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Yamareco

記録ID: 6023447
全員に公開
ハイキング
甲斐駒・北岳

【南ア】奈良田から行く白峰南嶺北部〜白峰三山通貫(笹山ダイレクト〜広河原)

2023年10月07日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
17:08
距離
49.3km
登り
4,601m
下り
4,595m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
15:45
休憩
1:21
合計
17:06
距離 49.3km 登り 4,605m 下り 4,601m
3:34
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50
4:24
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4:51
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67
5:58
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8:06
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23
10:46
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28
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5
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1
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ゴール地点
天候 天気: 日中晴れ、夕方から小雨

気温: 奈良田温泉10℃(3:00頃)、笹山−2℃(7:00頃)、広河内岳3℃(9:30頃)、北岳8℃(14:30頃)

風: 西寄りの風やや強く(稜線上で8〜12m/s)

積雪: なし
過去天気図(気象庁) 2023年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
山梨県早川町営奈良田第一駐車場に駐車。約120台の車が駐車できる当駐車場に朝3:00頃に到着したが、自分の車で満員御礼となった。前日夜から来て車中泊する方が多いようだ。道中の静けさからは想像し難い混雑ぶりで、さすが三連休初日といったところか。

ここまでの南アルプス街道(山梨県道37号線南アルプス公園線)は、途中1箇所で工事による片側交互通行(信号機付き)があるが問題なく通行できる。
コース状況/
危険箇所等
@概況@
奈良田湖から笹山ダイレクト尾根を経由し、笹山(黒河内岳)〜白河内岳〜大籠岳〜広河内岳までは、破線ルート扱い。所々やや迷いやすい部分があるため、ルートファインディングには気をつけたい。

大門沢下降点から農鳥岳〜間ノ岳〜北岳へは一般登山道となるが、南アルプスらしくひとつひとつの山が巨大で、まるでひとつひとつ別々の登山をしているような感覚すらおぼえる。

広河原から奈良田にかけての南アルプス街道(約20km)はバスか乗り合いタクシーが一般的だが、夕方は16時過ぎには終発となってしまうため、それ以降の時間帯に通る場合は、歩くか走るかになる。自転車は通行禁止。

以下、セクションごとの状況。


@奈良田第一駐車場〜笹山ダイレクト尾根取付@
第一駐車場から少し北へ行ったところの塩見橋(吊り橋)を渡り対岸へ。所々に笹山へ誘う案内表示があるので、それに従えば迷うことは無いと思う。

@笹山ダイレクト尾根(笹山まで)@
取付はじめから続く急登は平場の少ないのっぺりとした坂なのでふくらはぎにクる。P1344からしばらく傾斜が緩むが、再び始まる急登からは、笹山まで傾斜が緩むことはあまり無く、ひたすら登り続けることになる。破線ルート扱いであり、所々で不明瞭な道筋となるが、尾根筋であることを意識していれば迷うことは無いと思う。取り付きから笹山までの標高差は1900mに及ぶ。

@白峰南嶺北部(笹山〜白河内岳〜大籠岳〜広河内岳)@
笹山から白河内岳基部までは樹林帯、その先は稜線歩きとなる。稜線上は基本的に岩稜帯とハイマツ帯でありかなり歩きにくい所もある。ペンキマークが多く、迷うことは無いと思うが、所々不明瞭な部分もあり、天候次第では油断ならないと感じた。

@広河内岳〜大門沢下降点〜農鳥岳〜西農鳥岳@
大門沢下降点からは白峰三山縦走路ということで、整備状況・眺望ともに申し分ない。ただし農鳥岳〜西農鳥岳間は岩稜帯の急な登下降もあり油断ならない。

@西農鳥岳〜農鳥小屋〜間ノ岳@
これまでと比較すると危険は少なく、あまりに圧倒的な眺望に目を奪われる。景色に見惚れ過ぎには注意。農鳥小屋は今季避難小屋として開放されており、物品販売は無いようだ。

