鳳凰三山【61.3】雷鳴に怯えながら、急いで下山！！の巻

2023年08月21日(月) [日帰り]

• GPS: 10:32
• 距離: 25.4km
• 登り: 2,393m
• 下り: 2,398m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:04
• 休憩: 0:27
• 合計: 10:31

5:02 夜叉神峠登山口
5:48 5:49 夜叉神峠
5:51 5:51 夜叉神峠小屋
6:47 6:50 杖立峠
7:21 7:22 火事場跡
7:50 7:51 苺平
8:12 8:18 南御室小屋
9:03 9:04 砂払岳
9:06 9:06 薬師岳小屋
9:15 9:16 薬師岳
9:36 9:36 鳳凰山
9:49 9:50 鳳凰小屋分岐
10:20 10:21 アカヌケ沢の頭
10:31 10:34 地蔵ヶ岳
11:17 11:18 アカヌケ沢の頭
11:44 11:44 鳳凰小屋分岐
12:06 12:07 鳳凰山
12:25 12:26 薬師岳
12:32 12:32 薬師岳小屋
12:36 12:36 砂払岳
13:10 13:11 南御室小屋
13:32 13:34 苺平
13:56 13:56 火事場跡
14:23 14:24 杖立峠
15:02 15:03 夜叉神峠小屋
15:05 15:05 夜叉神峠
15:32 15:32 夜叉神峠登山口
15:33 ゴール地点

天候

雲多め。
正午あたりから、甲斐駒方面・北岳方面から雷鳴が聞こえてきて、怖かったです。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

夜叉神峠の駐車場を利用。平日ですが、8割くらいは埋まっている感じでした。
ちなみに、芦安の駐車場を帰りに見てみましたが、こちらも賑わっているようでした。

コース状況／危険箇所等

特に危険個所はありません。

写真

8/21 5:00

3時スタートで黒戸尾根を歩いているはずだったのに、5時スタートで夜叉神峠におります。もう明るくなりかけています。

8/21 5:27

ヘッドライト無しでのスタートはかなり久しぶりな気がします。

8/21 5:29

薄雲の中からの日の出。高所では雲が晴れていることを祈るばかり。

8/21 5:52

夜叉神峠に到着。白峰三山もモヤっていました。

8/21 5:53

サルオガセが大きく育っている感じが、南アルプスっぽいですね。

8/21 6:45

杖立峠。今日は調子よく歩けています。

8/21 7:12

とにかく長い夜叉神ルート。

8/21 7:13

時々モヤに包まれるものの、概ねクリアな視界で歩けました。

8/21 7:28

こんな日は、青い空が見えるとそれだけで嬉しい。

8/21 7:50

苺平に到着。周辺にシロバナノヘビイチゴが生息しているのが、地名の由来なのだとか。今回はお天気が心配なので、辻山はパスします（たぶん、行っても眺めは期待できそうにないので）。

8/21 7:52

時々日が射すと、緑が鮮やかです。

8/21 8:11

わずかな青空でも、ついパシャリ。

8/21 8:12

南御室小屋に到着。

8/21 8:13

お花畑。

8/21 8:20

お地蔵様にご挨拶して、先に進みます。

8/21 9:00

砂払。いよいよ鳳凰山っぽくなってきました。途中、薬師ヶ岳から道に迷ったという方とお話。鳳凰小屋を経て青木鉱泉へ下りる予定であったと…。簡単に道をお伝えしたけれど、大丈夫だったかな。

