御嶽山 田ノ原〜大滝ルート
- GPS
- 08:33
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 972m
- 下り
- 925m
コースタイム
- 山行
- 6:16
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 8:26
4:00 集合場所1到着
4:18 集合場所1出発
4:35 集合場所2出発
6:35 田ノ原駐車場到着
6:50 駐車場所出発
7:10 田ノ原登山口出発
7:13 田ノ原大黒天
7:19 遥拝所到着
7:32 大江権現到着
7:38 あかっぱげ到着
8:07 金剛童子到着
8:12 金剛童子出発
8:25 八合目避難小屋到着
8:49 富士見石到着
9:00 九合目到着
9:11 一口水到着
9:29 九合目避難小屋到着
9:59 大滝頂上山荘到着
10:09 大滝頂上山荘出発
10:19 八丁たるみ到着
10:31 御嶽教御神火祭斎場到着
10:48 剣ヶ峰山荘到着
10:53 御嶽頂上避難シェルター
11:00 御嶽山山頂到着
11:34 黒沢十字路到着
11:40 二ノ池本館手前到着
11:57 二ノ池本館手前出発
11:58 黒沢ルート分岐点到着
12:17 御嶽教御神火祭斎場到着
12:20 大滝頂上山荘到着
13:05 大滝頂上山荘出発
13:41 九合目避難小屋到着
13:50 一口水到着
14:02 富士見石到着
14:25 八合目避難小屋到着
14:36 金剛童子到着
14:47 あかっぱげ到着
14:51 大江権現到着
15:03 遥拝所到着
15:14 遥拝所出発
15:19 田ノ原大黒天到着
15:24 田ノ原登山口到着
平面距離 8.5km
沿面距離 8.9km
記録時間 08:33:23
最低高度 2,156m
最高高度 3,066m
累計高度(+) 1,065m
累計高度(-) 1,027m
平均速度 1km/h
最高速度 5.7km/h
登り歩行時間
田ノ原登山口〜大滝頂上山荘 2時間53分 7:10〜10:03(休憩含む)
下り歩行時間
大滝頂上山荘〜田ノ原登山口 2時間19分 13:05〜15:24(休憩、御嶽六神立ち寄り含む)
天候 | 快晴のちガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所なし 八丁たるみは10/11まで期間限定で通行可能 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
ヘルメット
|
---|
感想
8月初旬に山仲間から「御嶽山へ行きたい」と連絡が入る。【御嶽山における噴火警報のアプリ配信実験】に参加したいとのこと。期間は10月9日までらしい。
後輩の山友Tさんが6月下旬に登っていて、メンバー皆、興味津々。
自分の知るのは中の湯からの黒沢ルート。体力度を考慮するとおんたけロープウェイ利用が適切かも知れないが、運行時間による制限があり、悩ましいところだ。
少し調べると田ノ原(大滝ルート)だと必要体力度が低く、大きな駐車場とウォシュレット付トイレのあるビジターセンターまであることがわかった。これは願ったり叶ったりだ。
あとはメンバーの都合と体調で日程を決めるだけ。と言ってもこの時期天気予報とにらめっこして日程調整が必要なのは自分のみで、稲刈りと脱穀作業を終えれば秋の行楽シーズンに入れる。
稲刈りと脱穀作業は例年、秋雨前線や台風にヤキモキされるのだが、心配は猛暑のみで順調に終えることが出来た。
6月くらいから遅いジョギングでも汗だくになり、暑熱順化出来ているので一人当たり3リットル程の各種飲み物をクーラーボックスに用意して作業し、全員熱中症にならずに済んだ。
剣ヶ峰周辺ではヘルメット着用が必要とのことで、御嶽山山行することになってからモンベルの軽量な物を注文したが、入荷待ちで間に合いそうにない。
自転車用も持っていなかったので、翌日到着するタイムセール品で代用することにした。
2日前までコロコロと変わる天気予報に悩まされながら、連休中日に決行することにした。
田ノ原登山口は駐車場は大きいが、人気も高い。リーダー兼運転手として駐車場問題から目を背けることにした。まともに考えてたら、燕岳の時のように真夜中出発になってしまう。ソロならありだが、グループだとそうもいかない。
