ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5854034
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

裏銀座縦走(水晶岳〜鷲羽岳〜黒部五郎岳)

2023年08月20日(日) ~ 2023年08月23日(水)
情報量の目安: A
都道府県 富山県 長野県 岐阜県
 - 拍手
アキコ その他1人
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
37:56
距離
69.9km
登り
5,270m
下り
5,419m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:56
休憩
1:33
合計
8:29
距離 14.9km 登り 2,217m 下り 630m
5:43
5:45
10
5:55
6:10
33
6:43
6:52
93
8:25
8:42
79
10:01
10:36
9
10:45
10:56
179
2日目
山行
9:07
休憩
2:24
合計
11:31
距離 19.2km 登り 1,149m 下り 1,673m
3:59
16
4:15
4:22
31
4:53
6
4:59
5:01
90
6:31
43
7:14
7:33
37
8:10
8:40
33
9:13
9:50
37
10:27
10:28
18
10:46
10:59
29
11:28
11:36
69
12:45
13:10
72
14:22
14:24
66
3日目
山行
8:21
休憩
2:24
合計
10:45
距離 18.2km 登り 1,269m 下り 1,069m
4:00
134
6:14
6:16
6
6:22
7:28
6
7:34
7:40
42
9:33
10:24
86
11:50
12:02
31
12:33
12:35
29
13:04
39
13:43
13:44
17
14:01
14:05
25
14:32
13
14:45
4日目
山行
5:27
休憩
1:34
合計
7:01
距離 17.5km 登り 635m 下り 2,085m
2:59
3
3:02
3:04
30
3:34
3:36
16
3:52
3:53
11
4:04
4:10
41
4:51
5:08
5
5:13
5:20
39
5:59
6:15
18
6:33
6:36
16
6:52
6:53
18
7:11
7:13
47
8:00
8:01
23
8:24
8:54
11
9:05
9:06
12
9:18
12
9:30
18
9:58
9:59
1
10:00
ゴール地点
天候 4日間とも午前中は晴れ、午後から曇り。1日目のみ一時的に雨。
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
<往路:高瀬ダム>
・信濃大町に前泊し、高瀬ダムまでタクシー利用。
通常1万円ほどかかるが、とくとくチケットを利用したので6000円。
チケットはタクシー内で購入可能。
https://kanko-omachi.gr.jp/tokutoku-taxi/

・七倉ゲートが開くのは5時。
・徒歩ならゲートが開く前でも入れるが、高瀬ダムまで約1時間半かかる。
・高瀬ダムに仮設トイレ1基あり。

<復路:新穂高ロープウェイ>
・新穂高ロープウェイから平湯までのチケットは建物内の券売機で買える。
・新宿まで高速バスを利用したが、平日でも中央道が激込みで1時間遅れで到着。
コース状況/
危険箇所等
※ヤマレコの距離と累積標高がおかしくなってます。
実際には距離は50km、累積標高は4000mくらいです。

<高瀬ダム〜野口五郎小屋>
・歩き始めに通る長いトンネルは照明がないのでヘッドランプがあった方が安心。
・ブナ立尾根は長い急登だが整備はされている。

<野口五郎小屋〜水晶岳〜鷲羽岳〜黒部五郎小舎(くろべごろうごや)>
・水晶岳直下は岩場。
・鷲羽岳〜三俣山荘はザレ気味の長い下り。
・三俣山荘のテン場に水場あり。
・三俣山荘から、三俣蓮華岳を巻いて黒部五郎岳へ向かう道は、道幅狭くガレて歩きにくいところが多い。眺望もないので時間があるなら三俣蓮華岳経由のルートがお薦め。

<黒部五郎小舎〜黒部五郎岳〜新穂高>
・黒部五郎岳へはカールコースと稜線コースがあるが、黒部五郎小舎に「稜線コースは熟達者向け」との張り紙あり。
・今回はカールコースをピストンしたが、カールが絶景なので、ぜひ歩いてほしい。

<補足>
・一部、歩きにくいゴーロや岩場等あるが、全体的によく整備された歩きやすい道で特に危険個所はない。
・標高が高くても晴れると猛暑なので、暑さ対策は万全に。
日傘、扇子、経口補水液が役に立ちました。手ぬぐいもいろいろ役に立ちそう。
・ダウンを持っていきましたが、今回使ったのは野口五郎小屋でだけでした。
黒部五郎小舎と双六小屋は夜も暖かく、布団は暑いのでインナーシーツでちょうどよかったです。
その他周辺情報 <野口五郎小屋>
・水不足のため、購入できる水に制限あり。
1人、天水(煮沸推奨)500ml/100円、ペットボトル500ml/600円の計1ℓまで。
・なぜか枕がなかったので、必要であれば持参。
・屋外ではauがつながる。docomoは屋内外でつながる。

