北穂高岳～涸沢岳／北穂高小屋泊・涸沢から周回

2023年08月24日(木) ~ 2023年08月25日(金)

• GPS: 19:07
• 距離: 37.7km
• 登り: 1,991m
• 下り: 1,996m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:26
• 休憩: 1:11
• 合計: 8:37

距離 18.0km 登り 1,670m 下り 89m

5:06 上高地バスターミナル
5:10 河童橋公衆トイレ
5:18 5:20 小梨平
5:53 明神館
5:57 徳本口
6:32 6:33 徳沢公衆トイレ
6:47 新村橋
7:26 7:47 横尾
8:02 8:03 横尾岩小屋跡
8:37 8:38 本谷橋
9:11 大崩落地
9:29 Sガレ
10:06 涸沢
10:11 10:46 涸沢小屋
13:18 13:24 北穂高岳・天場
13:29 13:30 北穂高岳南峰
13:39 13:42 北穂高岳
13:43 北穂高小屋

2日目

• 山行: 8:29
• 休憩: 2:00
• 合計: 10:29

距離 19.7km 登り 320m 下り 1,907m

5:03 北穂高小屋
5:03 5:08 北穂高岳
5:14 5:27 北穂高岳南峰
5:49 5:58 ドームの頭
7:56 8:09 涸沢岳
8:25 8:49 穂高岳山荘
9:39 9:45 ザイテングラート取付点
10:00 パノラマ分岐
10:34 10:36 涸沢
10:40 11:09 涸沢ヒュッテ
11:33 11:34 Sガレ
11:48 大崩落地
12:24 本谷橋
12:56 横尾岩小屋跡
13:11 13:22 横尾
14:00 新村橋
14:11 14:18 徳澤園
14:21 徳沢公衆トイレ
14:52 徳本口
15:22 小梨平
15:28 河童橋
15:32 ゴール地点

天候

●24日　☀️晴れ後☁️曇り一時小雨
●25日　☀️晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー 自家用車

◇交通（マイカー）
●往路（時間：5時間20分、距離：333km）
・圏央道→八王子J.C 中央道→ 岡谷J.C.長野自動車道
○8月23日　前夜車中泊
・17:30 自宅
・17:40 圏央道の最寄りI.C.
・21:55 長野自動車道 松本I.C.
・22:50 さわんど第三駐車場

●移動
○8月24日 タクシー4,600円 相乗り2人
・04:20 さわんどバスターミナル
・05:00 上高地バスターミナル
○8月25日 バス 2,300円
・15:45 上高地バスターミナル

●復路（時間：5時間05分、距離：333km）
○8月25日　帰宅
・長野自動車道→岡谷J.C.中央道→八王子J.C 圏央道
・16:30 さわんど第三駐車場
・17:25 長野道 松本I.C.
・21:25 圏央道の最寄りI.C.
・21:35 自宅

◇🅿️駐車場
● さわんど第三駐車場
・1日700円
・トイレ有り　バスターミナル
・舗装済み
・白線あり

コース状況／危険箇所等

◇登山道の状況、危険箇所等。
●北穂高岳～涸沢岳
・視界に入る岩峰には圧倒されますが、クサリ、鉄杭、鉄階段が良く整備され、また手掛り、スタンスが安定していました。
・ペイントも明瞭で間隔も良く、油断しなければ見失わない程度にあります。ルートを外して進むことがあると進退きわまる状況もありうるので視界に入るペイントを確認して大まかなルートをチェックしながら進みました。
●穂高岳山荘～涸沢ヒュッテ
・通称ザイテングラート、歩き始めはザレガレのクランクを繰り返します。枝尾根の様な形状の隆起した岩場を下りますので脚が極端に疲労している時は転倒に注意です。
・後半になると涸沢小屋と涸沢ヒュッテ方面に分かれます。パノラマコースに続くヒュッテ方面を使いましたが草木が繁茂して狭くなる道があります。
※涸沢ヒュッテから先のパノラマコースは現在通行止めとなっています。

◇登山届
●コンパス利用

◇天気予報
●お天気ナビゲータ有料会員登録（てんくら）

◇装備
●ヘルメット要
●ココヘリ
●GPS専用機
・ガーミン
・予備電池　単三×2本
●ヤマレコ地図アプリ
・スマホ&アップルウォッチ併用
●モバイルバッテリー
・10000mAh
・ケーブル内蔵

