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Yamareco

記録ID: 6053078
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
磐梯・吾妻・安達太良

沼尻温泉から安達太良山周回

2023年10月13日(金) [日帰り]
 - 拍手
zephyrus2425 その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:35
距離
12.7km
登り
883m
下り
866m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:09
休憩
1:24
合計
6:33
6:39
5
6:44
6:51
26
7:17
7:20
100
9:00
9:07
15
9:22
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9
9:31
9:55
8
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10:04
4
10:08
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19
10:27
10:33
8
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10:50
33
11:23
11:28
53
12:21
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5
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12:47
20
13:07
13:08
3
13:11
13:11
1
13:12
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
沼尻温泉登山口駐車場には合計12台程度の自家用車があった。まだ余裕がある。
コース状況/
危険箇所等
コースにとりたてて大きな危険はないが、絶壁のヘリを歩く時はご注意。
そしてここに来るときの前提条件として、硫化水素ガスには細心の注意を!!!
その他周辺情報 沼尻温泉田村屋旅館さんのお風呂は絶品。たくさんの日帰り入浴客がいた。
早朝の道の駅。約50台の車が車中泊。背景は磐梯山。
2023年10月13日 05:46撮影 by  X10, FUJIFILM
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10/13 5:46
早朝の道の駅。約50台の車が車中泊。背景は磐梯山。
沼尻温泉登山口。硫化水素への警告看板あり。
2023年10月13日 06:42撮影 by  X10, FUJIFILM
10/13 6:42
沼尻温泉登山口。硫化水素への警告看板あり。
白糸の滝。きれいな直瀑。手前のワイヤーは硫黄採掘時代の名残か?
2023年10月13日 06:47撮影 by  X10, FUJIFILM
4
10/13 6:47
白糸の滝。きれいな直瀑。手前のワイヤーは硫黄採掘時代の名残か?
登っていくと二箇所展望スポットがある。こちらは吾妻連峰の眺めがいい。
2023年10月13日 06:47撮影 by  X10, FUJIFILM
10/13 6:47
登っていくと二箇所展望スポットがある。こちらは吾妻連峰の眺めがいい。
急坂を登りきると平坦な道。色づき始めた紅葉がキレイ。
2023年10月13日 07:17撮影 by  X10, FUJIFILM
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10/13 7:17
急坂を登りきると平坦な道。色づき始めた紅葉がキレイ。
源泉を見おろす。中央に見える建物の付近で先月、硫化水素中毒で一人亡くなっている。
2023年10月13日 07:19撮影 by  X10, FUJIFILM
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10/13 7:19
源泉を見おろす。中央に見える建物の付近で先月、硫化水素中毒で一人亡くなっている。
登るにしたがってどんどん展望が開ける。一切経山が見えてきた。
2023年10月13日 07:45撮影 by  X10, FUJIFILM
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10/13 7:45
登るにしたがってどんどん展望が開ける。一切経山が見えてきた。
右側は西吾妻山。左の奥は飯豊山。少し白いようだ。
2023年10月13日 07:48撮影 by  X10, FUJIFILM
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10/13 7:48
右側は西吾妻山。左の奥は飯豊山。少し白いようだ。
帰路に通る胎内岩が見えてくる。
2023年10月13日 07:50撮影 by  X10, FUJIFILM
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10/13 7:50