田ノ原登山口にはほぼ予定時刻に到着したが、なかなか遠いと感じた。そして見事に満車。路上駐車されている空きスペースになんとか滑り込めた。
登山口から遠い場所になってしまったが、正規の駐車スペース以外にもいろいろと迷惑にならない範囲で駐車がされていた。
御嶽山の人気、恐るべし。
田ノ原天然公園の看板前に行くと、快晴の下に雄大が御嶽山が見えた。これから歩くであろうルートも見えている。
出発時に山頂付近が見えていて、これからあそこに登るんだと意気込むこともあるが、ほぼ全ルートが見渡せるのは珍しい。
やまテラス王滝のきれいなトイレを利用し、登山届ポストに登山届を提出。鳥居をくぐっていざ出発。と言ってもストリートビューでも見られる広く平坦な道で最初は登山感はゼロ。
すぐに大黒天、遥拝所、大江権現と次々と小さなランドマークに到着し、写真を撮りながら休憩する。
大江権現付近から徐々に登りとなり、息が上がってくる。樹林帯の中でもあり風もなく暑い。
あかっぱげを過ぎてしばらく登ると先に白く大きな建物が見える。何かわからないが、そこまで登って行くのは確かなので目標として登る。
振り返ると雲海が広がっていて景色は清々しい。
金剛童子を過ぎると足元は岩が増えてきて岩を除けるように歩くようになる。
景色は開けていて、前方には避難小屋が見え、振り返ると田ノ原登山口を見下ろせる。後ろからはほぼずっと風が吹いていて涼しい。
だんだんとペースは落ちて来るが、Tさんがペースをキープしてくれていて、Kさんも何とかついて行こうと頑張っている。
一口水を過ぎると火山らしい溶岩のガラ場が現れて歩き難くなるが、いよいよ山頂に近付いている実感がわいてくる。
富士見石で富士山を見ることは出来なかったが、九合目避難小屋手前で中央アルプスの先に富士山を見ることが出来た。
御嶽山登山MAPの大きな看板を過ぎるとあと少しと思えるのだが、標高は2,870mを超え女性陣はきつそうだ。
ほどなくして、大滝頂上山荘に到着した。
山荘前には折り畳みベンチが置かれ、腰かけて休めるようになっている。中は畳敷きになっていて休憩出来るようだ。
トイレ休憩を済ませ、神社に向かうと赤茶けた剣ヶ峰が見えた。構造物と殺伐とした剣ヶ峰のコントラストにため息が出る。
ザックを一旦降ろしてお参りを済ませ、期間限定で通行可能となっている八丁たるみに向かう。
ここでヘルメットを装着。自分の物はいかにもサイクリング用だが、同様の登山者もちらほら見られた。
Tさんは先日剱岳に行っていて、GRIVELの本格的山用、女性陣は見かけは単なるおしゃれハットにしか見えないタイプで、天頂をたたいてみないとヘルメットだと分からない。
八丁たるみを過ぎると剣ヶ峰へ直登ルートとトラーバースルートに分かれる。計画では直登ルートを進むことにしてあるが、なんとなく左の直登ルートに進んでいた。
剣ヶ峰には多くの人がおり、山頂道標での記念撮影は順番待ちとなっていた。
一ノ池、二ノ池ともに水は涸れていて荒涼としている。
体力的に余裕があれば二ノ池本館までのピストン、余裕がなければ剣ヶ峰までで下山する計画だが、全員黒沢十字路まで下ることにした。
足元は富士山のようにザレていて、剣ヶ峰への登りにこのルートを選択せず良かったと思えた。
黒沢十字路にて昼を大滝頂上山荘でとることを決め、男性陣のみ二ノ池に行ってくることにした。
東側にはガスが沸き上がりいよいよ眺望が怪しくなってきた。
黒沢十字路から二ノ池はすぐで、二ノ池本館まで行かずに空撮を行い大滝頂上山荘へと向かった。
八丁たるみへのトラバースルートは緩い登りだが噴火が無くても落石しそうな荒れた地形となっていて、自然の脅威が感じられる。八丁たるみに着くと周囲はすっかりガスに包まれてしまった。
大滝頂上山荘でお二人は畳の上で休憩していた。
Tさんは一旦登山靴を脱いだらもう歩けないということで、山荘には入らず、山荘前のベンチで湯を沸かし昼食とした。
下山時Fさんは膝に痛みが出てつらそうだったが、下山開始まで好天に恵まれとても良い山行となった。
次回御嶽山に登る場合は中の湯からの黒沢ルートで三ノ池まで行ってみたいものだ。
次は紅葉シーズンとなり、どこで見るか、猛暑の影響で時期がどうなるか、判断が難しくなりそうだ。
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