8/21 9:01

お花は終わりかけのよう。既に秋の気配も感じてしまうくらいに、山の夏は短いですね。

8/21 9:06

薬師ヶ岳小屋。宿泊されている方が、「昨夜は雷が凄かった」のだと教えてくれました。

8/21 9:15

薬師ヶ岳に到着。後ろには白峰三山が並んでいたハズ。

8/21 9:15

右手のピークの方が高そう。こちらも今回はパス。

8/21 9:16

やはり雲の多い一日になりそうだなぁ…。

8/21 9:27

こちらのお花も、グッタリしているように見えます。

8/21 9:33

観音ヶ岳が本日の最高地点。ですが、地蔵ヶ岳からは気楽に辿り着けます。

8/21 9:36

観音ヶ岳に到着。

8/21 9:37

前回はこのあたりで引き返しましたが、今日は調子もいいので、地蔵ヶ岳までGO！

8/21 9:44

雲間にオベリスクを確認。

8/21 9:47

8/21 9:48

8/21 9:49

道迷いされていた方は大丈夫だったかなぁ。

8/21 9:54

盆栽のような木。

8/21 10:01

8/21 10:14

アカヌケ沢の頭への登りが、ナカナカにしんどいのです。

8/21 10:20

アカヌケ沢の頭。鳳凰三山には入っていませんが、ここを通過する際の登り・下りが、本ルートで一番キツい気がします。

8/21 10:21

大変ではあるけれど、地蔵ヶ岳はもう目の前。

8/21 10:25

お地蔵様いっぱい。

8/21 10:26

せっかくなので、オベリスクまで行ってみようかな。

8/21 10:28

8/21 10:30

急な砂地なので、滑らないように気を付けないとです。

8/21 10:32

ここから先は本格的に岩登りかな。ヘルメットも無いし、今日はこの辺で勘弁してやるぜ（←悪役のセリフ）。

8/21 10:33

ここからの眺めは初めてになります。

8/21 10:33

観音ヶ岳方向。帰りも長いな〜。

8/21 10:34

やはり青空をバックにするのが、一番決まりますね。

8/21 11:12

オベリスク近くで食事を摂り、そそくさと復路に入ります。後ろ（甲斐駒ヶ岳方向）から雷鳴が聞こえてきました…。

8/21 11:20

雲は相変わらず多いものの、稜線を歩いている間だけはクリアで視界が確保されているという不思議。ありがたい。

8/21 11:41

後ろだけでなく、白峰三山方向からも雷鳴が…。あわわわ…。

8/21 11:44

雨雲レーダーを確認すると、甲斐駒の少し北側・白峰三山の少し西側で、ゲリラ豪雨並みに降水しているようでした。1時間後の予測ではあまり動きがなさそうですが、とにかく早いところ移動したいところです。

8/21 11:52

急に降られた時には、雷を避けられる場所でしばしビバークか…？など頭の中でシミュレーション中。

8/21 12:03

輪郭のハッキリした雲が遠くにチラリ。大気が不安定なよう。

8/21 12:14

一瞬だけ、雲の中に突入。視界はそれほど悪くならず。

8/21 12:20

距離的にはまだ遠い感じですが、雷鳴の間隔が短くなってきて、やけに焦ってしまいます。

8/21 12:21

雲、もくもく。

8/21 12:23

いざという時は、山小屋に避難させてもらうのが一番安全かな。

8/21 12:30

などと考えているうちに、薬師ヶ岳小屋を通過。距離を保って歩けているので、まだしばらくは大丈夫そう。

8/21 12:31

8/21 12:55

時々日が射しこんでくると、なぜだかちょっとホッとします。そういえば、雷鳴の間隔も少し広くなったような…。

8/21 13:34

苺平を通過。あとはこのまま一気に標高を下げるのみ！！

8/21 13:50

この時間でも、まだすれ違う人（←これから登る人）がたくさんで、ちょっと心配に。皆さん大丈夫だったかしら。

8/21 14:23

杖立峠。そういえばこの後ろ側に、大崖頭山というのがあるようで。いつか立ち寄ってみようかな（←今日ではないらしい）。

8/21 15:01

夜叉神峠。なんとか雨に降られることも無く、ここまで戻ってくることができました。

8/21 15:31

急な目的地変更だったので、登山届をメールで提出するのが難しく、朝にここで登山届を書きました。

8/21 15:33

今日も無事に下りてくることができました。お疲れさまでした。

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ 食器 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック ナイフ カメラ 携帯トイレ アイゼン（4本爪） 傘 ツェルト