<黒部五郎小舎>
・水は無料。
・「小舎から三俣方面に15分ほど上がったところでdocomo、auがつながります」と張り紙があったが、未確認。三俣方面への稜線ではつながらず。
・今回は個室に泊まったが、個室にはコンセントが二口あり充電できる。

<双六小屋>
・ケーキ等、喫茶メニューは3時頃の到着時はほぼ売り切れ。
・水は無料。テン場用の水場は常に行列。
・トイレはとてもきれいな水洗トイレ。
・夕食もボリュームたっぷり。
・小屋の中も外も賑わっていて、裏銀座縦走の後では都会に来たような気分になりました。
吊り橋を渡って裏銀座縦走スタート!
2023年08月20日 05:39撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/20 5:39
吊り橋を渡って裏銀座縦走スタート!
途中で滝に寄り道。
2023年08月20日 05:58撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/20 5:58
途中で滝に寄り道。
ブナ立尾根の始まり。
2023年08月20日 06:03撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/20 6:03
ブナ立尾根の始まり。
烏帽子小屋
2023年08月20日 10:03撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/20 10:03
烏帽子小屋
小屋の前にイワギキョウが群生。
奥に見えるのは赤牛岳と薬師岳。
2023年08月20日 10:02撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/20 10:02
小屋の前にイワギキョウが群生。
奥に見えるのは赤牛岳と薬師岳。
稜線歩きの始まり!
2023年08月20日 11:01撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/20 11:01
稜線歩きの始まり!
天気がイマイチだけど、独特の風景を楽しみながら歩きます。
2023年08月20日 11:42撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/20 11:42
天気がイマイチだけど、独特の風景を楽しみながら歩きます。
2023年08月20日 12:11撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/20 12:11
2023年08月20日 12:12撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/20 12:12
2023年08月20日 13:04撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/20 13:04
2023年08月20日 13:13撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/20 13:13
野口五郎小屋
2023年08月20日 13:54撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/20 13:54
野口五郎小屋
夕食。
翌日のお弁当の写真を撮り忘れましたが、お握り2つで昆布と梅干しでした。
2023年08月20日 17:04撮影 by  SH-RM19, SHARP
1
8/20 17:04
夕食。
翌日のお弁当の写真を撮り忘れましたが、お握り2つで昆布と梅干しでした。
野口五郎岳
2023年08月21日 04:20撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/21 4:20
野口五郎岳
2023年08月21日 04:56撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/21 4:56
2023年08月21日 04:57撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/21 4:57
2023年08月21日 05:17撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/21 5:17
水晶小屋が見えてきました。
2023年08月21日 06:50撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/21 6:50
水晶小屋が見えてきました。
2023年08月21日 06:52撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/21 6:52
2023年08月21日 07:16撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/21 7:16
水晶小屋。手ぬぐい1800円、Tシャツ6500円也。
とてもきれいなチップ制のトイレあり。
2023年08月21日 07:30撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/21 7:30
水晶小屋。手ぬぐい1800円、Tシャツ6500円也。
とてもきれいなチップ制のトイレあり。
水晶岳へ向かう稜線。
2023年08月21日 07:32撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/21 7:32
水晶岳へ向かう稜線。
近づいてきた。
2023年08月21日 09:04撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/21 9:04
近づいてきた。
2023年08月21日 07:50撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/21 7:50
水晶岳山頂から見る黒部五郎岳。
2023年08月21日 08:12撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/21 8:12
水晶岳山頂から見る黒部五郎岳。
2023年08月21日 08:15撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/21 8:15
鷲羽岳へ向かう稜線
2023年08月21日 09:54撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/21 9:54
鷲羽岳へ向かう稜線
ワリモ岳
2023年08月21日 10:47撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/21 10:47
ワリモ岳
鷲羽岳
2023年08月21日 11:28撮影 by  SH-RM19, SHARP
1
8/21 11:28
鷲羽岳
三俣山荘に向かって下ります。
2023年08月21日 11:48撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/21 11:48
三俣山荘に向かって下ります。
三俣山荘の水場。
2023年08月21日 13:12撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/21 13:12