@間ノ岳〜中白根山〜北岳@
引き続き素晴らしい整備状況と眺望が続く。北岳山荘は営業中。北岳を挟んで反対側にある肩の小屋も営業中のもよう。

@北岳〜八本歯ノコル〜左俣〜二俣@
北岳から八本歯ノコルまでは急な岩稜帯の下りとなるため慎重な歩きが求められる。八本歯ノコルから左俣経由二俣まで、急なザレ道&階段の道となっており、滑落&踏み外しに注意を要する。大樺沢二俣から広河原までの川筋は災害による通行止めが続いており、直接広河原に降りることはできない。このような観点から、北岳へは白根御池小屋〜草滑り〜肩の小屋を経由するルートが望ましいのも納得できる。

@二俣〜白根御池小屋〜広河原@
前述の通り通行止め区間があるため、白根御池小屋経由で広河原に降りるルートのみとなる。最後の標高差700mの急な尾根道は南アルプスらしく木の根が多い道筋なので慎重に降りる必要があった。

@広河原〜奈良田第一駐車場(南アルプス林道)@
広河原から、自転車を含む一般車両が乗り入れ禁止の約18kmプラス奈良田第一駐車場までの約2kmは、公共の乗り物を使わない(使えない)場合、当然ながら歩くか走るかになる。緩やかな下り一辺倒の行程なので、走るのが好きなら、さして苦労はないだろう。ただしその場合は、車両が行き交う時間帯は危険を伴うので避けたほうが無難。
塩見橋と呼ばれる吊り橋を対岸へ渡り笹山ダイレクト尾根へ向かう。ちゃんと笹山への案内もある。
2023年10月07日 03:31撮影 by  SO-51C, Sony
1
10/7 3:31
塩見橋と呼ばれる吊り橋を対岸へ渡り笹山ダイレクト尾根へ向かう。ちゃんと笹山への案内もある。
一般登山道とされてはいない本コースではあるが、それに準ずる歩きやすさ(と言うと語弊があるかも)。途中に水場もあるようだ(未確認)。
2023年10月07日 04:51撮影 by  SO-51C, Sony
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10/7 4:51
一般登山道とされてはいない本コースではあるが、それに準ずる歩きやすさ(と言うと語弊があるかも)。途中に水場もあるようだ(未確認)。
笹山(南峰)に到着!標高2718m。気温は−2.2 ℃、風は西方向から9m/s程となっており、かなりの寒さ。汗をかき過ぎて低体温のリスクがあるためここで乾いた服に着替えハードシェルを羽織り、以降は汗をかかないようゆっくり歩いた。
2023年10月07日 06:56撮影 by  SO-51C, Sony
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10/7 6:56
笹山(南峰)に到着!標高2718m。気温は−2.2 ℃、風は西方向から9m/s程となっており、かなりの寒さ。汗をかき過ぎて低体温のリスクがあるためここで乾いた服に着替えハードシェルを羽織り、以降は汗をかかないようゆっくり歩いた。
笹山(北峰)。標高2733m。ここからの眺望は素晴らしいのひとこと。
2023年10月07日 07:22撮影 by  SO-51C, Sony
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笹山(北峰)。標高2733m。ここからの眺望は素晴らしいのひとこと。
朝もやに煙る美しい富士山。
2023年10月07日 07:23撮影 by  SO-51C, Sony
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朝もやに煙る美しい富士山。
悪沢岳、荒川岳。
2023年10月07日 07:23撮影 by  SO-51C, Sony
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10/7 7:23
悪沢岳、荒川岳。
笹山から白河内岳はハイマツの根っこが横たわり歩きにくい所も。
2023年10月07日 07:45撮影 by  SO-51C, Sony
10/7 7:45
笹山から白河内岳はハイマツの根っこが横たわり歩きにくい所も。
天空の尾根を行く。天候次第では迷う恐れもありそうだ。
2023年10月07日 07:54撮影 by  SO-51C, Sony
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10/7 7:54
天空の尾根を行く。天候次第では迷う恐れもありそうだ。
白河内岳に到着!標高2813m。寒いが先に続く稜線が美しい。
2023年10月07日 08:06撮影 by  SO-51C, Sony
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白河内岳に到着!標高2813m。寒いが先に続く稜線が美しい。
破線ルートだがペンキマークは豊富。
2023年10月07日 08:07撮影 by  SO-51C, Sony
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10/7 8:07
破線ルートだがペンキマークは豊富。
秋らしい空のもと先へと進む。
2023年10月07日 08:11撮影 by  SO-51C, Sony
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秋らしい空のもと先へと進む。
見ごたえのある雄大な塩見岳。
2023年10月07日 08:11撮影 by  SO-51C, Sony
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見ごたえのある雄大な塩見岳。
大籠岳。標高2767m。実に素晴らしい白峰南嶺。歩き甲斐がある。
2023年10月07日 08:32撮影 by  SO-51C, Sony
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10/7 8:32
大籠岳。標高2767m。実に素晴らしい白峰南嶺。歩き甲斐がある。
左に見えるは広河内岳。右奥には農鳥岳。痺れる美しさ。
2023年10月07日 08:32撮影 by  SO-51C, Sony
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10/7 8:32
