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Yamareco

記録ID: 5977303
全員に公開
ハイキング
石鎚山

めざせ,瓶ヶ森! 名古瀬〜瓶ヶ森〜東之川

2023年09月24日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 愛媛県 高知県
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:29
距離
14.6km
登り
1,661m
下り
1,664m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:06
休憩
1:21
合計
8:27
距離 14.6km 登り 1,665m 下り 1,664m
6:58
37
7:35
7:56
59
8:55
8:57
47
9:44
9:50
83
11:13
11:19
16
11:35
11:36
4
12:01
12:39
14
12:53
12:54
37
13:31
13:37
25
14:02
44
14:46
39
15:25
0
15:25
ゴール地点
最初と最後の車道歩きが結構長かった。西之川から瓶ちゃんに行くなら,名古瀬↑東之川↓の方が安心な感じ(自分には)。
天候 ☀晴れ☀→曇り
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
瀬戸中央道早島I.C.より松山道いよ西条I.C.へ。3年ぶりに西之川登山口前のPへ。
コース状況/
危険箇所等
◆西之川→名古瀬登山口 3kmほど林道歩き。
◆名古瀬登山口→常住 登山口から九十九折り,細いトラバース等が続く。400mほどじりじり上がる。
◆常住→鳥越 ときどき沢に懸かった木橋を渡り200mほど上がる。細いトラバースあり。
◆鳥越→瓶壺 足下のよくない急な上りを400mほど上がると明るい笹原の下へ。
◆瓶壺→瓶ヶ森山頂 氷見二千国原,石鎚を見ながら銀の笹原を快適さんぽ。
◆瓶ヶ森→東之川 ところどころ足場のざれた急な下り。膝に来る!
◆東之川→西之川 車道歩きが地味に長い...。
その他周辺情報 ロープウェイの下に石鎚山♨アリ。頭と体を冷水で拭き,今日も直帰。
近頃UFOライン経由ばかりとなっていた石鎚山系。3年ぶりに愛媛県道12号を西之川へ。途中,黒瀬ダムの縁からモルゲンな石鎚と西の冠。天気晴朗。
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近頃UFOライン経由ばかりとなっていた石鎚山系。3年ぶりに愛媛県道12号を西之川へ。途中,黒瀬ダムの縁からモルゲンな石鎚と西の冠。天気晴朗。
ロープウェイ下の駐車場,飛び出してくる誘導のおばちゃん?を振り切って,西之川登山口まではすぐ。支度を整えて7時に出発。山深い名古瀬の谷には,なかなか日の光が差さない。川から泡が湧く場所,駐車場のすぐ上に温泉の源泉があった。ゲンノショウコは七分咲きでまだ眠い。
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ロープウェイ下の駐車場,飛び出してくる誘導のおばちゃん?を振り切って,西之川登山口まではすぐ。支度を整えて7時に出発。山深い名古瀬の谷には,なかなか日の光が差さない。川から泡が湧く場所,駐車場のすぐ上に温泉の源泉があった。ゲンノショウコは七分咲きでまだ眠い。
エメラルドグリーンの水が流れる名古瀬川。登山口まで3kmほどの林道歩き。ウマノアシガタ,ヨメナ,ゴマナ,クサアジサイ,アケボノソウと続く。
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エメラルドグリーンの水が流れる名古瀬川。登山口まで3kmほどの林道歩き。ウマノアシガタ,ヨメナ,ゴマナ,クサアジサイ,アケボノソウと続く。
林道脇にカツラと思しき巨木。資料によると昭和28年まで林業鉄道(トロッコ)があったらしい。林道沿いには放置された鉄橋のような遺構があった。伊予西条は紀州藩の分藩で江戸期より林業に力を入れていたそうだ。
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林道脇にカツラと思しき巨木。資料によると昭和28年まで林業鉄道(トロッコ)があったらしい。林道沿いには放置された鉄橋のような遺構があった。伊予西条は紀州藩の分藩で江戸期より林業に力を入れていたそうだ。
林道から分かれた登山道を辿りつつ,名古瀬の登山口へ。ヤブマメ,ミゾソバ,キンミズヒキ,エゴマ,フシグロセンノウなどを観察。
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林道から分かれた登山道を辿りつつ,名古瀬の登山口へ。ヤブマメ,ミゾソバ,キンミズヒキ,エゴマ,フシグロセンノウなどを観察。
続き。ヤマジノホトトギス,ままごとでお赤飯がわりに使うイヌタデ(通称アカマンマ),ナガバノサワハコベなど。
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続き。ヤマジノホトトギス,ままごとでお赤飯がわりに使うイヌタデ(通称アカマンマ),ナガバノサワハコベなど。
深い谷の向こう,岩峰は岩黒山か?
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深い谷の向こう,岩峰は岩黒山か?
暗い登山道にぱっと開いたシギンカラマツ。
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暗い登山道にぱっと開いたシギンカラマツ。
この時季の花,アキチョウジが道べりの主役。
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この時季の花,アキチョウジが道べりの主役。
暗がりにイシヅチウスバアザミ。
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暗がりにイシヅチウスバアザミ。
常住まで400m上がって来た。ここから森が明るくなる。険しい道が続く。
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常住まで400m上がって来た。ここから森が明るくなる。険しい道が続く。
沢筋に架かる木橋。滑らないようにゆっくりと。
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沢筋に架かる木橋。滑らないようにゆっくりと。
足下にトチの実の殻がごろごろ。見上げればトチの大木。リスやネズミが出てきてくれそうな場所。
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足下にトチの実の殻がごろごろ。見上げればトチの大木。リスやネズミが出てきてくれそうな場所。
鳥越とうちゃこで小休止。大岩と小さな祠あり。これより本日一番の上りへ。
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鳥越とうちゃこで小休止。大岩と小さな祠あり。これより本日一番の上りへ。
足下にミヤマタニソバ。
3
足下にミヤマタニソバ。
この辺りからヤマハッカが多くなった。アキチョウジと主役争い。
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この辺りからヤマハッカが多くなった。アキチョウジと主役争い。
湿り気の多い岩場にジンジソウも多い。
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湿り気の多い岩場にジンジソウも多い。
そしてレイジンソウも。登山道脇にずっと咲き続けている。
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そしてレイジンソウも。登山道脇にずっと咲き続けている。
トリカブト,少しピークは過ぎた感じ。
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トリカブト,少しピークは過ぎた感じ。
ハガクレツリフネソウも咲き続ける。
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ハガクレツリフネソウも咲き続ける。
黄色い花は丈が大きかった。ダイコンソウかな。
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黄色い花は丈が大きかった。ダイコンソウかな。
