【北アルプス・テント泊】初めての槍ヶ岳は西鎌尾根で・・・

2023年09月12日(火) ~ 2023年09月14日(木)

• GPS: 22:29
• 距離: 38.3km
• 登り: 2,909m
• 下り: 2,935m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:59
• 休憩: 2:37
• 合計: 8:36

4:36 新穂高温泉無料駐車場
4:44 4:48 新穂高温泉バス停
4:58 5:03 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
5:20 5:20 お助け風穴
5:35 5:35 中崎橋
5:45 5:45 笠新道登山口
5:56 6:04 わさび平小屋
6:22 6:25 小池新道入口
7:23 7:28 秩父沢出合
7:47 7:47 チボ岩
8:05 8:05 イタドリが原
8:29 8:44 シシウドヶ原
9:29 9:38 鏡池
9:40 9:53 鏡平山荘
10:46 10:52 弓折乗越
11:02 11:11 花見平
11:24 11:28 くろゆりベンチ
11:52 11:57 双六池
12:00 13:11 双六小屋
13:12 宿泊地

2日目

• 山行: 6:19
• 休憩: 0:58
• 合計: 7:17

4:21 宿泊地
4:54 5:16 樅沢岳
6:19 6:23 硫黄乗越
7:06 7:09 左俣乗越
8:29 8:33 千丈乗越
9:48 9:50 槍ヶ岳山荘
11:08 11:31 槍ヶ岳
11:38 槍ヶ岳山荘

3日目

• 山行: 5:39
• 休憩: 0:48
• 合計: 6:27

5:54 槍ヶ岳山荘
6:01 6:04 飛騨乗越
7:00 7:13 飛騨沢千丈乗越分岐
8:25 8:45 槍平小屋
9:26 9:31 藤木レリーフ
9:33 9:36 滝谷避難小屋
10:55 10:55 白出沢出合
11:27 11:28 穂高平小屋
11:56 11:59 小鍋谷ゲート
12:11 12:11 新穂高温泉駅
12:16 12:16 新穂高登山指導センター
12:21 新穂高温泉無料駐車場

天候

午前：晴、午後：雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

市営新穂高第3駐車場：無料（平日のAM1時で8割方埋まっています）

コース状況／危険箇所等

全ルートよく整備されております。（注意して歩いていれば危険な箇所はありません）

その他周辺情報

ひがくの湯：８００円（露天メインの温泉、裸で露天まで歩くため、何となく落ち着かず・・・）

写真

9/12 1:06

AM1時前に新穂高の無料Pを確保、ジムニーで仮眠します・・・

9/12 5:59

わさび平小屋の放流野菜達、きゅうり食べたい・・・

9/12 9:36

鏡池、大キレットのくびれがエグい

9/12 11:06

終始雲に隠れていた槍がとうとう姿を現す

9/12 12:03

予定通りに双六小屋に到着

9/12 17:06

初お目見えのシングルウォール・テント、設営がとても早くて助かります

9/13 5:04

ヘッドランプでメインイベントの西鎌尾根へ

9/13 5:06

日の出前、後光がさしてます（この写真は無修正です・・・）

9/13 5:14

雲海カッコよいです

9/13 5:15

樅沢岳で日の出待機中・・（この写真も無修正です・・・）

9/13 5:34

日が出てきました、よい1日になりそう・・・

9/13 5:40

笠ヶ岳に陽が当たり、スポットライトを浴びている様相

9/13 6:34

雲上散歩中・・・

9/13 6:34

槍ドーンです、西鎌尾根は最高に気持ち良いです

9/13 7:21

怪しい雰囲気の硫黄尾根・・・

9/13 8:29

千丈乗越に到着、後一息です

9/13 8:36

登ってきた西鎌尾根を振り返る

9/13 8:44

ヤリ・・・

9/13 9:24

明日下山に使う槍平方面

9/13 10:32

テント場を確保し、いよいよ初槍へ・・・

9/13 10:46

このリングに足掛けて登ります・・・

9/13 10:52

最後のはしご、下を見ると怖い・・・

9/13 10:59

槍ヶ岳登頂！でもガスガスです・・・

9/13 12:21

無事に山頂から戻ってきました

9/13 12:30

小屋の自販機でスーパードライ500mlを買い求め、ガスの中、祝勝の宴を・・・

9/13 17:22

ガスの合間にテント内から槍を捉える

9/14 5:01

寒い朝を迎えました

9/14 5:29

富士山もくっきりと見ることができます

9/14 5:29

大喰岳、意外と存在感あり

9/14 5:31

槍ヶ岳山荘が朱に染まる・・・

9/14 5:32

早朝槍をキメる人、多いですね

9/14 5:33

今日もナイスな日の出を頂きました

9/14 5:37

一晩お世話になったテントサイトEです

9/14 6:15

北アの最深部一望できます

9/14 6:53

山頂部はもう秋です・・・

9/14 7:09

2500mまで降りてきて幾分暖かくなる

9/14 7:23

午前中の空は晴れ渡り・・・

9/14 7:26

ここにも秋の気配

9/14 8:53

ヤバそうな稜線です・・・

9/14 9:08

ホッと一息・・・

9/14 9:15

ダラダラの下山路も花を愛でつつ進みます

9/14 10:18

お茶目な方がいるようです・・・

9/14 12:24

今回も無事下山することができました、お疲れ様でした

撮影機器：

α6300 ILCE-6300 ボディ SONY

iPhone 12 mini 128GB au Apple

感想

keysaku

前回の南ア南部の山行から一月以上、暑さと仕事にヤラレて過ごしてきました。禁酒もすでにギブアップし、毎日の発泡酒三昧で腹も再びダボついてきております。こうして自分の弛んだ腹を眺めるに、禁酒の威力をまざまざと実感します。

この腹を何とかすること、及び新しく買い求めたPuroMonteのシングルウォール・テントVB-11の初張りを目的として、北アの周回ルートを研究すると、やはり槍をかませるのが良かと・・・。当方、登山暦は30年以上（ブランク長い・・・）にしてまだ槍に登ったことがありません。理由は、混雑した山域が苦手なことと、単にあのハシゴがおっかない為でした・・・。でも、還暦を前に（まだ数年先ですが）攻略しておく気持ちが高くなり、今回の山行となりました。とはいえ、やはり混雑した山行はイヤなので、なるべく人気がなさそうな西鎌尾根で行くことに・・・。

9月の半ばにしてかなり気温が高く、天候はまだ夏の性質です。朝はすっきりと晴れますが、午後はガスに巻かれて雨が降る状況でした。山行中、夕焼けを拝むことは叶いませんでしたが、その分素晴らしいマジックアワーと日の出を楽しむことができました。西鎌尾根、ものすごく良かったです。ほぼ人がおらず、常に目標の槍を眺めつつ登ることができます。個人的に記憶に残った景色は硫黄尾根の怪しい山並みでした。登山路ではないのでどうにもなりませんが、一度登ってみたいものです・・・。

肝心の槍の穂先はガスガスで何も見えませんでした・・・。でも槍ヶ岳は自分にとっては山頂からの眺めというよりは、離れて見ることの方が価値が高いとの思いです。その意味で、西鎌尾根は心に残る山行となりました。