常念岳・大天井岳【63】道は続くよどこまでも〜お天気イマイチなので足跡繋ぎ

2023年08月27日(日) [日帰り]

• GPS: 12:22
• 距離: 26.2km
• 登り: 2,459m
• 下り: 2,450m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:20
• 休憩: 0:57
• 合計: 12:17

距離 26.2km 登り 2,459m 下り 2,461m

3:05 常念岳登山者用駐車場
3:21 一ノ沢登山口
3:29 山ノ神
4:05 王滝ベンチ
4:25 4:29 烏帽子沢
4:50 4:51 笠原沢
5:35 5:41 最終水場
6:14 6:18 常念小屋
7:03 三股への分岐点
7:11 7:13 常念岳
7:18 三股への分岐点
7:49 8:08 常念小屋
8:53 横通岳
9:37 9:38 東天井岳
10:20 10:21 大天荘
10:58 11:11 大天井岳
11:17 大天荘
11:52 東天井岳
12:50 常念小屋
13:19 13:23 最終水場
13:55 笠原沢
14:10 14:11 烏帽子沢
14:27 王滝ベンチ
14:57 山ノ神
15:05 一ノ沢登山口
15:20 15:21 常念岳登山者用駐車場
15:22 ゴール地点

天候

薄曇り。特に稜線上は雲多い。日が射さないので、風が冷たかったです。時々、わずかに青空が見えました。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

常念岳登山者用駐車場を利用。土曜21時頃には9割くらい埋まっていました。手前にも駐車スペースあり、そちらは少し空きが多そう。

コース状況／危険箇所等

【一ノ沢登山口〜最終水場】
ずっと沢沿いの道になります。この日の水量が多かったのか、登山道にも水が溢れているところが何か所かありました。石が滑りやすくなっています。登山道と沢が接する箇所・交差する箇所では道が不明瞭になりやすいので、マークをしっかり確認するとよいと思います。
【最終水場〜常念小屋】
傾斜が厳しくなってきますが、木の階段があちらこちらに整備されています。濡れているとちょっと怖いかも。
【常念小屋〜常念岳】
ザレていて滑りやすいですが、特に難しくはありません。非常に人が多いので、すれ違いや追い抜き（追い抜かれ）時は要注意。ツアー？などの団体さんに遭遇することも多いので、思っていたペースで歩けなくなるかも。
【常念小屋〜大天井岳】
歩きやすい稜線上の道。横通岳への道は一般登山道になっていませんが、南側は踏み跡明瞭です。北側はちょっと分かりにくいですが、距離が短いので困難は無いかと。迷いやすいところも無いと思いますが、廃道に入り込まないように（看板が立てられています）。

写真

8/27 3:01

駐車場の奥に、沢に向かう道がありましたが、これは登山道ではありません。スタート1分で道間違えしてしまいました。

8/27 3:19

駐車場から車道に出て、しばらく上り道を進むと一ノ沢登山口。タクシーはここまで入れるみたい。トイレ・ポストありました。

8/27 3:20

熊への注意喚起がすごい圧でした…会いたくないよぅ。

8/27 4:05

暗くて特に撮るものもないので、とりあえず道標。

8/27 4:29

枯れた沢を渡ります。かなり幅広で、対岸の取り付きが分からなかったのですが、緑のロープ（階段につながっている）をたどったら無事にたどり着けました。明るい時間帯なら問題ないと思います。

8/27 4:51

お日様の気配を感じ始めましたが、上空には重たい雲が。稜線にもかかっていそうです。

8/27 4:51

8/27 4:54

渡渉が多いルートです。ほとんどに丸太橋がかかっていますが、滑りそうでニガテです。

8/27 4:56

大門沢並みに、登山道が川になってます。昨夜の雨の影響かしら。

8/27 5:11

だいぶ明るくなってきました。ここは、沢をそのまま登っていく感じ。マークに沿って進みます。

8/27 5:17

8/27 5:20

8/27 5:20

5：20ようやく日の出。

8/27 5:21

8/27 5:23

8/27 5:24

各種天気予報を確認してきましたが、う〜ん、今日は一日、雲が多そうだなぁ。

8/27 5:35

最終水場。ここから沢を離れて、稜線までの厳しい傾斜道が始まります。

8/27 5:35

ちなみに水はこんな感じでした。

8/27 5:44

最終水場からは階段が増えます。滑りそうでニガテです…。この「あと○○m」は、常念岳の山頂までかな?

