将棊頭山〜どっしりした木曽駒の眺め最高！

2023年09月02日(土) [日帰り]

• GPS: 10:42
• 距離: 16.8km
• 登り: 1,560m
• 下り: 1,561m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:44
• 休憩: 2:59
• 合計: 10:43

距離 16.8km 登り 1,560m 下り 1,579m

4:58 桂小場
6:08 6:20 野田場
6:33 横山道分岐
6:42 馬返し
6:48 白川分岐
7:08 7:28 大樽小屋
7:39 7:40 胸突八丁（信大コース分岐）
8:22 8:35 津嶋神社
9:02 胸突の頭
9:34 9:38 水場
9:36 10:41 西駒山荘
10:53 11:00 将棊頭山
11:40 胸突の頭
11:56 12:16 行者岩
12:28 12:34 胸突の頭
12:54 12:58 津嶋神社
13:33 13:34 胸突八丁（信大コース分岐）
13:43 13:59 大樽小屋
14:19 白川分岐
14:23 馬返し
14:30 横山道分岐
14:41 14:48 野田場
15:34 15:37 桂小場
15:39 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

桂木場登山口駐車場。4:45到着時、普通に止められる所は数台分しかありませんでした。下山してみると工夫して様々な場所に止めている車が多数あり、遅く到着しても何とかなりそうな感じでした。

コース状況／危険箇所等

コースの大半を占める稜線までの道は、すばらしく足場の良い道です。特に前半の馬返しまでは段差が少なく疲れにくいです。胸突八丁から上も思ったほど傾斜はきつくなく、良く整備された普通の登山道です。茶臼山分岐から西駒山荘に向かうトラバース道は足場が悪い樹林帯で、せっかく稜線まで来たのに木曽駒方面が隠れてしまい残念。帰りは将棊頭山頂から分岐まで稜線伝いの登山道を歩きました。眺めが良くて涼しい風が吹く最高のルートでした。
今回は水の確保に失敗しました。期待していた野田場の水源は枯れています。地元ニュースでこの周辺を水源にする奈良井川ダムの貯水量が30%台でピンチと伝えていたのに、すっかり忘れてました。

写真

9/2 4:52

ヘッデンつけての出発です。この暗さが秋の気配を感じます。

9/2 5:06

東の空がようやく明るくなってきました。

9/2 5:15

登り始めて20分の水場。こんなに早いと意味がないと思いましたが、下りでは本当に助けられました。めちゃくちゃうまかった！

9/2 5:23

いい道です。段差がないので足上げ動作が少なく、省エネ登山ができます。

9/2 5:27

やっと日の出。ほっとします。

9/2 6:08

野田場に到着、さっそく水補給・・・

9/2 6:08

えーーー！水枯れてるじゃん！

9/2 6:15

野田場での休憩中、オコジョが出てきて癒してくれました。初めて見ましたが想像以上に小さいヤツです。動きがクイック過ぎるので写真撮るのに苦労しました。登山者に餌付けされているのかフレンドリーに近づいてきますが、こちらの微妙な動きを察知するや目の前から瞬時に消えます。

