鍋割山 鍋焼きうどんを食べに行こう
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 1,440m
- 下り
- 1,424m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り/一時小雪・雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場は大倉バス停前のコインパーキングを利用 料金:平日500円、土・日・祝日800円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特にありません |
写真
感想
前回の筑波山からかなりの期間が空いてしまいました…なんと約2か月半ぶりとなる山登りです。
本当はもっと前に登る予定だった鍋割山ですが、引越しや旅行、体調不良などで延び延びになってしまっていました。
今回、やっとのことでうわさの「鍋割山の鍋焼きうどん」を食べることができました!
しかしお目当てのうどんにたどり着くまでには、きつ〜い大倉尾根をひたすら登って行かなくてはなりません。
スパルタなkenboさんに「止まるなー!足動かせ!」と励まされ(?)ながら、なんとか重い足を上げて登りました。
もともとヘタレな私ですが、やっぱり2か月半のブランクは大きく、後から来た人達にどんどん抜かされて行きます。
でも、この苦しさも山登りの醍醐味みたいなもの。
なんとか休憩しつつ登り切り、2回目の塔ノ岳に登頂です!
スパルタなkenboさんには「遅い!」と言われましたが、ひさしぶりの登山でほぼコースタイム通りだったので大目に見てほしいです。
塔ノ岳山頂で軽くおやつを食べていると、チラチラと雪が降ってきました。
今日はそんなに寒くないと思っていましたが、雪はみるみるうちに強くなっていきます。
下界はだんだん春の様子になってきましたが、山の上はまだ冬なんですね〜
夏用の帽子から冬用のニット帽に変え、手袋をして防寒対策をしつつ鍋割山へ出発です。
塔ノ岳から鍋割山へはそんなにアップダウンもきつくなく、べちゃべちゃの泥道でなければとっても歩き易い道です。
鍋割山に着くころには、時間もお昼を過ぎてちょうどお腹も空いてきました。
頭の中でうどんコールが鳴り響く中、満員の山荘で念願の鍋焼きうどんを注文します。
混んでいる割には待ち時間も少なく、あつあつの鍋焼きうどんが出来上がりました。
濃いめの味付けが疲れた身体にちょうど良くて、とっても美味しい!
つらかったけれど頑張って登ってきて良かったぁ〜
大満足でうどんを食べ終わる頃には、雪もあがっていました。
鍋割山からの下山道は、やっぱりべちゃべちゃの泥道で歩きづらかったですが、ゆっくりゆっくり下って行きます。
距離は長いですが、途中からは歩き易い林道なのでそんなに苦も無く駐車場へ到着できました。
今回は、苦手な下りはそれほど疲れなかったのですが、やっぱり大倉尾根の登りはつらかったです…
これからの夏山シーズンに向けて、なるべく間を空けないで山登りしないといけないなと思いました。
お正月に筑波山に登って以降、毎週末はほぼ予定が埋まっていました。かろうじて空いている日は、悪天候や体調不良その他が続き、約2ヵ月半が経過してしまいました。
久しぶりとなる今回は、kazuruさんの「鍋焼きうどんを食べてみたい」というリクエストで鍋割山に決定。大倉尾根に初挑戦となるkazuruさんを心配する前に、私自身が耐えられるかどうか?一時雪が降るという天気予報の中、可能ならば丹沢山まで行くことを頭に描き、様子を見て変更しよう。
大倉バス停に到着したのは6:50でした。バス停前の駐車場はどうせ満車だろうと思っていましたが、1/3程度しか埋まっておらず拍子抜け。準備をして出発です。
前回、蛭ヶ岳まで行った時の大倉尾根に対する「そんなに疲れない」というイメージを捨て去り、ゆっくりと登ります。途中にある杉の木には、先っぽに黄色い花粉がたくさん見え、花粉症の私は震え上がるばかりでした。
同じく花粉症のkazuruさんはどうかな?と振り向くと、早くも辛そうな顔をしています。このペースで辛いなら丹沢山は無理だな…。久しぶりだし、感覚を取り戻すことにしますかね。駒止茶屋で休憩しながら、丹沢山をきっぱりと諦めました。
ここから始まる階段は、後続の方にどんどん抜かされるほどゆっくりゆっくりと登ります。堀山の家でも休憩し、金冷しに到着する頃から雪が舞い始めました。「あともう少しですよ」と励ましながら、塔ノ岳山頂に到着しました。
山頂標識に吊らされていた温度計は1℃を示していました。雪は結構な勢いとなり始めるも、そんなに寒くは感じません。昨年12月に登った川苔山の時のように、手が悴むことはありませんでした。
持参したカフェオレの粉をザックにぶちまけるアクシデントに見舞われながら休憩し、眺望が楽しめないので、天気が悪化しないうちに鍋割山を目指します。
小丸尾根分岐で、ご年配のチームのリーダーと思われる方に話しかけられました。「二俣に行きたいのだが、標識がないからわからない」とのこと。その場にいた他の方が「二俣?随分と下ですよ」と答えると「そんなことは分かっている」と少々キレ始めたので、地図を見せながら「ここを下ってください」と私が伝えると「標識がないと困るよな」とお礼のひと言ではなくブツブツと・・・。
良い子のみなさん、山登りをするときは地図を必ず持参しましょう。
雪が積もり始める中、しばらく歩いて鍋割山に到着すると、さすがにこの時期だけあって混雑していました。鍋割山荘の入口付近はザックだらけなのに、外で鍋焼きうどんを食べている方は皆無に等しい。う〜ん、もしかして?
中に入ると、嫌な予感は的中し、満員御礼でした。注文するにも並んでいますし、脱いだ登山靴が所狭しと通路を塞いでいます。場所取りを優先しなければ外で食べることになってしまいますが、私たちが注文した分を受け取るときには幸いにも席が空きました。
アツアツの鍋焼きうどんを食べて、身体が温まります。これが本日の目的だったので、途中で「う・ど・ん」と何度も小声で呟いていたkazuruさんも満足そうでした。
食べ終えて外に出ると、雪は上がっていました。でも、空模様が怪しいのは変わりなく、雨が降りだす前にとっとと下山することに。これだけの方が通過したとなれば、道は当然のことながら泥濘状態。慎重に歩きましょう。
後山乗越のあたりから道が乾燥し始め、歩き易くなりました。西山林道に到着すると、雨が降ったり上がったりを繰り返します。二俣近くの登山ポストは今月で撤去されるそうなので、登山届は大倉で提出しましょう。
目に映る花粉に怯えながら、長い西山林道をてくてく歩き、大倉バス停に到着してゴールとなりました。久しぶりでも怪我なく下山できたことに感謝するとともに、今年の山行がいよいよスタートした気分になったのでした。
いよいよ動きだしましたな!
久しぶり過ぎて、ザックに何を詰めれば良いのかを忘れていたくらいでした。
体力維持とボケ防止のためには、定期的に登らなければダメですね。
感覚が戻ってきたら、またご一緒させてください。
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