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Yamareco

記録ID: 5852011
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

矢ノ音南尾根〜イタドリ沢ノ頭〜ヤラシ〜竹ノ沢右岸尾根(補:旧甲州街道史跡)

2023年08月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:06
距離
12.3km
登り
669m
下り
656m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:37
休憩
0:29
合計
3:06
13:20
9
13:29
13:30
9
13:39
13:42
4
13:46
13:46
4
13:50
14:04
11
14:15
14:16
3
14:19
14:20
18
14:38
14:38
7
14:45
14:49
10
14:59
15:00
12
15:12
15:15
2
15:17
15:18
11
15:29
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25
15:54
15:54
14
16:08
16:08
5
16:26
16:26
0
16:26
ゴール地点
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
行き:相模湖駅下車
帰り:藤野駅乗車
コース状況/
危険箇所等
・貝沢林道入口〜与瀬一里塚跡〜吉野矢ノ根
 バリエーション。
 甲州街道より林道入口から北上していくと100mほどで西の沢に下りていく階段道あり(道標なし)。
 徒渉点には朽ち掛けた木橋(貝沢橋)が掛けられている。
 水深は足首程度で、対岸に緩いスロープ・道標あり。
 一度北に登り南へ切り返すと一里塚跡に出る。

 一里塚跡の背後から矢ノ根南尾根に取り付く。
 JRの送電鉄塔を過ぎるまでは藪っぽいが以降は作業道風でバリルートの割にはよく踏まれている。
 ピンクテープも多数。大久保山からの下降時は入口が灌木で隠れている。