帰路に通る胎内岩が見えてくる。
沼ノ平が見えた。
2023年10月13日 08:09撮影 by  X10, FUJIFILM
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10/13 8:09
沼ノ平が見えた。
この付近の沼ノ平側は切り立った断崖。安達太良山東面の優美な姿とは段違い。遠景は吾妻連峰。かつて縦走したことを思い出す。
2023年10月13日 08:09撮影 by  X10, FUJIFILM
10/13 8:09
この付近の沼ノ平側は切り立った断崖。安達太良山東面の優美な姿とは段違い。遠景は吾妻連峰。かつて縦走したことを思い出す。
登山道はときにスリリング。左側は断崖が口をあけている。
2023年10月13日 08:19撮影 by  X10, FUJIFILM
10/13 8:19
登山道はときにスリリング。左側は断崖が口をあけている。
安達太良山頂上が見えてきた。すでに相当に標高を稼いでいることがわかる。
2023年10月13日 08:22撮影 by  X10, FUJIFILM
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10/13 8:22
安達太良山頂上が見えてきた。すでに相当に標高を稼いでいることがわかる。
障子ヶ岩を越えて三角点(今回は確認しなかった)の先では稜線の南側に回り込む。途中にあるはずの沼尻高原への分岐はわからなかった。
2023年10月13日 08:24撮影 by  X10, FUJIFILM
10/13 8:24
障子ヶ岩を越えて三角点(今回は確認しなかった)の先では稜線の南側に回り込む。途中にあるはずの沼尻高原への分岐はわからなかった。
今まで歩いてきた稜線の紅葉が美しい。今、会津盆地は雲海の下にあるようだ。
2023年10月13日 08:30撮影 by  X10, FUJIFILM
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10/13 8:30
今まで歩いてきた稜線の紅葉が美しい。今、会津盆地は雲海の下にあるようだ。
船明神山に近づいた。安達太良山本峰もだいぶ大きくなった。
2023年10月13日 08:33撮影 by  X10, FUJIFILM
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10/13 8:33
船明神山に近づいた。安達太良山本峰もだいぶ大きくなった。
沼の平を見おろす。平原の右下にある白い設置物の山側が25年前の悲劇の現場らしい。
2023年10月13日 08:34撮影 by  X10, FUJIFILM
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10/13 8:34
沼の平を見おろす。平原の右下にある白い設置物の山側が25年前の悲劇の現場らしい。
稜線上に忽然と現れた池。
2023年10月13日 08:38撮影 by  X10, FUJIFILM
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10/13 8:38
稜線上に忽然と現れた池。
今日一番と思える紅葉の斜面と磐梯山。
2023年10月13日 08:43撮影 by  X10, FUJIFILM
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10/13 8:43
今日一番と思える紅葉の斜面と磐梯山。
船明神山にあった標識。標柱の上空から見て反時計周りに90度回転させないと正しい方向を指さないように見える。
2023年10月13日 09:04撮影 by  X10, FUJIFILM
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10/13 9:04
船明神山にあった標識。標柱の上空から見て反時計周りに90度回転させないと正しい方向を指さないように見える。
本峰に続く稜線。こちらの紅葉はまだのようだ。
2023年10月13日 09:06撮影 by  X10, FUJIFILM
10/13 9:06
本峰に続く稜線。こちらの紅葉はまだのようだ。
船明神山のジャンダルムか!
2023年10月13日 09:08撮影 by  X10, FUJIFILM
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10/13 9:08
船明神山のジャンダルムか!
沼ノ平と吾妻連峰。
2023年10月13日 09:11撮影 by  X10, FUJIFILM
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10/13 9:11
沼ノ平と吾妻連峰。
主稜線に出た。北には蔵王連峰。
2023年10月13日 09:34撮影 by  X10, FUJIFILM
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10/13 9:34
主稜線に出た。北には蔵王連峰。
頂上から船明神山を見る。遠景は雲がかかってきた。
2023年10月13日 09:38撮影 by  X10, FUJIFILM