左に見えるは広河内岳。右奥には農鳥岳。痺れる美しさ。
ひときわ目立つのは北岳。
2023年10月07日 08:32撮影 by  SO-51C, Sony
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10/7 8:32
ひときわ目立つのは北岳。
遥か彼方には鳳凰山群。
2023年10月07日 08:32撮影 by  SO-51C, Sony
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10/7 8:32
遥か彼方には鳳凰山群。
振り返って歩いてきた稜線。哀愁を感じる景色に思わずウットリ。
2023年10月07日 08:38撮影 by  SO-51C, Sony
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10/7 8:38
振り返って歩いてきた稜線。哀愁を感じる景色に思わずウットリ。
広河内岳に向かう。
2023年10月07日 08:51撮影 by  SO-51C, Sony
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10/7 8:51
広河内岳に向かう。
行き交う登山者はほとんどなく、ほぼ独り占め。
2023年10月07日 09:00撮影 by  SO-51C, Sony
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10/7 9:00
行き交う登山者はほとんどなく、ほぼ独り占め。
なんだか人工的っぽい並びの凹凸。
2023年10月07日 09:04撮影 by  SO-51C, Sony
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10/7 9:04
なんだか人工的っぽい並びの凹凸。
農鳥岳。
2023年10月07日 09:06撮影 by  SO-51C, Sony
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農鳥岳。
広河内岳へはかなりの登りとなる。
2023年10月07日 09:20撮影 by  SO-51C, Sony
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10/7 9:20
広河内岳へはかなりの登りとなる。
広河内岳に到着!標高2895m。気温は3.3℃と幾分裁暖かくなってきたが、風が強い。
2023年10月07日 09:27撮影 by  SO-51C, Sony
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10/7 9:27
広河内岳に到着!標高2895m。気温は3.3℃と幾分裁暖かくなってきたが、風が強い。
やけに気になる塩見岳。
2023年10月07日 09:28撮影 by  SO-51C, Sony
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10/7 9:28
やけに気になる塩見岳。
悪沢岳と荒川岳の間に赤石岳も覗く。
2023年10月07日 09:28撮影 by  SO-51C, Sony
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10/7 9:28
悪沢岳と荒川岳の間に赤石岳も覗く。
歩いてきた稜線と富士山。
2023年10月07日 09:28撮影 by  SO-51C, Sony
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10/7 9:28
歩いてきた稜線と富士山。
大門沢下降点から広河内岳を振り返る。
2023年10月07日 09:48撮影 by  SO-51C, Sony
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10/7 9:48
大門沢下降点から広河内岳を振り返る。
さあ、農鳥岳に向かおう。
2023年10月07日 09:53撮影 by  SO-51C, Sony
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10/7 9:53
さあ、農鳥岳に向かおう。
農鳥岳に到着!標高3026m。間ノ岳と北岳の見ごたえ抜群!
2023年10月07日 10:23撮影 by  SO-51C, Sony
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10/7 10:23
農鳥岳に到着!標高3026m。間ノ岳と北岳の見ごたえ抜群!
続いて西農鳥岳に到着!標高3051m!ここからは再び未踏の地へと。
2023年10月07日 10:50撮影 by  SO-51C, Sony
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10/7 10:50
続いて西農鳥岳に到着!標高3051m!ここからは再び未踏の地へと。
視界いっぱいに広がる間ノ岳に圧倒されつつ向かっていく。
2023年10月07日 10:59撮影 by  SO-51C, Sony
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10/7 10:59
視界いっぱいに広がる間ノ岳に圧倒されつつ向かっていく。
農鳥小屋は今季避難小屋として開放されている。
2023年10月07日 11:15撮影 by  SO-51C, Sony
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10/7 11:15
農鳥小屋は今季避難小屋として開放されている。
間ノ岳への登りの途中から見る農鳥岳も凄い存在感。
2023年10月07日 12:02撮影 by  SO-51C, Sony
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10/7 12:02
間ノ岳への登りの途中から見る農鳥岳も凄い存在感。
間ノ岳に到着!標高3190m、風は西方向から10m/s前後。ここで景色を眺めながらランチとする。
