鳳凰三山・甲斐駒ヶ岳【御座石温泉-鳳凰三山-早川尾根-甲斐駒ヶ岳-黒戸尾根-尾白渓谷】

2023年09月16日(土) ~ 2023年09月18日(月)

• GPS: 21:19
• 距離: 41.8km
• 登り: 4,750m
• 下り: 5,251m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:49
• 休憩: 1:11
• 合計: 7:00

8:06 御座石鉱泉
9:53 9:53 旭嶽
10:17 10:22 燕頭山
11:26 12:13 鳳凰小屋
12:41 12:41 鳳凰小屋分岐
12:54 12:59 鳳凰山
13:17 13:18 薬師岳
13:39 13:41 鳳凰山
13:52 13:52 鳳凰小屋分岐
14:15 14:15 アカヌケ沢の頭
14:31 14:42 地蔵ヶ岳
15:06 鳳凰小屋

2日目

• 山行: 8:40
• 休憩: 1:15
• 合計: 9:55

3:44 鳳凰小屋
4:39 4:39 アカヌケ沢の頭
5:15 5:19 高嶺
5:47 5:54 白鳳峠
6:06 6:06 赤薙沢ノ頭
6:33 6:35 広河原峠
6:56 6:56 早川尾根小屋
7:00 7:00 早川尾根ノ頭
8:04 8:05 ミヨシノ頭
8:32 8:39 アサヨ峰
9:11 9:12 栗沢山
9:48 10:00 仙水峠
11:01 11:09 駒津峰
11:27 11:27 六方石
12:07 12:40 甲斐駒ヶ岳
12:43 12:43 駒ヶ岳神社本宮
13:18 13:18 八合目御来迎場
13:39 七丈小屋

3日目

• 山行: 3:24
• 休憩: 0:21
• 合計: 3:45

5:43 七丈小屋
6:11 6:13 屏風小屋跡
6:15 6:17 五合目小屋跡
6:41 6:50 刀利天狗
7:01 7:01 刃渡り
7:37 7:40 笹の平分岐
8:39 8:39 竹宇駒ヶ岳神社
8:43 8:48 尾白川渓谷駐車場
9:28 道の駅はくしゅう

