秋の尾瀬沼〜尾瀬ヶ原
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 15:58
- 距離
- 27.6km
- 登り
- 567m
- 下り
- 364m
コースタイム
- 山行
- 3:23
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 3:43
- 山行
- 5:19
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 6:51
- 山行
- 4:32
- 休憩
- 2:48
- 合計
- 7:20
天候 | 1日目 くもり 2日目 雨のちくもり 3日目 雨のちくもりのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
良好 ただし場所によって木道の痛みが激しい 雨に濡れた木道は大変滑りやすく、特に下りは注意 |
その他周辺情報 | 尾瀬ぷらり館/ 戸倉の湯 |
写真
感想
※途中で記録を停止して再開し忘れたため記録が途切れています
今シーズン5回目の尾瀬。いよいよ秋です。
高速バスが10時過ぎに戸倉に着いたときは本降りの雨でしたが、大清水に到着したときは幸い止んでいました。大清水から一ノ瀬まではバスを利用。
一ノ瀬からの上り。木々はやや黄色い葉があるものの、紅葉はまだでした。三平峠からの下りは雨で濡れた木道がツルツルで気が抜けません。
曇天のため尾瀬沼はどんよりグレー。燧ヶ岳も雲に隠れていました。大きなマルバダケブキやコバケイソウも枯れた真っ黒な姿で実を付けています。すっかり秋の風情。
大江湿原は草紅葉が見頃。美しくオレンジ色に染まっていました。三本カラマツも周囲の山の木々も青々としていましたが、一部にオレンジや黄色な赤い部分も。ヤナギランの丘もイタドリの葉が黄色くなっていて、遠くからも目立ちました。ヤナギランは綿毛になり、その綿毛とだいぶ飛ばされていました。
今回は尾瀬沼ヒュッテに宿泊。カプセルベッドを予約していましたが、受付で個室に変更できると言われて個室に変更。尾瀬沼ヒュッテは部屋だけでなく設備が整っていてとても快適でした。驚いたことに部屋には鍵がありました。
夜から朝にかけてかなり雨が降りました。ビジターセンター主催の7時半からの朝イチ観察会は参加者は私だけ。雨の中、丁寧に案内していただいて感謝です。
雨が降り続く中、沼尻へ向けて歩きます。沼尻の池塘郡はヒツジグサもすっかり枯葉色です。沼尻の休憩所は8月から売店やトイレがオープン。雨でしたが案外賑わっていました。今回もコーヒーをいただいて休憩。
白砂湿原ではあんなにあった赤いモウセンゴケは姿を消していました。白砂峠を越えれば後は長い下り。尾瀬沼ビジターセンターの方から「オオシラビソからブナの林になって雰囲気が変わりますよね」と言われたこともあり、いつも足元ばかり見て歩いていましたが、今回は木に注目しながら歩きました。足元は咲く花はなくすっかりあきですが、木々は残念ながらまだまだ緑です。
見晴では尾瀬ヶ原が目の前の尾瀬小屋のテラスで美味しいケーキをいただきました。これで晴れていたら最高だったのですが、山の姿ら雲に隠れていました。
見晴から龍宮小屋までは木道の状態がとても悪くて苦手です。が、草紅葉は尾瀬ヶ原でも見頃で素晴らしかったです。ヤマドリゼンマイの群生も彩りを加えます。
2日目の宿泊は龍宮小屋。尾瀬ヶ原の真ん中、案内された部屋は中田代が目の前という絶景でした。ここでもまたお天気がイマイチだったことが恨めしい…。それでといつまでも見ていたい素晴らしい眺めでした。
龍宮小屋は、お風呂は小さいながらも立派な木の浴槽。食事は和風でとても美味しかったです。お部屋にコンセントがなく、洗面所横にスマホ用の電源タップ。カメラの充電はすべきでない感じだったので控えました。ちなみに泊まっている方の殆どは立派なカメラを持っていました。
翌朝は日の出の尾瀬ヶ原を期待しましたが…雨。日の出の時間には止んでいましたが、朝の光は拝めませんでした。
朝食後に出発する前には時折り晴れ間がのぞき、青々とした至仏山がチラッと見えてはすぐ隠れ…。結局、山の鼻に到着するまでずっとそんな感じの天気でした。風が冷たくちょっと寒かったです。草紅葉、エゾリンドウ、アキノキリンソウの渡瀬、テンナンショウの実(苦手なのに見てしまう)、色づいたヒツジグサ、狂い咲きのキンコウカも。
鳥、サカナ、トンボや蝶も少しだけ見かけました。今回は動物には出会わなかったです。
山の鼻に到着した頃には結構日差しが出てきました。平日ですが結構賑わっていました。研究見本園も回ってきましたが、当然ながら花は少なく寂しい感じ。秋ですからね…。
山の鼻ビジターセンターでは、職員の方が靴底が剥がれた人の対応をされていました。靴底剥がれトラブルは多いようです。ビジターセンター前のマユミの木に小さいピンクの実がびっしりでした。
山の鼻から鳩待峠までは、あちらこちらで木道の取り替え工事中。天気が回復して上り坂では汗が吹き出します。こちらでも木の種類を気にしながら歩いてみました。ブナ、ミズナラ、オオシラビソ、ホオノキ、カエデ…。来年までにはもう少し勉強しようと思いました。
鳩待峠に到着すると晴れ渡る青空。遅い〜。でもお陰で花豆ソフトを美味しくいただくことができました。鳩待峠は鳩待山荘と休憩所の建て替えでかなり広いスペースが工事現場に。完成が楽しみですが、開業は2025年予定とのことで来年もまだ工事中ですね。
鳩待峠の休憩所では来年の卓上カレンダーを無事に購入。尾瀬とはしばしお別れです。来年の計画を練らないと!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する