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10/13 9:38
頂上から船明神山を見る。遠景は雲がかかってきた。
船明神山の南東斜面も始まったばかりという感じの紅葉が美しい。
2023年10月13日 09:47撮影 by  X10, FUJIFILM
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10/13 9:47
船明神山の南東斜面も始まったばかりという感じの紅葉が美しい。
今まで二本松側から登ったときに見ていた沼ノ平。囲む火口壁の迫力にこのアングルでは気が付かなかった。
2023年10月13日 10:08撮影 by  X10, FUJIFILM
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10/13 10:08
今まで二本松側から登ったときに見ていた沼ノ平。囲む火口壁の迫力にこのアングルでは気が付かなかった。
さぁ鉄山目指して最後(実は最後ではなかった!)の登り。
2023年10月13日 10:13撮影 by  X10, FUJIFILM
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10/13 10:13
さぁ鉄山目指して最後(実は最後ではなかった!)の登り。
只今工事中のくろがね小屋が見えた。付近の登山道が変更されているらしい。
2023年10月13日 10:16撮影 by  X10, FUJIFILM
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10/13 10:16
只今工事中のくろがね小屋が見えた。付近の登山道が変更されているらしい。
鉄山頂上から、本峰と和尚山を振り返る。和尚山って端正だ、と思った。
2023年10月13日 10:34撮影 by  X10, FUJIFILM
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10/13 10:34
鉄山頂上から、本峰と和尚山を振り返る。和尚山って端正だ、と思った。
鉄山避難小屋付近から箕輪山を見る。光線状態が悪いが、紅葉していることがわかる。
2023年10月13日 10:46撮影 by  X10, FUJIFILM
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10/13 10:46
鉄山避難小屋付近から箕輪山を見る。光線状態が悪いが、紅葉していることがわかる。
このあたり沼ノ平火口からは離れて歩く。
2023年10月13日 10:49撮影 by  X10, FUJIFILM
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10/13 10:49
このあたり沼ノ平火口からは離れて歩く。
磐梯山を見ながら歩いていくが、行く手に大きな「うさぎ」がいる!!
2023年10月13日 10:55撮影 by  X10, FUJIFILM
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10/13 10:55
磐梯山を見ながら歩いていくが、行く手に大きな「うさぎ」がいる!!
「石楠花の塔」昭和33年、この尾根近くに自衛隊機が墜落して乗員2名が亡くなった。そこで地元の人たちが隊員の霊を慰めるためにここに慰霊塔を作ったそうだ。うさぎの耳はプロペラだった。
2023年10月13日 10:59撮影 by  X10, FUJIFILM
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10/13 10:59
「石楠花の塔」昭和33年、この尾根近くに自衛隊機が墜落して乗員2名が亡くなった。そこで地元の人たちが隊員の霊を慰めるためにここに慰霊塔を作ったそうだ。うさぎの耳はプロペラだった。
まさに白玉の木(シラタマノキ)
2023年10月13日 11:09撮影 by  X10, FUJIFILM
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10/13 11:09
まさに白玉の木(シラタマノキ)
そろそろ沼ノ平も安達太良山も見納め。
2023年10月13日 11:10撮影 by  X10, FUJIFILM
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10/13 11:10
そろそろ沼ノ平も安達太良山も見納め。
雲がわき始めた稜線を下っていく。
2023年10月13日 11:12撮影 by  X10, FUJIFILM
10/13 11:12
雲がわき始めた稜線を下っていく。
と、磐梯山をバックに何やらすごい景色が現れた。
2023年10月13日 11:13撮影 by  X10, FUJIFILM
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10/13 11:13
と、磐梯山をバックに何やらすごい景色が現れた。
地面が割れたみたいな異様な景色。
2023年10月13日 11:14撮影 by  X10, FUJIFILM