天候

晴れ（全日、10時ごろには雲が湧いてきました。）

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

登山口：韮崎駅近くに駐車し、バスで御座石温泉へ
下山：道の駅はくしゅう前からバスで韮崎駅へ

コース状況／危険箇所等

特になし

その他周辺情報

武田乃郷 白山温泉（700円、サウナなし）

写真

9/16 7:56

初めての御座石温泉です。元気のいいおばあちゃんが迎えてくれました。旅館の背後の山に入って行きます。

9/16 8:16

勾配はそれほどきつくないので、サクサクと歩を進めます。

9/16 9:51

旭岳に到着しました。このルートは修験道の道だったのでしょうか。

9/16 9:52

ガスが上がってきました。

9/16 10:18

燕頭山に到着です。

9/16 10:41

こんな大きな岩がゴロゴロしてます。

9/16 10:44

北アルプスが展望できるのでしょうが、今日はまったくです。

9/16 11:16

今度は剱展望地のようですが、相当条件が良くないと見えそうにありませんが。

9/16 11:20

左手眼下に青木鉱泉からのルートが見えます。

9/16 11:24

地蔵岳のオベリスクがガスの中からうっすらと見えました。

9/16 11:27

鳳凰小屋に到着しました。
早々にテントを設営します。

9/16 12:13

観音岳に向かいます。

9/16 12:18

これはきつい。かなりの急登です。

9/16 12:41

稜線に出ました。
空は晴れてますね。

9/16 12:44

振り返ると地蔵岳のオベリスクが雲から姿を見せてます。

9/16 12:52

観音岳の頂上はすぐそこです。

9/16 12:55

観音岳に到着です。

9/16 13:01

薬師岳に向かいます。

9/16 13:01

北岳は雲の中で姿は見えません。

9/16 13:07

薬師岳までは快適な稜線歩きです。

9/16 13:18

薬師岳に到着です。
ここで引き返して地蔵岳に向かいます。

9/16 13:41

観音岳を通過します。

9/16 13:41

北岳が少し見えかけてます。

9/16 13:42

白根御池小屋と草スベリが見えています。

9/16 14:00

アカヌケ沢ノ頭に登り返します。

9/16 14:03

振り返って観音岳を見上げます。

9/16 14:07

夏のような雲です。

9/16 14:16

アカヌケ沢ノ頭に到着しました。

9/16 14:23

地蔵岳に到着しました。

9/16 14:25

オベリスクに向かいます。

9/16 14:36

オベリスクをぐるっと回って。

9/16 14:37

この上にはさすがに登れませんね。

9/16 14:46

晴天を衝くとは、まさにこのことですね。

9/16 14:47

砂地の斜面を下って、鳳凰小屋に向かいます。
第一日目は終了です。

9/17 3:43

第二日目です。
行程が長いので、暗いうちから歩き始めます。

9/17 4:22

昨日下ってきた砂地の斜面を登ります。
満天の星空です。

9/17 4:29

東の空が明るくなってきました。

9/17 4:32

星空にオベリスクのシルエット。

9/17 4:40

アカヌケ沢ノ頭まで上がってきました。
北岳に灯りが見えます。

9/17 5:04

だいぶ明るくなってきました。

9/17 5:09

夜明け前の薄明りに今日の目的地の甲斐駒ヶ岳が浮かびます。

9/17 5:09

白根三山にも陽が当たり始めます。

9/17 5:09

素晴らしいご来光になりそうです。

9/17 5:15

高嶺に到着しました。
ここでご来光を見ようとも思いましたが、先に進むことにしました。

9/17 5:19

真正面にアサヨ峰です。

9/17 5:32

陽が昇りました。
早川尾根にも陽が当たり始めています。

9/17 5:32

モルゲンロートの甲斐駒ヶ岳です。

9/17 5:36

雲海に浮かぶ八ヶ岳。

9/17 5:48

白鳳峠です。
以前は、ここで広河原に下りました。

9/17 5:57

樹林帯の中を行きます。

9/17 6:08

小太郎尾根を真横から。

9/17 6:08

早川尾根を中央に、甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳。

9/17 6:32

広河原峠を通過します。

9/17 6:46

緩やかに登っていきます。

9/17 6:56

早川尾根小屋に到着しました。
そのまま進みます。

9/17 7:27

アサヨ峰と甲斐駒ヶ岳。

9/17 7:51

ここは結構な急登です。

9/17 8:04

だいぶ標高を上げてきました。

9/17 8:05

奥秩父です。
左端が小川山で、右側に金峰山や国師岳・奥千丈岳です。

9/17 8:05

こちらは八ヶ岳です。

9/17 8:05

甲斐駒ヶ岳の脇に、槍ヶ岳・穂高連峰がくっきりと見えています。

9/17 8:06

アサヨ峰までが遠いです。

9/17 8:06

小太郎尾根越しの北岳です。

9/17 8:22

こんなところもありました。

9/17 8:31

アサヨ峰に到着です。

9/17 8:32

アサヨ峰からの北岳です。

9/17 8:32

早川尾根を振り返ります。
地蔵岳があんな遠くに。

9/17 8:32

富士山もきれいに見えてます。

9/17 8:32

北岳と間ノ岳も。

9/17 8:32

あんなに遠い塩見岳もくっきり。

9/17 8:32

仙丈ヶ岳です。

9/17 8:33

甲斐駒ヶ岳と駒津峰です。
これから向かいます。

9/17 8:33

甲斐駒ヶ岳をアップ。

9/17 8:33

乗鞍岳から北アルプス南部にかけて。

9/17 8:33

こちらは中央アルプスです。右奥に木曽御嶽山。

9/17 8:34

野呂川の広河原方面です。

9/17 9:11

栗沢山まで来ました。

