鳳凰三山(広河原↑夜叉神峠↓)
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- GPS
- 10:28
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 2,044m
- 下り
- 2,182m
コースタイム
- 山行
- 4:19
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 4:53
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
三連休はお久しぶりの鳳凰小屋番‼︎
初めての小屋番が鳳凰小屋だったのもあり、かけ持ちしているとは言え気持ち的には鳳凰小屋の人。とは言え気付けば青年小屋の方が行ってるかも、ってくらいこの夏はそちらメインだった。火傷とコロナもあり予定していた時期に行けなかったりで今回ようやく。
今回荷上げがなかったので、せっかくだから前から気になっていた広河原からのルートを歩きたいと思い、甲府前泊して始発バスで広河原へ。
鳳凰に行くのに広河原に行くのはなんとも不思議な気分で、途中に見える白峰三山や広河原に到着して見える北岳バットレス!にテンション上がって北岳登りたくなってしまう。
そんな気持ちをグッと堪えてみんな北岳への吊り橋を渡るのを見送って、誰もいない白鳳峠への入り口へ。知ってはいたけど最初からかなりの激登り、そして行けども誰とも会わず。川の音が聞こえなくなるくらい登ると綺麗に音のない世界になり、南アルプスらしい渋い道が続く。人通りが少ないとは言え、滑りやすい岩場には立派な階段あったり、頑丈な金属製のハシゴが設置してあり、目印は豊富で安心感はある。
急登が落ち着いてくると、そろそろゴーロ帯へ。急に空が広くなると目の前に岩がゴロゴロ。振り返ると今まで見えなかった北岳の大迫力で一気にテンション上がる。岩がたくさんあって、間違って青年小屋に来てしまったような雰囲気の中進むと、たまに膝上くらいまでのハイマツ漕ぎ。なんだこれくらいかと思いながら白鳳峠を目指す。そんなのんきなこと思ってたけど、実はハイマツ漕ぎは白鳳峠からが本番だった。一気に背丈が高くなったいろんな植物をかき分けるようになり、展望は開けてるんだけどなかなかの藪漕ぎに思ったより体力消耗する。その上で高嶺直下に待ち構えるなかなかの歯ごたえのある岩場で、部分的だけど早川尾根の洗礼を浴びた。
高嶺からは白峰三山と鳳凰のおなじみの光景。結構雲上がってきちゃって景色も白くなりかけだったので早めに小屋に向かう。土曜日だったからかかなり賑わっていて、着いてひと息ついたあとはあっという間に夜だった。午後はガスって真っ白だったけど、夜寝る時には満天の星空‼︎天の川もくっきりでめっちゃ綺麗だった。
翌日は朝から真っ青の快晴。20℃超えて夏みたいな陽気。日差しの圧が強くて、休憩時間中に思わず寝床にこもってしまった。三連休ということもあり昨日からの賑わいは変わらず。忙しいけど山が好きな人たちがたくさんいる空気って好き。夕方暗くなってもガスってて、これは星空見えないかなとお客さんと話してたら、いつのまにか星が見え始めてまさかの天の川。なぜか鳳凰小屋には天体望遠鏡と、星空に詳しいスタッフが常駐しているので、初めて見た土星に興奮したりして、夜まで楽しく過ごした。
下山の日も朝から快晴。稜線の朝焼け最高だったろうな。今日の下山は夜叉神峠へ。稜線に出ると思ってたより雲多い。白峰三山くっきりとはいかなかったし途中からガスって真っ白になったけど、それでも稜線歩きは楽しい。途中の薬師小屋と南御室小屋に挨拶してあとはひたすら下りる。夜叉神峠からバス乗車だから乗れるか不安だったけど、2台運行で普通に乗れた。
鳳凰小屋の営業は来月の三連休で今年最後‼︎
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