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10/13 11:14
地面が割れたみたいな異様な景色。
恐る恐る岩壁の縁から紅葉の斜面と磐梯山を撮る。
2023年10月13日 11:24撮影 by  X10, FUJIFILM
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10/13 11:24
恐る恐る岩壁の縁から紅葉の斜面と磐梯山を撮る。
崖っぷちをかすめる登山道。
2023年10月13日 11:24撮影 by  X10, FUJIFILM
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10/13 11:24
崖っぷちをかすめる登山道。
胎内くぐりに到着。ザックをおろせば通過は容易。
2023年10月13日 11:26撮影 by  X10, FUJIFILM
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10/13 11:26
胎内くぐりに到着。ザックをおろせば通過は容易。
逆コースならくぐらずとも右壁を登れるかも?
2023年10月13日 11:29撮影 by  X10, FUJIFILM
10/13 11:29
逆コースならくぐらずとも右壁を登れるかも?
硫黄川に下っていくと美しい紅葉。
2023年10月13日 11:50撮影 by  X10, FUJIFILM
2
10/13 11:50
硫黄川に下っていくと美しい紅葉。
このときバディは、左寄りの岩塔左側の白い吊り尾根状のところに、人がいたのでそこに登ると思いながら歩いていたそう。だが登山道は岩塔下を巻き下っていた。だれ?!!
2023年10月13日 11:54撮影 by  X10, FUJIFILM
1
10/13 11:54
このときバディは、左寄りの岩塔左側の白い吊り尾根状のところに、人がいたのでそこに登ると思いながら歩いていたそう。だが登山道は岩塔下を巻き下っていた。だれ?!!
沼ノ平への立ち入り禁止標識。合掌!
2023年10月13日 12:02撮影 by  X10, FUJIFILM
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10/13 12:02
沼ノ平への立ち入り禁止標識。合掌!
沢沿いに下る。左側はウォータースライダーになりそうな流れ。
2023年10月13日 12:10撮影 by  X10, FUJIFILM
10/13 12:10
沢沿いに下る。左側はウォータースライダーになりそうな流れ。
立ち入り禁止看板の嵐。これでも入り込んで動画を撮ったり、死んだりしている人がいる。
2023年10月13日 12:24撮影 by  X10, FUJIFILM
1
10/13 12:24
立ち入り禁止看板の嵐。これでも入り込んで動画を撮ったり、死んだりしている人がいる。
頼りない薄板の橋を渡って早々に退散する。
2023年10月13日 12:25撮影 by  X10, FUJIFILM
1
10/13 12:25
頼りない薄板の橋を渡って早々に退散する。
ルートの最後にこの登り。でも始まりの紅葉が透明感のある清々しさを伴ってすごくキレイに見えた。
2023年10月13日 12:36撮影 by  X10, FUJIFILM
3
10/13 12:36
ルートの最後にこの登り。でも始まりの紅葉が透明感のある清々しさを伴ってすごくキレイに見えた。
分岐点近くには沼ノ平を望むかのような斜面に、手向けられた花束が4つ。「4」と言えば四半世紀前の4人を思い出す。「ひとは想う人の心の中にいつまでも生き続ける」
2023年10月13日 12:49撮影 by  X10, FUJIFILM
3
10/13 12:49
分岐点近くには沼ノ平を望むかのような斜面に、手向けられた花束が4つ。「4」と言えば四半世紀前の4人を思い出す。「ひとは想う人の心の中にいつまでも生き続ける」

感想

 二本松側から見る安達太良山とはまるっきりの別世界が広がっていた。高村智恵子さんもこちら側から見たら「ほんとの空」などと悠長なことは言ってられなかったのではと思った。やはりそばに行かなければ味わえないものがあると強く感じている。
 また歴史上の悲劇を思い起こすポイントがあり、それらに関わる人々の想いみたいなものも感じさせられた。いい国だったんだなとしみじみ思う。過去形はマズいかしら?

 ところで船明神山の山頂付近にある標識は、指す方向が90度ずれているように思われる。現在確かに安達太良山を指してはいるが、方向がそうなだけで、実際の登山道はそちらには行っていない。結果、石筵を指している方向は沼ノ平方向になっており、晴天で見晴らしがきけば間違えないが、もし濃霧で見えなかったら進行方向を誤りそうだ。沼ノ平での事故も、視界不良で道を失い、正規の登山ルートなら気づくはずの立ち入り防止措置を見つけられずに、立ち入り禁止区域に迷い込んだのが原因だ。指導標などは正しく設置しなければかえって危険を誘発すると思う。

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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