・吉野矢ノ根〜イタドリ沢の頭
 一般ルート。道標豊富。

・イタドリ沢の頭〜ヤラシ〜落合集落
 バリエーション。登り推奨。
 ヤラシのピークより100mほど南西に進んだ広場から下降点を探る。
 南にテープや赤プラ杭などを見ることができるが灌木で進み辛い。少し高度を落とすと九十九折れの作業道が現れる。下部は傾斜のきつい古い山道に変わる。
 最後の詰めで竹ノ沢に下りず落合地区の墓地裏に出たがこれは誤り。沢沿いに中里小橋まで出るのが正しい。
<相模湖駅>
少し遅めの相模湖駅スタート。暑すぎるせいか人はほとんどいない。
2023年08月20日 13:21撮影 by  X100T, FUJIFILM
1
8/20 13:21
<相模湖駅>
少し遅めの相模湖駅スタート。暑すぎるせいか人はほとんどいない。
< 相模湖ふれあいパーク>
駅のすぐそばにある駐車場屋上の公園。イワナ?オブジェが目を引く。
ここに来るのが目的ではなく、背後に見える跨線橋に接続しているものと思っていたが奥の階段の先は行き止まりだった。
2023年08月20日 13:22撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 13:22
< 相模湖ふれあいパーク>
駅のすぐそばにある駐車場屋上の公園。イワナ?オブジェが目を引く。
ここに来るのが目的ではなく、背後に見える跨線橋に接続しているものと思っていたが奥の階段の先は行き止まりだった。
せめて口から……笑
2023年08月20日 13:22撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 13:22
せめて口から……笑
結局駐車場のある地上階へ下りなおして跨線橋へ向かう。
2023年08月20日 13:23撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 13:23
結局駐車場のある地上階へ下りなおして跨線橋へ向かう。
跨線橋向かいの小径から北に上がれそうな気がしていたが草藪だったり私有地だったりなので素直に車道を利用した。これだと旧甲州街道を歩くのと大差ない。
2023年08月20日 13:24撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 13:24
跨線橋向かいの小径から北に上がれそうな気がしていたが草藪だったり私有地だったりなので素直に車道を利用した。これだと旧甲州街道を歩くのと大差ない。
折り返すようにして西へ向かい権現橋で中央道を跨ぐ。ちなみにこのすぐ東に中央道相模湖のバス停があるので対岸に接続していないかとガードをくぐってみたが道は通じてなかった。
2023年08月20日 13:32撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 13:32
折り返すようにして西へ向かい権現橋で中央道を跨ぐ。ちなみにこのすぐ東に中央道相模湖のバス停があるので対岸に接続していないかとガードをくぐってみたが道は通じてなかった。
中央道を上から。正面に鷹取山、右に扇山が堂々と聳えている。
2023年08月20日 13:32撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 13:32
中央道を上から。正面に鷹取山、右に扇山が堂々と聳えている。
中央道北の実線路は与瀬遊覧道として整備されていて歩きやすい。相模湖側にはそんな道標見掛けなかったけど。
2023年08月20日 13:33撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 13:33
中央道北の実線路は与瀬遊覧道として整備されていて歩きやすい。相模湖側にはそんな道標見掛けなかったけど。
中央道、中央線、相模湖越しに前道志の山塊もばっちり。
2023年08月20日 13:33撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 13:33
中央道、中央線、相模湖越しに前道志の山塊もばっちり。
ヤブラン
2023年08月20日 13:35撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 13:35
ヤブラン
ヤブハギ
2023年08月20日 13:37撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 13:37
ヤブハギ
ヤブミョウガ
2023年08月20日 13:39撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 13:39
ヤブミョウガ
<与瀬神社>
この辺りでは随一の神社。甲州街道から来ずに与瀬遊覧道からアプローチすれば正面の急な階段を登らずに済むことが分かった。参拝のありがたみは半減するかもしれないが。
2023年08月20日 13:39撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 13:39
<与瀬神社>
この辺りでは随一の神社。甲州街道から来ずに与瀬遊覧道からアプローチすれば正面の急な階段を登らずに済むことが分かった。参拝のありがたみは半減するかもしれないが。
拝殿の脇障子には神話を表現した立派な彫刻がある。右脇には天岩戸の1シーン。
2023年08月20日 13:40撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 13:40
拝殿の脇障子には神話を表現した立派な彫刻がある。右脇には天岩戸の1シーン。
左脇は神武天皇の東征。いずれも光がテーマになっている。
社殿は100年ほど前に再建されたものなので構図といいモダンな印象を受ける。
2023年08月20日 13:41撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 13:41
左脇は神武天皇の東征。いずれも光がテーマになっている。
社殿は100年ほど前に再建されたものなので構図といいモダンな印象を受ける。
拝殿奥の岩穴にはサイノカミが祀られている。与瀬神社が相模川のほとりからここに移される以前より祀られていて、この洞窟は江ノ島まで繋がっているのだとか。
2023年08月20日 13:41撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 13:41
拝殿奥の岩穴にはサイノカミが祀られている。与瀬神社が相模川のほとりからここに移される以前より祀られていて、この洞窟は江ノ島まで繋がっているのだとか。
<慈眼寺>
急階段を下りて三の鳥居から慈眼寺を振り返る。
