奥穂高岳
- GPS
- 22:36
- 距離
- 37.5km
- 登り
- 2,050m
- 下り
- 2,078m
コースタイム
- 山行
- 1:47
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 2:00
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 2:13
- 合計
- 7:58
- 山行
- 3:31
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 5:11
- 山行
- 5:43
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 6:35
天候 | 【14日】曇り時々晴れ【15日】曇り一時小雨【16日】曇り後晴れ夕方雨【17日】晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
人気があり登山者も多く、登山ガイド、専門地図などが多数発行されていますので、詳細はそれらを参照してください。上高地から横尾まではカラマツなどの針葉樹やサワグルミ、ブナなどの林間の整備された散策路です。道沿いには季節の花も多く、明神岳の雄大な姿を見ながら上高地の自然を楽しめます。横尾大橋を渡ると傾斜が緩い登山道になり本谷橋まで徐々に標高を上げていきます。本谷橋を渡ると本格的な登山道となり、涸沢まで石が多い急登が続きます。雨で濡れている時などは滑りやすいので注意してください。大崩落地は落石の危険性があり通過優先。途中で休憩を取るのは危険です。譲り合って早く通過するようにしてください。今回は涸沢小屋脇のコースからザイテングラートへ向かいました。岩がゴロゴロした道がトラバース道まで続きます。岩に書かれた○、→などのマークを見落とさないように。下りはパノラマコースを取りました。石畳道になっており小屋脇のコースより歩きやすい感じです。ザイテングラートはゴロゴロした岩の急登。岩場は3点確保で慎重に。短いロープ、鎖、鉄階段があります。ここもマークを見落とさないようにしてください。下りは高度感があるのでゆっくり慎重に。穂高岳山荘があるコルから奥穂高岳山頂へは難易度が高い急登が連続します。取り付きは特に傾斜が急で鉄階段、鎖があります。足場は取りやすいのでマークに従って3点確保で登ります。鎖を過ぎると傾斜は幾分緩やかになりますが、ゴロゴロした岩や滑りやすいザレ場が連続しますので気を緩めず慎重に登ってください。山頂直下も急です。下りも油断禁物。急がずゆっくりを心掛けでください。涸沢から先は全体に難易度が高くなりますので、初心者の単独登山は避けた方がいいでしょう。 |
その他周辺情報 | 上高地 |
写真
感想
北アルプスの山々を目指すステップアップツアーの最終回として3泊4日の日程で奥穂高岳に登頂しました。山の技術を一から学び直したいと考えて昨年秋から始めた企画ツアーの集大成で、7月下旬には槍ヶ岳に登っています。今回は日本で第3位の高峰を目指しました。14日は上高地を出発して徳沢園に宿泊、15日は徳沢園から横尾、本谷橋、涸沢を経てザイテングラートを登り穂高岳山荘へ。16日に奥穂高岳山頂を踏んでザイテングラートを下り涸沢ヒュッテに宿泊、17日に上高地に下山しました。山頂アタック当日の16日は朝から濃い霧。経験したことがない急峻な岩場を登って山頂に着きましたが、深い霧に包まれたままで眺望はありませんでした。それでも17日未明には涸沢の満天の星空に金星と木星が耀き、テント場は色とりどりの明かりに彩られていました。未明から北穂高岳、奥穂高岳を目指すヘッドランプの列も山腹にかかる星のようでした。早朝には穂高連峰のモルゲンロートを見ることができました。紅葉の盛りはまだ少し先のようですが、ナナカマドの実は真っ赤に色付き、紅葉が始まっていました。花の時期は過ぎたものの、花に代わってムシカリやヒロハツリバナ、ヒョウタンボク、タケシマラン、ゴゼンタチバナ、ユキザザ、マイヅルソウ、ツルリンドウなどの赤い実が目を楽しませてくれました。大勢のツアーだったため、同じタイミングで奥穂高岳を目指した皆様には、擦れ違いや追い越しでお待ちいただくことがぬり、ご迷惑をおかけしたかと思います。ご協力ありがとうございました。企画ツアーは今回が最後ですが、基本技術を学び直しツアーを通じて山の知人も増え、今後の登山の幅が広がりそうです。
いいねした人