剱岳(早月尾根:馬場島荘より往復)
- GPS
- 20:06
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 2,372m
- 下り
- 2,360m
コースタイム
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 5:56
- 山行
- 11:02
- 休憩
- 2:54
- 合計
- 13:56
天候 | 初日:霧雨時々小雨 2日目:快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
馬場島荘(ばんばじまそう)駐車場 - 登山口ナビ https://tozanguchinavi.com/trailhead/trailhead-10197 |
コース状況/ 危険箇所等 |
剱岳登山〜早月尾根ルート〜 - 富山県上市町公式ホームページ https://www.town.kamiichi.toyama.jp/page/2027.html |
その他周辺情報 | 馬場島荘 - 富山県上市町公式ホームページ(産業課) https://www.town.kamiichi.toyama.jp/page/2026.html 剱岳・馬場島 - 富山県上市町公式ホームページ(産業課) https://www.town.kamiichi.toyama.jp/page/2045.html 早月小屋 http://www.net3-tv.net/~hayatsuki/ 【公式】アルプスの湯 | 上市町健康文化振興財団 https://kamiichimachi-zaidan.jp/ ファミリーマート上市中央店 https://maps.app.goo.gl/rj6FAAzvUgpStot78 上市町観光協会 http://kami1tabi.net/ |
写真
感想
今年42回目のお山歩は、石くん、KuuKちゃん、イシザキさんの飯豊山メンバーで早月尾根からの剱岳へ。
始めは室堂から別山尾根ルートや折立からの薬師岳と黒部五郎岳なども候補にありましたが、立山黒部アルペンルートは値上がりして更に高くなったし、折立や太郎平では熊が出てテント場が閉鎖になってるし・・・。
それなら思い切って早月尾根からの剱岳に挑戦しよう!となったのでした。
前夜は聖地「ファミリーマート上市中央店」に立ち寄り、山頂撮影用の長袖シャツを購入してから馬場島荘入り。
夜中の2時半過ぎに着いたら早くも満車に近く、何とか最後の空きスペースを見つけて駐車出来ました。
初日は予報より早く朝から雨が降り始めたので、雨具に身を固めて出発。
翌日の快晴予報をモチベーションに樹林帯の急登を黙々と歩きました。
昼過ぎに早月小屋に着いても雨は降り止まず、設営後は各自テントで過ごしていましたが、雨が止んだ19時過ぎからは石くんのお肉とイシザキさんのワインで前夜祭。
吹き始めた夜風が雨霧を払い、満天の星空を眺めながら、登頂への期待を胸に膨らませたのでした。
2日目は夜明け前にテント場を出発。
富山市街の夜景を背に鎖場や岩場を慎重に通過。
標高2,400mを超えたあたりから少しずつ空が明るくなり、目指す剱岳が眼前に現れた時には、その圧倒的な存在感に思わず感嘆の声を上げてしまいました。
カニのハサミを始めとする山頂直下の岩稜帯は、しっかりと整備されていて、想像していたより危険は感じませんでした。
それでも一歩間違えば・・・な場所の連続なので、特に下りでは緊張感を忘れずに通過しました。
山頂は別山尾根ルートからの人も合わせて大賑わい。
祠の前には撮影待ちの大行列が出来ていて、それぞれ思い思いのポーズで写真に収まっていました。
もちろん、ボクたちもお揃いの剱岳Tシャツでパチリ♪
一生の思い出に残る瞬間となりました。
眺望は360度の大絶景。
眼前の立山周辺だけでなく、白馬岳から後立山連峰、槍ヶ岳などの北アルプスの峰々、西には白山、遠くには八ヶ岳や南アルプス、富士山まで見えていて、前日に雨の中を頑張った甲斐がありました。
時間があればもっとゆっくりしたかったのですが・・・。
下山後の打ち上げを優先してしまいました。(笑)
今回のデータはこちら。
出発時刻/高度: 07:37 / 748m
到着時刻/高度: 17:56 / 744m
合計時間: 34時間19分
合計距離: 16.21km
最高点の標高: 3000m
最低点の標高: 726m
累積標高(上り): 2372m
累積標高(下り): 2360m
栂海新道と比べてアップダウンもほぼ無く、ガツンと登ってドカーンと下る潔いルートではありますが・・・。(笑)
やはり「試練と憧れ」「雪と岩の殿堂」「北アルプス三大急登」「ハイキングルート日本最難関」などの言葉の通り、精神的にも肉体的にもハードでした。
その証拠に下山から一週間経過しても、あちらこちらに痛みが残り、太ももの張りが治りません。(苦笑)
予想以上に岩稜帯の登下降に筋力を使ったのかな。
2泊3日の行程を1泊2日に変更したことも大きかったのかも。
だって下山後に直帰するより、日本海の美味しい魚で祝杯を上げたかったんだもの。(笑)
そんな訳で、下山後は地元のイシザキさん宅にて無事に打ち上ることが出来ました。
色々な意味で予備日って大切ですね。(笑)
今回は大変お世話になりました。
イシザキさんはヤマッパーさん。
今回の活動記録も載せて頂いています。
試練と憧れの早月尾根、剱岳へ
https://yamap.com/activities/27001209
これで日本百名山は70座目になりました。
またひとつ経験を積んでレベルアップ出来たかな。
岩稜帯の通過にも少し自信が持てたので、次は西穂高岳に挑戦したいですね。
そのまま奥穂高岳まで縦走するとか、岳沢から前穂高岳を踏んでの奥穂高岳とか、奥穂高岳から北穂高岳も歩きたいし・・・。
これからも楽しんで歩きます!
早月ピストンにて劔、登頂おめでとうございます🎊
強者のみに許されたコースで、しかも⛺とは😲いやぁ〜流石でございます🤩
この日、つるたて方面は大変なにぎわいだったようですね💦
姉夫婦が室堂から雄山ピストン、あやもえさんも「おやじの会」のテント合宿で雷鳥沢からの〜雄山、
さらに、今シーズンちびが劔をご一緒する…筈だった那須の岩太郎さんが別山尾根ピストンでソロで登頂されています🎵(ちびその土日は仕事で、ご一緒出来ませんでした😿)
打ち上げにメンバー宅訪問も、良いですね💃ナイスなレコ、ありがとございます。ちびも来年こそは!劔に行きます🤣
えのさんも、穂高系ぜひ👍️あ、北―奥はお先に行かせて頂きました😆険しさ劔といい勝負かな?😅
相変わらずの遅レスひらにご容赦を。
まさか自分が早月尾根を歩く日が来るとは思いませんでしたが、思い切って行って良かったです。
でも、意外と日帰りの人も多くて・・・さすが試練と憧れですね。
この日は天気も良かったこともあり山頂は大賑わいで、劔沢小屋のテント場にも沢山のテントが見えました。
それと、やっぱり後泊からの打ち上げは最高です。
そのまま夜遅くに帰って、次の日が仕事なんて辛過ぎますよねー。
今回は本当に何から何まで幸せな山行でした。
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