8/27 6:09

高所感が出てきましたが、う〜ん、雲の中。

8/27 6:12

稜線に出たみたい。左手の常念岳はシルエットが確認できるのみ。

8/27 6:12

湿った風が吹いていて、寒いです。

8/27 6:12

8/27 6:12

風でガスが飛んだら、少しだけ青空が。空、頑張れ!

8/27 6:13

せっかく来たから、晴れて欲しいよぅ。

8/27 6:13

常念小屋にテントいっぱい。昨夜はひどい雷雨だったんじゃないかしら。

8/27 6:19

雲が切れて、常念岳の御姿が。ありがたや〜。山頂を目指してもうひと頑張りです。

8/27 6:24

常念小屋を見下ろす。

8/27 6:43

槍がちょっとだけ姿を現してくれました。

8/27 6:53

常念小屋宿泊の方々でしょうか。非常にたくさんの人が登り下りしていました。賑やかです。

8/27 7:11

常念岳に到着。これで過去の足跡と繋がりました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3619843.html
前回は蝶ヶ岳を含む周回ルート。素晴らしい景色に感動した山行でした。

8/27 7:12

プレートだけがやけに色鮮やかに見えますね。さて、そそくさと下山します。

8/27 7:12

雲がかかると真っ白。

8/27 7:24

少し標高を下げると、ちょっと見通しが良くなります。が、西側の名峰たちも頭のあたりがガスってますね。

8/27 7:36

8/27 7:38

目まぐるしく変わる空の様子。

8/27 7:43

8/27 7:47

風を遮るものもない中で、頑張っていますね。

8/27 8:10

8/27 8:16

常念小屋を通り過ぎて、大天井岳を目指します。しばらくは林の中を通りながら、標高を上げていきます。

8/27 8:33

再び森林限界に。厳しい傾斜ではないけれど、ここまでの疲れもあって、横通岳の肩の手前まではちょっとしんどい。

8/27 8:34

ブルーベリーみたいで、美味しそうだなぁ。

8/27 8:39

傾斜が少し落ち着きました。晴れていれば素晴らしい景色の道だったと思います。残念。

8/27 8:39

8/27 8:41

横通岳の肩。本ルートは横通岳を左に巻いていきますが、せっかくなので横通岳も踏んでいきます。

8/27 8:44

コマクサはほとんど終わっていました。この子らもしんどそう。

8/27 8:53

近くに人気の山がある中で、ちょっと地味目な感じですが、歩く人はチラホラといるようでした。

8/27 9:02

北側は踏み跡が分かりにくいですが、適当に下っていれば本ルートに合流します。

8/27 9:37

8/27 9:37

8/27 9:39

東天井岳の肩。山頂へ行くには寄り道しなくちゃいけなかったみたい。踏みそびれてしまいました。

8/27 9:49

8/27 9:53

お天気はアレですが、気持ちよく歩ける良い道です。

8/27 9:53

槍がチラリ。

8/27 9:57

8/27 10:00

アップダウンが少ないのがありがたいです。

8/27 10:03

8/27 10:11

8/27 10:13

8/27 10:20

大天荘に到着です。これで大天井岳とも足跡がつながりました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4648881.html
前回も山頂で雲が出てしまったのでした。

