鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳(柏原新道ピストン)
- GPS
- 17:36
- 距離
- 27.7km
- 登り
- 2,788m
- 下り
- 2,779m
コースタイム
- 山行
- 4:32
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 6:19
- 山行
- 7:39
- 休憩
- 3:09
- 合計
- 10:48
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
明瞭。迷うところなし |
その他周辺情報 | 下山後の温泉 大町温泉郷薬師の湯大人750円 |
写真
感想
山の日に合わせて鹿島槍ヶ岳へ。後立山は初めてです。扇沢駅の破砕帯の美味しい水を詰めて柏原新道近くの駐車場へ。既に満車近かったですがかろうじてスペース発見ししばらく仮眠。6時過ぎ簡単な朝食済ませて登山口に登山届提出、さあ出発です。
前日まで雨降ってたそうですが、これからグングン天気も良くなるはずとウキウキしながら登りだします。しかしケルン過ぎても一向にガスのとれる気配はなく、しかし時折青空も見えて快晴の予感はビンビン。逆に風も心地よくて、樹林帯がほとんどのこの登山道ならこれくらいの気温や天候の方が登りやすいなと。下山時に天候良過ぎて苦戦する事になるのですが、この時はもちろんわかりません(笑)。
種池山荘に到着するも風がかなり強いです。山荘前のベンチはごった返しているし、でも中は空いているので迷わず念願だったピザ注文して中の自炊スペースでいただきます。クリスピーで美味しいですね^_^
食べ終わってウインドブレーカー上から着て爺ヶ岳へ。しかしながらガスで真っ白。全く展望なしのまま南峰と中峰をピクって、本日のお宿の冷池へ。テン場は山荘から5分ほど登ったところにあります。なんとなく斜めっています。既に3分の1くらい埋まっていて、マシな斜面と思わしきところに設営します。ここからは立山連峰がドーンと見えるはずなんですがガスで展望はイマイチ。
予報では深夜から雲はとれてそのあと晴天が続くらしく、とっとと就寝して午前1時ごろ外を見ると、満点の星空。天の川もバッチリ!
午前3時前に鹿島槍に向けてスタート、大野市街の夜景も綺麗です。山頂手前あたりから空が赤く染まりだし、山頂に着く頃、ちょうどマジックアワー開始です。雲海は山のずっと下で、剱立山、槍穂高、白馬五竜、遠くには南ア富士山に中央アルプスまで360度遮るものはありません。やっぱり夏山は素晴らしい!目の前の北峰に向け出発、吊り尾根を行きます。出だしのくだりがちょっと怖くて慎重になりましたが、あとは楽しい岩稜歩き。鹿島槍の双耳峰をたっぷり堪能して撤収します。来た道を戻りますが、もう快晴過ぎて同じルート通ったとはとても思えません。爺ヶ岳の登りも昨日と違ってけっこうハードで種池山荘までは暑いけど風は涼しくてまさにTHE夏山でした。
山荘でピザ食べて柏原新道を下山し出してからが地獄の始まりでした。樹林帯ですが風はなく、降り注ぐ直射日光はカンカンで体感は30度超えていますね。避暑に来たはずの信州とはとても思えず、これなら真夏の大阪近郊の低山の変わらんですやん!2時間超かかるので大阪よりもかえってひどい…
この日は山の日の好天でもあるので、登山の方もどんどん登って来ます。道を頻繁に譲るためストップストップと思うように進めず、途中水場の一つもなく、柏原新道のおそらく特色であるはずの距離はあるものの急登はなく勾配の緩やかなところが下山の場合裏目に出て、下れどもくだれども一向に標高減りません。ハッキリ言って心折れましたわ(笑)。
今回の山行、総体としては二日目の早朝が素晴らしかったのでよしとしますが、下山時の天候ももう少し考慮して計画立てなきゃなと、反省点も見つかった今年の山の日山行でした。終わり
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