2023年08月20日 13:43撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 13:43
<慈眼寺>
急階段を下りて三の鳥居から慈眼寺を振り返る。
慈眼寺向かいの墓地から貝沢林道へ抜けられないか探ってみたが藪に阻まれて引き返す。
2023年08月20日 13:44撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 13:44
慈眼寺向かいの墓地から貝沢林道へ抜けられないか探ってみたが藪に阻まれて引き返す。
参道に戻り相模湖を見渡す。今日はやけに濁って見える。
2023年08月20日 13:46撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 13:46
参道に戻り相模湖を見渡す。今日はやけに濁って見える。
旧甲州街道を西進しラーメンセンターのあるカーブの先端より貝沢林道へ。
2023年08月20日 13:50撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 13:50
旧甲州街道を西進しラーメンセンターのあるカーブの先端より貝沢林道へ。
100mほど北に上がっていくと左手に沢へ下りていく小径が見つかった。きちんと階段状になっているが道標の類はない。これが以前見逃した旧甲州街道のルートになるらしい。
2023年08月20日 13:51撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 13:51
100mほど北に上がっていくと左手に沢へ下りていく小径が見つかった。きちんと階段状になっているが道標の類はない。これが以前見逃した旧甲州街道のルートになるらしい。
すぐに貝沢に出る。 
2023年08月20日 13:52撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 13:52
すぐに貝沢に出る。 
嫌な予感はしていたが流木のように見えていたのが貝沢橋らしい。
2023年08月20日 13:52撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 13:52
嫌な予感はしていたが流木のように見えていたのが貝沢橋らしい。
<貝沢橋>
以前はしっかりとした木橋が架かっていたのが流されてしまったらしく今では朽ちた丸木橋がその代わりを務めている。幸い流れは浅いので問題なく徒渉できた。
2023年08月20日 13:52撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 13:52
<貝沢橋>
以前はしっかりとした木橋が架かっていたのが流されてしまったらしく今では朽ちた丸木橋がその代わりを務めている。幸い流れは浅いので問題なく徒渉できた。
浅瀬なので少しだけ川上へ沢歩きを楽しんでみる。
2023年08月20日 13:55撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 13:55
浅瀬なので少しだけ川上へ沢歩きを楽しんでみる。
小滝やちょっとしたギャップが続く。このまま詰めれば貝沢の滝まで行けるが今日の別にあるので適当なところで切り上げた。
2023年08月20日 13:55撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 13:55
小滝やちょっとしたギャップが続く。このまま詰めれば貝沢の滝まで行けるが今日の別にあるので適当なところで切り上げた。
貝沢橋に戻り対岸を観察すると山道と呼ぶにはやや乱暴な踏み跡がある。
2023年08月20日 13:58撮影 by  X100T, FUJIFILM
1
8/20 13:58
貝沢橋に戻り対岸を観察すると山道と呼ぶにはやや乱暴な踏み跡がある。
ピンクテープも目印に一段高い所へ上がると前回も見た豊橋鉄道という標識のある荒れた道に出る。
2023年08月20日 13:58撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 13:58
ピンクテープも目印に一段高い所へ上がると前回も見た豊橋鉄道という標識のある荒れた道に出る。
標識に従い一旦北へ向かい、すぐに折り返して南へ斜面沿いに歩く。心なしか前回来た時よりも草藪が薄くなっているようだった。
2023年08月20日 13:59撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 13:59
標識に従い一旦北へ向かい、すぐに折り返して南へ斜面沿いに歩く。心なしか前回来た時よりも草藪が薄くなっているようだった。
出口が見えてくるようになると道はまた安定する。
2023年08月20日 14:00撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 14:00
出口が見えてくるようになると道はまた安定する。
<与瀬一里塚跡>
出口にある擁壁脇を登るとおよそ旧街道とは思えないような崖っぷちに一里塚跡がある。
2023年08月20日 14:01撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 14:01
<与瀬一里塚跡>
出口にある擁壁脇を登るとおよそ旧街道とは思えないような崖っぷちに一里塚跡がある。
矢の音南尾根への取り付きはその一里塚の向かい。初っ端から荒れているが赤プラ杭の裏に踏み跡は続いている。
2023年08月20日 14:02撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 14:02
矢の音南尾根への取り付きはその一里塚の向かい。初っ端から荒れているが赤プラ杭の裏に踏み跡は続いている。
<JR東日本 八王子-上野原線 79号鉄塔>
灌木をくぐりながら登っていくと南側にJRの鉄塔が建っている。周囲に鉄塔巡視路のようなものは見当たらない。
2023年08月20日 14:03撮影 by  X100T, FUJIFILM
1
8/20 14:03
<JR東日本 八王子-上野原線 79号鉄塔>
灌木をくぐりながら登っていくと南側にJRの鉄塔が建っている。周囲に鉄塔巡視路のようなものは見当たらない。
尾根を上がっていくと比較的歩きやすくなった。以前は良く歩かれていたのかもしれない。
2023年08月20日 14:05撮影 by  X100T, FUJIFILM
1
8/20 14:05
尾根を上がっていくと比較的歩きやすくなった。以前は良く歩かれていたのかもしれない。
尾根の形もはっきりしているので迷うようなこともないが、時折プラ杭やピンクテープなどの目印もあった。