◇小屋宿泊
●持参した物
・インナーシーツ
・エアーピロー携帯枕
・カトラリー
・マスク
・消毒液
・体温計

写真

8/24 5:06

上高地バスターミナルからスタート。

8/24 5:11

河童橋

8/24 5:11

朝焼け

8/24 5:46

サラシナショウマと明神岳

8/24 5:47

迫る明神岳！

8/24 5:47

梓川

8/24 5:52

明神館

8/24 6:35

徳沢園

8/24 6:35

徳沢のキャンプ場

8/24 7:25

横尾山荘

8/24 7:34

横尾山荘売店で買ったカップ麺で朝食🍥　軽食は10時からでした。

8/24 7:47

横尾大橋を渡ります

8/24 8:38

本谷橋

8/24 8:38

河原で水浴びして涼を取る登山者も。

8/24 8:57

屏風沢

8/24 9:11

青ガレ

8/24 9:29

Sガレ

8/24 9:57

涸沢分岐、右折して涸沢小屋に行きます。

8/24 10:05

左端に涸沢ヒュッテ、テントはこの時点少な目で30張りくらい。

8/24 10:05

涸沢小屋で冷えたドリンク休憩します。予報通り10時過ぎに小雨状態になったので30分ちょっとの長め休憩を取りました。

8/24 11:29

レコでよく見るクロユリスラブ。

8/24 11:40

ゴーロとガレの登り

8/24 11:56

スラブ状の登り

8/24 12:04

南陵のハシゴ場

8/24 12:08

ハシゴ場の上部

8/24 12:48

登ります

8/24 12:54

北穂山頂部はまだ見えませんね。

8/24 12:57

上のクサリ場でライチョウさんと遭遇❗️

8/24 12:57

私に気づいているようですが何やら上空を気にしているようです。

8/24 12:57

驚かせない様に暫し待機します。

8/24 13:08

標高3,000m地点を通過します。

8/24 13:15

右上に北穂高山頂が見えました。

8/24 13:15

北穂山頂部をズーム

8/24 13:20

このテラス部は北穂高小屋のテント場ですね。岩に数字がペイントされています。

8/24 13:22

ああ、看板がありました。

8/24 13:27

北穂分岐に着いたので山頂まであと少しですね。

8/24 13:30

目の前に北穂高山頂

8/24 13:34

松濤のコル

8/24 13:39

北穂高岳3,106m日本百高山、ガスガスで展望ゼロ。明日の早朝は大パノラマでテンション爆上がりでした❗️

8/24 13:43

今日の宿、北穂高小屋。

8/24 13:43

奥は売店

8/24 13:57

部屋に荷物を置いてからまずはコレですよね。。ウマイ😋　後ろに見える常念岳に乾杯🍺

8/24 13:57

常念岳、目立ちますね。

8/24 14:05

小屋の外壁に貼ってありました。左下の補給例、カップ麺400kcalは高いですね。アンパン、板チョコ、おにぎりは長く定番食品。

8/24 14:07

荷揚げヘリ🚁が来た

8/24 14:07

何だかかっこいい❗️

8/24 14:08

山頂スペースに荷下ろし

8/24 14:08

荷下ろし完了

8/24 14:10

見送る登山客と小屋スタッフ

8/24 14:26

前穂高岳と北尾根下に赤い屋根の涸沢ヒュッテ。

8/24 14:38

私の寝床は第三尾根、小屋3階にあります。

8/24 14:38

上下二段の上になります。2人スペースですが今夜は私一人で貸し切り。昔の3階は養蚕部屋だったそうです。

8/24 17:14

夕食です。ポークジンジャーセット、サラダ、和物、ご飯、味噌汁、漬物少々でした。

8/24 17:36

夕食後に槍ヶ岳方面、見えているのは南岳辺りまででした。

8/25 5:00

◻️2日目
北穂山頂から今日歩く涸沢岳、奥穂高岳方面。予報通り天気は良さそうです。

8/25 5:01

槍ヶ岳から北穂高岳に続く大キレット。

8/25 5:02

奥穂高岳、前穂高岳方面。

8/25 5:02

そろそろ、御日様のお出ましでしょうか。

8/25 5:02

雲海の先に富士山

8/25 5:04

笠ヶ岳

8/25 5:12

前穂が少しモルゲン

8/25 5:12

見上げればオレンジに染まっています。

8/25 5:14

お日様のお出まし‼️

8/25 5:15

先程迄いた北穂山頂、登山者が見えます。

8/25 5:15

真ん中、左奥に富士山。

8/25 5:16

オレンジに染まった奥穂高岳、吊尾根、前穂高岳。

8/25 5:17

北穂分岐、涸沢岳・奥穂高岳方面に進みます。

8/25 5:23

