北アルプスパノラマ銀座コース(燕岳ー大天井岳ー常念岳ー蝶ケ岳)
- GPS
- 20:01
- 距離
- 32.4km
- 登り
- 2,851m
- 下り
- 2,798m
コースタイム
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 2:30
- 合計
- 11:00
- 山行
- 10:00
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 12:00
天候 | 9月6日11時頃から夕方まで雨、他は曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
常念岳からの下りは雨で岩が濡れた時は滑りやすい。蝶ケ岳から徳沢への下りもガラガラ石や濡れ土で滑りやすい。 |
その他周辺情報 | ・上高地バスターミナル https://www.kamikochi.or.jp/access/ ・上高地インフォメーションセンター(バスターミナル隣り) シャワー500円(20分間利用できる)、ボディーソープ50円、リンスインシャンプー50円 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ジェットボイル
ガスカートリッジ
コップ
カトラリー
ライター
地図
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
芍薬甘草湯粉末
アミノバイタル粉末
ロールペーパー
スマホ
モバイルバッテリー
時計
サングラス
タオル
歯ブラシ
ストック1本
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シュラフ
ココヘリ発信機
|
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感想
北アルプス「パノラマ銀座コース」、2泊3日のテン泊ソロ縦走は思いのほか体力的にきつかった。
特に、北アルプス三大急登に数えられる合戦尾根の登り、雨の中の常念岳の上り下り、蝶槍の登りなどは重荷を背負っていることもあり足腰に堪えた。大人の休日俱楽部パス4日間限定の格安チケットで来ていることもあり、最終日必ず上高地まで下山する必要があったため自分にはかなりきつい日程となった。本来は日程にしばられる計画を避け、今回のルートを3泊4日にするか、山小屋利用で身軽に歩けば、もっと気楽に景色を堪能できたと思う。
または、体力が年々下降している身としては、tbfさんのように激つよ山屋と一緒なら重荷も軽減でき、かなり楽になるのかもしれない。言い換えれば、ソロで歩くなら、もう少しゆとりのある山を選択する必要があるのかもしれない。
ここ最近の天気は不安定で、9月4日に燕山荘に泊まった人の話では、ずっとガスや雨のために展望が悪く、ようやく夕方1時間ほど槍ヶ岳方面が見られたそうだ。
登山初日の5日は朝から天気が回復しそうでわくわくしながら一歩一歩ゆっくり高度をあげた。合戦小屋のスイカは噂通り砂漠でオアシスに辿り着いた旅人気分(想像だが)でいただいた。一切れ500円の価値は十分あると思う。フリーズドライの朝食では、カロリー不足で体力がもたないのでカレーうどん(1,100円)も食べたが美味しかった。
燕山荘まで登りつめると、稜線の東側には雲が多く、西側の槍ヶ岳方面は視界が開け、これから歩く縦走路もどこまでも続いていた。
燕岳は美しく、この山だけを目指して登ってくる人、一泊して下山する人が多いようで、槍ヶ岳に続く「表銀座コース」や蝶ケ岳に続く「パノラマ銀座コース」を歩く人は、割合としては多くない印象だ。
「パノラマ銀座コース」は、名前通り槍穂連峰を眺めながらの気持ちの良い稜線歩きだが、かなりアップダウンを繰り返す長丁場だった。
2日目の昼前から雨降りとなり常念岳の岩稜帯では、岩が滑りやすく注意が必要で気分的にも体力的にも消耗した。また、常念岳を越えてから蝶槍までも急登が続いたり、樹林帯で立ち止まると顔にまとわりつく羽虫や蚊?がうっとおしかったりと大変だった。
大天井岳と蝶ケ岳で見た満天の星空と御来光は、神秘的で心が洗われるような気がした。また、大天井岳頂上で御来光を見ていた時、200mくらい下のハイマツ帯で親子の熊があちらこちら移動しながら何か食べている様子を見たり、頂上で大きな猿とニアミスしたりと、自然の中ではいろいろな生き物が生活していることをあらためて確認した。
全体的に天気にも恵まれ、計画をやり遂げたことに満足した山行だった。
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