本沢温泉＆赤岳＆県境尾根 〜ヤツ！〜

2023年10月07日(土) [日帰り]

• GPS: 15:31
• 距離: 25.3km
• 登り: 1,751m
• 下り: 2,033m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:44
• 休憩: 1:13
• 合計: 3:57

距離 7.0km 登り 669m 下り 148m

12:36 ミドリ池入口
13:18 こまどり沢水場
13:27 13:33 こまどり沢看板
13:53 13:59 しらびそ小屋
14:01 ミドリ池
14:06 中山峠・本沢温泉分岐
14:11 シラビソ平
14:54 本沢温泉方面分岐
15:08 15:49 本沢温泉
16:05 16:25 本沢温泉野天風呂
16:33 本沢温泉

日帰り

• 山行: 9:18
• 休憩: 1:41
• 合計: 10:59

距離 18.2km 登り 1,092m 下り 1,919m

5:40 本沢温泉
5:49 本沢温泉野天風呂
6:28 夏沢峠
6:31 6:36 山びこ荘
7:25 7:45 硫黄岳
8:02 8:03 硫黄岳山荘
8:23 台座ノ頭
8:38 9:00 横岳
9:05 横岳（無名峰）
9:13 9:19 三叉峰
9:27 9:28 石尊峰
9:31 9:38 鉾岳
9:43 9:45 日ノ岳
9:53 9:54 二十三夜峰
10:04 10:06 地蔵の頭
10:10 10:30 赤岳天望荘
10:52 赤岳頂上山荘
11:03 11:13 赤岳
11:15 11:16 赤岳頂上山荘
12:30 12:31 赤岳天望荘
13:37 13:38 大天狗
14:24 「東方薬師如来」石碑
14:32 小天狗
15:16 真教寺尾根方面分岐
15:34 赤岳県界尾根ルート登山口
16:02 16:03 美し森無料駐車場
16:33 北杜市営清里無料駐車場
16:38 清里駅
16:39 ゴール地点

天候

10/7(土)晴れ！
10/8(日)くもりのち雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【往路】
・東京→(新幹線)→佐久平→(JR小海線)→小海→(バス)→みどり池入口

【復路】
・清里→(JR小海線)→甲斐大泉♨→(JR小海線)→小淵沢→(JR)→新宿


■小海町営路線バス　松原湖線(稲子湯行き)　時刻表
https://www.koumi-town.jp/office2/archives/5fa267b408b48ba118f2626a22c0a3184be871d5.pdf

コース状況／危険箇所等

稜線は霜柱やうっすらとした雪も残っていました。防寒対策は必須です！

その他周辺情報

■本沢温泉
https://www.yatsu-honzawaonsen.com/
・日本最高所の野天風呂「雲上の湯」
・内湯「苔桃の湯」


■甲斐大泉温泉　パノラマの湯
https://www.panoramanoyu-izumisou.com/
・甲斐大泉駅から徒歩5分
・大人830円

写真

10/7 10:19

【2023.10.7】
3連休初日。新幹線自由席で立ち続けるも…、おしゃべりしてればあっという間！　佐久平駅からは小海線へ！

小海駅で下車。ここからバスに揺られて

10/7 12:19

登山口(みどり池入口)で、まずは腹ごしらえ！

fさんより、銀座の木村屋総本店のあんぱんをいただく。酒の酵母から作られた生地は、ほんのりお酒の後味も！

10/7 12:36

駐車場は満車！

10/7 12:40

ゲートより出発！

10/7 12:41

天気よしっ！

10/7 12:46

登り始め。生い茂るシダ植物！

10/7 13:30

こまどり沢。夏は青々。

10/7 13:39

苔も豊か。

10/7 13:48

森だねぇ。

10/7 13:56

しらびそ小屋。

10/7 13:59

みどり池が、染まる。

10/7 14:01

天狗岳も美しい。

10/7 14:03

こちらは、にゅう！

10/7 14:05

しらびその小径。

10/7 14:15

木道もつづく。

10/7 14:16

ナナカマドは晩秋！

10/7 14:19

なんだか木々が密集…!?