9/17 9:13

ここから約500メートル下ります。

9/17 9:26

下ってきました。
摩利支天が大きく見えます。

9/17 9:47

さらに下ると摩利支天が本当に大きく見えます。

9/17 9:49

仙水峠に到着です。
ここから500メートルの登り返しです。

9/17 10:21

これはきつい。

9/17 10:53

だいぶ上がってきましたね。
あとちょっとです。

9/17 10:53

雲も一緒に上がってきました。

9/17 11:02

駒津峰に到着。
だいぶバテました。

9/17 11:09

最後のピーク、甲斐駒ヶ岳に向かいます。

9/17 11:27

六方石です。

9/17 11:27

この斜面を直登します。

9/17 11:31

ここが登り口です。
最後の登りを満喫します。

9/17 11:58

頂上が近いです。

9/17 12:08

甲斐駒ヶ岳の頂上に到着です。

9/17 12:18

一瞬ガスが晴れて、摩利支天が見えました。

9/17 12:41

下山を開始します。

9/17 12:44

駒ヶ岳神社の本社のようですが、竹宇と横手のどちらでしょうか。

9/17 12:57

幻想的です。

9/17 13:02

鎖場をどんどん下って行きます。

9/17 13:08

こんなところも。

9/17 13:14

御来迎場の少し手前、小さな秋がありました。

9/17 13:19

御来迎場です。
七丈小屋までもうすぐです。
第二日目はこれで終了です。

9/18 4:32

第三日目です。
今日も満天です。

9/18 5:37

ご来光です。

9/18 5:47

下山を開始します。

9/18 5:53

真下に下りる感じです。

9/18 5:54

真下に登山道があります。

9/18 5:54

八ヶ岳には早くも雲がかかってますね。

9/18 6:11

ここも。

9/18 6:13

五合目小屋跡です。

9/18 6:42

刀利天狗を通過します。

9/18 6:58

刃渡りを通過します。

9/18 6:59

日向山が見えます。

9/18 7:00

さらに刃渡りです。

9/18 7:39

笹ノ平です。
尾白渓谷まではあと1時間ほどです。

9/18 8:30

尾白川で少し水浴びです。

9/18 8:35

尾白川を渡って、対岸へ。

9/18 8:38

竹宇の駒ヶ岳神社です。
ここから、バス停のある道の駅はくしゅうまで歩いて向かいます。

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

OPPO Reno7 A SIMフリー OPPO

装備

個人装備

MARMOLADA（SCARPA）

感想

tomtan

一度廃れてしまって数年前に再整備された早川尾根を歩きたくて、さらに百高山のひとつアサヨ峰への登頂も目的にして計画を立てました。しかも、甲斐駒ヶ岳に向かって歩こうと、鳳凰三山からの縦走です。

韮崎駅からバスで御座石温泉に到着し、バス停の脇から登山道に入ります。初めてのルートではありましたが、ドンドコ沢ルートとは違って尾根ルートなので、迷うことはまったくなく、どんどん標高を上げていくことができました。
鳳凰小屋近くになるとホルン（たぶん）の音色が聞こえ、とても励みになりました。
鳳凰小屋にテントを張り、昼食をとってから、空身で観音岳、薬師岳、地蔵岳をピークハントしました。地蔵岳のオベリスクをぐるっと一周しましたが、残念ながら雲が上がってきてしまっていて、景色はどのピークでも楽しむことはできませんでした。

二日目は、メインの早川尾根からの甲斐駒ヶ岳を目指し、満天の星空の下、暗いうちから歩き始めました。
1時間ほど歩いて稜線にたどり着き、そこからはアップダウンの続く、尾根歩きです。
白鳳峠、広河原峠を越えると、早川尾根小屋はもうすぐで、そこからのアサヨ峰への登りはかなりの急登続きで厳しいものでした。ただ、途中から森林限界をかろうじて越えるため、展望がきく稜線をアサヨ峰に向かって、一直線に登っていく様は、とても気持ちのよいものでした。
アサヨ峰を越え、栗沢山からは約500メートルの下降で、仙水峠に到着します。そして、またそこから500メートルほどの登り返しで、駒津峰に到着するのですが、さすがにここの登りで疲労が出てきて、ペースは上がりませんでした。
駒津峰からは、甲斐駒ヶ岳の頂上への直登ルートを選択し、大きな岩をいくつも越えながら標高を上げていきました。このころになると、雲が上がってきて、眺望はなくなりましたが、真上には青空が広がっているという、まあまあの天気でした。
甲斐駒ヶ岳の頂上に到着し、昼食をとっているところで、なんと、あの男澤ひろきさんが登ってきたのです。思わず声をかけ、一緒に写真をとってもらい、しばらく歓談させてもらいました。数年前に木曽駒ヶ岳でもお会いしていたので、とても不思議な感じです。
甲斐駒ヶ岳の頂上でしばらく過ごした後、黒戸尾根を七丈小屋に向けて下り、七条小屋でテントを張りました。

三日目は、日の出前に起きて、テントを撤収しながらご来光を待ち、テント場で日の出を拝んでからすぐに下山を開始しました。
黒戸尾根をどんどん下り、3時間弱で尾白渓谷登山口まで到着し、そこからバス停のある道の駅はくしゅうまで一般道を歩き、バスで韮崎駅まで戻りました。

コメント

banbans

tomtanさん　こんにちは。

テント泊でのロング縦走お疲れ様です。
体力必須のコースですね。
男澤さん！自分もお会いしてみたいです。
両俣小屋の来訪帳にも広河原発と記してありました。南アでトレーニングなんでしょうね^_^

tomtan

banbansさん　こんにちは。
ありがとうございます。ロングな縦走でしたが、早川尾根は南アルプスらしい樹林帯歩きを楽しめますし、それぞれのピークで眺められる南アルプスの峰々はとても素晴らしかったです。
男澤さんは、地蔵尾根から入って仙水小屋泊だったようで、テントを張ってそのまま甲斐駒ヶ岳に登ってきたとおっしゃってました。すごいフィジカルですよね（笑）。来年のTJAR、頑張ってほしいです。