9/2 6:33

横山分岐

9/2 6:43

馬返し。昔はここまで馬で荷上げした？

9/2 6:46

今回の山行はきのこ祭りでした。

9/2 6:49

落雷があったみたい。ほぼ同世代で地元民なのに記憶なし。

9/2 6:51

笹が刈られています。西駒んボッカに合わせての整備でしょう。

9/2 7:05

ほんとブラボーな道

9/2 7:08

大樽小屋ちょい下の休憩ポイント。しっかりしたベンチが6、7個くらいあります。

9/2 7:28

大樽小屋。

9/2 7:29

小屋の裏に便袋方式のトイレがあります。トイレ内に汚物がないので臭いがなくてきれいです。便袋は小屋の中で購入します（300円）

9/2 7:38

サルオガセ

9/2 7:39

ここから胸突八丁。気合いを入れます。

9/2 7:46

500m弱の登り

9/2 7:57

9/2 8:01

胸突八丁、比較的緩やか。

9/2 8:02

六合目のベンチ

9/2 8:04

弘法石

9/2 8:04

モリッとしたヤツ

9/2 8:05

ゴゼンタチバナは、すっかり秋バージョン。

9/2 8:06

シラタマノキ。別名サロメチールの木、後で知りました。匂いを嗅いでみればよかったと後悔。

9/2 8:22

津島神社。祠らしきもの発見できず。

9/2 8:44

タケシマラン

9/2 8:48

西駒山荘と将棋頭山が見えました。（ギの漢字が文字化けするので将棋と書き換えてます）

9/2 9:06

行者岩分岐、やっと稜線に着きました。

9/2 9:07

けたたましく泣く声に振り向くとホシガラス

9/2 9:08

やったー！、長い樹林帯を抜け、今日初の良い眺め。行者岩と御嶽山。

9/2 9:10

木曽駒ヶ岳！山頂近くまでハイマツに覆われて、北アルプスとは違う印象。

9/2 9:11

分水嶺。霧訪山方面から南下してきた中央分水嶺が、北に折り返すポイント近く。

9/2 9:17

伊那谷と八ヶ岳。左手は辰野方面、右奥は高遠方面。左手奥に浅間山も見える。

9/2 9:22

9/2 9:33

将?の頭に向かう尾根

9/2 9:33

北側の眺め、どっしりした経ヶ岳

9/2 9:36

西駒山荘に到着！

9/2 9:36

石室は有形文化財

9/2 10:33

山荘付近の眺めはちょっと残念

9/2 10:40

終盤もいいところのコマクサ。たくさん生えているが全体に小粒。でも他の山域より色が濃い気がする。

9/2 10:53

将棋頭山へ向かいます。

9/2 10:57

登頂しました！

9/2 10:59

将棋の頭から続く伸びやかな稜線の先に、どーんとした木曽駒ヶ岳！これぞ夏山って感じで最高です。

9/2 11:00

将棋頭山から行者岩に続く稜線。帰りはここを下ります。

9/2 11:07

タカネツメクサ

9/2 11:20

良い稜線です。

9/2 11:22

将棋頭山を振り返り

9/2 11:32

行者岩に向かいます。

9/2 12:00

行者岩に到着！でっかい岩が林立して近寄れず。

9/2 11:58

行者岩からの木曽駒ヶ岳

9/2 12:17

行者岩の標識

9/2 13:44

大樽小屋まで下りました。行きに撮り忘れた中の様子。

9/2 14:01

大樽小屋下のベンチで休憩。富士のような造形の切り株

9/2 14:05

下りもきのこ祭り

9/2 14:06

9/2 14:08

9/2 14:17

石碑の向かいの木に、落雷事故の詳細書かれていました。全員快復したようです。

9/2 15:36

無事、桂木場に到着。お疲れでした。

9/2 15:36

駐車場の様子。大き目の岩があるので車高の低い車は注意。

撮影機器：

iPhone SE (3rd generation) Apple

感想

Hasssy

以前から気になっていたが、実行できず保留の将棊頭山。最近はユル系登山にシフトして標高差1500mクラスは敬遠していました。ところが、ヤマレコを眺めていると登りやすい道とのコメントが多いじゃないですか！本格的な秋登山に向けたトレーニングを兼ねて、チャレンジしてみました。
コメントのとおり良く整備された道で、比較的疲労少な目で難なく登頂！　山頂からは雄大な木曽駒山群の景色に圧倒され、満足のゆく山行でした。

登山者の年齢は若めで、多くの人が木曽駒ピストンを目指す健脚者のようです。皆ペースが早く、たくさんの人に抜きまくられました。年配者はじめ一般ピープルの多くは手軽なロープウェイを選ぶでしょうね。

翌日は「西駒んボッカ」が開催されるようです。道中にたくさんの張り紙があったので、近いうちに大会があると思いましたが、まさか翌日とは・・・。笹が刈られたばかりラッキーでした。