富士宮口から富士山、下山は宝永山経由水ヶ塚駐車場まで

2023年08月29日(火) [日帰り]

• GPS: 07:25
• 距離: 18.6km
• 登り: 1,547m
• 下り: 2,473m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:02
• 休憩: 1:19
• 合計: 7:21

距離 18.6km 登り 1,547m 下り 2,480m

7:39 富士宮口五合目
7:49 7:53 富士宮口新六合目
7:53 7:54 六合目雲海荘
8:19 8:24 新七合目御来光山荘
8:45 8:57 元祖七合目山口山荘
9:20 9:31 八合目池田館
9:53 10:01 九合目万年雪山荘
10:15 10:19 九合五勺胸突山荘
10:37 頂上富士館
10:37 富士宮口頂上
10:53 10:58 富士山
11:02 11:03 西安河原
11:07 雷岩
11:12 11:13 金明水
11:18 久須志岳
11:23 11:27 成就岳
11:31 伊豆岳
11:35 朝日岳
11:40 11:45 富士宮口頂上
11:45 御殿場口頂上
12:08 12:10 御殿場口八合目
12:14 12:18 御殿場口七合九勺・赤岩八合館
12:26 12:28 御殿場口七合五勺・砂走館
12:32 12:34 御殿場口七合目
12:43 12:45 御殿場口下り六合（走り六合）
12:50 宝永山馬ノ背
12:56 12:59 宝永山
13:14 13:16 宝永第一火口
13:25 宝永第一火口縁
13:29 宝永第二火口縁
13:33 山体観測装置
13:48 御殿庭中
14:03 御殿庭下
14:34 須山登り一合五勺
14:59 15:00 水ヶ塚公園
15:00 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

マイカー規制で、水ヶ塚の駐車場に止める。1000円
そこからシャトル片道1170円。4人揃うとタクシー割り勘でプラス100円で済む。6時のバスに乗ろうと行列して切符を買ったら数人前で満員。増発無し、次まで1時間待ち。だったらタクシーにするのに、売るなよ。前の人もタクシーにするため払い戻し、手数料100円とか、ぼったくりだ！って言ったら満額返金。往復券を買った人は番号が合ってないとかでしばらくお待ちくださいと売り場のお姉さんどこかに行ってしまった。挙句の果て、タクシーは出払い、残った人数もハンパ。戻るのを待つなら次のバスが早い。もううんざり。富士宮口はお勧めできません。

コース状況／危険箇所等

＊異常な人気で登山者の多い山だから整備バッチリ。8月末の平日昼間なので渋滞するほどではなかった。注意喚起の記事だらけなのは、山歩きの経験ゼロ、日常の運動習慣ナシ、みたいな人が押しかけているから。そういう人にとって、標高差1400mはとんでもなくキツイ、当たり前の山道も怖いかもしれない。岩混じり・ザレザレ・たまには大きな段差や急坂もあるから、初心者でなくても気を付けないと下りは転んでケガをする危険もある。
＊富士宮口は登り下り同じ道なので、すれ違いも追い越しも面倒だから御殿場口を下り、宝永山へ。そのコースは楽しい。
＊水ヶ塚へ下るコースは「須原口登山道」富士市が設定した「富士山登山ルート3776」42�劼琉貮瑤任發△襦Ｉ玄唄鞍�で整備してあるけど、大小の浮石で路面が埋まり、滑るのなんの、何回すっころんだかわからない。これを登るのは疲れるけど、登り向き。

その他周辺情報

中山道歩き旅をしている友達に合流するため、木曽福島に向かった。
富士山天母の湯に入り、朝霧高原を北上、精進湖から甲府方面へ、ザ・ビッグしらね店で飲食物調達、20号に出て岡谷からいつもの道で木曽路、道の駅日置木曽駒高原で車中泊。からす2号と交代。