2023年08月20日 14:06撮影 by  X100T, FUJIFILM
1
8/20 14:06
尾根の形もはっきりしているので迷うようなこともないが、時折プラ杭やピンクテープなどの目印もあった。
雑木林の間に見える鉄塔を見下ろしながら高度を上げていく。短いがちょっとした急登が少しの間続き息が弾む。
2023年08月20日 14:08撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 14:08
雑木林の間に見える鉄塔を見下ろしながら高度を上げていく。短いがちょっとした急登が少しの間続き息が弾む。
<大久保山山頂>
370m付近から傾斜が緩み、そのまま山道を辿っていくと大久保山の頂上部に飛び出した。山名の書かれた私標は見付けられなかった。
2023年08月20日 14:15撮影 by  X100T, FUJIFILM
1
8/20 14:15
<大久保山山頂>
370m付近から傾斜が緩み、そのまま山道を辿っていくと大久保山の頂上部に飛び出した。山名の書かれた私標は見付けられなかった。
与瀬一里塚跡からのルートを振り返る。最後だけ藪になっているため逆ルートの下降には注意が必要そう。
2023年08月20日 14:17撮影 by  X100T, FUJIFILM
1
8/20 14:17
与瀬一里塚跡からのルートを振り返る。最後だけ藪になっているため逆ルートの下降には注意が必要そう。
一旦南西へ。藪もなく歩きやすい。
2023年08月20日 14:17撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 14:17
一旦南西へ。藪もなく歩きやすい。
<寺山山頂>
山頂というよりは大久保山頂上部の突端に近い。藪山にしては立派な祠が祀られていた。
2023年08月20日 14:19撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 14:19
<寺山山頂>
山頂というよりは大久保山頂上部の突端に近い。藪山にしては立派な祠が祀られていた。
祠の正面、真南に参道の跡が確認できたがこちらは荒廃している。旧甲州街道が廃れ、手入れする人もいなくなったのだろう。
2023年08月20日 14:19撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 14:19
祠の正面、真南に参道の跡が確認できたがこちらは荒廃している。旧甲州街道が廃れ、手入れする人もいなくなったのだろう。
大久保山に戻り北東へ。尾根のやや西にはっきりとした道形があるし点々とプラ杭も続いている。
2023年08月20日 14:22撮影 by  X100T, FUJIFILM
1
8/20 14:22
大久保山に戻り北東へ。尾根のやや西にはっきりとした道形があるし点々とプラ杭も続いている。
鞍部(といってもほとんど傾斜は感じない)で北に向く。
2023年08月20日 14:25撮影 by  X100T, FUJIFILM
1
8/20 14:25
鞍部(といってもほとんど傾斜は感じない)で北に向く。
貝沢の谷に沿って作業道が付けられていた。ここは尾根を辿って北上しても一度作業道へ下りて尾根に復帰してもどちらでも良い。
2023年08月20日 14:25撮影 by  X100T, FUJIFILM
1
8/20 14:25
貝沢の谷に沿って作業道が付けられていた。ここは尾根を辿って北上しても一度作業道へ下りて尾根に復帰してもどちらでも良い。
尾根は藪っぽかったので今回は一度作業道へ下りた。立派な階段道までできていて驚いた。
2023年08月20日 14:25撮影 by  X100T, FUJIFILM
1
8/20 14:25
尾根は藪っぽかったので今回は一度作業道へ下りた。立派な階段道までできていて驚いた。
尾根への復帰も階段あり。一般ルート並みの扱いだ。
2023年08月20日 14:25撮影 by  X100T, FUJIFILM
1
8/20 14:25
尾根への復帰も階段あり。一般ルート並みの扱いだ。
薄暗い杉林の中を登っていく。
2023年08月20日 14:37撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 14:37
薄暗い杉林の中を登っていく。
<テシロ山頂>
頂上南側から大きく緩むため山頂に立ったという感じはあまりない。
2023年08月20日 14:38撮影 by  X100T, FUJIFILM
1
8/20 14:38
<テシロ山頂>
頂上南側から大きく緩むため山頂に立ったという感じはあまりない。
スギに掛けられた山頂標を発見。
2023年08月20日 14:38撮影 by  X100T, FUJIFILM
1
8/20 14:38
スギに掛けられた山頂標を発見。
北の550m付近で露岩を越えると杉林の急坂が始まる。場所によっては見上げるような傾斜も。
2023年08月20日 14:42撮影 by  X100T, FUJIFILM
1
8/20 14:42
北の550m付近で露岩を越えると杉林の急坂が始まる。場所によっては見上げるような傾斜も。
矢ノ根直下は笹原が広がる。飲まれかけているが踏み跡もちゃんとあった。
2023年08月20日 14:47撮影 by  X100T, FUJIFILM
1
8/20 14:47
矢ノ根直下は笹原が広がる。飲まれかけているが踏み跡もちゃんとあった。
<吉野矢ノ根山頂>
もっと藪だらけの道かと思ったが案外すんなりと一般ルートに出ることができた。吉野矢ノ根は森の中のちょっとした広場のようなジャンクションピークで、いつ来てもなんだかほっとする所だ。山名の由来はここで武田氏と北条氏が戦を行い、その時の弓矢の音が凄まじかったからだというが……
2023年08月20日 14:48撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 14:48
<吉野矢ノ根山頂>
もっと藪だらけの道かと思ったが案外すんなりと一般ルートに出ることができた。吉野矢ノ根は森の中のちょっとした広場のようなジャンクションピークで、いつ来てもなんだかほっとする所だ。山名の由来はここで武田氏と北条氏が戦を行い、その時の弓矢の音が凄まじかったからだというが……
藤野町の山頂標。ちょうどこの裏手から登ってきたことになる。
2023年08月20日 14:48撮影 by  X100T, FUJIFILM
1
8/20 14:48
藤野町の山頂標。ちょうどこの裏手から登ってきたことになる。
ここからイタドリ沢の頭までは整備された一般ルート。