10/7 14:40

苔の中からのきのこ。

10/7 14:44

見上げれば青空！

10/7 14:57

あと10分！♨

10/7 15:06

大賑わいのテン場を通過し、滔々と流れる水場で喉を潤す。

ここ、夏はホントに水が豊富！！

10/7 15:11

本沢温泉に到着！　みなさん、憩う。

10/7 15:53

楽しみにしてきました♪

10/7 15:53

到着時で6℃。夜は3℃まで下がる。

受付を済ませ、本館の相部屋で寝場所を確保したら、再出発！

10/7 15:56

もちろん、いざ野天！

10/7 16:21

「雲上の湯」。むふふ…♨

昼間は大行列だったそうだが、我々はすんなり入れ、一緒に入った登山客との会話もはずむ。

10/7 16:28

湯上がりに、fさん提供のりんごを食す♪

10/7 18:13

夕食は揚げ物におそばに…。ごはんが進む♪

10/7 18:25

こけももジュース＆藤村のにごり酒で、ほろ酔い…。

そして、食後。

本沢温泉のご主人で、以前お世話になったMさんにお土産を渡していたのだが…、Mさんからはその御礼にと、ハーモニカを演奏してくださった。「糸」♪

10/7 19:17

圧巻！

10/7 19:17

こちらが藤村のにごり酒。どぶろくの一種かと思って飲んでしまったのだが、アルコールは15度あり、しっかりとしたお酒だった(笑)

10/7 20:10

内湯「苔桃の湯」は消灯後も入浴可。野天風呂とも泉質は違い、少し長めに浸かることで、身体はポカポカ♪

館内の階段に、ヒカリゴケ!?