写真

8/29 5:51

水ヶ塚の駐車場
富士山丸見え。今日の天気は大展望が期待できそう

8/29 7:35

7時発のシャトルで五合目へ
6時のシャトルは満員積み残しだったけど7時のは空いていた。登山道もこまなくて良いかも

8/29 7:38

駐車場から1段登ったところが登山口
ここで標高2400mだから、山頂までの残りは約1400m

8/29 7:50

新6合の直前で凄いのが横切った
あんなのに追いかけられたらどうしようと思ったらブル道が別にあって交差。間違って入り込まないようにブルが通りすぎたらロープで閉鎖

8/29 7:51

新6合には雲海荘、宝永荘が並ぶ
ここから直進すると宝永山

8/29 8:22

10分で100mずつ順調に登って、新7合目の御来光山荘

8/29 8:22

ここは晴れているけど雲海があってスッキリは見えない
小屋前は休憩する人で一杯

8/29 8:49

元祖7合、山口山荘
標高3000mを越えた

8/29 8:50

歩きやすい道でどんどん高度が上がってしまうので
そろそろ馴化を考えなくちゃと、座って10分くらい時間をつぶす

8/29 9:21

救護所もある8合目に到着、標高3200mを少し超えている
ここでも高度馴化休憩

8/29 9:27

下を見ると登ってくる人

8/29 9:27

上を見るとあとちょっとに見えるけど標高差500m以上残っている
トイレ200円もここで済ませてゆっくりしてから出発

8/29 9:46

標高3350mあたりに柱が
この上は神域？結界かな？

8/29 9:53

標高3400m
9合目、萬年雪山荘

8/29 9:55

座って景色を眺めて時間つぶし
さっきより雲海が晴れて、駿河湾、伊豆半島の大展望

8/29 9:56

下りで寄るつもりの宝永山
奥は伊豆箱根の山々
これで高度馴化は大丈夫かな

8/29 10:15

標高3550m、9合5尺
標高3500mを越えたら長居しない方が身体に良さそうな気がしてここはスルー
さっさと山頂へ向かう

8/29 10:36

3700m、富士宮口山頂の鳥居をくぐる

8/29 10:37

正面に頂上浅間大社奥宮

8/29 10:38

今日は平日のせいか、剣が峰まで渋滞なし
さっさと行って来よう

8/29 10:42

最後は急登
10年前はここに残雪があった

8/29 10:48

日本一の山だけど、三角点は一等ではない
二等三角点　富士山
標高＝3775.63 m

8/29 10:50

今日は写真待ち行列もなかった
周囲に人は適度にいたので互いに撮りっこ
婆ちゃんイェ〜イ

8/29 10:55

こっちの岩の方が一段高いよ
日本一のもっと上で婆ちゃんヤッター

8/29 10:58

標高の高いところに長居しているうち高山病が出たら困るので、さっさとお鉢巡りへ
直下は急登だったので急降下

8/29 10:58

気象観測所まで下ったらお鉢巡りコースへ

8/29 10:58

けっこうアップダウンがありそうだ
稜線上じゃなく、火口に向かってだいぶ下るのかな

8/29 11:06

真ん中に本栖湖が見える

8/29 11:09

擂鉢の火口

8/29 11:15

あと少しで吉田口の久須志神社

8/29 11:19

吉田口
大昔、富士登山競争でここまでは何回も来ている
ここがゴールだから休憩したり、ビールを買って仲間の到着を待ったり、お鉢巡りに出たのは1回だけ（剣が峰のピークを踏んだか不明）
だから、「富士山の山頂」＝剣が峰へは何回も登ったわけじゃなく、2013年の御殿場口と今回で2回だった

8/29 11:19

吉田口の山頂へ登ってくる人々
やはり吉田口が一番人が多い

8/29 11:25

火口の真向かいに剣が峰

8/29 11:25

街は多分御殿場、箱根の芦ノ湖も見える

8/29 11:26

久須志神社から吉田口山頂を見おろす

8/29 11:39

御殿場口下山道入口の銀明水
ここから下るけど、回り始めの富士宮口山頂はすぐそこなので

8/29 11:43

頂上浅間大社、頂上富士館まで行って一回り完了

8/29 11:45

御殿場口コースを下る

8/29 12:09

8合目、見晴館
標高3400m

8/29 12:16

7合9尺赤岩八合館
標高3300m

8/29 12:21

結界？

8/29 12:28

7合5尺砂走館
標高3100m

8/29 12:38

7合目で登りコースと別れ大砂走を下る
砂塵を蹴立てて下る横を黙々登ってくる人が結構いる
御殿場口からではなく、富士宮口から宝永山のそばを通ってこれを登る「プリンスルート」

8/29 12:47

6合目で御殿場口へ下るコースと別れる
向こうに人が見える道が御殿場口下山道

8/29 12:47

これから進む宝永山へのコース
ここも快適

8/29 12:48

宝永山が近づいて来た
その向こうは駿河湾と伊豆半島、箱根

8/29 12:48

振り返って山頂

8/29 12:51

富士宮口5合目へのコースが分岐

8/29 12:51

ほとんど登り返しもなく快適な稜線を進む

8/29 12:57

眼下に愛鷹山
東海道線から見上げると高いけど、
ここから見るとあんなに下の方なんだ

8/29 12:58

宝永山
婆ちゃんイェ〜イ

8/29 13:16

ベンチの並ぶ広場は、宝永第1火口

8/29 13:25

登り返して宝永第1火口縁

8/29 13:26

豪快な下りで宝永第2火口

8/29 13:30

第1と違って登り返さずに宝永第2火口縁

8/29 13:33

標識完備、水ヶ塚へ下る

8/29 13:36

ここから森に入る
標高約2250m

8/29 13:52

溝のようにえぐれた道
ここはまだ少ないけど浮石だらけで石が転がって滑る

8/29 14:04

須山口2合5尺

8/29 14:22

滑ってすっ転んだところにこの切り株
少しの差で真上にコケずに済んだ

8/29 14:30

しかし長いなあ
あとどれくらい？

8/29 14:35

1合5尺に建つ標識

8/29 14:59

やっと水ヶ塚の登山口に到着

8/29 15:05

駐車場からの富士山
宝永山にガスがかかってきた
ガスガスにならず、雨に降られず良かった

撮影機器：

FinePix XP70 XP71 XP75 FUJIFILM

SH-M15 SHARP

感想

旅がらす

＊日本海から富士山（ゼロフジゼロ）や田子の浦から富士山（ゼロフジ）に毎年のように出場している友達がいるけど、10年ぶりで高度障害が心配なので体調の良い状態で登れるように5合目までシャトル。
＊5合目〜山頂なら累積標高1400mくらいだから、富士宮口は楽ちんだ。歩きやすくどんどん高度が稼げる。レースに出ている人は高度馴化なんて気にもしないけど、心配なので3000m〜3500mは各駅停車で休みながら登った。問題なく山頂に着くことができた。
＊今までの最高齢登山者は101歳だそうな。70歳以上は特別な記帳ができるらしいけど今回はしなかった。101歳でチャレンジしてみたいな。まずそこまで生き延びるのが難関だけど。
＊山頂までは楽だったけど、宝永山〜水ヶ塚が長く、浮石で滑って転んでばかりだし結構疲れてしまった。今度登るときは須走口にしてみよう。