2023年08月20日 14:49撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 14:49
ここからイタドリ沢の頭までは整備された一般ルート。
起伏も少なく気持ちよく歩いて行ける。
2023年08月20日 14:51撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 14:51
起伏も少なく気持ちよく歩いて行ける。
梢越しに陣馬山を見る。眺望を期待していた山行では無かったので少しだけでも知った山が見えると嬉しい。
2023年08月20日 14:51撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 14:51
梢越しに陣馬山を見る。眺望を期待していた山行では無かったので少しだけでも知った山が見えると嬉しい。
<矢ノ音分岐>
分岐ごとに細かく指導標も立てられている。
2023年08月20日 14:54撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 14:54
<矢ノ音分岐>
分岐ごとに細かく指導標も立てられている。
562m点圏峰を過ぎた先の分岐も丁寧。
2023年08月20日 15:01撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 15:01
562m点圏峰を過ぎた先の分岐も丁寧。
道標に従いイタドリ沢の頭側へ。
2023年08月20日 15:02撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 15:02
道標に従いイタドリ沢の頭側へ。
550m圏を巻いて進むので一瞬栃谷に下りてしまうのではと錯覚するがしばらくすると西へ伸びる尾根に乗り直した。
2023年08月20日 15:02撮影 by  X100T, FUJIFILM
1
8/20 15:02
550m圏を巻いて進むので一瞬栃谷に下りてしまうのではと錯覚するがしばらくすると西へ伸びる尾根に乗り直した。
以降も快適な尾根道が続く。
2023年08月20日 15:04撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 15:04
以降も快適な尾根道が続く。
<奈良本峠>
小コブを越え100mほど進むと栃谷との分岐に出る。イタドリ沢の頭は写真奥のプラ杭の先だが何故かここに案内は出ていない。
2023年08月20日 15:15撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 15:15
<奈良本峠>
小コブを越え100mほど進むと栃谷との分岐に出る。イタドリ沢の頭は写真奥のプラ杭の先だが何故かここに案内は出ていない。
<イタドリ沢の頭山頂>
奈良本峠から西に足を向け僅かでイタドリ沢の頭に着く。ここも尾根の一部といった感じのピークで登頂の達成感は薄い。
2023年08月20日 15:17撮影 by  X100T, FUJIFILM
1
8/20 15:17
<イタドリ沢の頭山頂>
奈良本峠から西に足を向け僅かでイタドリ沢の頭に着く。ここも尾根の一部といった感じのピークで登頂の達成感は薄い。
眺めのない所だが山頂標は結構立派。
2023年08月20日 15:17撮影 by  X100T, FUJIFILM
1
8/20 15:17
眺めのない所だが山頂標は結構立派。
植林される前は見晴らしが良かったのか二等三角点が設置されている。
2023年08月20日 15:18撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 15:18
植林される前は見晴らしが良かったのか二等三角点が設置されている。
イタドリ沢の頭より数歩北に戻り北西に向き直る。頂上付近は雰囲気が掴めないが少し踏み込むと尾根筋が見えてきた。ここからバリエーションに入る。
2023年08月20日 15:19撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 15:19
イタドリ沢の頭より数歩北に戻り北西に向き直る。頂上付近は雰囲気が掴めないが少し踏み込むと尾根筋が見えてきた。ここからバリエーションに入る。
足元はやや荒れがちで歩き辛いが点々と続く赤プラ杭を追って大きく下っていく。テープ類はない。
2023年08月20日 15:20撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 15:20
足元はやや荒れがちで歩き辛いが点々と続く赤プラ杭を追って大きく下っていく。テープ類はない。
西へ向かう尾根を忠実に辿る。
2023年08月20日 15:26撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 15:26
西へ向かう尾根を忠実に辿る。
ヤラシ東の鞍部から落合集落に向かう破線路を確認。下部の状態は想像もできないがここから見る限りまだ有効そうだ。
2023年08月20日 15:28撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 15:28
ヤラシ東の鞍部から落合集落に向かう破線路を確認。下部の状態は想像もできないがここから見る限りまだ有効そうだ。
ヤラシ直下の植林帯。
2023年08月20日 15:29撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 15:29
ヤラシ直下の植林帯。
<ヤラシ山頂>
軽く登り返すとヤラシと呼ばれるピークに出る。頂上部はヤマザクラなども混じる雑木林。
2023年08月20日 15:30撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 15:30
<ヤラシ山頂>
軽く登り返すとヤラシと呼ばれるピークに出る。頂上部はヤマザクラなども混じる雑木林。
南西に地図に出ない起伏がある。自分はこの先がヤラシの本来のピークのような感じを受けた。
2023年08月20日 15:30撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 15:30
南西に地図に出ない起伏がある。自分はこの先がヤラシの本来のピークのような感じを受けた。
双耳峰風のピークに立つがこちらも雑然としていていかにもマイナーピークといった様子。少し広いので自分がどちらを向いているか意識していないと迷ってしまいそう。
2023年08月20日 15:31撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 15:31