10/7 20:24

光ってる〜！

10/8 4:38

【2023.10.8】
談話室でお湯を沸かし、前日ご用意いただいたお弁当を食べる！

そうそう、5時にラピュタの「ハトと少年」のラッパが聴こえてきた。なかなか粋な朝♪

10/8 5:45

夜が明けてからの出発。登り始めてすぐに、朝焼け！

10/8 5:52

その数分後。御来光は見えなくとも、朝の光を浴びた気分。

10/8 6:23

時折り色づく登山道！

10/8 6:24

秋！

10/8 6:37

夏沢峠で一息。

10/8 6:38

こちらも紅葉。

10/8 6:41

さらに登る！

10/8 6:46

初、霜柱！

10/8 6:59

草紅葉も終盤。

10/8 7:08

振り返れば、天狗岳が顔を出す。

10/8 7:11

風も出てきたけど、先を行くfさんは、今日も元気！

10/8 7:22

山頂直前。白さもちらつく！

10/8 7:23

かわいい雪たち。

10/8 7:27

すっかり冬！

硫黄岳！

実は超寒くて…。この後すぐにフリースとレインウェアを着込む！

10/8 7:37

北側。寒々しいけど、天狗岳や蓼科はくっきり！

10/8 7:44

奥秩父方面。手前の岩々感に硫黄岳って感じがする。

10/8 7:40

まさかの、手袋を忘れたfさん…。

ここでなんと、カモシカくんが大活躍！

10/8 7:44

完全にグローブ扱い…。

10/8 7:45

硫黄岳火口。もの好きは、とりあえず行き止まりまで行く。

10/8 7:50

さて、横岳＆赤岳へ！

10/8 8:05

朝から大賑わいの主脈。

10/8 8:06

煙突から暖かそうな煙がなびく、硫黄岳山荘。

10/8 8:22

硫黄岳を振り返る。なだらか。

10/8 8:22

偽ピークでも笑顔のfさん。ここが「台座の頭」かな。

10/8 8:24

まだまだ登る。

10/8 8:30

もうちょい！

10/8 8:38

横岳へは、鎖場や

10/8 8:39

梯子が続く。

横顔で、横岳！

10/8 8:59

こちらも横顔！

10/8 8:55

赤岳＆阿弥陀岳。真ん中に権現、その奥に北岳＆甲斐駒！

10/8 9:02

King＆Queen＆Prince☆

10/8 8:59

中央アルプス！

10/8 9:02

北アもうっすら！　槍穂かな！

10/8 9:03

乗鞍？　諏訪湖？

10/8 8:56

大同心。

10/8 8:57

小同心。

時折り晴れ間も射し、身体も温まってきたので、景観もゆっくり楽しめた。横岳バンザイ☆

10/8 9:06

その後も梯子や鎖場の連続。

10/8 9:26

あら、ドライフラワーのウスユキソウ！

10/8 9:45

赤岳。お出まし！

10/8 9:49

自然体を撮ろうとしても、ピースをしてくれるfさん。

10/8 10:03

赤い実も残りわずか。

10/8 10:05

ヤマハハコも、終わりかけ。

地蔵の頭。

10/8 10:24

赤岳展望荘。

トイレをお借りすると…、館内は迷路のように広かった！

10/8 10:41

ラストは、軽装ピストン！

赤岳頂上山荘は、赤岳の目と鼻の先！　ここに山荘を立てるのもすごい！

そして、赤岳！

10/8 11:14

です！(カ)

10/8 11:04

おだんご看板の鳴れの果て!?

10/8 10:56

阿弥陀岳。

10/8 11:07

権現岳。奥は南ア！

10/8 11:08

これから下る尾根は、ちらほらと色づく。

10/8 11:20

頂上山荘へ戻る。本日歩いてきたルートもまる見え！

10/8 11:28

急降下〜！

10/8 11:32

楽しそうに下るfさん。

10/8 11:47

ランチ♪

10/8 12:16

コーヒー♪

10/8 12:35

そして、県界尾根を下る！

10/8 12:45

階段が出てきたと思ったら…。

10/8 12:46

その後は急勾配。

10/8 12:52

長丁場の鎖場も。

10/8 12:55

fさん、慎重に…。

10/8 12:59

束の間の休息。

10/8 13:01

梯子＆鎖場第二弾！

10/8 13:03

fさん、もうお手の物!?　(無事でよかった。)

10/8 13:04

ここが赤岳山頂との分岐かな？(確認不足)

10/8 13:05

バス停のような道標に、この登山道の歴史を感じる。

10/8 13:18

2599mポイントで小休止。緊張する鎖場、おつかれさまでした！

その後も下りは続き、

10/8 13:26

時折り出てくる紅葉も楽しむ♪

10/8 13:37

土の上は膝に優しいね、とfさん。

10/8 13:41

大天狗。

10/8 13:42

あら、天狗様のお顔が…。

10/8 13:45

ここからしばらくは、ゆるやか〜。

10/8 13:51

時々、眺望もある。

10/8 14:00

針葉樹帯に紛れて、紅葉も！

10/8 14:06

小広場の4番。1〜10があったようだが、所々で見落としてたな…。

10/8 14:07

まだまだ色づく♪

10/8 14:09

♪♪♪

10/8 14:20

「大なぎ頂」という場所!?

10/8 14:28

小天狗。

実は、この辺りから小雨がぱらつく…。

10/8 14:30

分岐。(ここにも「小天狗」の看板があり、「3番」の道標もある。)

ここで、悔しいがな、ザックカバーを装着…。

10/8 14:36

その後は、しばらく激下り。

10/8 15:02

2番。熊笹の広々とした景観の中、雨が冷たい…。

10/8 15:04

そのすぐ先にアスファルトの道が現れ、傘をさすことにした。

10/8 15:09

アスファルトはほんの少しで、その後は再び登山道。ここの色づきも綺麗♪

10/8 15:18

真教寺尾根との分岐。

10/8 15:27

雨は止まずも、粛々と歩く。

10/8 15:37

県界尾根入口！　ここまでちょうど3時間の下り！

10/8 15:37

ここからは完全なる車道歩き。。。(泣)

10/8 16:06

美し森。fさんにはソフトクリームの思い出が…。

清里。急に、メルヘンチックな建物が出現！

観光気分(アウェー感満載)。

お花が似合う、清里駅。

駅構内で荷物整理。その間、観光客とも交流するfさんのコミュ力は高い。

甲斐大泉駅で途中下車し、冷えた身体を温める♨

小海線の観光列車「HIHG RALE 1375」が登場。

https://www.jreast.co.jp/railway/joyful/highrail1375.html

(これに乗ったわけではない(笑))

10/8 19:46

電車の都合上…、wwは立ち食いそば！　肉うどんでビタミンB1補給！

10/8 23:34

ちなみに全く食べる時間がなかったfさんは、自宅最寄り駅で焼肉食べ放題に行ったとか(→7人前は平らげたらしい)(笑)