2023年10月07日 12:23撮影 by  SO-51C, Sony
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10/7 12:23
間ノ岳に到着!標高3190m、風は西方向から10m/s前後。ここで景色を眺めながらランチとする。
仙丈ヶ岳の眺め。
2023年10月07日 12:23撮影 by  SO-51C, Sony
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10/7 12:23
仙丈ヶ岳の眺め。
北岳と甲斐駒ヶ岳。
2023年10月07日 12:23撮影 by  SO-51C, Sony
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10/7 12:23
北岳と甲斐駒ヶ岳。
鳳凰山群。
2023年10月07日 12:23撮影 by  SO-51C, Sony
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10/7 12:23
鳳凰山群。
圧倒的な北岳の威容。寒さと睡眠不足で疲れが気になりつつもあの頂きを目指す。
2023年10月07日 13:08撮影 by  SO-51C, Sony
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10/7 13:08
圧倒的な北岳の威容。寒さと睡眠不足で疲れが気になりつつもあの頂きを目指す。
間ノ岳と北岳山荘の間は比較的穏やかな稜線。しかし風はこの辺りがいちばん強かった。
2023年10月07日 13:13撮影 by  SO-51C, Sony
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10/7 13:13
間ノ岳と北岳山荘の間は比較的穏やかな稜線。しかし風はこの辺りがいちばん強かった。
それにしても凄い存在感の北岳。さすが日本第二位の高峰に相応しい山容だ。
2023年10月07日 13:16撮影 by  SO-51C, Sony
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10/7 13:16
それにしても凄い存在感の北岳。さすが日本第二位の高峰に相応しい山容だ。
北岳山荘は営業中。多くの登山者で賑わっていた。
2023年10月07日 13:36撮影 by  SO-51C, Sony
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10/7 13:36
北岳山荘は営業中。多くの登山者で賑わっていた。
さあ、北岳に向かおう。
2023年10月07日 13:37撮影 by  SO-51C, Sony
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10/7 13:37
さあ、北岳に向かおう。
秋らしい色合いの北岳。
2023年10月07日 14:02撮影 by  SO-51C, Sony
10/7 14:02
秋らしい色合いの北岳。
北岳に到着!標高3193m。気温7.8℃、風速8m/s前後。ここで同志たちと会話を楽しみつつ腹ごしらえ。
2023年10月07日 14:34撮影 by  SO-51C, Sony
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10/7 14:34
北岳に到着!標高3193m。気温7.8℃、風速8m/s前後。ここで同志たちと会話を楽しみつつ腹ごしらえ。
鋸岳に甲斐駒ヶ岳。
2023年10月07日 14:55撮影 by  SO-51C, Sony
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10/7 14:55
鋸岳に甲斐駒ヶ岳。
仙丈ヶ岳。
2023年10月07日 14:55撮影 by  SO-51C, Sony
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10/7 14:55
仙丈ヶ岳。
辿ってきた稜線。計画ではここで折り返し大門沢経由で下山するつもりでいたが、この圧倒的なアップダウンに怖気づいてしまい、広河原に降りることにした。
2023年10月07日 14:55撮影 by  SO-51C, Sony
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10/7 14:55
辿ってきた稜線。計画ではここで折り返し大門沢経由で下山するつもりでいたが、この圧倒的なアップダウンに怖気づいてしまい、広河原に降りることにした。
八本歯ノコルから広河原に向けて下山。ザレザレ&急な丸棒階段の連続でナカナカ大変だった。
2023年10月07日 15:56撮影 by  SO-51C, Sony
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10/7 15:56
八本歯ノコルから広河原に向けて下山。ザレザレ&急な丸棒階段の連続でナカナカ大変だった。
白根御池小屋。素晴らしく快適そうな建屋に後ろ髪を引かれつつ下山続行。
2023年10月07日 16:31撮影 by  SO-51C, Sony
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10/7 16:31
白根御池小屋。素晴らしく快適そうな建屋に後ろ髪を引かれつつ下山続行。
広河原に到着!もう疲れたので、あわよくばバスに乗って帰ろうかと思ったが、最終バスは既に出払っていた。ということで20kmのユルジョグを無心でこなし無事下山!お疲れ様でした。
2023年10月07日 17:31撮影 by  SO-51C, Sony
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10/7 17:31
広河原に到着!もう疲れたので、あわよくばバスに乗って帰ろうかと思ったが、最終バスは既に出払っていた。ということで20kmのユルジョグを無心でこなし無事下山!お疲れ様でした。
撮影機器:

