下りのリフトはダメよ〜、ダメダメ、の横手山(でも、絶景でした!)
- GPS
- --:--
- 距離
- 0.6km
- 登り
- 12m
- 下り
- 10m
コースタイム
天候 | (朝)晴れ→(昼)快晴→(夕)曇り 風は穏やか |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
復路:硯川[13:16]−(無料シャトルバス)−[13:35]蓮池[13:55]−(急行バス)−[15:10]長野駅[15:30]−(長野新幹線)−大宮−東京(多摩地区) |
コース状況/ 危険箇所等 |
頂上付近までスキーコースのため、圧雪されていて運動靴だけでも歩行は問題ありません。但し、本当の山頂へは(距離こそリフト降り場から100mほどですが…)圧雪されておらず、2~3m程の積雪があり、スノーシューかワカンを使用しなければ歩行は困難だと思います。 |
その他周辺情報 | (※大変驚いたことに!)リフトは”上り”のみ利用可で、”下り”は利用不可ということで、リフト券は販売してもらえませんでした。もし私のような計画をされる際は十分ご注意ください! 但し、ゲレンデ一番下のリフト券発売所で、事前に「天空のソリツアー(写真参照)」を申し込めば、予め予約した時間にスノーモービルが山頂まで迎えに来てくれて、ゲレンデの一番下(=出発地点)まで送ってもらえます。(片道頂上までのリフト代+スノーモービル代で一人¥3,500です。一人だけでも申込みできます。) (※ただ、実際にリフトに乗ってみると、スキー修旅の多くの学生達が”下り”のリフトを使用していました。一体どうなっているのでしょうねぇ???) ※1:登山ポストは見かけませんでした。(雪の中に埋まってたかも!?) ※2:山頂には食事もできるロッジがあります。日本一標高の高い”パン屋”さんがあります。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
雨具
ゲイター
マフラー
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
常備薬
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
熊鈴
ビニールテープ
小型三脚
災害用携帯ラジオ(充電・ブザー機能付き)
携帯カイロ
予備用靴ひも
|
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備考 | ※ 今回は、”登山”は全くしておりません… |
感想
”え〜っ!下りのリフトは乗れないんですかぁ!!!”。一瞬、私の顔面は蒼白、まさに”凍り”つきました。
朝早く、真っ暗な空の中家を出て、長野新幹線に乗り、長野駅からバスに乗って、乗って、乗って…、家を出てから約5時間、やっと着いたのに…、お金いっぱい使ったのに…、頂上すごそこなのに………。
”わかりました。少し考えます…”と言って、リフト券売所を離れようとした時でした。”お客さん、これを利用すれば頂上まで行って戻ってこられますよ!”
そう言われて案内されたのが「天空のそりツアー」。計算上の往復リフト代¥2,000円に比べれば、¥3,500円はチト高いとは思いましたが、藁にもすがる思いで!はいっ、是非お願いします!”
”あ〜、良かった…、ホッとした〜”と安ど感一杯でリフトに乗り込みました。リフトからはスキーで滑る学生がいっぱい見えます。で、一段落して落ち着いてきたからでしょうか、冷静になってみると”あっ、そうか!最悪の場合、レンタルスキーを借りれば降りてこれたんだ!”
決してスキーは上手くはありませんが、スキー全盛期を経験してきた私たち世代、一応私もスキーは出来ます(もっとも、ここ10年以上全く滑ってませんが…)
あらかじめ天気予報と天気図を確認してからの今日の山行、この時期この場所では珍しいほどの快晴の天気に恵まれ、山頂からのほぼ360度の絶景は本当に”感動!”のひとことに尽きます。
写真を掲載させていただきましたが、その迫力、雄大さはやはり肉眼でないとなかなか実感できないと思います。
登山することなく標高2,300mの高地からの絶景、老若男女誰でも経験することができます。私のように冬山登山の技術も装備が無い方でも”感動”の冬山体験を味わうことができますので是非ご参考ください!