上がるにつれて青い空が近づいてくる。釜床谷は浮石が多く歩きにくい。花を眺めながら一歩一歩前進。
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上がるにつれて青い空が近づいてくる。釜床谷は浮石が多く歩きにくい。花を眺めながら一歩一歩前進。
トモエシオガマ。今季初です。
瓶壷の下。梯子のかかった岩の間を上っていく。
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トモエシオガマ。今季初です。
瓶壷の下。梯子のかかった岩の間を上っていく。
右にも左にも足下にも花,花,花。しんどいがいい道です。
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右にも左にも足下にも花,花,花。しんどいがいい道です。
坂を上りきると青空が開け,笹原が見えるようになる。足下にヤマリンドウ,アキノキリンソウが出迎えてくれた。
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坂を上りきると青空が開け,笹原が見えるようになる。足下にヤマリンドウ,アキノキリンソウが出迎えてくれた。
瓶壷まで来た。冷たい水が流れ心地よい。水を汲みかぶってさっぱり!
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瓶壷まで来た。冷たい水が流れ心地よい。水を汲みかぶってさっぱり!
ここからは至上のさんぽ道へ。さっきまでのガレ場が嘘のよう。
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ここからは至上のさんぽ道へ。さっきまでのガレ場が嘘のよう。
どこまでも広がるシコクササの笹原。シコクシラベの森に入ると甘い香りが漂う。
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どこまでも広がるシコクササの笹原。シコクシラベの森に入ると甘い香りが漂う。
ヤマリンドウ・ブーケ。笹原の主役。
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ヤマリンドウ・ブーケ。笹原の主役。
昼からのお約束,上がって来る雲。その向こう側に石鎚の岩峰。
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昼からのお約束,上がって来る雲。その向こう側に石鎚の岩峰。
瓶ヶ森避難小屋に立ち寄る。中は広々してきれい。泊まらないのが残念。
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瓶ヶ森避難小屋に立ち寄る。中は広々してきれい。泊まらないのが残念。
足下に最後までがんばっているイヨフウロ。今年もいろんなところで楽しませてもらった。
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足下に最後までがんばっているイヨフウロ。今年もいろんなところで楽しませてもらった。
氷見二千石原を見下ろす。雲を纏った石鎚はいい。
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氷見二千石原を見下ろす。雲を纏った石鎚はいい。
瓶ヶ森女山山頂をめざす。しゃりばて気味だがこの景色に疲れがとぶ。
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瓶ヶ森女山山頂をめざす。しゃりばて気味だがこの景色に疲れがとぶ。
リンドウで虫たちが元気にランチ・タイム。途中,リンドウにとまったブルービーがいるよと教えてもらったが,不用心にしていて逃してしまった。
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リンドウで虫たちが元気にランチ・タイム。途中,リンドウにとまったブルービーがいるよと教えてもらったが,不用心にしていて逃してしまった。
笹原と石鎚。岩黒山,筒上山,手箱山と連なる。
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笹原と石鎚。岩黒山,筒上山,手箱山と連なる。
今日の最高点,瓶ヶ森1896m山頂へ。高いところは雲が多くなってきた。
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今日の最高点,瓶ヶ森1896m山頂へ。高いところは雲が多くなってきた。
青空の下に,東の山なみ。西黒森,伊予富士,寒風山,笹ヶ峰,冠山,平家平。
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青空の下に,東の山なみ。西黒森,伊予富士,寒風山,笹ヶ峰,冠山,平家平。
遠く祖谷の山々も見通すことができる(上)。その右には海に向かって伸びる室戸岬(下)。瀬戸内側は雲の中。太平洋はよく見えた。
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遠く祖谷の山々も見通すことができる(上)。その右には海に向かって伸びる室戸岬(下)。瀬戸内側は雲の中。太平洋はよく見えた。
撮っていただきました。石鎚,来月の紅葉を楽しみに行きたい(きっと人は多いけど)。
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撮っていただきました。石鎚,来月の紅葉を楽しみに行きたい(きっと人は多いけど)。
眺望に名残は尽きないが,次は帰るのが仕事。男山には寄らずにキャンプ場のビューベンチへ。雲が上がって石鎚は隠れてしまった。ここから東之川へ下りる。
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眺望に名残は尽きないが,次は帰るのが仕事。男山には寄らずにキャンプ場のビューベンチへ。雲が上がって石鎚は隠れてしまった。ここから東之川へ下りる。
青空にさようなら。静かなガスの森に下りると,アキノキリンソウからヤマハッカへと切り替わる。
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青空にさようなら。静かなガスの森に下りると,アキノキリンソウからヤマハッカへと切り替わる。
サラシナショウマ。
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サラシナショウマ。
去年下りてみた台ヶ森分岐へ再び。東之川への下りもなかなかの傾斜が続く。リンドウ,シコクママコナ,ジンジソウ,マツカゼソウ,日当たりのよい場所はアキノキリンソウが鮮やか。
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去年下りてみた台ヶ森分岐へ再び。東之川への下りもなかなかの傾斜が続く。リンドウ,シコクママコナ,ジンジソウ,マツカゼソウ,日当たりのよい場所はアキノキリンソウが鮮やか。
長い下りが終わると東之川登山口。ゲートを開け閉めし,最後は車道歩き。ゲンノショウコは赤白ともによく開いていた。
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長い下りが終わると東之川登山口。ゲートを開け閉めし,最後は車道歩き。ゲンノショウコは赤白ともによく開いていた。
山頂方向は雲の中。秋の山にはアケビの実りがところどころ。ゴールに近づくと,成就社へ上がるロープウェイ駅が正面に見えた。
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山頂方向は雲の中。秋の山にはアケビの実りがところどころ。ゴールに近づくと,成就社へ上がるロープウェイ駅が正面に見えた。
駐車場に戻って来た。ハナトラノオの植栽にクロアゲハやホシホウジャクが群がっていた。ホシホウジャクだらけの花畑。
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駐車場に戻って来た。ハナトラノオの植栽にクロアゲハやホシホウジャクが群がっていた。ホシホウジャクだらけの花畑。
帰路,国道11号西条市内は渋滞気味。松山道はスイスイ。どこにも寄らずに直帰。番の州辺り,瀬戸中央道の車窓からの夕日。一日遊んでしまった。
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帰路,国道11号西条市内は渋滞気味。松山道はスイスイ。どこにも寄らずに直帰。番の州辺り,瀬戸中央道の車窓からの夕日。一日遊んでしまった。