感想

あんなに暑くて長引いた夏だったが、急に晩秋のような季節感となってしまった10月初旬。北アルプスでは秋を感じる前に雪が来てしまった。南アルプスはまだギリギリ雪は来ていない。その前に短い秋を存分に味わおうという目論見で、極上の稜線美を一気通貫。

稜線に出ると気温は氷点下で風も強めに吹いていて、低体温のリスクがあった。季節の変わり目というのはトラブルが起きやすい。笹山で乾いた服に着替えてからは汗をかかないようゆっくりめに歩きつつ、足早に過ぎゆく季節を惜しみながら、極上の稜線美を楽しむことができて、満足の行くツアーとなった。

当日の装備

@着用衣服・装備(スタート時)@
ミレーのアミアミ上下、薄手のソフトシェルパンツ、化繊半袖Tシャツ、アームカバー、UVカットアイウェア、帽子、靴下(中厚手)、クライミング用グローブ、ミドルカットアプローチシューズ

@持参装備・衣服(状況により使用する物など)@
ハードシェルジャケット(使用)、ハードフリースジャケット、予備ハードシェルパンツ、予備長袖Tシャツ(使用)、メリノウールの肌着(使用)、予備下着、予備薄手グローブ(使用)、ビーニー、サングラス、チェーンスパイク、ヘッドランプ2個(1個使用)、予備のGPS機、気象観測計(使用)、スマートフォン(使用)、モバイルバッテリー(使用)、予備単3乾電池(リチウム乾電池)、ICOS(使用)、エマージェンシーシート、ツェルト、絆創膏(キズパワーパッド)、テーピングテープ、ロキソニン、ダクトテープ、トイレットペーパー 、ゴミ袋

@飲・食料@
ポカリ5.0リットル(3.2リットル消費)、おにぎり梅干し2個と辛子明太子1個(全消費)、薄皮ミニあんぱん4個入り1袋(半分消費)、ランチパックツナ1袋(消費せず)、小倉マーガリンロールパン1袋(消費せず)、小魚アーモンド50グラム(半分位消費)、プロテインバー3個(1個消費)、アミノバイタルゼリー2個(全消費)、ICOS(5本愛飲)

ザック総重量14.48kg(スタート時)

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コメント

eight-woodさん、おはようございます。

このルートを日帰りなんて凄すぎる!
自分は以前、奈良田から広河原岳までをピストンしましたが、写真を多く撮りながらだったとはいえ約17時間半もかかってしまいました。
eight-woodさんはその倍以上の距離を17時間。
いやはや超人ですな。
その体力、自分もあやかりたいものです。
2023/10/11 8:40
いいねいいね
1
MonsieurKudoさん、いつもコメントいただき有り難き幸せです! 確かに超人的(狂人的?)距離とはいえ、このうち20kmは走ってますし、しかもなだらかな下りの林道ですから(⁠^⁠^⁠;⁠

それにしてもこのルート、20数kmに渡って3000m前後を歩くものですから、空気の薄さをひしひしと感じてキツかったです💦 キツかった分、風景は最高でしたが(⁠^⁠^⁠)
2023/10/11 22:55
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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5/5

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