奥穂高岳・前穂高岳 涸沢から吊尾根、重太郎新道周回
- GPS
- 16:44
- 距離
- 26.6km
- 登り
- 2,413m
- 下り
- 2,406m
コースタイム
- 山行
- 6:33
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 8:15
- 山行
- 5:27
- 休憩
- 2:53
- 合計
- 8:20
ログ GARMIN62S、COROS PACE2
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
上高地行バス始発のバスターミナルは第3駐車場が一番最寄り。始発でバスは一杯になるので、他の駐車場からの乗車になると、乗車する人が多いと乗れないこともあるかもしれません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【上高地→横尾山荘】 平坦で広い遊歩道。距離は長いが景色を眺めながらのんびり歩けます。途中山小屋もあるので休憩もしやすい。危険個所なし。熊に注意。 【横尾山荘→涸沢】 ここからが本格的な登山道。本谷橋までは緩やかな道を登っていくルート。危険個所も特になし。橋を渡ってから斜度が上がっていきます。横尾と涸沢の標高差は700mほどあるので結構登ります。 【涸沢→穂高岳山荘】 ここからはずっとガレた登山道。ザイテングラード取付きまでの道は危険箇所なし。 ザイテングラードは手を使って登っていく岩場の直登ルート。手を使えるのでかえって楽な面もあり。危険箇所ではあるが難しいところはない。 【穂高岳山荘→奥穂高岳】 登り始めが梯子と鎖場が連続する。ほぼ垂直にぼっていく感じで高所恐怖症の人には厳しい道。しばらく登ると通常のガレ道となりそのまま山頂へ。山頂直下のスペースは広いのでのんびりできる。 【奥穂高岳→前穂高岳】 吊尾根と呼ばれる岩尾根を歩く道。鎖場、岩上り下りの連続あり。殆どが滑落即死箇所なので浮石に気をつけて。難しいところはない。 紀美子平と呼ばれる平坦地は意外とスペースが小さい。ここが前穂高岳と岳沢の分岐になる。ザックをデポして前穂高岳へ。前穂高岳もずっと岩場を登る体力勝負のルート。前穂高岳山頂から槍ヶ岳の方へ歩いていくと、下に涸沢を覗ける。 【前穂高岳→岳沢小屋】 重太郎新道と呼ばれる岩場の道。下から登れば上に行くほど急峻で難しくなる厳しいルートを上から降っていく。紀美子平からいきなり足元が滑りやすい平らな岩場を鎖で降りていく。ここも滑落即死場所多数なのと、上部は滑りやすい箇所がいくつかあるので足場をしっかり確保して降りる。吊尾根よりここの降り始めしばらくの方が危ないと感じた。 標高2600mくらいから樹林帯に入る。キャンプ場の上のお花畑まで気を抜けない道。 【岳沢小屋→上高地】 非常によく整備された登山道。危険箇所なし。途中の天然クーラーがとても涼しくて気持ちが良い。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料2.0L
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
レンズ×2本
三脚
ココヘリ発信機
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感想
穂高岳山荘泊まりで奥穂高岳に行ってきました。ついでに前穂高岳も。
昨年、一昨年と台風で北アルプスに来られなかったのですが、やっと今年来ることが出来ました。しかも、快晴。日頃の行いが良かったようです。
上高地にバスで来たのも初めて。日付が変わったくらいにさわんど駐車場に来ましたが、すでにほとんど埋まっていてビックリ。平日の未明でこれでは休日は停めるのも大変です。
今回は久々に重いザックを背負っての山行。小屋泊なのに16.5kgって・・・なんでこんなに重くなるのか…。
岩稜帯が多いのでポールが邪魔かと思って持ってこなかったがこれがよかったのかどうか。
横尾までは平坦。そこから涸沢まで700m標高を上げる。涸沢ヒュッテに着くころには結構バテバテ。
このところ軽装で里山ばかりだったので、結構体に堪える。
ヒュッテで長時間休憩をしたのち、ボチボチ穂高岳山荘へ。ザイテングラート取付きまでは結構しんどかったけど、ザイテンは手も使って登るのでかえって登りやすかった。
穂高岳山荘はとても快適でした。水は汲み放題で建物もキレイ。部屋も快適でした。
翌日は暗いうちから奥穂高岳へ向けて出発。
登り始めが結構ハード。ほとんど垂直に登っていく感じで高所恐怖症の私には厳しい登山道だけど、暗くて何も見えないのが幸いして登りに集中できた。
しばらく登ると、普通の登山道になって楽に。
この日も天気に恵まれて、モルゲンロートで燃える山々を眺めることが出来た。
この景色、山登の醍醐味ですね。これがあるからやめられない。
この後、標準的な登山者には難路となる吊尾根から重太郎新道へ。吊尾根は想像していたより歩きやすかったけど、滑落即死場所満載なので浮石を踏まないように注意して歩きました。
重太郎新道は上に行くほど急峻になるいやらしい道ですね。ここを登りに選ばなくてよかったと思ってしまいました。
久々にガッツリ歩いて、翌朝から足が筋肉痛。登山でこんなに筋肉痛になったのは久々です。低山をちょっと歩いているだけではダメで、やっぱり山歩きはちゃんと続けていないと鈍りますね。
今回は穂高の基本ルートザイテンと吊尾根を歩いたので、今度は大キレットかジャンダルムあたりか。ジャンダルムは足がすくんで歩けなくなりそう…。
いつでも、行けると思うと、、いつでも行かなくなるんですね、天気とか考え過ぎて、でも、これを拝見すると行きたくなりますね、。
計画しますね!
快晴だったんですね、。muttyann
台風6号の影響で当初は天気が悪い予報でしたが、北上して行ってくれたのでいい天気になりましたね。これ以上ないくらい好天に恵まれました。
山は逃げないとよく言われますが、やっぱり行けるときに行かないと行きそびれることもありますよね。天気は快晴がベストですが、ガスガスや雨降もそれぞれ良いところもあるので、荒天でなければあまり気にしないようにしています。
すごい絶景が見られる時って、意外と天気があまり良くない時。雲の一瞬の切れ目から垣間見える景色がものすごい絶景を作るんですよ。そう思って、曇っていても期待して登るようにしています。
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