とてもきれいな寄〜雨山橋の沢道、鍋割山からは富士山と南アルプス!
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- GPS
- 07:16
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,456m
- 下り
- 1,434m
コースタイム
- 山行
- 5:56
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 7:15
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
明日から釣りが解禁になるので混むかな? |
コース状況/ 危険箇所等 |
【寄大橋〜雨山橋】 テープやペンキのお陰で迷うことはないと思うけど、何度も沢を渡ります。昨日、雨だったけどそれほど増水してなくて良かった。 【鍋割山北尾根】 テープと木のペンキで迷わず登れました。 【後沢右岸尾根】 鍋割山から後沢乗越に向かって降りる途中の標高1000mから右手の尾根に乗ります。 ちょっと行きすぎてしまってショートカットして戻ろうとしたところで事故が起こりました。 尾根に乗ってからはジグザグ歩きやすい作業路を下り、鹿柵を2回くらいくぐります。 P762の左手の鹿柵はくぐらないのが正解のようです。 この付近の尾根は迷いやすいです。 概ね歩きやすい尾根を下ると遊歩道Aに出て、朝、入山したところに無事戻りました。 |
写真
感想
寄沢と雨山沢の素晴らしい谷歩きを満喫し、鍋割山からの最高の景色とお昼ご飯(パンとおにぎり)を楽しんだのに、その帰りにデジカメを落とす。。。という不幸なおまけが付いてしまった。
標高1000mから寄に向かう尾根をほんの少し過ぎ、素直に戻ればよかったのに、行けると思って急斜面をトラバースしてショートカット。あと少しというところで首から下げたカメラケースから、インチねじが緩んでカメラだけがボトっと鈍い音とともに落下。
最初、なんか落ちたな、と思い、次の瞬間、カメラが急斜面をバウンドしながらまるで奈落の底に落ちていく。どうすることも出来ず、ただ見失わないように見つめながらなぜかバウンドする回数を数える。64GのSDカードに入っている写真が脳裏に浮かぶ。やがて見えなくなるかならないかのところで枯れ木に当たって止まったように見える。次の瞬間、救出に向かうべく余計な防寒着とか厚手の手袋をリュックにしまい、リュックの紐をきつく縛って急斜面をズルズル下り始める。大山で孫が滑落し、助けに行ったおじいさんが孫と共に亡くなってしまった昨年の事故を思い出す。大山のあの現場よりは緩やかで、砂礫+落ち葉の地面だったので行けると確信していた。脆い岩場だったら直下りはしなかっただろう。
途中、一度だけしりもちをついた。自分が起こす細かい落石がカメラのほうに落ちていく。光を浴びて鏡のように光る液晶モニタの角度が変わるのを見て石が当たったと分かる。コース取りを変えようとするが結局最短で下るのが一番安全だったので慎重にズルズルと下って行った。
かくして、写真のようにバリアングルの液晶が起き上がった状態で枯れ木に寄りかかっているカメラを救出。再起不能を覚悟していたがとっさに電源を入れると起動、そしてシャッターを押すとカシャッといつもの音がして撮影が出来た。
しかしそれ以上は使う気が失せ、リュックにしまい、慎重に本尾根に復帰。
標高差にして35m、斜度60度として距離60m。家に戻って清掃して電源を入れ、一通りの動作をすると、奇跡的に問題なく動いているようだ。満身創痍ながら、レンズやポップアップファインダー、フラッシュ、バリアングル液晶などの機構部は奇跡的に壊れていなかった。下が柔らかい斜面だったのでこれだけの距離を転がった割にはダメージが少なかったのかも。
大切なもののために自分の身を危険にさらしてしまったことを思い返し、自戒。
ちなみに落下の理由は、カメラを固定するねじに三脚を取り付けるねじが切っており、そこに小さな三脚を付けたまま歩いていたことで、三脚が体に当たるたびにカメラを固定するねじが緩んでいったのでしょう。カメラも山も初心者。これも経験です。
oysamさん
昨日お会いしたkazikaです。
沢の写真を撮られていたのを見て、親近感が沸々です(^^♪
シャッタースピード変えられるカメラ
壊れなくて良かったですね
丹沢でお会いしたらよろしくお願いします
kazikaさん、昨日は失礼しました。kazikaさんのレコ、参考にさせて頂いてます!
色、光、理想の写真を撮るのは難しいですね。
まだまだ知らないことが一杯の丹沢です、今度お会いしたらいろいろ教えて下さい。
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