8/27 10:21

振り返ると、少し青空。

8/27 10:22

足跡はつながっていますが、せっかくなので山頂まで。山小屋からはすぐそこです。

8/27 10:30

二度目の大天井岳山頂。

8/27 10:33

槍ヶ岳方面の雲が晴れないか、食事を摂りながら待ってみましたが、これが限界でした。

8/27 11:04

南に向かう谷のずっと先は、上高地かなぁ。

8/27 11:14

夕方前からお天気崩れそうなので、頑張って戻らなくては。

8/27 11:17

槍ヶ岳へもいつか行ってみたいものです。

8/27 11:21

8/27 11:22

8/27 11:25

8/27 11:29

8/27 11:31

時々現れる槍ヶ岳はボス感強め。

8/27 11:45

8/27 11:57

カールではないのかもしれないけど、谷への切れ込みはとっても穏やか。

8/27 12:01

8/27 12:08

8/27 12:11

8/27 12:47

常念小屋まで戻ってきました。雨に降られないうちに、下山〜。

8/27 13:00

荷物整理などして、いざ、行かん。

8/27 13:01

8/27 13:06

8/27 13:11

階段ごとに、ソロリ、ソロリと慎重になるので、ペース上がらずです。下りは苦手だなぁ。

8/27 13:29

8/27 13:35

8/27 13:42

河原の石も慎重に。

8/27 14:25

8/27 14:48

古池。とてもきれいな池でした。

8/27 14:48

池の水が外に流れ出していたので、底から湧いているのか、外から水が流れ込んできているのだと思います。

8/27 14:55

登山口までまだ10分ほど歩かないとですが、ここまでの無事を山の神に感謝。

8/27 15:05

一ノ沢登山口に到着。熊にも会わずにすみました。ホッ。

8/27 15:08

町のほうは少し青空も見えたのですが…

8/27 15:08

山の上の方には黒い雲が。やっぱり降っているのかなぁ。

8/27 15:13

8/27 15:16

車道歩きは退屈ですが、途中でサルの群れに遭遇。変に刺激して襲われても困るので、何事もない雰囲気で歩きつつさりげなくパシャリ。

8/27 15:21

駐車場まで戻ってきました。

8/27 15:21

車はかなり減っていて、半分以上空いているようでした。
今日も無事に下りてくることができました。お疲れ様でした。

撮影機器：

moto g31(w) motorola

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ 食器 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック ナイフ カメラ 携帯トイレ アイゼン（4本爪） 傘 ツェルト

感想

pumi3

こんにちは。夜の山道の運転は怖くって、特に雷雨や濃霧の酷い時には心細くなるのですが、登山口に他の車が停まっているのを見ると、急に安心してしまう pumi3 です。

今週は日・月の連休。となれば、お泊り登山のチャンスだったのですが、どうにも夕方あたりからお天気が崩れる様子…。雨天のツェルト泊はまだ自信がないので、残念ではありますが日帰り登山にしました。各種天気予報を総合して、比較的降水確率の低そうな本ルートを選択です。目的は赤線つなぎですが、両山とも一度歩いているので、景色が望めなくても諦めはつきやすいかな、と。

ところで私の愛車ですが、金曜日に定期検査に出したところ、ラジエーターの交換が必要となって工場送りになってしまい…急遽、代車を貸していただくこととなりました。慣れない自動車、しかも軽自動車ということで、長距離運転は疲れるし、車中泊はしにくいし…。早く直って戻ってこないかな。

前日夜は山道に入った途端に雷雨となって、ちょっと心配になってしまいましたが、駐車場時はたくさんの車が停まっていてなんだか安心。代車の車中は寝にくかったのですが、木の枝を伝って落ちる雨粒が、車の屋根をたたく音がなんだか気持ちよくて、意外にぐっすり眠れたような気がします。

さて、今回のルート、稜線までは水が出ていたりしてちょっと歩きにくかったのですが、常念岳から大天井岳の稜線は、とても良い道でした。ここはぜひ、お天気の良い時に再訪してみたいものです。やっぱり山行、特に稜線歩きは、お天気の良い日が最高ですからね。

次回に期待です。

コメント

580

pumi3さん
こんばんは
土曜日の夜、扇沢から帰る時、韮崎から甲府辺りはものすごい雷雨でしたが、
松本辺りも雷雨だった様ですね・・・
山歩いてる時に雷に会うよりはマシですが、雨や霧の中で運転するのはやっぱり嫌ですよね
常念辺りも歩きたいエリアなのですが、まだ妄想段階でなかなか実行できません・・・
予約の必要な計画立てるのはやっぱり苦手ですｗ

お車、お大事に　ｗｗ

pumi3

580さん　コメントありがとうございます(^^)
針ノ木サーキット、お疲れさまでした。実はそちらのルートも候補に挙がっていたのですが、日曜は爺ヶ岳あたりのお天気が悪そうだったので、今回は断念しました。私もいつか歩いてみたいと思います。
この時期の夕方は、局地的に強い雨が降り出したりするので予定が立てにくいですね。そして私も、予約の必要な計画を立てるのが【非常に】苦手です…。
愛車って、アチコチに自分なりの工夫をしていて、快適に過ごすことができるようになっているんですよね〜。ちょっとしたことが不便だったりしたので、愛車には早く戻ってきてほしいです（といっても、もう250000km超えてるので、そろそろ買い替えかなぁ…）。