双耳峰風のピークに立つがこちらも雑然としていていかにもマイナーピークといった様子。少し広いので自分がどちらを向いているか意識していないと迷ってしまいそう。
下降路を探すがなかなか見つからない。テープやプラ杭はあるが先は藪だ。どうしたものか。
2023年08月20日 15:33撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 15:33
下降路を探すがなかなか見つからない。テープやプラ杭はあるが先は藪だ。どうしたものか。
北西の尾根を利用して先程の鞍部から伸びていた破線路に合流する手を取ろうとしばらくもがいてみたが、伐採で片付けられた木が邪魔をして先に進めなくなり引き返す。
2023年08月20日 15:33撮影 by  X100T, FUJIFILM
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北西の尾根を利用して先程の鞍部から伸びていた破線路に合流する手を取ろうとしばらくもがいてみたが、伐採で片付けられた木が邪魔をして先に進めなくなり引き返す。
万事休すかと思ったがだめもとでもう一度南側の下降路を探る。藪の薄い部分を突破すると九十九折れの作業道が現れほっとした。
2023年08月20日 15:39撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 15:39
万事休すかと思ったがだめもとでもう一度南側の下降路を探る。藪の薄い部分を突破すると九十九折れの作業道が現れほっとした。
斜度は緩くなかなか高度は落ちないがきちんと下方まで続いているようだ。
2023年08月20日 15:42撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 15:42
斜度は緩くなかなか高度は落ちないがきちんと下方まで続いているようだ。
時折不明瞭になる事があるので横着してショートカットせず集中して下りていく。
2023年08月20日 15:46撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 15:46
時折不明瞭になる事があるので横着してショートカットせず集中して下りていく。
沢側に崩落地が現れる頃には古い登山道の雰囲気に。気付かないうちに作業道を外れたのかもしれない。
2023年08月20日 15:49撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 15:49
沢側に崩落地が現れる頃には古い登山道の雰囲気に。気付かないうちに作業道を外れたのかもしれない。
尾根に入り南へ下りていく。傾斜がきつく左右は崖、グリップが効かないので怖かった。
2023年08月20日 15:50撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 15:50
尾根に入り南へ下りていく。傾斜がきつく左右は崖、グリップが効かないので怖かった。
すり鉢状の道に変わり一安心。ロープは竹ノ沢へ向かっているがほっとして山道を辿ってしまう。下りた先は墓地で、そのまま民家の軒先を通り県道に出た。
2023年08月20日 15:52撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 15:52
すり鉢状の道に変わり一安心。ロープは竹ノ沢へ向かっているがほっとして山道を辿ってしまう。下りた先は墓地で、そのまま民家の軒先を通り県道に出た。
<沢井隧道>
歩道の狭いおにぎりトンネル。上の藤野神社へ出る実線路は通行止めだった。
2023年08月20日 16:06撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 16:06
<沢井隧道>
歩道の狭いおにぎりトンネル。上の藤野神社へ出る実線路は通行止めだった。
中央道の南に沿って東へ回り込み、旧甲州街道から国道に出る。国道の左手にある藤野一里塚に植えられたエノキがここからでも見える。
2023年08月20日 16:16撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 16:16
中央道の南に沿って東へ回り込み、旧甲州街道から国道に出る。国道の左手にある藤野一里塚に植えられたエノキがここからでも見える。
国道に出て日連大橋を見下ろす。
2023年08月20日 16:19撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 16:19
国道に出て日連大橋を見下ろす。
<藤野一里塚跡>
そこから西に視線を移したところ。崖に沿って木が並ぶ辺りが藤野一里塚跡になる。ジャングル化していて塚の雰囲気も何もないけど。
2023年08月20日 16:19撮影 by  X100T, FUJIFILM
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<藤野一里塚跡>
そこから西に視線を移したところ。崖に沿って木が並ぶ辺りが藤野一里塚跡になる。ジャングル化していて塚の雰囲気も何もないけど。
エノキの解説板。実質的にこれが一里塚跡の表記のようなものである。
2023年08月20日 16:20撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 16:20
エノキの解説板。実質的にこれが一里塚跡の表記のようなものである。
少し引いてみる。クサギや他の木々が伸長して肝心のエノキは隠れてしまっている。
2023年08月20日 16:20撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 16:20
少し引いてみる。クサギや他の木々が伸長して肝心のエノキは隠れてしまっている。
クサギ
2023年08月20日 16:20撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 16:20
クサギ
藤野集会所にある石碑。寶(宝)号塚と彫られているが詳細は確認中。
2023年08月20日 16:22撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 16:22
藤野集会所にある石碑。寶(宝)号塚と彫られているが詳細は確認中。
<藤野駅>
ゴール。夕立が来なくてよかった。
2023年08月20日 16:26撮影 by  X100T, FUJIFILM
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8/20 16:26
<藤野駅>
ゴール。夕立が来なくてよかった。