正面に奥穂高から影になったジャンダルム。

8/25 5:23

槍ヶ岳も染まっている。

8/25 5:25

右下にペイントが有ります。

8/25 5:25

涸沢岳と奥穂高岳、進むルートは滝谷側にペイントが続きます。

8/25 5:32

二つに割れた頭、正面のピークはドームの頭でしょうか。痩せた岩場を涸沢側に進みます。

8/25 5:36

白丸ペイントが見失わない間隔であり登ります。

8/25 5:36

振り替えれば槍様、つい眺めてしまいます。

8/25 5:37

しつっこくズームで

8/25 5:40

ペイントは明瞭

8/25 5:43

手前の岩はレコでもよく見ます。可成り大きいので乗ってもあまり高度感がありません。

8/25 5:53

このクサリ場は下りてきた所を撮りました。鉄杭が数本あり足場や手で掴んだり出来るのでアシストしてくれます。

8/25 6:12

滝谷側に奥壁バンドの標識、滑落事故多発エリアと書かれています。

8/25 6:21

アップダウン後の終盤はトラバースが続きます。

8/25 6:24

奥壁バンド終了

8/25 6:25

最低コルまであと少し

8/25 6:40

最低コル、見逃してしまったので少し戻り撮影。この後、カメ岩に登りコルで休憩します。

8/25 7:01

真ん中上部の日陰に鉄ハシゴが2基みえます。

8/25 7:01

右上の日陰に鉄梯子、その上にもう一基あり。

8/25 7:04

振り返って左から槍ヶ岳、南岳、ドーム、北穂高岳。

8/25 7:11

最初の鉄梯子を登ります。その先にある鉄杭の上に2基目の梯子があります。

8/25 7:14

2基目の梯子

8/25 7:36

振り返って北穂高岳

8/25 7:46

クサリ場のトラバースを何度か繰り返すといよいよ最後のクサリ場直登。

8/25 7:49

ここを登れば涸沢岳の稜線に乗る。

8/25 7:52

長いクサリ場から涸沢岳の稜線に乗りました。涸沢岳から北穂高岳に向かう場合はここがスタートになる下降点です。

8/25 7:53

涸沢岳三角点、ヤマレコ地図アプリの山頂は此処になっています。

8/25 7:53

三角点から奥穂高岳、ジャン方面。

8/25 7:53

前穂高岳と北尾根

8/25 7:53

真ん中上部の北穂高岳から歩いて来た稜線。

8/25 7:54

北穂高山頂をズーム

8/25 7:54

笠ヶ岳

8/25 7:55

中央奥に鷲羽岳、水晶岳が見えます。

8/25 7:55

槍から双六に繋がる西鎌尾根がスッキリみえます。

8/25 7:55

8/25 8:02

涸沢岳3,110m日本百高山

8/25 8:07

穂高岳山荘に下ります。

8/25 8:25

穂高岳山荘で朝飯休憩

8/25 8:35

食べる前に写真撮るの忘れてしまいました。残がいで失礼、北穂高小屋のお弁当です。オニギリ2個にたくあん、唐揚げ、他でした。30分くらい休憩したのでこれからザイテンで涸沢に下ります。

8/25 9:06

眼下の涸沢ヒュッテまで近そうですがまだまだ時間かかります。

8/25 9:44

振り返って涸沢岳と涸沢槍

8/25 10:00

ザイテンクラードを下りるのは2度目、少し遠回りですが分岐から歩いていないパノラマコースを使って涸沢ヒュッテに向かいます。

8/25 10:08

ハクサンフウロ

8/25 10:08

チングルマは変身して綿毛

8/25 10:10

見晴岩だそうです。涸沢ヒュッテが見えていますがここから大きく右方向に迂回します。

8/25 10:30

テントが2〜3張り見えます。

8/25 10:32

紅葉の時期はこの辺り綺麗ですね。

8/25 10:48

穂高岳山荘で弁当を食べて2時間位しか経っていないのに腹ペコ、涸沢ヒュッテでラーメン🍜　美味しかったですよ。汗かいたので塩分補給、スープ飲み干しました💦　またまた30分も食事休憩してしまったので少し急ごう。

8/25 11:06

紅葉期に来て見たいですが激混みが怖いですね。

8/25 11:32

来月には葉が色付くのでしょうね。

8/25 13:05

8/25 13:09

横尾大橋

8/25 13:11

横尾山荘で冷えたドリンク休憩

8/25 14:13

徳沢園でソフトを頂き。

8/25 14:19

カラフルなテント

8/25 14:24

🐒お猿の親子

8/25 14:56

明神館、スマホのバッテリーがあと数パーセントなので写真撮るのはこれが最後。スマホのGPSログを完結するため節約❗️
写真を300枚近く撮ったのでスマホのバッテリー消費が早かった。モバイルバッテリーの残量はまだありますがザックから出して充電するのが面倒、帰りの車でチャージします😉

