎週山に行っていて子供のペースを忘れており当初早く歩きすぎたこと、それほど沈まないとはいえ、ツボ足で子供が疲れてしまったことが問題だった気がします。最初からワカンをつけさせ、ゆっくり長く歩くようにしておけば、もう少し楽に山頂まで行けたかもしれませんね。
ただ、何にせよ、登頂の喜び、山頂からの景色は最高のものでした。帰りの車中で子供に聞くと、これまで登った雪山の中で日光白根山が一番良かった、とのこと。親子ともに大満足の山行でした。
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