装備

MYアイテム
へるにゃん
重量:3.52kg

感想

前回の旧甲州街道ウォークで見逃した貝沢橋と藤野一里塚跡を確認しに出かけた。
街歩きだけでは体が鈍るので目を付けていた矢ノ根南尾根から竹ノ沢右岸尾根を繋いでみることにした。

途中の稜線は状態の良い道であることは知っていたがこの2つはバリエーションになる。前者は少々長いものの作業道化されていて歩きやすかった。

問題はヤラシと呼ばれるピークの先からで、南の下降点が藪になっていて先の様子が掴めず右往左往した。破れかぶれで北に走っている破線路に出ようとしたものの植林の作業跡で荒れていて引き返す羽目に※。再度下降点を探し作業道を引き当てたが下り利用だと心理的障壁が大きいように思う。作業道を出てからも滑りやすい急坂に左右は崖と状態はやや悪かった。そもそも未確認のバリルートを下りにとるのは無謀なのだけど……。
後はレポの通り藤野一里塚跡を写真に収めて無事ゴールしたが暑くてぐったりだった。真夏の低山バリはしんどいに決まっているのにどうしてやりたくなるのか。


※ヤラシ頂上部からの下り+引き返しの際、スマホのGPSが狂って西の特徴が薄い等高線の詰まった方に向かっていることになっていた。実際はあと100mも進めば山道に合流できるところだったのだけど手元のコンパスとも方角が合わないので不安を感じ引き返すことにした。この判断自体は正しかったはずなのだが、もう1台端末があったのでそちらで現在位置を照合しても良かったと思う。

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