北穂高岳、北穂高小屋で購入。燻し銀のバッチも好きですがデザイン感の有るこういうバッチも好みです🙂

北穂高小屋手拭い。9月1日アップ、忘れていました。

撮影機器：

iPhone 12 Apple

感想

和竿🐟wazao

今回のコースは小屋泊で1泊2日を計画していましたが、お盆前後は避けていました。2日続けて天気予報が良くないと実行できないので8月ギリギリの出撃となりました。

初日の天気は涸沢小屋で休憩中に小雨程度の雨に降られたくらいで済み無事に北穂小屋に到着。ガスが多く展望はイマイチでしたがテラスで🍺生ビールを頂きリラックスしました。寝床は固定された仕切で2人用でしたが1人で使えたのでのんびりできました。

翌日の天気は晴れで登山日和、北穂高岳から涸沢岳の縦走に花を添えてくれました。コースは視界に入る岩峰に圧倒されましたが、クサリ、鉄杭、鉄ハシゴが良く整備され、また手掛り、足場が安定していました。
悪天または視界不良でなければペイントも明瞭で間隔も良く、油断しなければ見失わない程度にあります。ルートを外して進むことがあると進退きわまる状況もありうるので視界に入るペイントを確認して大まかなルートチェックをしながら進みました。

今回は涸沢小屋、北穂高小屋、穂高岳山荘、涸沢ヒュッテ、横尾山荘、徳沢園と時間が許す限り寄って食事をしたりしました。いつかピークハントなしで徳沢や涸沢でテント泊を2～3日してのんびり過ごしてみたいですね。
涸沢の紅葉を見ずして涸沢を語ることなかれとか言われているようですが😲　いつになるのか。。今年は無理ですがいつかテント泊で実現してみたいと思っています🌟🌟

コメント

yamasemi

wazaoさん こんばんは

北穂〜涸沢の難ルートお疲れさまでした😄 個人的にはキレットより危険だと思っているルートです 写真見てたらまた歩きたくなりました

今回は山だけでなく小屋なども満喫しながら登られたようですね♪ この山域は山小屋も充実しており時期によってはかなりの混雑となるようですが、時期も調整されてのんびりビールに寝床もゆったり！ さすがwazaoさんです！ 調べもバッチリ^^

紅葉時期の涸沢は一度は行ってみたいと私も思っています！ でも、その時期の混雑も凄いようなので、結局今まで行くことはありませんでした🤔 機会があればぜひお出かけください。 私はwazaoさんのお写真拝見して行った気持ちになりますね😁

和竿🐟wazao

yamasemiさん、こんばんは！

両方とも歩いたことのある方でヤマセミさんと同じ意見の方が割りといらっしゃいますね。北穂高小屋の奥にある大キレット取付きを覗いたら可成り急斜面でシビレちゃいました😲

北穂高小屋に向かっている後半はテラスで🍺生ビールで乾杯ばかり考えていました。やはり山で頂くお酒は格別ですね。缶ビールも追加してご機嫌でした😊　涸沢ヒュッテのラーメンや徳沢のソフトは空腹を満たしてくれました。
寝床がゆったり取れたのは嬉しかったですね。リラックスできる空間が確保できました。

涸沢の紅葉は実現したいですが異常な混雑が本当にネックですね🤔🍁🍁

Happi

wazaoさん、こんばんは！
北穂山行、お疲れさまでした。２日目は雲もなく素晴らしい眺望でしたね。レコの写真をじっくり拝見して、私も行った気分になりました。
wazaoさん、コース上の細かいポイントや、目印になる小さなピークなども把握されているので、レコを拝見しながら勉強させていただきました。
私も１０年近く涸沢、北穂を訪れていないので、そろそろ出かけてぐびっと一杯やってみたくなりました。

和竿🐟wazao

Happiさん、おはようございます！

ありがとうございます。本番2日目のスタートから朝日色に染まった槍・穂高連峰の眺望にテンション爆上がり。。幸せ感に浸かりました🌟
動画をチェックしていたのでこの辺りかなという感じが少しありました。

北穂高小屋のテラスでコーヒーカップ☕️の写真はよく拝見しましすが私の場合Happiさんと同じで生ジョッキー🍺でぐびっと一杯やることでした。泊まりは気兼ねなくやれるので嬉しいです😉
Happiさん作成の山岳オリジナル地図をさわんどバスターミナル売店で拝見しました。昨年は中アのロープウェイ売店、何回か他の売店でも見てますが凄く人気ありますね❗️私は日本百名山完登記念に私専用のオリジナル地図を作製して頂き嬉しい記念になっています😊🌟