感想

pumi3

こんにちは。暑い日には皿洗いが気持ちいい pumi3 です。

月曜をお休みにできた上に、土曜日も半日勤務。2.5連休が実現したので、北アルプスに足を延ばそうかと計画していたものの…直前になって、“地区の側溝清掃のお知らせ”が。何が悲しくて日曜の朝から側溝掃除をしなければいけないのか…。まぁ、今週末はお天気悪いところが多かったので、そもそも泊りは難しかったかも。ということで自分を納得させたのでした。
で、月曜日。各種天気予報を見ると甲斐駒ヶ岳あたりはお天気良さそう。そういえば前回登った時は曇りだったので、これはリベンジだ！と前のめりに準備を進めて、1：30起床、3：00に黒戸尾根の登山口に到着。到着…したものの局地的な雨が降っており、しばらく待っても雨雲が取れる気配無し。もっと待てば雨が上がったかもしれませんが、黒戸尾根は出発が遅くなると戻りの心配も出てくるので、それならばと鳳凰三山に目的地変更。

結果としては、雨に降られることは無かったので良かったですが、ずっと雲の多い一日だったうえに、後半は雷鳴にも怯える山行となってしまいました。『てんきとくらす』のお日様マーク、あれは一体何だったのか…（←恨み節）。まぁでも雷鳴の方向を考えれば、甲斐駒ヶ岳は諦めて良かったかもしれません。

森林限界を超える山としては、登山口までのアクセスが容易なので緊急的に利用することの多い夜叉神峠。そうはいってもロングルートになるので、5時のスタートは大丈夫かな、とちょっと心配。最近は途中から襲ってくる疲労感もあったので心細くスタートしたのですが、そちらの方は全く問題なく、調子よく歩くことができました。あの疲労感の原因がなんなのか、ずっと考えてはいるのですが、結局は分からずじまいです。酷暑などの疲労蓄積か、山行前の食事か、睡眠時間か、飲酒量か…。ただ今回、ちょっと気になったのは、日頃のストレッチです。ずっとサボっていたストレッチを、ここ最近はちょっとずつ復活させていたので、その効果が出ているのだとしたら…。まだハッキリとは分かりませんが、しばらくは体のメンテナンスを心掛けていきたいと思います。

コメント

580

pumi3さん
こんばんは

甲斐駒から転進で夜叉神からの鳳凰三山ピストンですか、
まぁ、黒戸尾根より短いかぁ・・・、お疲れ様でした
雷、特に対策も出来ないだけに怖いですよね
高山の稜線でゴロゴロ・・・嫌すぎます

天気予報、「晴れ」は外れますが「雨」は当たりますね　ｗ

私も最近トレーニングの類をサボりっぱなしなので、
ちょっと真面目にやらないと、と思ってますが、
やっぱり暑いとつい・・・反省します

pumi3

580さん　コメントありがとうと座います(^^)
ツェルト泊でのキャンプ、楽しそうですね。少し前にあのあたりを歩いたのですが、気持ちの良い高原といった雰囲気で、私も泊りをしたくなりました。

夜叉神からの鳳凰三山は、比較的安全に歩ける森林限界へのルートとして重宝しています。何度か歩いているので、お天気イマイチな日でも割り切って歩けるのと、好きなところで引き返せるのが良いです。
稜線でのゴロゴロは、本当に怖いですね…。とにかく早く稜線を外れたい、との気持ちで歩いていました。

『天気予報、「晴れ」は外れますが「雨」は当たりますね　ｗ』って、その通りですよね(笑)。景色を楽しみにして歩いているので、「晴れ」に当たって欲しいのですが…今後の予報に期待です。

体のメンテってどのくらいパフォーマンスに影響するのでしょうね。色々試しつつ、次の山行に備えたいと思います。