感想

3年ぶりに西之川へ来た。今日は石鎚じゃなく,瓶ヶ森へ上がるのが目的。狂ったような暑さが落ち着くのを待っていた。
岡山を早出し現地に着くと気温は17℃ほど。空は真っ青ピーカンで山日和。寒いくらい涼しく汗っかきの自分には好コンディション。水は途中で汲めそう。1.5Lだけ担いでスタート。名古瀬登山口まで3kmほどの林道を麓の花を観察しながら歩く。かつて名古瀬谷には森林鉄道があり,多くの遺構があるようだ。残置された鉄橋跡もあった。
名古瀬登山口からは,九十九折りや細いトラバースの道が続く。途中であった方と話をすると,鳥越から最後の釜床谷がしんどいと。歩いた自分も同感だった。ときどき沢に懸かった木橋や濡れた岩で滑らないようにゆっくりと歩いた。瓶壺下の釜床谷は,足場が悪くてなかなかの道だった。名古瀬〜瓶壺間は標高差1000m。そして,道ばたにはこの時季の花が咲き続ける。しんどいが楽しい道を写真を撮りながらゆっくりと上がった。
最後の上りを終える頃,急に空が青く明るくなると瓶壺に飛び出す。そこから氷見二千石原の笹の中を山頂まで。振り返れば西の方向に雲を纏った石鎚が姿を現した。天気,眺望とも最高でした。
下りは東之川へ。台ヶ森から下も細いトラバースや九十九折りの道が続いた。石が浮いたざれた急な下りは,一日歩いた足によろしくない。東之川の廃集落に下り立つまでが長かった。そこから,西之川への車道歩きも地味に長い。
花が多く野趣に富んだ西之川からの周回ルート,好天の下で歩くことができ大正解でした。

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