撮影機器：

E-M5MarkIII OLYMPUS CORPORATION

SH-M20 SHARP

SH-RM15 SHARP

感想

wildwind

■forestさんと
再び、forestさんとの山行。4ヶ月前から約束していたものの、行き先を決めたのは直前。今回は「軽装での長時間山行」を目標と勝手に決めさせてもらい、数日前でも相部屋で何とか予約のとれた本沢温泉のお陰もあり、今回のルートが決まった。(ちなみに裏テーマは、fさん野天デビュー♨)

前回の雲取山では森の中の道を快調に歩けたそうだが、今回は岩場や鎖場も存分に楽しんでもらえた(と思う)。方や、膝に優しい土の道も体感しただろうし、また想定外の寒さには、山をなめたらあかんということも伝わったかもしれない。

また、fさんのサービス精神は旺盛で、山頂では自ら「写真を撮りましょうか？」と多くの登山客に積極的に声をかける姿がなんとも微笑ましい。(＝なので休憩時間は長くなる(笑))　「まだ自分はヤマノボラーではなく一般人だ」と言い張るfさんだが、またの機会があれば、fさんのペースで山を好きになってもらうことを願う。



■本沢温泉
何度か訪れたことのある稲子湯からのルートは、これまで冬にしか歩いてこなかったので、夏の森が意外と新鮮だった。ほんのりと紅葉がかった木々にも出会え、都内では先週まで夏日だったのに、山はとっくに秋になっていたことを感じた。

また、本沢温泉の小屋泊は2回目。前回お世話になったMさんにも再会でき、Mさんのハーモニカがココロに沁みた。そういえば、談話室には「楽器はOK」と書かれていたのも、Mさんの人柄が表れていたのかもしれない。ちなみに、夜は3℃まで冷え込んだが、温泉効果もあってか、ぐっすり眠れた夜だった。




■硫黄・横・赤。そして…。
ww的には、八ヶ岳主脈で繋いでいなかった「硫黄岳〜赤岳」をようやく踏破でき(ここまでが長かった〜)　清里ルートの赤線も延ばせた。

また、当初は真教寺尾根での下山を計画していたが、当日出会った登山客から、下りで使うなら県境尾根の方がよいという話も聞いた。少し時間が押していたので、結局は県境尾根に変更したが、どちらがよかったかは両方歩いてみないと分からないかな。ただ、県境尾根は古くからの道標も残り、よく踏まれた道だった。稜線が賑やかだった分、静けさを感じる雰囲気もよかった。(とは言え、分かっちゃいたけど、最後は長〜い車道歩き…。)

総じて、森あり岩ありお湯ありのヤツを十分に味わえた2日間。バンザイ☆


wildwind

コメント

kimipapa

wwさん、forestさん、こんにちは。

これは！憧れのロングコースです！！
まだ硫黄〜赤岳は歩いた事無いので、とても参考になりました！

wildwind

kimipapaさん♪

kpさんも「硫黄〜赤岳」が繋がっていなかったとは、私と同じでしたね！　いちばん最後に楽しいルートを残しておくのもイイものですよ

県境尾根も、長野県のグレーディングはDでしたが(鎖場だけは要注意！)、颯爽と駆け抜けるkpさんが目に浮かぶ…

tsuyoshi22

wwさん
こんにちは
ご無沙汰しております。
野天はテレビで芸人さんも訪れる場所で見たことがあります〜。
私達は野天は白馬の蓮華温泉は行きましたが何とも言えない解放感というか、何というか・・・。
昨日に中央道にて高山から帰って来ましたが昨日はとても天気が良くて八ヶ岳がキレイに全部見えていてまだ未踏の山も沢山あるなぁーと思いながら帰りました。
本沢温泉の日本酒の種類スゴイと思いました。
だんだん飲める量が減っていますが今回の長野遠征で計６本の5合瓶の日本酒をお土産に買ってしまいました
もう山は標高高いと冬って感じますね。
この前まで猛暑だったのに不思議ですが山はちゃんと季節が進んでいますね。
少しずつ山復帰していますがやっぱり山は良いなーと最近つくづく思っています。