水晶岳 三泊四日温泉付き
- GPS
- 33:59
- 距離
- 70.3km
- 登り
- 5,399m
- 下り
- 5,401m
コースタイム
- 山行
- 5:03
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 5:40
- 山行
- 7:32
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 8:37
- 山行
- 8:35
- 休憩
- 2:15
- 合計
- 10:50
- 山行
- 7:05
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 8:06
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
初日は9時に新穂高から登り始めて双六小屋でテン泊
登り始めから天候イマイチでしたが弓折分岐を越えたら双六岳がお出迎えしてくれてテンション爆上がり笑
双六山荘について寝床の準備が出来たら、鷲羽を摘みにビールをグイッと頂きました。
翌日、3時に目覚めるとシングルのテント内は結露塗れでせっせとタオルで拭いてから外を覗けば真っ白な世界
今日も景色は諦めかと思い黒部五郎に向けて中道を行くか悩んだ末に、中道を選ばずに山頂へ
全く期待していなかったのにも関わらず、山頂手前の台地に着くと雲が抜け絶景のお出迎え
なだらかな台地と槍が素敵過ぎて中々進めませんでしたが、山頂に着くと今度は黒部五郎がお出迎えで本当に感動しっぱなしでした笑
いつまで見ていたい景色を泣く泣く別れて三俣蓮華岳へ、途中で雷鳥親子に出会えてラッキーと思いながら三俣蓮華岳に着くと今度は大迫力の鷲羽水晶にノックアウト
今すぐ鷲羽に登りたいと後ろ髪引かれながら黒部五郎へ向けて出発
ドンドン迫る黒五の圧を感じながらカールへ到着
圧巻のカールと紅葉のコラボは写真では伝えきれない感動が…何時迄も眺めていたいが山頂を踏んだら蜻蛉返りで三俣山荘の計画のため急いで山頂へ
山頂は風が強く長居が出来ませんでしたが、カールを見下ろす景色最高でした
再度カールへ降りて絶景を横目に黒部五郎小舎まで戻って、お昼ご飯に親子丼!美味し!!
ここでテン泊しようかとも考えましたが翌日の計画を考え断腸の思いで三俣山荘へ向けて出発…いつかはここでテン泊したい泣
当初は再度三俣蓮華岳に登るつもりでしたが巻道を使って楽をして山荘へ向かおう考え巻道へ、しかし事前調べが足りていなかったのか思いのほかアップダウンがあり、しかも浮石の多い道でかつ疲れていたのもあったのかあまり山頂に登って山荘に向かうのと変わらない時間で登頂。山頂に登っていたら間違いなく景色を見ていたので早くは着いたと思いますが、思ったほど楽でも無いので巻道を使おうか悩んでいるなら天候が良ければ山頂経由が個人的にはお勧めかな
なんとか三俣山荘に着いて水問題で震えていましたが、テン場には水場があったので一安心しました
テン泊受付をすると夕食にジビエシチューは如何ですかと尋ねられるも、二泊予定なので翌日にしますとお断り
昨日見た鷲羽とは違い、どでかくなった鷲羽に打ちのめされながらビールを飲んで角ハイを3本も気持ちよく就寝…がしかし、0時ごろにトイレで目覚め外に出ると氷点下の世界になっていました。通りでナンガオーロラライト450Dで寝ていたのにちょっと寒いなと思った訳です笑
3時に起きた時にはテント内の結露はしっかり凍り付いていました
これから向かわれる方は準冬装備が良いかと思われます
前日とは打って変わってカラカラのテントなので朝飯をササっと済ませて鷲羽へGO!ガスっておらず星も見える最高のコンディション
グイグイ足が進み予定より20分遅れがほぼ予定の到着
寒さに震えながら待った日の出は格別の思い出となりました
そして今回も双六と同じく名残惜しさを感じながら水晶へ
道中は裏銀座ルートの逆走パターンでしたが薬師に野口五郎遠くに五竜唐松に燕、剣とどこを見ても主役がいる最高の稜線歩きに大満足
水晶小屋にデポして水晶岳へ少々岩岩していましたが、西穂高に比べればBerry easyで楽しく登れました山頂からは歩いて来た稜線に言葉にできない大絶景、是非逆走からの水晶もお勧めです!!
山頂を味わい尽くす間もなく次なる目的地かつ今回の1番の目的である高天原温泉へむけデポしたザックを回収して岩苔乗越を経由して高天原温泉に、ワリモ北分岐から岩苔、岩苔から沢へのルートは降りでも凄かったので、逆のルートは激登りになるので要注意
ワイルドな高天原山荘までのルートを走破し念願の日本一遠い場所にある温泉へ……敢えて多くは語りません!行けるならば絶対に行きましょう、きっと天国がアナタをお出迎えしてくれます笑
温泉に癒される元気100倍になり最後の秘境「雲ノ平」へ!
二時間ほど頑張れば念願の秘境に到着、景色に感動を覚えながらも高天原山荘が12時まで受付しておらず、飢餓状態のためダッシュで山荘の昼メシを食すために突撃。メニューの名前が難し過ぎて覚えていませんが最高でした笑
雲ノ平山荘は黒部五郎小舎と同じくいつかまた訪れたいと思いました♪
栄養補給をして本日最後の目的地である黒部源流標識を目指す!
敢えて多くは語りません【向かうならば気合いを入れて下さい】
三俣から雲ノ平最短ルート…最短と最高が結びつかない気合のルートでした!!
皆さん薬師から雲ノ平を想像しましょう雲ノ平は楽して行けるところではないとまざまざと見せつけてくれました泣
20kmを歩きヘロヘロでしたが山荘のジビエシチュー最高でした、寒さに凍えることのない山荘改めてありがたい場所です
最終日を迎えるために前日の寒さを後悔して着れるものを全て着て寝たのにも関わらず…めっちゃ暑い昨日とは別に暑くて起きました…山は難しい‼︎
最終日は下山前に三俣と双六を経由して降りる予定でしたが朝からガスガス…三俣に一応登ってみましたが景色は全く期待せず…
が、しかしやっぱり山は分かってくれてますね最後のお土産にしっかりと雲の合間に槍穂高に鷲羽と見せてくれました。双六まで持ってくれたらラッキーと思いながら双六へ向かいましたがドンドンとガスの中…山頂では何も見えず双六小屋へ向け下山…真っ白な中てくてくと山荘に向かっていると突如、オコジョの子供が目の前にお出迎え、慌てて携帯を向けるも撮影出来ずに目で追ってサヨウナラ
めっちゃ可愛いのに癒されました笑
下山を続け雨が酷くなったタイミングでわさび平小屋に到着。名物のそーめん食べて新穂高に下山
最後は「ひがくの湯」で温泉に入って4日振りに食べた揚げ物にノックアウトされて帰宅しました。
北アルプス深部の主要を食べ尽くす新穂高からのフルコースルートを計画し、実行できるかは半々でしたがほぼ予定通りの山行となりたした。
人生一の大冒険を怪我もなく無事終える事ができ最高です。
次の山行も良い想いでとなれば幸いです。
皆さんの良い山行の伝手となれば幸いです!
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