追伸:私がよくスキーをしていた30年近くも昔にはなりますが、どこのスキー場でもリフトの”下り”を利用することができていた記憶があります。大体はリフトに乗ったはいいが、着いてからその斜面の急激さに怖くなり、やむなくリフトを使って降りる、というパターンが多かったのですが、中には(私もそうでしたが…)滑っている途中で”疲れたぁ”という”根性無し”のパターン、またリフト1日券の”元”を”回収”すべくわざわざ乗るパターンなどなど…。
それにしても間違いなく今回も下りのリフトを利用している人を見かけました。どうして”下り”のリフトを利用(=販売)させてくれなかったのか今でも疑問が残ります。
コメント
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横手山頂にスキーをせずに行く方法を探していました。10年ほど前の紅葉時の夕方に行き、まるで仙人でも出そうな神秘的な風景と感動し、雪景色も是非見てみたいと思いました。昨日横手山は何度もないような快晴で行かなかったことを後悔していましたが、行ったら帰れなかったです。こちらの山行記録にたどりつき、リフトの会社に電話をしたら、雪の量が十分でないのでまだスノーモービルはやっていないと言われました。2月に晴天予報が出たら、リフト会社に確認をして行きたいと思います。貴重な情報をありがとうございました。
komakusapee様
はじめまして
このたびは拙い私のレコにお立ち寄りしていただき、大変ありがとうございました!また、少しばかりでもkomakusapee様にお役に立てられる事があったとすれば、何よりも嬉しく存じます。
実は私、若い時はそれこそスキー全盛期だったもんで、その時はちっとも技術が上達しないものの、スキー場のゲレンデには多く通っていました。なので分不相応にも上級者コースにリフトで登ってしまって、とても怖くてスキーで降りられない時などは頻繁に”下り”のリフトに乗っていました。
その後は現在に至るまでスキーはパッタリしなくなってしまったのですが、まさか今はどこのスキー場でも”下り”のリフトは使用できないようになっているとは全く知りませんでした。(係員に聞くと、下りのリフトの場合は”乗り降り”の際に係員がいないため、危険な場合があるからだそうです。)
今回は「雪不足」ということで、スノーモービルでの下山ができない状況とのことで大変残念ですね。でも今週末には関東地方ではかなりの降水量があるみたいなので、標高の高い横手山ではかなり多くの積雪が期待できることと思います。ぜひ横手山山頂からの素晴らしい冬景色を堪能してください!
追伸:それにしても、よく1年も昔の、しかも”登山”ではないこのレコを探し当てることができましたね!ありがとうございました!
aochanman777 様、
返信ありがとうございました。横手山に行ってからご報告しようと思っていましたが、なかなかチャンスがなく、遅くなりました。
先日、お天気予報を見て横手山に行ったのですが、3月に入り暖かくなったため、北アルプスは見えたのですが少し霞んでいました。それでもなおかつ絶景で感動しました。今シーズンは雪があまり降らなかったようですが、数日前どかっと降ったとかで快晴の空に樹氷はとても綺麗でした。
私は山頂ヒュッテに泊まり、帰路は絶景の中スノーモービルで送ってもらい、大変楽しい旅となりました。来シーズンは気温の低い時期の快晴を狙って行きたいと思います。実は私もスキー全盛期時代で当時は冬は3,4回スキーに行っていたのですが、何十年と滑っていません。1番の絶景ポイントは林間コースからとか。来シーズンは滑るしかないでしょうか?やはり怖いです。
aochanman777 様のレコのおかげで、アクセスの方法や帰路の確認もすることができ大変助かりました。ありがとうございました。
komakusapee 様
実は最初1月27日に komakusapee 様からコメントを頂いた後、志賀高原付近での積雪状況が気になっていました。その後何度か寒波が来たものの、どうも志賀高原付近ではあまり雪が積もらなかったような状況が続き、「下りのスノーモービルは今シーズンは無理かも…」と心配していました。
今回 komakusapee 様からのコメントを頂き、少し霞んだ空だったとはいえ、無事スノーモービルが運行していたことを知り、凄くホッとしました。わざわざご報告して頂き、本当にありがとうございました。
なお既にご存知かもしれませんが、志賀高原付近の状況については「志賀高原ライブカメラ」というサイトがあり、横手山リフト乗り場の「硯川」の状況もリアルタイムにわかります。次回は是非とも今回以上の絶景を堪能されることを心から期待しています。
志賀高原ライブカメラ:http://www.q0.ws302.smilestart.ne.jp/station1_3.htm
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