三俣山荘の水場。
黒部五郎小舎
2023年08月21日 15:45撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/21 15:45
黒部五郎小舎
夕食
2023年08月21日 17:38撮影 by  SH-RM19, SHARP
1
8/21 17:38
夕食
黒部五郎岳のカール。夜明け前の時間が殊の外美しい。
2023年08月22日 04:59撮影 by  SH-RM19, SHARP
2
8/22 4:59
黒部五郎岳のカール。夜明け前の時間が殊の外美しい。
2023年08月22日 05:08撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/22 5:08
2023年08月22日 05:10撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/22 5:10
朝日に染まる黒部五郎岳。
2023年08月22日 05:16撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/22 5:16
朝日に染まる黒部五郎岳。
2023年08月22日 05:21撮影 by  SH-RM19, SHARP
1
8/22 5:21
2023年08月22日 05:30撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/22 5:30
黒部五郎岳
2023年08月22日 06:22撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/22 6:22
黒部五郎岳
山頂から歩いてきたカールが一望できる。
2023年08月22日 06:24撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/22 6:24
山頂から歩いてきたカールが一望できる。
穂高方面
2023年08月22日 06:23撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/22 6:23
穂高方面
笠ヶ岳
2023年08月22日 06:25撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/22 6:25
笠ヶ岳
剱岳と立山もよく見えました。
2023年08月22日 07:20撮影 by  DC-TZ95D, Panasonic
8/22 7:20
剱岳と立山もよく見えました。
薬師岳へ続く縦走路。
2023年08月22日 06:25撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/22 6:25
薬師岳へ続く縦走路。
黒部五郎小舎のお弁当。
2023年08月22日 06:47撮影 by  SH-RM19, SHARP
2
8/22 6:47
黒部五郎小舎のお弁当。
2023年08月22日 08:37撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/22 8:37
黒部五郎小舎に戻ってきました。
2023年08月22日 09:29撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/22 9:29
黒部五郎小舎に戻ってきました。
帰り道に黒部五郎岳を振り返る。
今回、一番良かった山でした。
2023年08月22日 10:54撮影 by  SH-RM19, SHARP
1
8/22 10:54
帰り道に黒部五郎岳を振り返る。
今回、一番良かった山でした。
2023年08月22日 11:25撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/22 11:25
2023年08月22日 11:40撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/22 11:40
三俣蓮華岳
2023年08月22日 12:31撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/22 12:31
三俣蓮華岳
山頂から双六方面を眺める。
2023年08月22日 12:31撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/22 12:31
山頂から双六方面を眺める。
鷲羽岳。麓に三俣山荘も見えます。
2023年08月22日 12:33撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/22 12:33
鷲羽岳。麓に三俣山荘も見えます。
双六岳へ続く稜線。
2023年08月22日 13:13撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/22 13:13
双六岳へ続く稜線。
双六岳
2023年08月22日 14:01撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/22 14:01
双六岳
山頂の平らな稜線。
2023年08月22日 14:12撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/22 14:12
山頂の平らな稜線。
双六小屋
2023年08月22日 14:48撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/22 14:48
双六小屋
夕食
2023年08月22日 18:04撮影 by  SH-RM19, SHARP
2
8/22 18:04
夕食
鏡池
2023年08月23日 05:15撮影 by  SH-RM19, SHARP
8/23 5:15
鏡池
オコジョに会えました!
今回、鏡平山荘で1回、わさび平へ向かう途中で2回、オコジョを見かけました。ちょうど朝ご飯の時間だったのかな?
2023年08月23日 06:18撮影 by  DC-TZ95D, Panasonic
2
8/23 6:18
オコジョに会えました!
今回、鏡平山荘で1回、わさび平へ向かう途中で2回、オコジョを見かけました。ちょうど朝ご飯の時間だったのかな?
2023年08月23日 06:18撮影 by  DC-TZ95D, Panasonic
1
8/23 6:18
双六小屋のお弁当
2023年08月23日 08:29撮影 by  SH-RM19, SHARP
1
8/23 8:29
双六小屋のお弁当
わさび平小屋
2023年08月23日 08:54撮影 by  SH-RM19, SHARP
1
8/23 8:54
わさび平小屋
撮影機器:

感想

念願の裏銀座縦走。
事前の天気予報では毎日曇りのち雨で、眺望はそれほど期待していなかったのですが、予想に反して午前中は毎日晴れ。裏銀座の素晴らしい景色を満喫することができました。
特に、今回初めて訪れた黒部五郎岳のカールは素晴らしく、夜明け前から日の出まで、刻々と移り変わる景色は感動的でした。

表銀座と比べ、裏銀座は静かで雄大な印象。ロングコースですが歩きやすい道がメインなので安心して歩けます。今回の縦走ですっかり裏銀座に虜になってしまいました。来年も少しルートを変えて、また歩いてみたいです。

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