槍ヶ岳〜大キレット〜奥穂高岳 縦走
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- GPS
- 17:37
- 距離
- 34.7km
- 登り
- 2,908m
- 下り
- 2,903m
コースタイム
- 山行
- 8:15
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 8:59
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 8:28
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
自転車
往路:沢渡バスターミナルから乗り合いタクシー1,150円 復路:上高地からシャトルバス1,300円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地〜南岳までは迷いません。東鎌尾根と槍の穂先がやや危険でした。大キレットは最低鞍部から飛騨泣きまで危険箇所多いです。長谷川ピークはダントツで危険と感じました。北穂〜涸沢岳までについては最後の登りが危険箇所多いものの、鎖がついている分、安全でした。奥穂〜前穂についてはいくつか道がわかりにくいところがあり、迷いました。北穂〜岳沢小屋までは迷わないものの、かなり急で、はしごや鎖場いくつかありました。 |
その他周辺情報 | 沢渡駐車場付近にさわんど温泉あり。 今回は足湯駐車場すぐ前にあった山小屋ともしびを利用。 非常に近く、300円と安かったので助かりました。ただし、設備はかなりよろしくなかったです。 梓湖畔の湯が賑わってたので、次は利用しようと思います。 |
写真
感想
週末晴れそうだったので急遽、お休みをとって北アルプスへ!
ずっと行きたいと思っていた、槍〜穂高の縦走路に挑戦しました!
今回は長丁場で、かつ、毎年死者が出ている危険な縦走路です。時期、天候、体調、体力、お休みの状況など、いろんな状況がそろわないと挑戦できません。毎年、計画すれど行けなかったのですが、今回、ついに状況がそろいました!
前日は足湯前の駐車場で車中泊しました。
※その他の駐車場は閉まってるようでした。
※駐車料金は700円×3日分で2,100円でした。
朝の気温は14℃で快適に寝れました。
当日、5時前にバスセンターに。
場所がわからず、乗り合いタクシーの場所にいると、たまたま声をかけてくださる方がいて、運良く、2便目のタクシーに乗ることができました。
久しぶりの上高地にテンションが上がります。
槍沢ロッヂまでは高低差がほとんどないハイキングコースです。槍沢ロッヂからは少しずつ斜度が上がっていきます。
途中から岩場になってきますが、ここより、岳沢小屋までは半分以上岩場でした。
殺生ヒュッテの近くで槍ヶ岳の全体がようやくみえました。
東鎌尾根はそんなに道は歩きにくくないものの、両側が切れ落ちてて少し怖かったです汗
槍ヶ岳山荘に荷物をデポして槍の穂先へ。
高度感があって、なかなか危険。
真ん中あたりの杭を頼りに登る場所が1番危険と感じました。
はしごは前の人が登り切ってから、3点支持で慎重に登ります。
山頂は圧巻の絶景!
穂高連邦はもちろん、立山連峰、後立山連峰、白山、八ヶ岳、南アルプス、火打妙高、浅間山、富士山もみえました!
山頂のスペースはおそらく20人くらいだと思いますが、10程度しか人がいなかったので、ゆっくり過ごせました。
槍ヶ岳を降ったら槍ヶ岳山荘を通過して南岳小屋へ。かなり遠くに南岳小屋がみえてます。
バテてただけかもしれませんが、南岳小屋まではコースタイムよりかなり距離を感じました。※特に中岳〜南岳までは1.5倍くらいかかった印象があります。
バテてて翌日はちゃんと歩けるか不安だったものの、18時〜3時の9時間の爆睡でバッチリ回復できました笑
翌日はお弁当を食べて、明るくなる少し前にスタート。大キレットに挑みます。
印が細かく表示されていたので迷うことはありませんでした。最低鞍部までは鎖場やはしごが出てくるものの、そんなに高度感がなく、安心して降りることができた印象です。
最低鞍部からが勝負!
すぐに長谷川ピークがきます。
ここが最も危ないです。
高度感がえぐいです。
ピーク付近は鎖があったり足場がわかりやすいのでまだ安全に感じましたが、ピーク過ぎてからの降りがとても危険でした。
特に、足場がなく、細い棒1本に身体を預けないといけない場所があって、そこが1番危ないと思いました(写真参照)。
長谷川ピークを越えてからも危険な場所は続きます。
飛騨泣きは鎖と足場がしっかりしているので、慎重に登れば比較的安全な印象でした。
後半は斜面がどんどん急になっていきます。
滑ってしまったら登った高さ分、落下してしまう印象でした。
登り切ったら北穂高小屋に着きます。
登り切った達成感はひとしおでした!!
小屋から見てた人に声をかれかれたので「これから大キレット行かれるんですか?」と聞いたら、「行くわけないでしょ!」と笑われました(笑
北穂高小屋からそのまま降るか、奥穂高を越えるかは当日のコンディションをみて判断する予定でした。予定より早く大キレットを通過できて、体力にも余裕がありそうだったので奥穂高を越えることにしました。北穂高から涸沢岳までもなかなかの道で、特に、最低コルから山頂までの登りは難所が多い印象です。鎖がついている場所が多かったものの、高度感があり、長谷川ピークを除けば大キレットと変わらないくらいの危険さでした。また、かなり急なんで、大変です。
穂高岳山荘から奥穂高岳までの道は岩場になっているものの、ここまで通過してきた道と比べると大したことなかったです。岩場に慣れてない人はちょっと大変かもです。
この日も快晴で奥穂高山頂の景色も360℃雲なしの絶景でした!
槍ヶ岳から歩いてきたルートが良くみえました。
奥穂高を越えたら気合いで降ります!
岳沢小屋までの降りはかなり急で大変でした汗
岳沢登山口まで来れば、ゴールしたも同然。
上高地はカップルと登山者と外国人が入り乱れていてカオスでした笑
これでまた一つ、目標が達成できました!
登山にはいろんな楽しみ方があるので、楽しみが尽きないです😊
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